X-Git-Url: https://git.lyx.org/gitweb/?a=blobdiff_plain;f=lib%2Fdoc%2Fja%2FAdditional.lyx;h=aef8242eea6db8d19fa3a4f4df186e7bb778c5f0;hb=bf66141ac87b279fef687fb849b742b8929dccc4;hp=e753e8a792ac827466f83f7ee23817a50eedd9ab;hpb=1468a40bac4c667ed11c2461010713a8471da3be;p=features.git diff --git a/lib/doc/ja/Additional.lyx b/lib/doc/ja/Additional.lyx index e753e8a792..aef8242eea 100644 --- a/lib/doc/ja/Additional.lyx +++ b/lib/doc/ja/Additional.lyx @@ -1,7 +1,8 @@ -#LyX 2.1 created this file. For more info see http://www.lyx.org/ -\lyxformat 474 +#LyX 2.2 created this file. For more info see http://www.lyx.org/ +\lyxformat 503 \begin_document \begin_header +\origin unavailable \textclass scrbook \begin_preamble % DO NOT ALTER THIS PREAMBLE!!! @@ -16,16 +17,6 @@ \IfFileExists{pxjahyper.sty} {\usepackage{pxjahyper}} -% if pdflatex is used -\usepackage{ifpdf} -\ifpdf - - % set fonts for nicer pdf view - \IfFileExists{lmodern.sty} - {\usepackage{lmodern}}{} - -\fi % end if pdflatex is used - % the pages of the TOC are numbered roman % and a PDF-bookmark for the TOC is added \pagenumbering{roman} @@ -52,6 +43,7 @@ shapepar \end_modules \maintain_unincluded_children false \begin_local_layout +Format 35 InsetLayout Flex:MenuItem LyxType charstyle LabelString menu @@ -64,7 +56,6 @@ Preamble \newcommand*{\menuitem}[1]{{\sffamily #1}} EndPreamble End - InsetLayout Flex:Ruby LyxType charstyle LatexType command @@ -73,21 +64,21 @@ BgColor none LabelString "ルビ" Decoration Conglomerate Argument post:1 - LabelString "ルビ文" - MenuString "ルビ文(S)|S" - Decoration Conglomerate - Font - Size tiny - EndFont - LabelFont - Size tiny - EndFont - Mandatory 1 +LabelString "ルビ文" +MenuString "ルビ文(S)|S" +Decoration Conglomerate +Font +Size tiny +EndFont +LabelFont +Size tiny +EndFont +Mandatory 1 EndArgument Preamble \IfFileExists{okumacro.sty} - {\usepackage{okumacro}} - {\newcommand{\ruby}[2]{#2}} +{\usepackage{okumacro}} +{\newcommand{\ruby}[2]{#2}} EndPreamble End \end_local_layout @@ -95,18 +86,18 @@ End \language_package default \inputencoding auto \fontencoding global -\font_roman default -\font_sans default -\font_typewriter default -\font_math auto +\font_roman "default" "default" +\font_sans "default" "default" +\font_typewriter "default" "default" +\font_math "auto" "auto" \font_default_family default \use_non_tex_fonts false \font_sc false \font_osf false -\font_sf_scale 100 -\font_tt_scale 100 +\font_sf_scale 100 100 +\font_tt_scale 100 100 \graphics default -\default_output_format pdf +\default_output_format default \output_sync 0 \bibtex_command default \index_command default @@ -171,22 +162,25 @@ End \begin_body \begin_layout Title -LyXの高度な機能 +\SpecialChar LyX +の高度な機能 \begin_inset Newline newline \end_inset \size large -第2.1.x版 +第2.2.x版 \end_layout \begin_layout Author -LyXプロジェクトチーム +\SpecialChar LyX +プロジェクトチーム \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -このファイルは主にRichard Heckによって管理されています。コメントをされたい場合や誤りを発見された場合には、LyX文書化メーリングリスト +このファイルは主にRichard Heckによって管理されています。コメントをされたい場合や誤りを発見された場合には、\SpecialChar LyX +文書化メーリングリスト \begin_inset Flex Code status open @@ -223,7 +217,8 @@ LatexCommand tableofcontents \begin_layout Standard いまお読みの取扱説明書『 \emph on -LyX拡張機能篇 +\SpecialChar LyX +拡張機能篇 \emph default 』は、基本的には『 \emph on @@ -237,16 +232,24 @@ LyX拡張機能篇 \emph on ユーザーの手引き \emph default -』が、ほとんどの文書を作成する上で必要な基本機能をすべて説明してしまっているためです。一方で、LyXプロジェクトチームは、LyXを各設定ファイルと外部パッケージ -によって拡張可能な状態にしておくことを長期的な目標にしています。つまり、あるLaTeXパッケージをサポートしたい場合に、LyX自身に変更を加えることなく、当該パ -ッケージ用のレイアウトファイル(ないしモジュール)を作成すればいいようにしているのです。すでにこのような形で、いくつもの新機能がユーザーによって追加されています -。この取扱説明書は、そのような形での貢献を文書化する冊子として位置付けられています。 +』が、ほとんどの文書を作成する上で必要な基本機能をすべて説明してしまっているためです。一方で、\SpecialChar LyX +プロジェクトチームは、\SpecialChar LyX +を各設定ファイルと外部パッケージによって拡張 +可能な状態にしておくことを長期的な目標にしています。つまり、ある\SpecialChar LaTeX +パッケージをサポートしたい場合に、\SpecialChar LyX +自身に変更を加えることなく、当該パッケージ用のレイアウトファイ +ル(ないしモジュール)を作成すればいいようにしているのです。すでにこのような形で、いくつもの新機能がユーザーによって追加されています。この取扱説明書は、そのよう +な形での貢献を文書化する冊子として位置付けられています。 \end_layout \begin_layout Standard この取扱説明書では、ファックスのサポート・バージョン管理・SGMLサポートのような、正しく機能するためには追加的なソフトウェアを必要とする特殊機能についても説明 -しています。さらに、LaTeXの強力な機能を直接使って文書を美しく仕上げるための、LaTeXツールやテクニックを述べた章も収録しています。つきつめれば、LyXと -はあくまでWYSIWYMたることを企図しているため、LaTeXの全機能の一部へのインタフェースは用意するものの、すべてを用意することはないでしょう。 +しています。さらに、\SpecialChar LaTeX +の強力な機能を直接使って文書を美しく仕上げるための、\SpecialChar LaTeX +ツールやテクニックを述べた章も収録しています。つきつめれば、\SpecialChar LyX +とはあくまでWYSIWYMた +ることを企図しているため、\SpecialChar LaTeX +の全機能の一部へのインタフェースは用意するものの、すべてを用意することはないでしょう。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -262,20 +265,30 @@ LyX拡張機能篇 \emph on ユーザーの手引き \emph default -』をよくお読みになって、LyXの全基本機能を習得してください。 +』をよくお読みになって、\SpecialChar LyX +の全基本機能を習得してください。 \end_layout \begin_layout Standard -この取扱説明書の取り上げられている話題は、LyXがLaTeXにどう関わっているかに強く関係していますので、まず次章では、LyXの内部動作がどうなっているか、Ly -Xに希望するLaTeXコードを正確に生成させるにはどうしたらいいかを収録しています。本章は、あきらかに熟練LyXユーザー向けの章となっています。 +この取扱説明書の取り上げられている話題は、\SpecialChar LyX +が\SpecialChar LaTeX +にどう関わっているかに強く関係していますので、まず次章では、\SpecialChar LyX +の内部動作がどうなっているか、LyXに希望する\SpecialChar LaTeX +コードを正 +確に生成させるにはどうしたらいいかを収録しています。本章は、あきらかに熟練\SpecialChar LyX +ユーザー向けの章となっています。 \end_layout \begin_layout Chapter -LyXとLaTeX +\SpecialChar LyX +と\SpecialChar LaTeX + \end_layout \begin_layout Section -LyXはLaTeXをどう使っているか +\SpecialChar LyX +は\SpecialChar LaTeX +をどう使っているか \end_layout \begin_layout Standard @@ -288,8 +301,13 @@ LyXはLaTeXをどう使っているか \bar no \noun off \color none -は、TeX熟練者とLaTeXに興味のある方向けの章です。ここでは、LyXとLaTeXが、印刷可能な出力を生成するのに、どのように協働しているのかを説明します。全 -取扱説明書中で本章だけは、LaTeXのことを多少なりともご存知であることを前提とします。 +は、\SpecialChar TeX +熟練者と\SpecialChar LaTeX +に興味のある方向けの章です。ここでは、\SpecialChar LyX +と\SpecialChar LaTeX +が、印刷可能な出力を生成するのに、どのように協働しているのかを説明します。全取扱説明書中で本章だけは、\SpecialChar LaTeX +のこと +を多少なりともご存知であることを前提とします。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -302,7 +320,9 @@ LyXはLaTeXをどう使っているか \bar no \noun off \color none -かつてLyXは、「LaTeXの +かつて\SpecialChar LyX +は、「\SpecialChar LaTeX +の \family default \series default \shape default @@ -320,7 +340,8 @@ WYSIWYM \bar no \noun off \color none -なフロントエンド」と呼ばれていましたが、いまではこれは正しくありません。LaTeXのフロントエンドは、いくつも出回っています +なフロントエンド」と呼ばれていましたが、いまではこれは正しくありません。\SpecialChar LaTeX +のフロントエンドは、いくつも出回っています \begin_inset Foot status collapsed @@ -334,13 +355,19 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -有名なものとしては、Linux上のTeXmakerとkile、OSX上のTeXshopなどがあります。もちろんviとemacsのLaTeXモードも含まれます。 +有名なものとしては、Linux上の\SpecialChar TeX +makerとkile、OSX上の\SpecialChar TeX +shopなどがあります。もちろんviとemacsの\SpecialChar LaTeX +モードも含まれます。 \end_layout \end_inset -。これらは、基本的にLaTeXを走らせる機能を有し、編集中のファイルのエラーを表示する機能を持ったテキストエディタです。LyXも、エディタであり、LaTeXを走 -らせる機能を有し、ファイル中のエラーを指摘しますが、それ以上にもっともっと多くのことをしてくれます。 +。これらは、基本的に\SpecialChar LaTeX +を走らせる機能を有し、編集中のファイルのエラーを表示する機能を持ったテキストエディタです。\SpecialChar LyX +も、エディタであり、\SpecialChar LaTeX +を走らせる機能を有し、ファイル +中のエラーを指摘しますが、それ以上にもっともっと多くのことをしてくれます。 \family default \series default \shape default @@ -358,8 +385,12 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -LyXを効果的に使うのに、LaTeXの知識が必要とされないことが挙げられます。またLyXは、それ自身、いくつかの拡張をLaTeXに加えています。時間のあるときに -でも、いちど以下の手順を試してみてください。まず +\SpecialChar LyX +を効果的に使うのに、\SpecialChar LaTeX +の知識が必要とされないことが挙げられます。また\SpecialChar LyX +は、それ自身、いくつかの拡張を\SpecialChar LaTeX +に加えています。時間のあるときにでも、いちど以下の手順を試してみ +てください。まず \family sans \series default \shape default @@ -405,8 +436,9 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -エクスポート\SpecialChar \menuseparator -LaTeX +エクスポート\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX + \end_layout \end_inset @@ -436,7 +468,7 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -表示\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator ソースを閲覧 \end_layout @@ -463,7 +495,8 @@ status collapsed \end_inset -ファイルのプリアンブルをご覧ください。LyXによって特別に定義された新しいマクロが複数定義されていることに気づかれるはずです +ファイルのプリアンブルをご覧ください。\SpecialChar LyX +によって特別に定義された新しいマクロが複数定義されていることに気づかれるはずです \family default \series default \shape default @@ -485,7 +518,8 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -自動的にLaTeXを実行するコマンドが、以下のようにいくつかあります。 +自動的に\SpecialChar LaTeX +を実行するコマンドが、以下のようにいくつかあります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -493,7 +527,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -表示\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator \emph on 書式 @@ -513,8 +547,8 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \bar no -表示\SpecialChar \menuseparator -更新\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator +更新\SpecialChar menuseparator \emph on 書式 @@ -532,7 +566,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 印刷 \end_layout @@ -548,7 +582,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator ファックス \end_layout @@ -567,7 +601,9 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -これらは、最後にLaTeXを実行してからファイルに変更が加えられた場合のみ、LaTeXを実行します。 +これらは、最後に\SpecialChar LaTeX +を実行してからファイルに変更が加えられた場合のみ、\SpecialChar LaTeX +を実行します。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -580,7 +616,10 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -LyXが編集中のファイルをLaTeXにかけるとき、LyXは以下の段階をふみます。 +\SpecialChar LyX +が編集中のファイルを\SpecialChar LaTeX +にかけるとき、\SpecialChar LyX +は以下の段階をふみます。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -593,7 +632,8 @@ LyXが編集中のファイルをLaTeXにかけるとき、LyXは以下の段階 \bar no \noun off \color none -文書をLaTeXに変換し、ファイルの拡張子を +文書を\SpecialChar LaTeX +に変換し、ファイルの拡張子を \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -663,7 +703,9 @@ status collapsed \end_inset -ファイルに対して(必要に応じて複数回)LaTeXを実行し、LaTeXファイルをコンパイルするのに必要な他のコマンド( +ファイルに対して(必要に応じて複数回)\SpecialChar LaTeX +を実行し、\SpecialChar LaTeX +ファイルをコンパイルするのに必要な他のコマンド( \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -727,7 +769,8 @@ makeindex \bar no \noun off \color none -LaTeXを +\SpecialChar LaTeX +を \family sans \series default \shape default @@ -743,7 +786,7 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -表示\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator DVI \end_layout @@ -758,7 +801,8 @@ DVI \bar no \noun off \color none -を使用して実行した場合には、LyXはこの後、DVIビューアを実行してDVIファイルを表示します。 +を使用して実行した場合には、\SpecialChar LyX +はこの後、DVIビューアを実行してDVIファイルを表示します。 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -772,13 +816,14 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -表示\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator PostScript \end_layout \end_inset -を使用した場合には、LyXはさらに以下の段階をふみます。 +を使用した場合には、\SpecialChar LyX +はさらに以下の段階をふみます。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -866,15 +911,19 @@ ghostview \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、他の書式を表示したりエクスポートしたりする際にも、同様のことを行います。 +\SpecialChar LyX +は、他の書式を表示したりエクスポートしたりする際にも、同様のことを行います。 \end_layout \begin_layout Section -LaTeXファイルをLyXに読み込む +\SpecialChar LaTeX +ファイルを\SpecialChar LyX +に読み込む \end_layout \begin_layout Standard -LyXで +\SpecialChar LyX +で \family sans \begin_inset Flex MenuItem @@ -883,9 +932,10 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -インポート\SpecialChar \menuseparator -LaTeX +ファイル\SpecialChar menuseparator +インポート\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX + \end_layout \end_inset @@ -899,7 +949,8 @@ LaTeX \bar no \noun off \color none -コマンドを使用すると、LaTeXファイルを +コマンドを使用すると、\SpecialChar LaTeX +ファイルを \family default \series default \shape default @@ -915,7 +966,8 @@ LaTeX \emph off \bar no \noun off -LyXにインポートすることができます。このコマンドは、 +\SpecialChar LyX +にインポートすることができます。このコマンドは、 \family typewriter \series default \shape default @@ -980,7 +1032,8 @@ foo.lyx \end_inset -を生成します。LyXは、この変換したファイルを開きます +を生成します。\SpecialChar LyX +は、この変換したファイルを開きます \begin_inset Foot status collapsed @@ -1025,7 +1078,8 @@ tex2lyx \bar no \noun off \color none -は、文法的に正しいLaTeXファイルのほとんどを変換することができますが、すべてを変換できるわけではありません。 +は、文法的に正しい\SpecialChar LaTeX +ファイルのほとんどを変換することができますが、すべてを変換できるわけではありません。 \family typewriter \series default \shape default @@ -1055,7 +1109,8 @@ tex2lyx \bar no \noun off \color none -は、理解不能な部分はTeXコードボックスの形で残しますので、ファイルを +は、理解不能な部分は\SpecialChar TeX +コードボックスの形で残しますので、ファイルを \family typewriter \series default \shape default @@ -1085,7 +1140,8 @@ tex2lyx \bar no \noun off \color none -で変換したのち、TeXコードボックスを探して、手動で正しく編集してください。 +で変換したのち、\SpecialChar TeX +コードボックスを探して、手動で正しく編集してください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -1098,11 +1154,13 @@ tex2lyx \bar no \noun off \color none -TeXコードボックスがなにかご存じなければ、次節をお読みください。 +\SpecialChar TeX +コードボックスがなにかご存じなければ、次節をお読みください。 \end_layout \begin_layout Section -LaTeXコードを挿入する +\SpecialChar LaTeX +コードを挿入する \begin_inset CommandInset label LatexCommand label name "sec:LaTeXコードを挿入する" @@ -1122,9 +1180,17 @@ name "sec:LaTeXコードを挿入する" \bar no \noun off \color none -どのLyX文書にもつねにTeXコードを挿入することが可能であるというきわめて単純な理由によって、LaTeXにできることは、つねにLyXでも行うことができます。一 -方、LyXは、すべてのLaTeX構成物をLyX内に表示できるわけではなく、将来的にもそうならないでしょう。かりにLaTeXコマンドをLyX文書に挿入する必要が出 -てきた場合には、 +どの\SpecialChar LyX +文書にもつねに\SpecialChar TeX +コードを挿入することが可能であるというきわめて単純な理由によって、\SpecialChar LaTeX +にできることは、つねに\SpecialChar LyX +でも行うことができます。一方、\SpecialChar LyX +は、すべての\SpecialChar LaTeX +構成物を\SpecialChar LyX +内に +表示できるわけではなく、将来的にもそうならないでしょう。かりに\SpecialChar LaTeX +コマンドを\SpecialChar LyX +文書に挿入する必要が出てきた場合には、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -1138,7 +1204,8 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -TeXコード +\SpecialChar TeX +コード \end_layout \end_inset @@ -1159,8 +1226,9 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -TeXコード +挿入\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar TeX +コード \end_layout \end_inset @@ -1269,7 +1337,9 @@ arg "ert-insert" \end_layout \begin_layout Standard -以下は、LaTeXコマンドをLyX文書中に挿入する例です。コードは以下のようになっているとしましょう。 +以下は、\SpecialChar LaTeX +コマンドを\SpecialChar LyX +文書中に挿入する例です。コードは以下のようになっているとしましょう。 \end_layout \begin_layout LyX-Code @@ -1371,13 +1441,16 @@ end{tabular} status collapsed \begin_layout Plain Layout -TeXコード +\SpecialChar TeX +コード \end_layout \end_inset -ボックスが、この段落の直後にあります。この取扱説明書をLyX上でご覧になっていれば、TeXコード差込枠のみが見えるはずです。印刷した取扱説明書をご覧であれば、実 -際の結果が見れるはずです。 +ボックスが、この段落の直後にあります。この取扱説明書を\SpecialChar LyX +上でご覧になっていれば、\SpecialChar TeX +コード差込枠のみが見えるはずです。印刷した取扱説明書をご覧であれば、実際の結果が見 +れるはずです。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -1483,7 +1556,9 @@ end{tabular} \bar no \noun off \color none -TeXコードを使用する方法に加えて、複雑なLaTeXコードを含む部分を別ファイルとして作成しておき、そのファイルをインクルードするのに +\SpecialChar TeX +コードを使用する方法に加えて、複雑な\SpecialChar LaTeX +コードを含む部分を別ファイルとして作成しておき、そのファイルをインクルードするのに \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -1497,8 +1572,8 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -挿入\SpecialChar \menuseparator -ファイル\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 子文書 \end_layout @@ -1541,7 +1616,8 @@ Input \bar no \noun off \color none -場合のみに限った方がよいでしょう。さもないと、LaTeXエラーを追跡するたいへんな作業を行わなくてはならなくなります。 +場合のみに限った方がよいでしょう。さもないと、\SpecialChar LaTeX +エラーを追跡するたいへんな作業を行わなくてはならなくなります。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -1567,7 +1643,9 @@ Input \bar no \noun off \color none -LyXは、あなたのLaTeXコードが正しいかどうかを +\SpecialChar LyX +は、あなたの\SpecialChar LaTeX +コードが正しいかどうかを \family default \series default \shape default @@ -1611,9 +1689,12 @@ LyXは、あなたのLaTeXコードが正しいかどうかを \bar no \noun off \color none -二番目の点に関して、LyXはひじょうにたくさんの機能を装備しており、その数は増えつづけています。ご自身でLaTeXコードを書かなくてはならないと思い込む前に、L -yXがこれこれの機能をもっていないことを、取扱説明書で確実に確かめてください。さらに世の中には、封筒のラベルから美しい複数ページにわたる表を作るものまで、ありと -あらゆることを行う膨大な数のLaTeXパッケージが存在します。 +二番目の点に関して、\SpecialChar LyX +はひじょうにたくさんの機能を装備しており、その数は増えつづけています。ご自身で\SpecialChar LaTeX +コードを書かなくてはならないと思い込む前に、LyXがこれこれの +機能をもっていないことを、取扱説明書で確実に確かめてください。さらに世の中には、封筒のラベルから美しい複数ページにわたる表を作るものまで、ありとあらゆることを行 +う膨大な数の\SpecialChar LaTeX +パッケージが存在します。 \family default \series default \shape default @@ -1659,7 +1740,8 @@ reference "chap:Special-features" \bar no \noun off \color none -もし、文書中で例外的に手の込んだことをなさりたければ、かならず良いLaTeX関連書籍を参考とするようにしてください。『 +もし、文書中で例外的に手の込んだことをなさりたければ、かならず良い\SpecialChar LaTeX +関連書籍を参考とするようにしてください。『 \family default \series default \shape default @@ -1677,15 +1759,19 @@ reference "chap:Special-features" \bar no \noun off \color none -』の書誌情報に多くのLaTeX関連書籍が引用されています。 +』の書誌情報に多くの\SpecialChar LaTeX +関連書籍が引用されています。 \end_layout \begin_layout Section -LyXとLaTeXプリアンブル +\SpecialChar LyX +と\SpecialChar LaTeX +プリアンブル \end_layout \begin_layout Subsection -LaTeXプリアンブルについて +\SpecialChar LaTeX +プリアンブルについて \end_layout \begin_layout Standard @@ -1698,9 +1784,13 @@ LaTeXプリアンブルについて \bar no \noun off \color none -すでにLaTeXについてご存知であれば、ここでプリアンブル(前置文)が何に向いているか説明する必要はないでしょう。もしご存じなければ、以下の説明で大まかな理解は -得られるはずです。詳しくはLaTeX関連書籍をご参照ください。いずれにしても、以下でLyX文書のLaTeXプリアンブルで何ができるか、または何をする必要がないか -説明をしますので、以下の各要点はお読みになった方が良いでしょう。 +すでに\SpecialChar LaTeX +についてご存知であれば、ここでプリアンブル(前置文)が何に向いているか説明する必要はないでしょう。もしご存じなければ、以下の説明で大まかな理解は得られるは +ずです。詳しくは\SpecialChar LaTeX +関連書籍をご参照ください。いずれにしても、以下で\SpecialChar LyX +文書の\SpecialChar LaTeX +プリアンブルで何ができるか、または何をする必要がないか説明をしますので、以下の各要点はお読 +みになった方が良いでしょう。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -1713,7 +1803,9 @@ LaTeXプリアンブルについて \bar no \noun off \color none -LaTeXプリアンブルは、LaTeX文書のいちばん始め、本文の +\SpecialChar LaTeX +プリアンブルは、\SpecialChar LaTeX +文書のいちばん始め、本文の \family default \series default \shape default @@ -1748,7 +1840,9 @@ LaTeXプリアンブルは、LaTeX文書のいちばん始め、本文の \begin_inset Newline newline \end_inset -これはLyXがすでに行ってくれています。もしあなたが熟達したLaTeX使いであり、自作の文書クラスを使いたい場合には、取扱説明書『 +これは\SpecialChar LyX +がすでに行ってくれています。もしあなたが熟達した\SpecialChar LaTeX +使いであり、自作の文書クラスを使いたい場合には、取扱説明書『 \family default \series default \shape default @@ -1766,7 +1860,8 @@ LaTeXプリアンブルは、LaTeX文書のいちばん始め、本文の \bar no \noun off \color none -』をご覧になれば、LyXに自作文書クラスへの仲介を行わせるにはどうすればよいかの情報があります。 +』をご覧になれば、\SpecialChar LyX +に自作文書クラスへの仲介を行わせるにはどうすればよいかの情報があります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -1783,8 +1878,9 @@ LaTeXプリアンブルは、LaTeX文書のいちばん始め、本文の \begin_inset Newline newline \end_inset -LaTeXパッケージは、パッケージがプリアンブルで宣言された場合のみ、文書中で利用可能となる、追加コマンド群を提供します。パッケージをインクルードすると、特別な -コマンドが提供されることに加え、文書に変更を加えることができます。例えば +\SpecialChar LaTeX +パッケージは、パッケージがプリアンブルで宣言された場合のみ、文書中で利用可能となる、追加コマンド群を提供します。パッケージをインクルードすると、特別なコマンドが +提供されることに加え、文書に変更を加えることができます。例えば \family typewriter \series default \shape default @@ -1831,7 +1927,8 @@ indentfirst \begin_inset Newline newline \end_inset -LaTeXのカウンタと変数の中には、プリアンブルでグローバルに +\SpecialChar LaTeX +のカウンタと変数の中には、プリアンブルでグローバルに \family default \series default \shape default @@ -1911,7 +2008,8 @@ renewcommand \begin_inset Newline newline \end_inset -ユーザー定義コマンドは、文書中で頻出するLaTeXコマンドの短縮形です。このようなコマンドを宣言するには、プリアンブルが適した場所ですが、どこで宣言することも +ユーザー定義コマンドは、文書中で頻出する\SpecialChar LaTeX +コマンドの短縮形です。このようなコマンドを宣言するには、プリアンブルが適した場所ですが、どこで宣言することも \family default \series default \shape default @@ -1929,8 +2027,8 @@ renewcommand \bar no \noun off \color none -です(もちろんコマンドが初めて使用される場所よりも前です)。あまりないことではありますが、お使いの文書中に生のLaTeXコードがあふれている場合には便利でしょう -。 +です(もちろんコマンドが初めて使用される場所よりも前です)。あまりないことではありますが、お使いの文書中に生の\SpecialChar LaTeX +コードがあふれている場合には便利でしょう。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -1943,7 +2041,8 @@ renewcommand \bar no \noun off \color none -LyXは、その生成する +\SpecialChar LyX +は、その生成する \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -1962,7 +2061,9 @@ status collapsed \end_inset -ファイルのプリアンブルに、それ自身の定義を追加します。これによって、LyXの生成するLaTeXファイルの可搬性を高めています。 +ファイルのプリアンブルに、それ自身の定義を追加します。これによって、\SpecialChar LyX +の生成する\SpecialChar LaTeX +ファイルの可搬性を高めています。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -1979,8 +2080,10 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -LyXがLaTeXファイルのプリアンブルに追加するコマンドは、つねに同じです。これは、LyX自体にパッチを当てないかぎり変更できないようになっています。しかしな -がら、 +\SpecialChar LyX +が\SpecialChar LaTeX +ファイルのプリアンブルに追加するコマンドは、つねに同じです。これは、\SpecialChar LyX +自体にパッチを当てないかぎり変更できないようになっています。しかしながら、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -1994,7 +2097,7 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -2014,12 +2117,14 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -LaTeXプリアンブル +\SpecialChar LaTeX +プリアンブル \end_layout \end_inset -の項から、プリアンブルに追加をすることはできます。LyXは、 +の項から、プリアンブルに追加をすることはできます。\SpecialChar LyX +は、 \family sans \series default \shape default @@ -2049,8 +2154,10 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -ダイアログ内のすべてのものを、LyX埋込みのプリアンブルに付け加えます。ご自身の宣言をプリアンブルに追加する前に、あなたがしようとしていることをLyXがすでにサ -ポートしていないかどうか確認してください(車輪の再発明をしないように、とはすでに申しあげたことです)。 +ダイアログ内のすべてのものを、\SpecialChar LyX +埋込みのプリアンブルに付け加えます。ご自身の宣言をプリアンブルに追加する前に、あなたがしようとしていることを\SpecialChar LyX +がすでにサポートしてい +ないかどうか確認してください(車輪の再発明をしないように、とはすでに申しあげたことです)。 \family default \series default \shape default @@ -2063,7 +2170,8 @@ status collapsed \emph on プリアンブルコードが正しいことを確認してください。 \emph default -LyXは、プリアンブルをチェックしません。 +\SpecialChar LyX +は、プリアンブルをチェックしません。 \family roman \series medium \shape up @@ -2127,7 +2235,8 @@ begin{document} \bar no \noun off \color none -LaTeXには +\SpecialChar LaTeX +には \family default \series default \shape default @@ -2290,8 +2399,9 @@ voffset \noun off \color none の既定値はともに0ポイント、つまりページをシフトしません。残念ながら、DVIドライバによってはつねにページをシフトすることがあるようです。我々には、どうしてその -ようなことをするのか、そしてシスアドがどうしてそれを修正しないのか理解できませんが、もし個人的に管理できないシステムでLyXを使用していて、シスアドがお馬鹿さん -である場合には、 +ようなことをするのか、そしてシスアドがどうしてそれを修正しないのか理解できませんが、もし個人的に管理できないシステムで\SpecialChar LyX +を使用していて、シスアドがお馬鹿さんである +場合には、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -2395,9 +2505,10 @@ labels.sty \end_inset -というLaTeXパッケージが、お近くのCTANアーカイブで入手可能です。お使いのシステムには、既定ではこのパッケージは導入されていないかもしれません。ご自身でお -確かめください。また、このパッケージの取扱説明書を読まれたいかもしれませんが、それもご自身にお任せします。これは使用例ですので、このパッケージをどう使うかの例だ -けお見せすることにします。 +という\SpecialChar LaTeX +パッケージが、お近くのCTANアーカイブで入手可能です。お使いのシステムには、既定ではこのパッケージは導入されていないかもしれません。ご自身でお確かめくだ +さい。また、このパッケージの取扱説明書を読まれたいかもしれませんが、それもご自身にお任せします。これは使用例ですので、このパッケージをどう使うかの例だけお見せす +ることにします。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -2566,7 +2677,8 @@ labels.sty \bar no \noun off \color none -そのうち誰かが、このパッケージを直接サポートするLyXレイアウトファイルを作ってくれるかもしれません。その誰かはあなたかもしれません。 +そのうち誰かが、このパッケージを直接サポートする\SpecialChar LyX +レイアウトファイルを作ってくれるかもしれません。その誰かはあなたかもしれません。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -2682,7 +2794,8 @@ usepackage{indentfirst} \bar no \noun off \color none -もしお使いのTeX頒布版が脳死状態でなければ、このパッケージが入っているはずなので、建国の父たちが意図したように、すべての段落が字下げされます。 +もしお使いの\SpecialChar TeX +頒布版が脳死状態でなければ、このパッケージが入っているはずなので、建国の父たちが意図したように、すべての段落が字下げされます。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -2724,11 +2837,14 @@ reference "chap:Special-features" \bar no \noun off \color none -章には、他の例や、LaTeXの各種の「汚い技」があります。 +章には、他の例や、\SpecialChar LaTeX +の各種の「汚い技」があります。 \end_layout \begin_layout Section -LyXおよびLaTeXのエラー +\SpecialChar LyX +および\SpecialChar LaTeX +のエラー \end_layout \begin_layout Standard @@ -2741,9 +2857,16 @@ LyXおよびLaTeXのエラー \bar no \noun off \color none -LyXがLaTeXを呼び出す際、LyXはLaTeXに、かりにエラーがあったとしても楽観的に無視して先に進むように指示します。その後LyXは、LaTeXの実行ログ -ファイルを事後処理用に使います。ログファイルを分析したのち、LyXはエラーを一覧表示するダイアログを表示します。エラーのうちどれかをクリックすると、LyXファイ -ル中、そのエラーの発生した場所に表示を移動します +\SpecialChar LyX +が\SpecialChar LaTeX +を呼び出す際、\SpecialChar LyX +は\SpecialChar LaTeX +に、かりにエラーがあったとしても楽観的に無視して先に進むように指示します。その後\SpecialChar LyX +は、\SpecialChar LaTeX +の実行ログファイルを事後処理用に使います。ログファイルを分 +析したのち、\SpecialChar LyX +はエラーを一覧表示するダイアログを表示します。エラーのうちどれかをクリックすると、\SpecialChar LyX +ファイル中、そのエラーの発生した場所に表示を移動します \begin_inset Foot status collapsed @@ -2757,9 +2880,11 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -正確にいうと、通常は、です。ログファイルの分析は難しい仕事ですので、LyXはつねに正しい行に連れて行ってくれるとは限りません。ときには、LaTeXがある行にエラ -ーがあると報告したとしても、実際のエラーはそれよりも前であることもあります。これは、プログラムで閉じ括弧を忘れたときに似ていなくもありません。エラーは表示されま -すが、実際にエラーのある場所よりも後ろでエラーが報告されるのです。 +正確にいうと、通常は、です。ログファイルの分析は難しい仕事ですので、\SpecialChar LyX +はつねに正しい行に連れて行ってくれるとは限りません。ときには、\SpecialChar LaTeX +がある行にエラーがあると報告し +たとしても、実際のエラーはそれよりも前であることもあります。これは、プログラムで閉じ括弧を忘れたときに似ていなくもありません。エラーは表示されますが、実際にエラ +ーのある場所よりも後ろでエラーが報告されるのです。 \end_layout \end_inset @@ -2800,14 +2925,16 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -文書\SpecialChar \menuseparator -LaTeXログ +文書\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX +ログ \end_layout \end_inset -で見ることができます。エラーメッセージや警告には、よく見かけるものがいくつかありますので、それらをここに収録しておきます。ここにないエラーや警告に関しては、La -TeX関連の良書を参照してください。 +で見ることができます。エラーメッセージや警告には、よく見かけるものがいくつかありますので、それらをここに収録しておきます。ここにないエラーや警告に関しては、La\SpecialChar TeX + +関連の良書を参照してください。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -2848,8 +2975,10 @@ X Warning \begin_inset Newline newline \end_inset -これで始まるメッセージは、LaTeXコード自体を「デバッグ」するための警告メッセージです。相互参照や書誌情報を追加したり変更した場合に、もう一度LaTeXを実行 -する必要があることを知らせるために、このようなメッセージが表示されます。このメッセージは、だいたいにおいて無視しても大丈夫です。 +これで始まるメッセージは、\SpecialChar LaTeX +コード自体を「デバッグ」するための警告メッセージです。相互参照や書誌情報を追加したり変更した場合に、もう一度\SpecialChar LaTeX +を実行する必要があることを +知らせるために、このようなメッセージが表示されます。このメッセージは、だいたいにおいて無視しても大丈夫です。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -2890,8 +3019,10 @@ X Font Warning \begin_inset Newline newline \end_inset -LaTeXがフォントを見つけられなかったと言う警告メッセージです。多くの場合、このメッセージの後に、LaTeXが使用した代替フォントに関する情報が続きます。これ -も無視して構いません。 +\SpecialChar LaTeX +がフォントを見つけられなかったと言う警告メッセージです。多くの場合、このメッセージの後に、\SpecialChar LaTeX +が使用した代替フォントに関する情報が続きます。これも無視して構いません +。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -2921,7 +3052,8 @@ hbox \begin_inset Newline newline \end_inset -LaTeXは、 +\SpecialChar LaTeX +は、 \family default \series default \shape default @@ -2940,7 +3072,8 @@ LaTeXは、 \noun off \color none この警告を吐き出します。これは、一行が長すぎて右余白にはみ出してしまったという警告ですが、ほとんどの場合、最終出力を見ても判別できないくらい(せいぜい1ポイント -か2ポイント)です。あるいは1文字か2文字右余白に出ているくらいです。LaTeXは、どんな文書を書いても、少なくとも一つはこのメッセージを出すようです。 +か2ポイント)です。あるいは1文字か2文字右余白に出ているくらいです。\SpecialChar LaTeX +は、どんな文書を書いても、少なくとも一つはこのメッセージを出すようです。 \begin_inset Newline newline \end_inset @@ -2954,13 +3087,14 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout \end_inset -で「draft」オプションを指定する方法もあります。こうすると、LaTeXは、overfullの発生した行の余白に黒い四角を描画します。 +で「draft」オプションを指定する方法もあります。こうすると、\SpecialChar LaTeX +は、overfullの発生した行の余白に黒い四角を描画します。 \end_layout \end_inset @@ -2997,7 +3131,8 @@ hbox \bar no \noun off \color none -これは上の警告と違ってあまり出てきません。なぜだかは分かりませんが、LaTeXは1行を短めにする印字するよりは、長めにする方が好きなようです。 +これは上の警告と違ってあまり出てきません。なぜだかは分かりませんが、\SpecialChar LaTeX +は1行を短めにする印字するよりは、長めにする方が好きなようです。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -3094,8 +3229,9 @@ Xxxx \begin_inset Newline newline \end_inset -ファイル「Xxxx」が、システムに導入されていません。これは通常、文書が必要としているLaTeXパッケージに、導入済でないものがある場合に現れます。プリアンブル -に変更を加えておらず、 +ファイル「Xxxx」が、システムに導入されていません。これは通常、文書が必要としている\SpecialChar LaTeX +パッケージに、導入済でないものがある場合に現れます。プリアンブルに変更を加 +えておらず、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3109,7 +3245,8 @@ usepackage{} \end_inset -コマンドも使用していないとすれば、LyXが読み込もうしているパッケージに存在しないものがあるということです。 +コマンドも使用していないとすれば、\SpecialChar LyX +が読み込もうしているパッケージに存在しないものがあるということです。 \family default \series default \shape default @@ -3123,8 +3260,9 @@ usepackage{} status collapsed \begin_layout Plain Layout -ヘルプ\SpecialChar \menuseparator -LaTeXの設定 +ヘルプ\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX +の設定 \end_layout \end_inset @@ -3138,7 +3276,8 @@ LaTeXの設定 \bar no \noun off \color none -を使用して、LyXが認識しているパッケージの一覧を得てください。このファイルは、( +を使用して、\SpecialChar LyX +が認識しているパッケージの一覧を得てください。このファイルは、( \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -3152,13 +3291,14 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 再設定 \end_layout \end_inset -を使用して)LyXの再設定を行うたびに更新され、どのパッケージが検出されたか、それらのパッケージが何をするものかを表示します。 +を使用して)\SpecialChar LyX +の再設定を行うたびに更新され、どのパッケージが検出されたか、それらのパッケージが何をするものかを表示します。 \begin_inset Newline newline \end_inset @@ -3266,8 +3406,9 @@ Undefined control sequence \begin_inset Newline newline \end_inset -お使いの文書にLaTeXコードを挿入した際、打ち間違いをしてしまうと、このようなメッセージが表示されます。あるいは、パッケージを読み込ませるのを忘れたのかもしれ -ません。いずれにしても、このメッセージは、あなたが未定義のコマンドを使用したことを示しています。 +お使いの文書に\SpecialChar LaTeX +コードを挿入した際、打ち間違いをしてしまうと、このようなメッセージが表示されます。あるいは、パッケージを読み込ませるのを忘れたのかもしれません。い +ずれにしても、このメッセージは、あなたが未定義のコマンドを使用したことを示しています。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -3280,8 +3421,10 @@ Undefined control sequence \bar no \noun off \color none -これ以外にも、エラーメッセージや警告メッセージがあります。一般に、読んで意味がすぐにわかるものは、LaTeXのメッセージです。何を言っているのかさっぱりわからな -いものもありますが、通常これらは、TeXのメッセージであり、それが何を意味しているのか、どのように解読すればいいのか、 +これ以外にも、エラーメッセージや警告メッセージがあります。一般に、読んで意味がすぐにわかるものは、\SpecialChar LaTeX +のメッセージです。何を言っているのかさっぱりわからないものもあ +りますが、通常これらは、\SpecialChar TeX +のメッセージであり、それが何を意味しているのか、どのように解読すればいいのか、 \family default \series default \shape default @@ -3325,7 +3468,8 @@ Undefined control sequence \bar no \noun off \color none -ご自分で挿入したLaTeXコードに打ち間違いがないかどうか確かめる。 +ご自分で挿入した\SpecialChar LaTeX +コードに打ち間違いがないかどうか確かめる。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -3351,7 +3495,7 @@ Undefined control sequence \bar no \noun off \color none -文書のもっともはじめの部分にエラーボックスが多数積み上がった場合には---特に +文書のもっともはじめの部分にエラーボックスが多数積み上がった場合には—特に \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3372,7 +3516,7 @@ begin{document} \end_inset -が表示されているならば---、プリアンブルにエラーがあることを意味します。プリアンブルのデバックを行ってください。 +が表示されているならば—、プリアンブルにエラーがあることを意味します。プリアンブルのデバックを行ってください。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -3385,8 +3529,10 @@ begin{document} \bar no \noun off \color none -プリアンブルに何も追加せず、文書にLaTeXコードをまったく挿入しなかった場合には、LaTeX頒布版自体をまず疑ってください。導入されていないパッケージを探しだ -して、導入してください。 +プリアンブルに何も追加せず、文書に\SpecialChar LaTeX +コードをまったく挿入しなかった場合には、\SpecialChar LaTeX +頒布版自体をまず疑ってください。導入されていないパッケージを探しだして、導入してくださ +い。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -3399,7 +3545,8 @@ begin{document} \bar no \noun off \color none -導入されていないパッケージはなかったものとしましょう。LyXを微調整するオプションを使用していますか。特に、手動で +導入されていないパッケージはなかったものとしましょう。\SpecialChar LyX +を微調整するオプションを使用していますか。特に、手動で \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3493,26 +3640,10 @@ Pagebreak \end_layout \begin_layout Enumerate -LaTeXが改行位置を見つけられないほど長い一節がありませんか。既定では、改行するために単語間に空白をたくさん追加することを、LaTeXはかなり嫌います。可能で -あれば、問題が生じないように段落を修正するのが望ましいでしょう。それが難しければ、LaTeXが改行しやすく(sloppy)なるように、その部分を -\family typewriter - -\begin_inset Flex Code -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -\family typewriter - -\backslash -sloppypar -\end_layout - -\end_inset - - -\family default -で囲んでください。 +\SpecialChar LaTeX +が改行位置を見つけられないほど長い一節がありませんか。既定では、改行するために単語間に空白をたくさん追加することを、\SpecialChar LaTeX +はかなり嫌います。可能であれば、問題が生じな +いように段落を修正するのが望ましいでしょう。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -3525,8 +3656,10 @@ sloppypar \bar no \noun off \color none -入れ子の階層を深くしすぎていませんか。LyXは、(今のところ)環境の入れ子の階層が制限内にあるかチェックしません。かりに、環境を17段の入れ子にしたりしていたら -、それが原因です(LaTeXの上限は5段です)。 +入れ子の階層を深くしすぎていませんか。\SpecialChar LyX +は、(今のところ)環境の入れ子の階層が制限内にあるかチェックしません。かりに、環境を17段の入れ子にしたりしていたら、それ +が原因です(\SpecialChar LaTeX +の上限は5段です)。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -3540,6 +3673,17 @@ sloppypar \noun off \color none エラーメッセージは発生しないけれども、出力がひどいものとしましょう。図表が幅が広すぎたり長すぎてページに収まらない場合には、 +\family default +\series default +\shape default +\size default +\bar default +\color inherit + +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -3615,7 +3759,8 @@ sloppypar \bar no \noun off \color none -LyXのバグを発見したのかもしれません‥‥。 +\SpecialChar LyX +のバグを発見したのかもしれません‥‥。 \end_layout \begin_layout Chapter @@ -3623,19 +3768,23 @@ LyXのバグを発見したのかもしれません‥‥。 \end_layout \begin_layout Section -BibTeXによる書誌情報のカスタマイズ +Bib\SpecialChar TeX +による書誌情報のカスタマイズ \end_layout \begin_layout Standard -BibTeXの基本的な使用法は、『 +Bib\SpecialChar TeX +の基本的な使用法は、『 \emph on ユーザーの手引き \emph default 』の「 \emph on -文献データベース(BibTeX) +文献データベース(Bib\SpecialChar TeX +) \emph default -」の節に説明があります。以下の各小節では、LyXでサポートされている書誌情報の特別な機能について説明することとします。 +」の節に説明があります。以下の各小節では、\SpecialChar LyX +でサポートされている書誌情報の特別な機能について説明することとします。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -3643,8 +3792,10 @@ BibTeXの基本的な使用法は、『 \end_layout \begin_layout Standard -標準のBibTeXは、引用された著作を参照するのに、([12]のように)数字を使用します。しかし、多くの科学分野で、これとは異なる引用様式が用いられています。も -っともよく見られるのは、著者-出版年様式(例:Knuth 1984a)です。LyXは、この様式を提供する2つのパッケージ +標準のBib\SpecialChar TeX +は、引用された著作を参照するのに、([12]のように)数字を使用します。しかし、多くの科学分野で、これとは異なる引用様式が用いられています。もっとも +よく見られるのは、著者-出版年様式(例:Knuth 1984a)です。\SpecialChar LyX +は、この様式を提供する2つのパッケージ \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3703,12 +3854,13 @@ jurabib \end_layout \begin_layout Standard -LyXでの両パッケージの取扱い方は、ほぼ同じです。 +\SpecialChar LyX +での両パッケージの取扱い方は、ほぼ同じです。 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -3785,12 +3937,16 @@ ftp://ctan.tug.org/tex-archive/macros/latex/contrib/custom-bib/ \begin_layout Standard 場合によっては、書誌情報をいくつかの節に分ける必要があることがあります。たとえば、あなたが歴史家であるとすれば、出典と学術文献を分ける機能は、おそらく「必需品」 -でさえあります。残念ながら、BibTeX自身ではこのようなことができません。しかし、適切なLaTeXパッケージの助けを借りると、BibTeXをこのような必要性を -満たすように拡張することができます。 +でさえあります。残念ながら、Bib\SpecialChar TeX +自身ではこのようなことができません。しかし、適切な\SpecialChar LaTeX +パッケージの助けを借りると、Bib\SpecialChar TeX +をこのような必要性を満たすように拡張するこ +とができます。 \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、このようなパッケージの一つである +\SpecialChar LyX +は、このようなパッケージの一つである \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3859,7 +4015,7 @@ scientific.bib status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -3885,7 +4041,8 @@ status collapsed \end_inset -をチェックしてください。すると、書誌情報の各節に一つずつ、複数の書誌情報を挿入することができます。上記の例では、BibTeX書誌情報 +をチェックしてください。すると、書誌情報の各節に一つずつ、複数の書誌情報を挿入することができます。上記の例では、Bib\SpecialChar TeX +書誌情報 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3926,12 +4083,14 @@ bibtopic \end_layout \begin_layout Standard -文書の節ごとあるいは章ごとの書誌情報など、複数の書誌情報はBibTeX自身ではサポートされていません。しかしながら、もし若干の +文書の節ごとあるいは章ごとの書誌情報など、複数の書誌情報はBib\SpecialChar TeX +自身ではサポートされていません。しかしながら、もし若干の \begin_inset Flex Code status collapsed \begin_layout Plain Layout -TeXコード +\SpecialChar TeX +コード \end_layout \end_inset @@ -3943,7 +4102,8 @@ reference "sec:LaTeXコードを挿入する" \end_inset -節を参照)を利用することを厭わなければ、LyXで節分けされた書誌情報を作るのに使用されている(前節を参照) +節を参照)を利用することを厭わなければ、\SpecialChar LyX +で節分けされた書誌情報を作るのに使用されている(前節を参照) \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -3992,7 +4152,7 @@ bibunits status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -4018,7 +4178,8 @@ status collapsed \end_inset -を有効にしてください。つぎに文書中において、書誌情報(BibTeX書誌情報本体を含む)の入った節を +を有効にしてください。つぎに文書中において、書誌情報(Bib\SpecialChar TeX +書誌情報本体を含む)の入った節を \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4042,7 +4203,8 @@ end{btUnit} \end_inset -のあいだにはさまなくてはなりません(これらのコマンドはTeXコードとして挿入する必要があります)。書誌情報には、現在位置の +のあいだにはさまなくてはなりません(これらのコマンドは\SpecialChar TeX +コードとして挿入する必要があります)。書誌情報には、現在位置の \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4090,7 +4252,8 @@ btUnit \begin_layout Standard たくさんの節を含んだ大きなファイルで作業をする場合、文書をいくつかのファイルに分割した方が往々にして便利ですし、場合によっては、表部分にはしょっちゅう変更が加え られるけれども、その前の文章はつねに同じであるようなケースもあるでしょう。このような場合には、複合文書を利用することを、まずご検討ください。たとえば、科学論文は -通常、導入部・所見・結果・議論・結論の五つの節から成ります。これら各節を別々のLyXファイルにして、タイトル・著者・概要・書誌情報等と、これら五つのインクルード +通常、導入部・所見・結果・議論・結論の五つの節から成ります。これら各節を別々の\SpecialChar LyX +ファイルにして、タイトル・著者・概要・書誌情報等と、これら五つのインクルード \begin_inset Foot status collapsed @@ -4106,9 +4269,11 @@ status collapsed \end_inset ファイルを持つ、もう一つ別の「マスター」ファイルを作成するようにすることができます。これらの各ファイルは、単にマスターファイルにインクルードされるだけでなく、単 -独でも出力したり印刷したりすることのできる完全なLyXファイルであるように注意することが重要です。しかも、これらの各ファイルは、同じ文書クラスでなくてはなりませ -ん。articleクラスとbookクラスを混在させるようなことはなさらないでください。LaTeXファイルをインクルードすることもできますが、このファイルにはプリ -アンブルがあってはなりません( +独でも出力したり印刷したりすることのできる完全な\SpecialChar LyX +ファイルであるように注意することが重要です。しかも、これらの各ファイルは、同じ文書クラスでなくてはなりません。a +rticleクラスとbookクラスを混在させるようなことはなさらないでください。\SpecialChar LaTeX +ファイルをインクルードすることもできますが、このファイルにはプリアンブルがあって +はなりません( \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4136,10 +4301,11 @@ end{document}行 \end_layout \begin_layout Standard -LyXでは、 +\SpecialChar LyX +では、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -ファイル\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 子文書 \family default で簡単にファイルをインクルードすることができます。このメニューを選んでクリックすると、カーソルの現在位置に小さな枠が挿入されます。この枠をクリックすると、ダイア @@ -4148,13 +4314,15 @@ LyXでは、 \begin_layout Standard ファイル選択ボックスは、いまや自明でしょう。インクルード方法には、「include」・「input」・「verbatim」の三つがあります。「include」と -「input」の違いは、正確にはLaTeXの達人にしか意味のないものですが、ほとんどの人にとって意味のある違いといえば、「include」されたファイルは新規頁 -から組版されるのに対し、「input」されたファイルは現在のページから組版される点です。 +「input」の違いは、正確には\SpecialChar LaTeX +の達人にしか意味のないものですが、ほとんどの人にとって意味のある違いといえば、「include」されたファイルは新規頁から組版さ +れるのに対し、「input」されたファイルは現在のページから組版される点です。 \end_layout \begin_layout Standard -一般に、マスターファイルは、組版前に完全なLaTeXファイルに変換されますが、インクルードされるファイルは、プリアンブル情報をまったく持たないLaTeXファイル -に変換されます。 +一般に、マスターファイルは、組版前に完全な\SpecialChar LaTeX +ファイルに変換されますが、インクルードされるファイルは、プリアンブル情報をまったく持たない\SpecialChar LaTeX +ファイルに変換されます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -4168,8 +4336,9 @@ verbatim \end_inset -」モードで)固定幅タイプライタフォントで組版されます。通常、このファイルの空白は、通常のLyXでの空白の取扱いとは違って、連続した複数の空白がそのまま出力される -ものの、単なる見えない空白です。ただし、 +」モードで)固定幅タイプライタフォントで組版されます。通常、このファイルの空白は、通常の\SpecialChar LyX +での空白の取扱いとは違って、連続した複数の空白がそのまま出力されるものの +、単なる見えない空白です。ただし、 \family sans \begin_inset Flex MenuItem @@ -4204,6 +4373,11 @@ width "100col%" special "none" height "1in" height_special "totalheight" +thickness "0.4pt" +separation "3pt" +shadowsize "4pt" +framecolor "black" +backgroundcolor "none" status open \begin_layout Plain Layout @@ -4237,6 +4411,11 @@ width "100col%" special "none" height "1in" height_special "totalheight" +thickness "0.4pt" +separation "3pt" +shadowsize "4pt" +framecolor "black" +backgroundcolor "none" status open \begin_layout Plain Layout @@ -4249,13 +4428,16 @@ status open \end_layout \begin_layout Standard -すべての子文書の全文献項目を含んだ書誌情報一覧をコピーし、それをコメントに変更してください。このようにすることで、LyXは.bibファイルを見つけることができ、書 -誌情報一覧を見えるようにせずとも簡単に参照を挿入することができるようになります。 +すべての子文書の全文献項目を含んだ書誌情報一覧をコピーし、それをコメントに変更してください。このようにすることで、\SpecialChar LyX +は.bibファイルを見つけることができ、書誌情報 +一覧を見えるようにせずとも簡単に参照を挿入することができるようになります。 \end_layout \begin_layout Standard -書誌情報一覧がコメントにあるために、LaTeXはそれを使用しないので、参照は[1]のようには表示されないで[?]のように表示されます。ひとつの解決法として、コメ -ントをインクルードするLaTeXパッケージの +書誌情報一覧がコメントにあるために、\SpecialChar LaTeX +はそれを使用しないので、参照は[1]のようには表示されないで[?]のように表示されます。ひとつの解決法として、コメントをイン +クルードする\SpecialChar LaTeX +パッケージの \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4295,12 +4477,15 @@ http://wiki.lyx.org/FAQ/Unsorted#toc31 \end_layout \begin_layout Section -LyX書庫 +\SpecialChar LyX +書庫 \end_layout \begin_layout Standard -しばしばユーザーは、出版社に送ったり、共著者とやりとりするために、LyXファイルを、その依存する全画像(及び他のファイル)と「同梱」する必要に迫られることがあり -ます。LyX 2.0には、この過程を自動化するPythonスクリプト( +しばしばユーザーは、出版社に送ったり、共著者とやりとりするために、\SpecialChar LyX +ファイルを、その依存する全画像(及び他のファイル)と「同梱」する必要に迫られることがあります。\SpecialChar LyX + + 2.0には、この過程を自動化するPythonスクリプト( \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4364,12 +4549,14 @@ zip \end_layout \begin_layout Standard -LyXの環境構成時には、「LyX書庫」を書き出すことができるようにスクリプトが準備され、 +\SpecialChar LyX +の環境構成時には、「\SpecialChar LyX +書庫」を書き出すことができるようにスクリプトが準備され、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 書き出し \end_layout @@ -4383,9 +4570,9 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ツール\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator 変換子 \end_layout @@ -4396,8 +4583,10 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -LyX\SpecialChar \menuseparator -LyX書庫 +\SpecialChar LyX +\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LyX +書庫 \end_layout \end_inset @@ -4465,13 +4654,16 @@ article \emph on ユーザーの手引き \emph default -』に述べられているように、文書ページスタイルを「装飾的(fancy)」に設定する必要があります。この節では、望んだとおりの効果を得るために、LaTeXプリアンブ -ルに挿入する必要のあるLaTeXコードについて解説します。 +』に述べられているように、文書ページスタイルを「装飾的(fancy)」に設定する必要があります。この節では、望んだとおりの効果を得るために、\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに挿入す +る必要のある\SpecialChar LaTeX +コードについて解説します。 \end_layout \begin_layout Standard ページへッダは、「left(左)」・「center(中央)」・「right(右)」と命名された3つのフィールドに分けられています。フッタも同様に3つのフィールド -に分類されています。これらのフィールドをもっとも簡単に設定するLaTeXコマンドには、 +に分類されています。これらのフィールドをもっとも簡単に設定する\SpecialChar LaTeX +コマンドには、 \family typewriter \begin_inset Flex Code @@ -4665,7 +4857,8 @@ ge \end_inset -は、それぞれLaTeXの節カウンタおよびページカウンタを取得するもので、これによって現在の節番号とページ番号を印字します。 +は、それぞれ\SpecialChar LaTeX +の節カウンタおよびページカウンタを取得するもので、これによって現在の節番号とページ番号を印字します。 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -4771,9 +4964,10 @@ thispagestyle{fancy} \end_inset -のようなコマンドを使えば、各ページごとにへッダ・フッタ設定を有効にしたり無効にしたりすることができます。設定を変更したいページに、これらのコマンドをTeXコード -として挿入してください。実は、タイトルページは、その後のページは大域的に装飾的(fancy)に設定されていれば装飾的(fancy)になるにもかかわらず、既定でプ -レーン(plain)になるように設定されているのです。 +のようなコマンドを使えば、各ページごとにへッダ・フッタ設定を有効にしたり無効にしたりすることができます。設定を変更したいページに、これらのコマンドを\SpecialChar TeX +コードとして +挿入してください。実は、タイトルページは、その後のページは大域的に装飾的(fancy)に設定されていれば装飾的(fancy)になるにもかかわらず、既定でプレーン +(plain)になるように設定されているのです。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -4864,8 +5058,9 @@ Allan Rae文 \end_layout \begin_layout Standard -LyXには、ブリットの形が216個準備されていて、簡単なダイアログから呼び出すことができます。このダイアログを使えば、箇条書き(記号)の各階層で使うブリットの形 -を変更することができます。この設定は文書全体に共通なので、段落ごとに別のブリットを指定することはできません +\SpecialChar LyX +には、ブリットの形が216個準備されていて、簡単なダイアログから呼び出すことができます。このダイアログを使えば、箇条書き(記号)の各階層で使うブリットの形を変更 +することができます。この設定は文書全体に共通なので、段落ごとに別のブリットを指定することはできません \begin_inset Foot status collapsed @@ -4888,7 +5083,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -4938,19 +5133,25 @@ status collapsed \end_inset -では、指定したいLaTeX表現を入力することができます。任意のブリットを指定した場合には、そのコマンドが必要とするパッケージをLaTeXプリアンブルで指定する必 -要があります。 +では、指定したい\SpecialChar LaTeX +表現を入力することができます。任意のブリットを指定した場合には、そのコマンドが必要とするパッケージを\SpecialChar LaTeX +プリアンブルで指定する必要があります。 \end_layout \begin_layout Standard -6つのパネルは、それぞれが必要とするパッケージによって分類されています。下記は、フォント名とLaTeXパッケージの対応表です。 +6つのパネルは、それぞれが必要とするパッケージによって分類されています。下記は、フォント名と\SpecialChar LaTeX +パッケージの対応表です。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_layout Standard \align center \begin_inset Tabular - + @@ -5006,7 +5207,8 @@ status collapsed \bar no \noun off \color none -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \family roman 本体 \end_layout @@ -5212,13 +5414,16 @@ pifont.sty \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、ユーザーが導入されていないパッケージのブリットを使用したとしても、警告を発しません。ファイルを閲覧したり印刷したりしようとしたときにLaTeXエラーが -出るようならば、パッケージが導入されていない可能性が大です +\SpecialChar LyX +は、ユーザーが導入されていないパッケージのブリットを使用したとしても、警告を発しません。ファイルを閲覧したり印刷したりしようとしたときに\SpecialChar LaTeX +エラーが出るようならば、 +パッケージが導入されていない可能性が大です \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -LyXが、パッケージがなくてもブリットを使用することを許すのは、編集をここで行ったとしても、別のところへエクスポートする可能性があるからです。 +\SpecialChar LyX +が、パッケージがなくてもブリットを使用することを許すのは、編集をここで行ったとしても、別のところへエクスポートする可能性があるからです。 \end_layout \end_inset @@ -5231,7 +5436,8 @@ LyXが、パッケージがなくてもブリットを使用することを許 \end_layout \begin_layout Standard -変更したいブリット階層を選んで、ブリット形と寸法を選択してください。何らかの変更を加えたとしても、LyX上には反映されませんが、文書の表示を行えば確認されます。 +変更したいブリット階層を選んで、ブリット形と寸法を選択してください。何らかの変更を加えたとしても、\SpecialChar LyX +上には反映されませんが、文書の表示を行えば確認されます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -5244,8 +5450,9 @@ status collapsed \emph on 本当に \emph default -段落ごとに異なるブリットの形を使いたいならば、TeXコードを使って少し手を汚す必要があります。この場合も、ブリット選択ダイアログを使えば、さまざまな形のLaTe -Xコードを確認することができるので手助けとなるでしょう。任意に設定した段落をつくるには、以下のような選択肢があります。 +段落ごとに異なるブリットの形を使いたいならば、\SpecialChar TeX +コードを使って少し手を汚す必要があります。この場合も、ブリット選択ダイアログを使えば、さまざまな形のLaTeXコー +ドを確認することができるので手助けとなるでしょう。任意に設定した段落をつくるには、以下のような選択肢があります。 \end_layout \begin_layout Plain Layout @@ -5295,7 +5502,8 @@ sharp \end_layout \begin_layout Itemize -特定の階層の新しいブリット形を指定するには、LaTeXコマンド +特定の階層の新しいブリット形を指定するには、\SpecialChar LaTeX +コマンド \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -5310,7 +5518,12 @@ renewcommand{}{} \end_inset を使用します。あとで現在のブリット形に戻すことができるように、現在のブリット形を保存しておく必要もあります。ここで使っている箇条書きでは、第1階層のブリットを変 -更するために、以下のLaTeXコードが使用されています。 +更するために、以下の\SpecialChar LaTeX +コードが使用されています。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -5383,7 +5596,8 @@ star status collapsed \begin_layout Plain Layout -TeXコード +\SpecialChar TeX +コード \end_layout \end_inset @@ -5455,17 +5669,20 @@ savelabelitemi} \end_layout \begin_layout Chapter -LyXとインターネット網 +\SpecialChar LyX +とインターネット網 \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、これまでも長い間、HTMLを始めとするウェブフレンドリーな文書諸形式への書き出しをサポートしてきました。しかしながら、第2.0版以前では、HTMLへの書 -き出しは、常に外部変換子を用いることで実現されていました +\SpecialChar LyX +は、これまでも長い間、HTMLを始めとするウェブフレンドリーな文書諸形式への書き出しをサポートしてきました。しかしながら、第2.0版以前では、HTMLへの書き出し +は、常に外部変換子を用いることで実現されていました \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -LyXで外部変換子を使うことについての詳細は、取扱説明書『 +\SpecialChar LyX +で外部変換子を使うことについての詳細は、取扱説明書『 \emph on カスタマイズ篇 \emph default @@ -5508,22 +5725,31 @@ plastex \end_inset -のように、LaTeXを中間形式として用い、そのLaTeXを生成するのにLyXを用いるもの。2つめは、 +のように、\SpecialChar LaTeX +を中間形式として用い、その\SpecialChar LaTeX +を生成するのに\SpecialChar LyX +を用いるもの。2つめは、 \begin_inset Flex Code status collapsed \begin_layout Plain Layout -eLyXer +e\SpecialChar LyX +er \end_layout \end_inset -のように、直接LyXファイルに働きかける変換子です。これらは、それぞれに長所・短所を有しています。 +のように、直接\SpecialChar LyX +ファイルに働きかける変換子です。これらは、それぞれに長所・短所を有しています。 \end_layout \begin_layout Standard -LaTeXベースの変換子は、原則として、LaTeXが書きだす文書についてのすべてを知っているという長所があります。この種の変換子は、例えば、特定のコードのくだり -が、LyXによって生成されたのか、TeXコードで書かれたのかについては気にしません。これらの変換子は、 +\SpecialChar LaTeX +ベースの変換子は、原則として、\SpecialChar LaTeX +が書きだす文書についてのすべてを知っているという長所があります。この種の変換子は、例えば、特定のコードのくだりが、\SpecialChar LyX +によって生成され +たのか、\SpecialChar TeX +コードで書かれたのかについては気にしません。これらの変換子は、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -5533,7 +5759,8 @@ aux \end_inset -ファイルやカウンタや参照を取り扱うことができ、BibTeXが生成する +ファイルやカウンタや参照を取り扱うことができ、Bib\SpecialChar TeX +が生成する \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -5543,9 +5770,12 @@ bbl \end_inset -ファイルも利用することがよくあります。一方で、LaTeXは解析の非常に難しい言語であり---TeX自身だけがTeXを理解することができると言われたりすることがあ -ります---、LaTeXベースの変換子は、非常に簡単な文法に見えるものでさえ飲み込めず、複雑なものになると全く歯が立たないこともあります。例えば、この現行を書い -ている時点では、取扱説明書『 +ファイルも利用することがよくあります。一方で、\SpecialChar LaTeX +は解析の非常に難しい言語であり—\SpecialChar TeX +自身だけが\SpecialChar TeX +を理解することができると言われたりすることがあります—、\SpecialChar LaTeX +ベースの変換子は +、非常に簡単な文法に見えるものでさえ飲み込めず、複雑なものになると全く歯が立たないこともあります。例えば、この現行を書いている時点では、取扱説明書『 \emph on 埋込オブジェクト篇 \emph default @@ -5560,8 +5790,9 @@ htlatex \end_inset では行うことができません。他には、数式をどう取り扱うかという問題があります。これらの変換子の典型的なものは、数式を小さな画像に変換して、HTML文書からこれらの -画像へのリンクを張ります。これらの画像は、実はLaTeXによって生成されているので、正確です。しかしながら、これらはうまく伸縮できないので、実際の文書の中で表現 -されるように---フォント寸が凡そ正しくなるように---見せようとすると、大変な苦労を伴います。 +画像へのリンクを張ります。これらの画像は、実は\SpecialChar LaTeX +によって生成されているので、正確です。しかしながら、これらはうまく伸縮できないので、実際の文書の中で表現されるよう +に—フォント寸が凡そ正しくなるように—見せようとすると、大変な苦労を伴います。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -5570,7 +5801,8 @@ Alex Fernandezの status collapsed \begin_layout Plain Layout -eLyXer +e\SpecialChar LyX +er \end_layout \end_inset @@ -5604,7 +5836,8 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -eLyXer +e\SpecialChar LyX +er \end_layout \end_inset @@ -5620,24 +5853,30 @@ eLyXer status collapsed \begin_layout Plain Layout -eLyXer +e\SpecialChar LyX +er \end_layout \end_inset -は数式マクロを一部しかサポートしておらず、ユーザ定義の段落様式や文字様式をサポートしていません。これらの制約によって、LyXユーザが生成する文書の多くにとっては -、 +は数式マクロを一部しかサポートしておらず、ユーザ定義の段落様式や文字様式をサポートしていません。これらの制約によって、\SpecialChar LyX +ユーザが生成する文書の多くにとっては、 \begin_inset Flex Code status collapsed \begin_layout Plain Layout -eLyXer +e\SpecialChar LyX +er \end_layout \end_inset -は不向きなものになっています。もちろん、原理的に、これらの問題を解決することもできたのですが、LyX開発陣は別の方法を採ることとし、LyXがLaTeXやDocB -ook、平文を書き出すことができるのと同様に、LyX自身にXHTMLを書きだす能力を身につけさせることとしたのです。 +は不向きなものになっています。もちろん、原理的に、これらの問題を解決することもできたのですが、\SpecialChar LyX +開発陣は別の方法を採ることとし、\SpecialChar LyX +が\SpecialChar LaTeX +やDocBook、平文を書き出す +ことができるのと同様に、\SpecialChar LyX +自身にXHTMLを書きだす能力を身につけさせることとしたのです。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -5646,7 +5885,8 @@ ook、平文を書き出すことができるのと同様に、LyX自身にXHTML status collapsed \begin_layout Plain Layout -LyXソースツリーもしくは +\SpecialChar LyX +ソースツリーもしくは \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "オンラインでのアクセス" @@ -5681,37 +5921,49 @@ target "http://www.lyx.org/trac/query?status=reopened&status=assigned&status=new \end_layout \begin_layout Standard -これらの利点は、主に、XHTML出力ルーチンがLyXの一部となっているため、LyXが出力する文書についてLyXが関知しているところのものは、すべて知り得るという -ところから来ています +これらの利点は、主に、XHTML出力ルーチンが\SpecialChar LyX +の一部となっているため、\SpecialChar LyX +が出力する文書について\SpecialChar LyX +が関知しているところのものは、すべて知り得るというところから来ていま +す \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -他には、これらのルーチンがLyX内部にあるため、LyXファイル形式や既存の差込枠の文法に変更があっても、影響を受けずに済むという利点もあります。 +他には、これらのルーチンが\SpecialChar LyX +内部にあるため、\SpecialChar LyX +ファイル形式や既存の差込枠の文法に変更があっても、影響を受けずに済むという利点もあります。 \end_layout \end_inset 。つまり、XHTML出力ルーチンは、(文書構造に表示されるような形での)目次や、それぞれの段落様式に関連付けられたカウンタや、ユーザ定義の様式についても知ってい -るのです。XHTML出力ルーチンは、国際化についてLyXが関知しているものも知っているので、ちょうどその時に有効になっている言語に依存して、「Chapter +るのです。XHTML出力ルーチンは、国際化について\SpecialChar LyX +が関知しているものも知っているので、ちょうどその時に有効になっている言語に依存して、「Chapter 1」と出力されたり、「Kapitel 1」と出力されたりするのです。 \end_layout \begin_layout Standard -汎く一般的に、出力ルーチンは、LyXが文書レイアウトについて関知しているものは知っており、したがって、文書が画面上にどのように描画されるかも知っています。文書を -XHTMLに出力するときには、この情報を利用します。特に、LyXは、文書を画面上に描画するときに使用するレイアウト情報に対応したCSSスタイル情報を +汎く一般的に、出力ルーチンは、\SpecialChar LyX +が文書レイアウトについて関知しているものは知っており、したがって、文書が画面上にどのように描画されるかも知っています。文書をXHT +MLに出力するときには、この情報を利用します。特に、\SpecialChar LyX +は、文書を画面上に描画するときに使用するレイアウト情報に対応したCSSスタイル情報を \emph on 自動的に \emph default -生成します。もし節見出しが、LyX中でサンセリフ体かつボールド体であるとすると、(既定では)ウェブブラウザに表示した時にも、サンセリフでボールドになります。これ -は、節のような定義済み様式だけでなく、ユーザ定義のものも含めて、すべての様式でそうです。実際、XHTML出力ルーチンは、ユーザ定義の段落・文字様式と、LyX自身 -の定義済み様式とを区別しません。どちらの場合も、LyXが様式について関知しているところのものは、全てレイアウトファイルに含まれています。これは、脚注のような定義 -済み差込枠や、各種ユーザ設定差込枠でもそうです。 +生成します。もし節見出しが、\SpecialChar LyX +中でサンセリフ体かつボールド体であるとすると、(既定では)ウェブブラウザに表示した時にも、サンセリフでボールドになります。これは、節 +のような定義済み様式だけでなく、ユーザ定義のものも含めて、すべての様式でそうです。実際、XHTML出力ルーチンは、ユーザ定義の段落・文字様式と、\SpecialChar LyX +自身の定義済み様 +式とを区別しません。どちらの場合も、\SpecialChar LyX +が様式について関知しているところのものは、全てレイアウトファイルに含まれています。これは、脚注のような定義済み差込枠や、各種 +ユーザ設定差込枠でもそうです。 \end_layout \begin_layout Standard -結果として、XHTML出力は、レイアウトファイルやモジュールを通して、LaTeX出力と全く同じように、ユーザが設定したり拡張したりすることができるのです。詳細に -ついては、取扱説明書『 +結果として、XHTML出力は、レイアウトファイルやモジュールを通して、\SpecialChar LaTeX +出力と全く同じように、ユーザが設定したり拡張したりすることができるのです。詳細については、 +取扱説明書『 \emph on カスタマイズ篇 \emph default @@ -5727,7 +5979,8 @@ XHTMLにおける数式出力 \end_layout \begin_layout Standard -LyXでは、数式描画に4つの方法を選択できます。以下に示すように、それぞれに利点と欠点があります。 +\SpecialChar LyX +では、数式描画に4つの方法を選択できます。以下に示すように、それぞれに利点と欠点があります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -5751,8 +6004,11 @@ xymatrix \end_inset -パッケージを使用していたり、TeXコードを使用しているなどで、もしLyXが数式をMathMLとして描画できないとすると、LyXは数式を代わりに画像として出力しま -す。 +パッケージを使用していたり、\SpecialChar TeX +コードを使用しているなどで、もし\SpecialChar LyX +が数式をMathMLとして描画できないとすると、\SpecialChar LyX +は数式を代わりに画像として出力します。 + \end_layout \begin_layout Itemize @@ -5775,7 +6031,8 @@ elyxer status collapsed \begin_layout Plain Layout -LyXは、 +\SpecialChar LyX +は、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -5814,7 +6071,10 @@ xymatrix \end_inset -パッケージを使用していたり、TeXコードを使用しているなどで、もしLyXが数式をHTMLとして描画できないとすると、LyXは数式を代わりに画像として出力します。 +パッケージを使用していたり、\SpecialChar TeX +コードを使用しているなどで、もし\SpecialChar LyX +が数式をHTMLとして描画できないとすると、\SpecialChar LyX +は数式を代わりに画像として出力します。 \end_layout @@ -5833,7 +6093,8 @@ htlatex \end_inset -のように、LyXは数式を画像としても出力できます。この画像は、実は、自動プレビューで使用されているものと全く同じです +のように、\SpecialChar LyX +は数式を画像としても出力できます。この画像は、実は、自動プレビューで使用されているものと全く同じです \begin_inset Foot status collapsed @@ -5847,8 +6108,9 @@ status collapsed \end_inset -。この方法の利点は、画像が他ならぬLaTeXによって生成されているので、非常に正確であることです。欠点は、前述したとおり、画像がビットマップなので、伸縮が全くう -まく行かなかったり、コピーが出来なかったりといったことがあります(執筆時点においては、数式の付番にも問題があります。 +。この方法の利点は、画像が他ならぬ\SpecialChar LaTeX +によって生成されているので、非常に正確であることです。欠点は、前述したとおり、画像がビットマップなので、伸縮が全くうまく行かな +かったり、コピーが出来なかったりといったことがあります(執筆時点においては、数式の付番にも問題があります。 \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "バグ 6894" @@ -5865,8 +6127,8 @@ target "http://www.lyx.org/trac/ticket/6894" status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator 出力 \end_layout @@ -5886,17 +6148,23 @@ status collapsed \begin_inset Newline newline \end_inset -もしLyXが、何らかの理由によって数式の画像を生成できない(例えば、必要なLaTeXパッケージが導入済みでないなど)ときは、回避策として、生のLaTeXを出力し -ます。 +もし\SpecialChar LyX +が、何らかの理由によって数式の画像を生成できない(例えば、必要な\SpecialChar LaTeX +パッケージが導入済みでないなど)ときは、回避策として、生の\SpecialChar LaTeX +を出力します。 \end_layout \begin_layout Itemize -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \begin_inset Newline newline \end_inset -最後に、LyXは、数式をLaTeXとしても出力することができます。この方法は、最終手段としての出力方法である一方で、HTML文書に埋め込まれたLaTeXを描画す -るのにJavaScriptを使用する、 +最後に、\SpecialChar LyX +は、数式を\SpecialChar LaTeX +としても出力することができます。この方法は、最終手段としての出力方法である一方で、HTML文書に埋め込まれた\SpecialChar LaTeX +を描画するのにJavaScript +を使用する、 \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "jsMath" @@ -5904,7 +6172,9 @@ target "http://www.math.union.edu/~dpvc/jsMath/" \end_inset -のようなツールとともに使用することもできます。LyXは、jsMathで必要とされているのと同じように、LaTeX部分を、 +のようなツールとともに使用することもできます。\SpecialChar LyX +は、jsMathで必要とされているのと同じように、\SpecialChar LaTeX +部分を、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -5943,27 +6213,32 @@ class='math' status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator 出力 \end_layout \end_inset -で選択しなくてはなりません。既定では、LyXはMathMLで出力を行います。これは、文書全体に適用される設定となります。 +で選択しなくてはなりません。既定では、\SpecialChar LyX +はMathMLで出力を行います。これは、文書全体に適用される設定となります。 \end_layout \begin_layout Standard -最後に、LyXでは、例えば、MathMLではあまりうまく出力されないような差込枠に対して、別の出力方法を選択できる選択肢が用意されています +最後に、\SpecialChar LyX +では、例えば、MathMLではあまりうまく出力されないような差込枠に対して、別の出力方法を選択できる選択肢が用意されています \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -その他にも、LyXは、差込枠にTeXコードが含まれていると画像出力に回帰するので、数式中に +その他にも、\SpecialChar LyX +は、差込枠に\SpecialChar TeX +コードが含まれていると画像出力に回帰するので、数式中に \begin_inset Formula $a=b\relax$ \end_inset -のような無害なTeXコードを挿入することによって、画像出力を強制することができます。 +のような無害な\SpecialChar TeX +コードを挿入することによって、画像出力を強制することができます。 \end_layout \end_inset @@ -5980,10 +6255,15 @@ XHTML出力は、書誌情報と引用を完全にサポートしています。 \end_layout \begin_layout Standard -引用ラベルは、LyX画面上のラベルを生成するのと同じ機構で生成されているので、出力中のラベルは、LyX中の外見と同質またはそれよりも上質な仕上がりとなっています -。連番引用を使用している場合には、LyXは、画面上で表示されるような各カッコに囲まれた引用鍵を単純に表示するのではなく、[1]や[17]などの連番ラベルを出力し -ます。著者-出版年形式の引用を使用している場合で、同じ著者-出版年の組み合わせが複数ある場合、LyXは、BibTeXが行うように出版年に小文字を付します。ラベル -は、書誌情報項目とともに印字されます。現在のところ、角括弧を丸括弧に変更するなど、ラベルの外見を変更する手段はありませんのでご注意ください。 +引用ラベルは、\SpecialChar LyX +画面上のラベルを生成するのと同じ機構で生成されているので、出力中のラベルは、\SpecialChar LyX +中の外見と同質またはそれよりも上質な仕上がりとなっています。連番引用を +使用している場合には、\SpecialChar LyX +は、画面上で表示されるような各カッコに囲まれた引用鍵を単純に表示するのではなく、[1]や[17]などの連番ラベルを出力します。著者-出版年 +形式の引用を使用している場合で、同じ著者-出版年の組み合わせが複数ある場合、\SpecialChar LyX +は、Bib\SpecialChar TeX +が行うように出版年に小文字を付します。ラベルは、書誌情報項目とともに印字さ +れます。現在のところ、角括弧を丸括弧に変更するなど、ラベルの外見を変更する手段はありませんのでご注意ください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -6010,7 +6290,7 @@ Context and Logical Form Language in Context: Selected Essays \emph default (Oxford: Oxford University Press, 2007), pp. - 30--68. + 30–68. \end_layout \begin_layout Quote @@ -6027,7 +6307,7 @@ Semantics in Context Language in Context: Selected Essays \emph default (Oxford: Oxford University Press, 2007), pp. - 201--30. + 201–30. \end_layout \begin_layout Standard @@ -6035,7 +6315,8 @@ Language in Context: Selected Essays \end_layout \begin_layout Standard -現在のところ、節ごとの書誌情報出力はサポートされていません。複数の書誌情報がある場合には、LyXは同じ情報を繰り返し出力してしまいます。 +現在のところ、節ごとの書誌情報出力はサポートされていません。複数の書誌情報がある場合には、\SpecialChar LyX +は同じ情報を繰り返し出力してしまいます。 \end_layout \begin_layout Section @@ -6043,7 +6324,8 @@ Language in Context: Selected Essays \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、索引をXHTMLとして書きだすことができますが、現在のところ、若干の制約があります。 +\SpecialChar LyX +は、索引をXHTMLとして書きだすことができますが、現在のところ、若干の制約があります。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -6056,8 +6338,9 @@ LyXは、索引をXHTMLとして書きだすことができますが、現在の status collapsed \begin_layout Plain Layout -ここでの主な問題は、これらの操作の際に、LyX自身は何もしていないという点です。つまり、生のLaTeXで入力しなくてはならないようなものをそのまま入力しているの -です。 +ここでの主な問題は、これらの操作の際に、\SpecialChar LyX +自身は何もしていないという点です。つまり、生の\SpecialChar LaTeX +で入力しなくてはならないようなものをそのまま入力しているのです。 \end_layout \end_inset @@ -6066,8 +6349,9 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Itemize -索引項目のグループ化(下層項目): LyXはこれらをサポートしようと努めていますが、項目は「 ! 」(感嘆符の周りに空白)で分離しなくてはなりません。これは、そ -うしないと数式などで使われているエスケープされた感嘆符をチェックするのが非常に難しくなるからです。 +索引項目のグループ化(下層項目): \SpecialChar LyX +はこれらをサポートしようと努めていますが、項目は「 ! 」(感嘆符の周りに空白)で分離しなくてはなりません。これは、そうしな +いと数式などで使われているエスケープされた感嘆符をチェックするのが非常に難しくなるからです。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -6076,19 +6360,25 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Itemize -相互参照: 相互参照のサポートはありません。LyXが「|see\SpecialChar \ldots{} -」という下だりを持つ項目を検出すると、その部分はただ無視されて、残りの部分が通常の索引項目だとみな -されます。 +相互参照: 相互参照のサポートはありません。\SpecialChar LyX +が「|see\SpecialChar ldots +」という下だりを持つ項目を検出すると、その部分はただ無視されて、残りの部分が通常の索引項目だとみなされま +す。 \end_layout \begin_layout Itemize -索引項目の整序: LyXは整序順の変更をサポートします。LyXは、最初に検出した「@」の前の部分を取り出して、それを整序に用い、最初の「@」の後の部分を実際の項 -目として取り出します。現在のところ、LyXはエスケープされた「@」を取り扱わないので、電子メールアドレスを索引に使わないでください。 +索引項目の整序: \SpecialChar LyX +は整序順の変更をサポートします。\SpecialChar LyX +は、最初に検出した「@」の前の部分を取り出して、それを整序に用い、最初の「@」の後の部分を実際の項目として取り +出します。現在のところ、\SpecialChar LyX +はエスケープされた「@」を取り扱わないので、電子メールアドレスを索引に使わないでください。 \end_layout \begin_layout Itemize -索引項目のレイアウト: 項目は、テキスト様式ダイアログを使うなり、LyX内で使用可能な方法を用いることで、索引項目を成形することができます。「項目|textbf -」のような文法はサポートされません。LyXは、項目内にパイプ記号「|」を検出すると、パイプ記号とその後に続くものすべてを削除してしまいます。 +索引項目のレイアウト: 項目は、テキスト様式ダイアログを使うなり、\SpecialChar LyX +内で使用可能な方法を用いることで、索引項目を成形することができます。「項目|textbf」のよ +うな文法はサポートされません。\SpecialChar LyX +は、項目内にパイプ記号「|」を検出すると、パイプ記号とその後に続くものすべてを削除してしまいます。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -6105,7 +6395,8 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Chapter -LyXサーバー +\SpecialChar LyX +サーバー \begin_inset CommandInset label LatexCommand label name "chap:LyXサーバー" @@ -6120,17 +6411,24 @@ name "chap:LyXサーバー" \end_layout \begin_layout Standard -「LyXサーバー」を使用すると、他のプログラムが、LyXと通信したり、LyXコマンドを実行させたり、LyXの内部状態に関する情報を取得したりすることができるよう -になります。これは熟練したユーザー向けの機能ですが、便利なはずです。たとえば、LyXサーバーに書き込むことによって、JabRefのような書誌情報管理ソフトが、L -yXに文献引用を「押し込む」ことが可能となります。 +「\SpecialChar LyX +サーバー」を使用すると、他のプログラムが、\SpecialChar LyX +と通信したり、\SpecialChar LyX +コマンドを実行させたり、\SpecialChar LyX +の内部状態に関する情報を取得したりすることができるようになります。これは熟練し +たユーザー向けの機能ですが、便利なはずです。たとえば、\SpecialChar LyX +サーバーに書き込むことによって、JabRefのような書誌情報管理ソフトが、LyXに文献引用を「押し込む」こ +とが可能となります。 \end_layout \begin_layout Section -LyXサーバーを開始するには +\SpecialChar LyX +サーバーを開始するには \end_layout \begin_layout Standard -LyXサーバーは、名前をつけたパイプの対を利用することで機能します。パイプは、通常 +\SpecialChar LyX +サーバーは、名前をつけたパイプの対を利用することで機能します。パイプは、通常 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -6205,7 +6503,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -6239,7 +6537,35 @@ lyxpipe \end_inset -」などに設定することができます。サーバーを開始するためには、これを +」などに設定することができます +\lang english +(where any working path instead of lyxpipe can be used, for example +\begin_inset Flex Code +status collapsed + +\begin_layout Plain Layout + +\lang english +" +\backslash + +\backslash +. +\backslash +pipe +\backslash +my +\backslash +lyx +\backslash +pipe" +\end_layout + +\end_inset + + would also work) +\lang japanese +。サーバーを開始するためには、これを \emph on 手動で設定しなくてはなりません \emph default @@ -6247,7 +6573,8 @@ lyxpipe \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、パイプを生成するに際して、「 +\SpecialChar LyX +は、パイプを生成するに際して、「 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -6267,14 +6594,20 @@ status collapsed \end_inset -」を付け加えます。パイプがすでに存在していれば、LyXは他のLyXプロセスがすでに実行中であると判断して、サーバーを開始しません。POSIX(Unix型)システ -ムでは、なんらかの理由で、LyXが終了する際に使用されていない「古い」パイプが削除されずに残ったりすると、LyXはこれを削除しようとします。何らかの理由でこれが -失敗した場合、手動でパイプを削除したのちに、LyXを再起動する必要があります。Windowsでは、プログラムが終了したりクラッシュしたりすると、OSがパイプを削 -除するので、「古い」パイプが残ることはありません。 +」を付け加えます。パイプがすでに存在していれば、\SpecialChar LyX +は他の\SpecialChar LyX +プロセスがすでに実行中であると判断して、サーバーを開始しません。POSIX(Unix型)システムでは、なん +らかの理由で、\SpecialChar LyX +が終了する際に使用されていない「古い」パイプが削除されずに残ったりすると、\SpecialChar LyX +はこれを削除しようとします。何らかの理由でこれが失敗した場合、手動でパイ +プを削除したのちに、\SpecialChar LyX +を再起動する必要があります。Windowsでは、プログラムが終了したりクラッシュしたりすると、OSがパイプを削除するので、「古い」パイプが残 +ることはありません。 \end_layout \begin_layout Standard -サーバーを使用するLyXプロセスを複数起動するには、それぞれのプロセスに、別のユーザーディレクトリを使用させたり、別々の +サーバーを使用する\SpecialChar LyX +プロセスを複数起動するには、それぞれのプロセスに、別のユーザーディレクトリを使用させたり、別々の \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -6288,7 +6621,8 @@ preferences \end_layout \begin_layout Standard -クライアントプログラムを開発しようとされているのであれば、LyXサーバーからのデバッグ情報を有効にすると便利かもしれません。そのためには、Lyxを +クライアントプログラムを開発しようとされているのであれば、\SpecialChar LyX +サーバーからのデバッグ情報を有効にすると便利かもしれません。そのためには、Lyxを \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -6302,7 +6636,7 @@ lyx -dbg lyxserver \end_layout \begin_layout Standard -C言語で書かれた完全なサンプルクライアントが、ソース頒布版の +C++言語で書かれた完全なサンプルクライアントが、ソース頒布版の \begin_inset Newline newline \end_inset @@ -6311,7 +6645,7 @@ lyx -dbg lyxserver status collapsed \begin_layout Plain Layout -development/lyxserver/server_monitor.c +development/lyxserver/server_monitor.cpp \end_layout \end_inset @@ -6338,7 +6672,8 @@ src/client/lyxclient \end_layout \begin_layout Standard -LyXコールを発行するには、クライアントはASCIIテキスト行を入力パイプに書き込みまなくてはなりません。この行は、以下の書式を持ちます。 +\SpecialChar LyX +コールを発行するには、クライアントはASCIIテキスト行を入力パイプに書き込みまなくてはなりません。この行は、以下の書式を持ちます。 \end_layout \begin_layout Quote @@ -6356,12 +6691,14 @@ LYXCMD: \end_layout \begin_layout Description -クライアント名 は、クライアントが自由に選べる名前です。これが用いられるのは、クライアントが他の要求クライアントから結果を見分けることができるように、LyXが返 -答をする際、クライアント名をエコーするときだけです。 +クライアント名 は、クライアントが自由に選べる名前です。これが用いられるのは、クライアントが他の要求クライアントから結果を見分けることができるように、\SpecialChar LyX +が返答をす +る際、クライアント名をエコーするときだけです。 \end_layout \begin_layout Description -関数 は、LyXに実行させたい関数です。これは、ミニバッファで使用するコマンドと同じです。 +関数 は、\SpecialChar LyX +に実行させたい関数です。これは、ミニバッファで使用するコマンドと同じです。 \end_layout \begin_layout Description @@ -6369,7 +6706,8 @@ LYXCMD: \end_layout \begin_layout Standard -LyXからの返答は、出力パイプに送り出され、 +\SpecialChar LyX +からの返答は、出力パイプに送り出され、 \end_layout \begin_layout Quote @@ -6399,12 +6737,14 @@ INFO: \emph on データ \emph default -はコマンド実行の結果に依存した、多少なりとも有用な情報です。「font-state」のような一部のコマンドは、LyXの内部状態に関する情報を返しますが、空のデー -タ応答を返すものもあります。空のデータ返答は、コマンド実行が無事終わったことを意味します。 +はコマンド実行の結果に依存した、多少なりとも有用な情報です。「font-state」のような一部のコマンドは、\SpecialChar LyX +の内部状態に関する情報を返しますが、空のデータ応答 +を返すものもあります。空のデータ返答は、コマンド実行が無事終わったことを意味します。 \end_layout \begin_layout Standard -エラーが発生した場合のLyXの返答は +エラーが発生した場合の\SpecialChar LyX +の返答は \end_layout \begin_layout Quote @@ -6454,7 +6794,8 @@ echo $a \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、発生しているイベントを、非同期的にクライアントに通知することができます。いまのところ、ユーザーがある +\SpecialChar LyX +は、発生しているイベントを、非同期的にクライアントに通知することができます。いまのところ、ユーザーがある \begin_inset Flex Ruby status collapsed @@ -6474,7 +6815,9 @@ status collapsed \end_inset -列を関数「notify」に割り当てているときのみ、LyXはこの通知を行います。LyXが送る文字列の書式は +列を関数「notify」に割り当てているときのみ、\SpecialChar LyX +はこの通知を行います。\SpecialChar LyX +が送る文字列の書式は \end_layout \begin_layout Quote @@ -6501,16 +6844,22 @@ NOTIFY: \end_layout \begin_layout Standard -この機構は、LyXのコマンド群を拡張してマクロを実装するのに使用することができます。なんらかの鍵列を「notify」に割り当ててください。それから出力パイプで待 -機するクライアントを起動し、鍵列に応じたコマンドを読み込み、一つないし複数のLyXコマンドを発行するLyX要求とLyXコールを使用する関数を開始するのです。 +この機構は、\SpecialChar LyX +のコマンド群を拡張してマクロを実装するのに使用することができます。なんらかの鍵列を「notify」に割り当ててください。それから出力パイプで待機する +クライアントを起動し、鍵列に応じたコマンドを読み込み、一つないし複数の\SpecialChar LyX +コマンドを発行する\SpecialChar LyX +要求と\SpecialChar LyX +コールを使用する関数を開始するのです。 \end_layout \begin_layout Section -単純なLyXサーバープロトコル +単純な\SpecialChar LyX +サーバープロトコル \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、セッション管理に使用することができる単純なプロトコルを実装しています。メッセージは、すべて +\SpecialChar LyX +は、セッション管理に使用することができる単純なプロトコルを実装しています。メッセージは、すべて \end_layout \begin_layout Quote @@ -6528,8 +6877,11 @@ LYXSRV: \emph on プロトコルメッセージ \emph default -は「hello」ないし「bye」です。クライアントから「hello」を受け取ると、LyXはメッセージを聴いていることをクライアントに伝えるために返答をし、LyX -が終了することをクライアントに伝えるのには、LyXが「bye」を送信します。 +は「hello」ないし「bye」です。クライアントから「hello」を受け取ると、\SpecialChar LyX +はメッセージを聴いていることをクライアントに伝えるために返答をし、\SpecialChar LyX +が終了するこ +とをクライアントに伝えるのには、\SpecialChar LyX +が「bye」を送信します。 \end_layout \begin_layout Section @@ -6542,19 +6894,25 @@ DVI/PDFビューア status collapsed \begin_layout Plain Layout -PDFの遡及検索機能を提供しているビューアには、KDE/Linux上のOkularとMac OS X上のSkim、Windows上のSumatraPDFがありま -す。 +PDFの遡及検索機能を提供しているビューアには、KDE/Linux上のOkularと +\lang english +Qpdfview on Unix +\lang japanese +とMac OS X上のSkim、Windows上のSumatraPDFがあります。 \end_layout \end_inset には、遡及検索(reverse searchないしinverse searchと呼ばれます)機能を提供しているものがあります。これを使えば、DVI/PDF出力の -特定の場所をクリックすることによって、LyXの文書中で対応する行にカーソルを移動させることができます。これを実現するためには、ビューアはLyXと情報交換を行う必 -要があります。これは、命名パイプ( +特定の場所をクリックすることによって、\SpecialChar LyX +の文書中で対応する行にカーソルを移動させることができます。これを実現するためには、ビューアは\SpecialChar LyX +と情報交換を行う必要があります +。これは、命名パイプ( \emph on lyxpipe \emph default -)を使用するか、LyXが作業ディレクトリに生成するUNIXドメインソケット( +)を使用するか、\SpecialChar LyX +が作業ディレクトリに生成するUNIXドメインソケット( \emph on lyxsocket \emph default @@ -6568,16 +6926,20 @@ lyxclient \end_inset -プログラムがLyXと通信するのに使用している方法です)ことで、LyXサーバを経由して実現することができます。場合によっては、ビューアとLyXを橋渡しする補助スク -リプトを必要とすることがあるかもしれませんが、それ以外は、ビューアはLyXと直接通信することができます。これは、選んだビューアと基本ソフトに依存します。また、必 -要とされるビューアの設定法と遡及検索が実際に行われる方法とにも依存します。したがって、下記では個々のビューア毎の遡及検索の設定の仕方を説明することとします。その -前に、DVI/PDF出力で遡及検索を有効にするためには、一般に何が必要とされるかを説明します。 +プログラムが\SpecialChar LyX +と通信するのに使用している方法です)ことで、\SpecialChar LyX +サーバを経由して実現することができます。場合によっては、ビューアと\SpecialChar LyX +を橋渡しする補助スクリプトを必要とする +ことがあるかもしれませんが、それ以外は、ビューアは\SpecialChar LyX +と直接通信することができます。これは、選んだビューアと基本ソフトに依存します。また、必要とされるビューアの設定 +法と遡及検索が実際に行われる方法とにも依存します。したがって、下記では個々のビューア毎の遡及検索の設定の仕方を説明することとします。その前に、DVI/PDF出力 +で遡及検索を有効にするためには、一般に何が必要とされるかを説明します。 \end_layout \begin_layout Subsection \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:遡及検索" +name "subsec:遡及検索" \end_inset @@ -6589,8 +6951,8 @@ name "sub:遡及検索" status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator 出力 \end_layout @@ -6606,8 +6968,11 @@ status collapsed \end_inset -オプションを有効にすれば、ほとんどの場合、LyXがすべてをうまくこなしてくれます。その場合、LyXは、自動的に、必要なSyncTeXマクロ(PDFの場合)や、s -rcltxパッケージ(DVIの場合)を挿入してくれます。このオプションは、 +オプションを有効にすれば、ほとんどの場合、\SpecialChar LyX +がすべてをうまくこなしてくれます。その場合、\SpecialChar LyX +は、自動的に、必要なSync\SpecialChar TeX +マクロ(PDFの場合)や、srcltxパッケー +ジ(DVIの場合)を挿入してくれます。このオプションは、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -6626,9 +6991,9 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -出力\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +出力\SpecialChar menuseparator 出力と同期 \end_layout @@ -6714,7 +7079,7 @@ src-specials 動設定・手動設定ともに必要となるビューア上の設定を述べた、第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:特定のビューアを設定して使うには" +reference "subsec:特定のビューアを設定して使うには" \end_inset @@ -6726,7 +7091,8 @@ reference "sub:特定のビューアを設定して使うには" \end_layout \begin_layout Standard -LaTeXは、遡及検索のために複数の方法を提供しています。ある方法は +\SpecialChar LaTeX +は、遡及検索のために複数の方法を提供しています。ある方法は \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -6736,8 +7102,9 @@ latex/pdflatex \end_inset -プログラムに組み込まれており、他の方法は外部パッケージとして提供されています。どちらを選択するかは、お使いのLaTeX頒布版が既に特定の方法を提供しているか(組 -み込みによる方法は比較的新しいものです)と、お使いのビューアがそれに対応しているかに依存します。使用可能な方法を以下に述べます。 +プログラムに組み込まれており、他の方法は外部パッケージとして提供されています。どちらを選択するかは、お使いの\SpecialChar LaTeX +頒布版が既に特定の方法を提供しているか(組み込みによ +る方法は比較的新しいものです)と、お使いのビューアがそれに対応しているかに依存します。使用可能な方法を以下に述べます。 \end_layout \begin_layout Subsubsection* @@ -6745,14 +7112,16 @@ src-special経由のDVI組み込み検索(DVIのみ) \end_layout \begin_layout Standard -この方法は、DVIファイルに遡及検索に必要な情報を追加するものです。これは、かなり前のLaTeXから利用可能となっており(比較的最近のLaTeX頒布版はすべて対 -応しています)、安定して動作します。これを有効にするには、 +この方法は、DVIファイルに遡及検索に必要な情報を追加するものです。これは、かなり前の\SpecialChar LaTeX +から利用可能となっており(比較的最近の\SpecialChar LaTeX +頒布版はすべて対応しています)、安定 +して動作します。これを有効にするには、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator 変換子 \end_layout @@ -6763,18 +7132,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaT -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -eX (plain)->DVI +LaTeX (plain)->DVI \end_layout \end_inset @@ -6784,18 +7142,7 @@ eX (plain)->DVI status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaT -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -eX (plain)->DraftDVI +LaTeX (plain)->DraftDVI \end_layout \end_inset @@ -6810,8 +7157,8 @@ latex -src-specials $$i \end_inset -に変更します。もしこれが動作しないときは、お使いのLaTeXエンジンが違うオプションを必要としていないか確認してください(頒布版によっては文法の異なることがあり -ます)。 +に変更します。もしこれが動作しないときは、お使いの\SpecialChar LaTeX +エンジンが違うオプションを必要としていないか確認してください(頒布版によっては文法の異なることがあります)。 \end_layout \begin_layout Subsubsection* @@ -6827,8 +7174,9 @@ pdfsync \emph on srcltx \emph default -パッケージは、PDF出力(pdflatex経由)およびDVI出力での遡及検索を提供します。これを有効にするには、LyXプリアンブルで以下のようにパッケージを読み -込んでください。 +パッケージは、PDF出力(pdflatex経由)およびDVI出力での遡及検索を提供します。これを有効にするには、\SpecialChar LyX +プリアンブルで以下のようにパッケージを読み込んで +ください。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -6913,7 +7261,8 @@ fi \end_layout \begin_layout Subsubsection* -SyncTeXを使った組み込み遡及検索(DVIおよびPDF) +Sync\SpecialChar TeX +を使った組み込み遡及検索(DVIおよびPDF) \end_layout \begin_layout Standard @@ -6928,21 +7277,29 @@ status collapsed の最近のバージョンは、PDFおよびDVI両方の遡及検索を組み込みでサポートしています。このいわゆる \emph on -SyncTeX +Sync\SpecialChar TeX + \emph default 機能は、主に、PDFSyncパッケージをpdftexプログラムへ統合したことと、それをsrc-specialsアプローチへ取り込んだことの成果です。これを使用す -るためには、少なくともTeXLive 2008か最近のMikTeX頒布版が必要です。また、既にSyncTeXサポートを提供しているPDFビューアは少ししかありま -せん(Mac上のSkimとWindows上のSumatraPDF)。 +るためには、少なくとも\SpecialChar TeX +Live 2008か最近のMik\SpecialChar TeX +頒布版が必要です。また、既にSync\SpecialChar TeX +サポートを提供しているPDFビューアは少ししかありません( +\lang english +Okular and Qpdfview on Unix, +\lang japanese +Mac上のSkimとWindows上のSumatraPDF)。 \end_layout \begin_layout Standard -DVI出力でSyncTeXを有効にするには、 +DVI出力でSync\SpecialChar TeX +を有効にするには、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator 変換子 \end_layout @@ -6953,18 +7310,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaT -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -eX (plain)->DVI +LaTeX (plain)->DVI \end_layout \end_inset @@ -6974,18 +7320,7 @@ eX (plain)->DVI status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaT -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -eX (plain)->DraftDVI +LaTeX (plain)->DraftDVI \end_layout \end_inset @@ -7005,18 +7340,7 @@ latex -synctex=1 $$i status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaT -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -eX (pdflatex)->PDF (pdflatex) +LaTeX (pdflatex)->PDF (pdflatex) \end_layout \end_inset @@ -7031,7 +7355,8 @@ pdflatex -synctex=1 $$i \end_inset -に変更してください。また、ビューアをSyncTeXで使うのに設定を行う必要があるかどうか、お使いのビューアの取扱説明書をご確認ください。 +に変更してください。また、ビューアをSync\SpecialChar TeX +で使うのに設定を行う必要があるかどうか、お使いのビューアの取扱説明書をご確認ください。 \begin_inset Foot status collapsed @@ -7067,7 +7392,7 @@ status collapsed 特定のビューアを設定して使うには \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:特定のビューアを設定して使うには" +name "subsec:特定のビューアを設定して使うには" \end_inset @@ -7079,7 +7404,8 @@ Xdvi(全プラットフォーム) \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、 +\SpecialChar LyX +は、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7104,19 +7430,48 @@ xdvi \end_layout \begin_layout Standard -しかし、何らかの理由で、LyXと通信するのにソケットではなく命名パイプを使用したい場合には、 +しかし、何らかの理由で、\SpecialChar LyX +と通信するのにソケットではなく命名パイプを使用したい場合には、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator ファイル書式 \end_layout \end_inset のDVIビューアを +\lang english + +\begin_inset Foot +status collapsed + +\begin_layout Plain Layout + +\lang english +On Mac OSX you have to use +\begin_inset Flex Code +status collapsed + +\begin_layout Plain Layout + +\lang english +DISPLAY=:0.0 xdvi -editor "lyxeditor.sh %f %l" +\end_layout + +\end_inset + + +\end_layout + +\end_inset + + +\lang japanese + \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7175,24 +7530,13 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator パス \end_layout \end_inset -で指定したLy -\begin_inset ERT -status open - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -XServerパイプのパスを指定してください +で指定したLyXServerパイプのパスを指定してください。 \begin_inset Foot status collapsed @@ -7226,7 +7570,7 @@ lyxeditor \end_inset -。 + \end_layout \begin_layout Subsubsection* @@ -7247,18 +7591,7 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout LyX-Code -/Applications/Ly -\begin_inset ERT -status collapsed - -\begin_layout Plain Layout - -{} -\end_layout - -\end_inset - -X.app/Contents/MacOS/lyxeditor "$2" $1 +/Applications/LyX.app/Contents/MacOS/lyxeditor "$2" $1 \begin_inset Newline newline \end_inset @@ -7266,7 +7599,8 @@ exit 1 \end_layout \begin_layout Standard -という行を付け加えてください。Applicationsフォルダ以外の場所にLyXを導入した場合には、それに従って上記の行を修正してください。 +という行を付け加えてください。Applicationsフォルダ以外の場所に\SpecialChar LyX +を導入した場合には、それに従って上記の行を修正してください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -7282,9 +7616,9 @@ Skim(Mac OS X) status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator -ファイル書式\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator +ファイル書式\SpecialChar menuseparator PDF (pdflatex) \end_layout @@ -7305,63 +7639,106 @@ open -a Skim.app $$i status collapsed \begin_layout Plain Layout -Skim\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +Skim\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator Sync \end_layout \end_inset -でLy -\begin_inset ERT +でLyXを選択してください。 +\end_layout + +\begin_layout Standard +遡及検索は、COMMAND-SHIFT-クリックで始動します。 +\end_layout + +\begin_layout Subsubsection* +Okular (KDE) +\end_layout + +\begin_layout Standard +\begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout +設定\SpecialChar menuseparator +Okularを設定\SpecialChar ldots +\SpecialChar menuseparator +編集 +\end_layout -{} +\end_inset + +で「カスタムテキストエディタ」を選択し、コマンドに +\begin_inset Flex Code +status collapsed + +\begin_layout Plain Layout +lyxclient -g %f %l \end_layout \end_inset -Xを選択してください。 +を加えてください。 \end_layout \begin_layout Standard -遡及検索は、COMMAND-SHIFT-クリックで始動します。 +遡及検索は、SHIFT-クリックで始動します。 \end_layout \begin_layout Subsubsection* -Okular (KDE) + +\lang english +Qpdfview (Unix) \end_layout \begin_layout Standard + +\lang english +Qpdfview supports Sync\SpecialChar TeX + since version 0.3.5. + Go to \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -Okularを設定\SpecialChar \ldots{} -\SpecialChar \menuseparator -編集 + +\lang english +Edit\SpecialChar menuseparator +Settings\SpecialChar menuseparator +Behavior \end_layout \end_inset -で「カスタムテキストエディタ」を選択し、コマンドに +, click on the input field of the +\begin_inset Quotes eld +\end_inset + +Source editor +\begin_inset Quotes erd +\end_inset + + item and add the command \begin_inset Flex Code status collapsed \begin_layout Plain Layout -lyxclient -g %f %l + +\lang english +lyxclient -g %1 %2 \end_layout \end_inset -を加えてください。 +. \end_layout \begin_layout Standard -遡及検索は、SHIFT-クリックで始動します。 + +\lang english +Reverse search is triggered by double-click. \end_layout \begin_layout Subsubsection* @@ -7374,15 +7751,16 @@ yapを起動し、 status collapsed \begin_layout Plain Layout -View\SpecialChar \menuseparator +View\SpecialChar menuseparator Options \end_layout \end_inset -メニューを選択し、「Inverse DVI Search」タブを選択します。「New\SpecialChar \ldots{} -」ボタンをクリックして開くウィンドウの「Name:」フィールドに「LyX - Editor」(または自分の好きな名称)と入力してください。「\SpecialChar \ldots{} +メニューを選択し、「Inverse DVI Search」タブを選択します。「New\SpecialChar ldots +」ボタンをクリックして開くウィンドウの「Name:」フィールドに「\SpecialChar LyX + + Editor」(または自分の好きな名称)と入力してください。「\SpecialChar ldots 」というラベルのボタンをクリックしてファイルダイアログを開き、バッチファイル \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7427,7 +7805,8 @@ lyxeditor.bat \emph on lyxpipe \emph default -を通じてLyXと通信するためのラッパとして使用され、以下のようになっています。 +を通じて\SpecialChar LyX +と通信するためのラッパとして使用され、以下のようになっています。 \end_layout \begin_layout LyX-Code @@ -7459,7 +7838,9 @@ lyxpipe.out \end_layout \begin_layout Standard -LyXで指定したLyXServerパイプパスが、 +\SpecialChar LyX +で指定した\SpecialChar LyX +Serverパイプパスが、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7504,9 +7885,9 @@ SumatraPDFを遡及検索で使用するためには、 status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator -ファイル書式\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator +ファイル書式\SpecialChar menuseparator PDF (pdflatex) \end_layout @@ -7557,15 +7938,16 @@ YAP(Cygwin) status collapsed \begin_layout Plain Layout -View\SpecialChar \menuseparator +View\SpecialChar menuseparator Options \end_layout \end_inset -メニューを選択し、「Inverse DVI Search」タブを選択します。「New\SpecialChar \ldots{} -」ボタンをクリックして開くウィンドウの「Name:」フィールドに「LyX - Editor」(または自分の好きな名称)と入力してください。「\SpecialChar \ldots{} +メニューを選択し、「Inverse DVI Search」タブを選択します。「New\SpecialChar ldots +」ボタンをクリックして開くウィンドウの「Name:」フィールドに「\SpecialChar LyX + + Editor」(または自分の好きな名称)と入力してください。「\SpecialChar ldots 」というラベルのボタンをクリックしてファイルダイアログを開き、バッチファイル \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7576,7 +7958,8 @@ lyxeditor.exe \end_inset -プログラム(これは、Cygwinでは既定でLyX実行ファイルとともに導入されます)のあるディレクトリを見つけます。 +プログラム(これは、Cygwinでは既定で\SpecialChar LyX +実行ファイルとともに導入されます)のあるディレクトリを見つけます。 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7596,7 +7979,8 @@ status collapsed \end_inset -と指定してください。これによって、LyXとの通信に +と指定してください。これによって、\SpecialChar LyX +との通信に \emph on lyxsocket \emph default @@ -7614,7 +7998,9 @@ status collapsed \end_inset -オプションを削除して、LyX設定でLyXServerパイプパスを指定することを忘れないでください。 +オプションを削除して、\SpecialChar LyX +設定で\SpecialChar LyX +Serverパイプパスを指定することを忘れないでください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -7631,9 +8017,9 @@ SumatraPDFを遡及検索で使用するためには、 status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator -ファイル書式\SpecialChar \menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator +ファイル書式\SpecialChar menuseparator PDF (pdflatex) \end_layout @@ -7685,8 +8071,9 @@ SumatraPDF -inverse-search "lyxeditor -g %f %l" $(basename $1) \end_layout \begin_layout Standard -SumatraPDFは、Windowsネイティブのアプリケーションであり、LyXのCygwin版が使用するPOSIXパスを理解しないので、このラッパスクリプトが -必要となります。SumatraPDF.exeがお使いのコマンドパスにない場合は、上記のスクリプトでPOSIXのフルパスを使用してください。 +SumatraPDFは、Windowsネイティブのアプリケーションであり、\SpecialChar LyX +のCygwin版が使用するPOSIXパスを理解しないので、このラッパスクリプトが必要と +なります。SumatraPDF.exeがお使いのコマンドパスにない場合は、上記のスクリプトでPOSIXのフルパスを使用してください。 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -7714,7 +8101,9 @@ status collapsed \end_inset -オプションを削除して、LyX設定でLyXServerパイプパスを指定することを忘れないでください。 +オプションを削除して、\SpecialChar LyX +設定で\SpecialChar LyX +Serverパイプパスを指定することを忘れないでください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -7726,13 +8115,15 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -順検索とは、名前が示すとおり、いわば遡及検索の「逆」を意味します。すなわち、LyX内部から、ビューアに特定の箇所を表示させることを可能にします。(以下に説明する -ように)もし順検索の準備ができていれば、カーソルをLyX文書の好きなところに置いて、 +順検索とは、名前が示すとおり、いわば遡及検索の「逆」を意味します。すなわち、\SpecialChar LyX +内部から、ビューアに特定の箇所を表示させることを可能にします。(以下に説明するように +)もし順検索の準備ができていれば、カーソルを\SpecialChar LyX +文書の好きなところに置いて、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -移動\SpecialChar \menuseparator +移動\SpecialChar menuseparator 順検索 \end_layout @@ -7752,10 +8143,11 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -順検索を有効にするためには、生成されたPDF/DVI出力ファイルに、TeXソースに関する情報を追加する必要があります。これは、第 +順検索を有効にするためには、生成されたPDF/DVI出力ファイルに、\SpecialChar TeX +ソースに関する情報を追加する必要があります。これは、第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:遡及検索" +reference "subsec:遡及検索" \end_inset @@ -7768,17 +8160,17 @@ reference "sub:遡及検索" status collapsed \begin_layout Plain Layout -ツール\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -出力\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +出力\SpecialChar menuseparator 一般 \end_layout \end_inset -で自分の使うビューアを利用するように、LyXを設定する必要があります。いくつかのビューアについては、試験済みの設定が前もって準備されており、ドロップダウンリスト -から選択することができます。これらの設定の何れも意にそぐわない場合には、ご自身で適切な設定を見つけ出して入力しなくてはなりません。定義文法は、以下の変数を使用し -ます。 +で自分の使うビューアを利用するように、\SpecialChar LyX +を設定する必要があります。いくつかのビューアについては、試験済みの設定が前もって準備されており、ドロップダウンリストから選 +択することができます。これらの設定の何れも意にそぐわない場合には、ご自身で適切な設定を見つけ出して入力しなくてはなりません。定義文法は、以下の変数を使用します。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -7843,9 +8235,9 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ツール\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -ファイル処理\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +ファイル処理\SpecialChar menuseparator ファイル形式 \end_layout @@ -7856,7 +8248,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -okular --unique +okular –unique \end_layout \end_inset @@ -7866,31 +8258,39 @@ okular --unique \end_inset -・Sumatra PDFなど、一部のビューアでしか、完全な順検索機能は提供されていないことに注意してください +・qpdfview・Sumatra PDFなど、一部のビューアでしか、完全な順検索機能は提供されていないことに注意してください +\lang english + \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -Sumatraの場合には、 + +\lang english +SumatraPDF can also use DDE commands through the external program CMCDDE + — downloadable from \begin_inset CommandInset href LatexCommand href -target "http://www.istri.fr/zip/CMCDDE.zip" +target "http://www.istri.fr/spip/zip/CMCDDE.zip" \end_inset -からダウンロードできるCMCDDEが必要です。 + \end_layout \end_inset + +\lang japanese 。広く使われているPDFビューアの多く(特にAdobe Reader)は、順検索を全く提供していませんが、他の一部のビューア(たとえばEvinceやxpdf)で は、少なくとも、文書を読み込み直したり、ファイルの特定ページに移動することはできますので、少なくとも「近く」には移動することができます。この後者の機能は、syn ctexの外部コールで提供されています(事前に用意されている用例をご覧ください)。 \end_layout \begin_layout Standard -順検索は、DVI出力とPDF出力の双方で動作します。LyXは、過去にあなたが使用したプレビュー形式をチェックして(つまり、一時ディレクトリにどちらの形式が存在す -るかをチェックして)、その形式に適切な設定を選択します。 +順検索は、DVI出力とPDF出力の双方で動作します。\SpecialChar LyX +は、過去にあなたが使用したプレビュー形式をチェックして(つまり、一時ディレクトリにどちらの形式が存在するかを +チェックして)、その形式に適切な設定を選択します。 \end_layout \begin_layout Chapter @@ -7920,7 +8320,7 @@ aa.cls \emph on Astronomy and Astrophysics \emph default -(『天文学と宇宙物理学』:www.edpsciences.fr/aa/ +(『天文学と宇宙物理学』: \begin_inset Flex URL status collapsed @@ -7931,7 +8331,12 @@ http://www.edpsciences.fr/aa/ \end_inset -)に投稿する論文を執筆するためのLyXの使用法を説明します。このパッケージは、FTPサイト +)に投稿する論文を執筆するための\SpecialChar LyX +の使用法を説明します。このパッケージは、FTPサイト +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_layout Standard @@ -7969,14 +8374,16 @@ ftp://ftp.edpsciences.org/pub/aa/readme.html \begin_layout Standard この学術誌の出版元は、2001年1月1日以降、Springer社からEDP Science社に変更されていることにご注意ください。この出版社の変更によって、th -esaurusコマンドの廃止など、スタイルファイルに若干の変更が加わっています。LyXのaaクラスは、スタイルファイルの最新版(第5.01版)をサポートしています -。もし古い版が装備されている場合には、更新してください。互換性のために、古い(第4版)レイアウトは、 +esaurusコマンドの廃止など、スタイルファイルに若干の変更が加わっています。\SpecialChar LyX +のaaクラスは、スタイルファイルの最新版(第5.01版)をサポートしています。もし +古い版が装備されている場合には、更新してください。互換性のために、古い(第4版)レイアウトは、 \family sans article (A&A V4) \family default として残してあります。 \family typewriter -$LyXDir/layouts/aapaper.layout +$\SpecialChar LyX +Dir/layouts/aapaper.layout \family default のコメントをご参照ください。 \end_layout @@ -7986,13 +8393,14 @@ $LyXDir/layouts/aapaper.layout \end_layout \begin_layout Standard -LyXとともに頒布されている例示用のひな型を土台として、書き始めることをお勧めします。ひな型を使用しない場合には、以下の設定にしてください。 +\SpecialChar LyX +とともに頒布されている例示用のひな型を土台として、書き始めることをお勧めします。ひな型を使用しない場合には、以下の設定にしてください。 \end_layout \begin_layout Itemize \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログで @@ -8085,17 +8493,19 @@ Received: <日付>; Accepted <日付> \backslash maketitle \family default -コマンドは、へッダが終了した場所に、LyXが自動的に入れてくれるので、手動で挿入する必要はありません。各項目の順序は関係ありませんが、見た目のためと、実際の文書 -のレイアウトに合わせるために、上記の順序を維持しておくと良いでしょう。 +コマンドは、へッダが終了した場所に、\SpecialChar LyX +が自動的に入れてくれるので、手動で挿入する必要はありません。各項目の順序は関係ありませんが、見た目のためと、実際の文書のレイ +アウトに合わせるために、上記の順序を維持しておくと良いでしょう。 \end_layout \begin_layout Standard 現住所の付記などのために、へッダ部に脚注を挿入したい場合には、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 脚注 \family default -を使用して標準の脚注を挿入してください。この場合には、LyXは自動的に +を使用して標準の脚注を挿入してください。この場合には、\SpecialChar LyX +は自動的に \family typewriter \backslash @@ -8105,7 +8515,9 @@ thanks{} \end_layout \begin_layout Standard -これらのトピックの他に、このマクロは、LyXが対応していない、以下の3つのLaTeXコマンドを使用します。 +これらのトピックの他に、このマクロは、\SpecialChar LyX +が対応していない、以下の3つの\SpecialChar LaTeX +コマンドを使用します。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -8141,12 +8553,15 @@ email{アドレス} \end_layout \begin_layout Standard -いずれの場合にも、LyX中に対応したコマンドを入力し、LaTeXコードとしてマークしてください。 +いずれの場合にも、\SpecialChar LyX +中に対応したコマンドを入力し、\SpecialChar LaTeX +コードとしてマークしてください。 \begin_inset Flex Code status collapsed \begin_layout Plain Layout -$LyXDir/examples +$\SpecialChar LyX +Dir/examples \end_layout \end_inset @@ -8160,13 +8575,16 @@ $LyXDir/examples \begin_layout Standard 概要は、へッダ部の直後に置きます。第5版から、概要は環境からコマンドに変更され、一段落に限るという制限が加えられました。さらに、ここにはキーワードを含む項目を入 -れなくてはなりません。これは、まだLyXでは実装されていないため、LaTeXコマンド +れなくてはなりません。これは、まだ\SpecialChar LyX +では実装されていないため、\SpecialChar LaTeX +コマンド \family typewriter \backslash keywords{} \family default -を手動で入力し、LaTeXコードとしてマークする必要があります。用例にある論文を参照してください。 +を手動で入力し、\SpecialChar LaTeX +コードとしてマークする必要があります。用例にある論文を参照してください。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -8246,15 +8664,18 @@ A&A論文用レイアウトでは、文章を構造化するために、以下 \begin_layout Itemize \family sans -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \end_layout \begin_layout Subsection -LyXでサポートされていないコマンド +\SpecialChar LyX +でサポートされていないコマンド \end_layout \begin_layout Standard -LyXの +\SpecialChar LyX +の \family sans article (A&A) \family default @@ -8328,7 +8749,8 @@ titlerunning{} \begin_layout Standard これらのコマンドのいずれかを使いたい場合には、自分で入力する必要があります。 \series bold -これをLaTeXコマンドとしてマークすることを忘れないで下さい。 +これを\SpecialChar LaTeX +コマンドとしてマークすることを忘れないで下さい。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -8336,7 +8758,8 @@ titlerunning{} \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、必要なフロート環境 +\SpecialChar LyX +は、必要なフロート環境 \family sans figure \family default @@ -8358,7 +8781,7 @@ table* \emph default をご覧ください。ただ、表は左揃えにしなくてはならないことに注意して下さい。そうするためには、表を選択して、 \family sans -編集\SpecialChar \menuseparator +編集\SpecialChar menuseparator 段落設定 \family default で配置を変更してください。 @@ -8371,8 +8794,8 @@ table* \begin_layout Enumerate \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -フロート\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +フロート\SpecialChar menuseparator 図 \family default を使って、幅広の図フロートを作成します。それから、図フロートのラベルを右クリックして @@ -8380,7 +8803,7 @@ table* status collapsed \begin_layout Plain Layout -設定\SpecialChar \ldots{} +設定\SpecialChar ldots \end_layout @@ -8420,10 +8843,10 @@ Return \begin_layout Enumerate カーソルを図の後ろに置いて、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 整形 \bar under -\SpecialChar \menuseparator +\SpecialChar menuseparator \bar default 水平方向の空白 @@ -8446,14 +8869,17 @@ Return \begin_layout Enumerate \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -TeXコード +挿入\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar TeX +コード \family default -を選択して、TeX差込枠を挿入します。 +を選択して、\SpecialChar TeX +差込枠を挿入します。 \end_layout \begin_layout Enumerate -TeX差込枠中に +\SpecialChar TeX +差込枠中に \family typewriter \backslash @@ -8467,10 +8893,12 @@ parbox[b]{55mm}{ \begin_layout Enumerate カーソルをキャプション文の後ろに移動し、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -TeXコード +挿入\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar TeX +コード \family default -を選択して、別のTeX差込枠を挿入し、その中に閉じ括弧を入力します 。 +を選択して、別の\SpecialChar TeX +差込枠を挿入し、その中に閉じ括弧を入力します 。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -8488,7 +8916,7 @@ referee \family default オプションを与える必要があります。これは、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログの @@ -8511,12 +8939,17 @@ referee \family sans Examples \family default -ディレクトリには、LyXで書かれた例示用論文が収録されています。これは、元のマクロパッケージの例示用論文をLyX用に直したものです。これはヒントを得るために使用 -したり、元の LaTeXコードとLyXでの書き方の比較に使ったりしてください。 +ディレクトリには、\SpecialChar LyX +で書かれた例示用論文が収録されています。これは、元のマクロパッケージの例示用論文を\SpecialChar LyX +用に直したものです。これはヒントを得るために使用したり、元の + \SpecialChar LaTeX +コードと\SpecialChar LyX +での書き方の比較に使ったりしてください。 \end_layout \begin_layout Section -AASTeX +AAS\SpecialChar TeX + \end_layout \begin_layout Standard @@ -8532,12 +8965,23 @@ Mike Ressler \end_layout \begin_layout Standard -AASTeXは、American Astronomical Society(アメリカ天文学会)が発行するAstrophysical Journal(宇宙物理学雑 -誌)同誌のLettersとSupplementを含む)・Astronomical Journal(天文学雑誌)・Publications of - the Astronomical Society of the Pacific(太平洋天文学会誌)三誌への電子投稿を可能にするために、同学会が作成したマクロ集 -です。LyXは、これらの文書を生成する上で、なかでも数式・引用・画像処理能力において、優れたツールであることが認識されています。LyXは、同マクロ第5.0版以降を -必要としており、できればここで説明されている第5.2版以降が望まれます。第5.0版未満の版は、LaTeX2.09で使用するよう企図されているため、根本的にLyXとは互 -換性がありません。AASTeXパッケージは、以下のAASTeXウェブサイトからダウンロードできるでしょう。 +AAS\SpecialChar TeX +は、American Astronomical Society(アメリカ天文学会)が発行するAstrophysical Journal(宇宙物理学雑誌)同 +誌のLettersとSupplementを含む)・Astronomical Journal(天文学雑誌)・Publications of the + Astronomical Society of the Pacific(太平洋天文学会誌)三誌への電子投稿を可能にするために、同学会が作成したマクロ集です。\SpecialChar LyX +は +、これらの文書を生成する上で、なかでも数式・引用・画像処理能力において、優れたツールであることが認識されています。\SpecialChar LyX +は、同マクロ第5.0版以降を必要としており、でき +ればここで説明されている第5.2版以降が望まれます。第5.0版未満の版は、\SpecialChar LaTeX +2.09で使用するよう企図されているため、根本的に\SpecialChar LyX +とは互換性がありません。AAS\SpecialChar TeX +パッケージは +、以下のAAS\SpecialChar TeX +ウェブサイトからダウンロードできるでしょう。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_layout Standard @@ -8564,9 +9008,12 @@ http://www.journals.uchicago.edu/AAS/AASTeX \end_layout \begin_layout Standard -パッケージ中には、完備したユーザーの手引きが収録されていますので、LyXで論文を書き始める前に、その中身を完全に理解しておく必要があります。LyXは、AASTe -Xの全コマンドを理解する必然性をなくすものではなく、すべてを手入力する苦労を減らすだけです。仕上がりのLaTeX文書が、論文を投稿しようとしているジャーナルの要 -求事項に完全に合致していることを確認するのは、あなたの責任です。 +パッケージ中には、完備したユーザーの手引きが収録されていますので、\SpecialChar LyX +で論文を書き始める前に、その中身を完全に理解しておく必要があります。\SpecialChar LyX +は、AASTeXの全コマン +ドを理解する必然性をなくすものではなく、すべてを手入力する苦労を減らすだけです。仕上がりの\SpecialChar LaTeX +文書が、論文を投稿しようとしているジャーナルの要求事項に完全に合致して +いることを確認するのは、あなたの責任です。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -8574,12 +9021,13 @@ Xの全コマンドを理解する必然性をなくすものではなく、す \end_layout \begin_layout Standard -論文を書き始めるには、AASTeXひな型ファイルを土台に始めることを強くお勧めします。 +論文を書き始めるには、AAS\SpecialChar TeX +ひな型ファイルを土台に始めることを強くお勧めします。 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 新規(ひな型使用) \end_layout @@ -8593,7 +9041,10 @@ aastex.lyx \family typewriter <> \family default -を含む)を正しい情報で上書きしてください。AASTeXコマンド・AASTeX環境の多くは、LyX中で直接実行することができますが、特に +を含む)を正しい情報で上書きしてください。AAS\SpecialChar TeX +コマンド・AAS\SpecialChar TeX +環境の多くは、\SpecialChar LyX +中で直接実行することができますが、特に \family typewriter \backslash @@ -8606,8 +9057,13 @@ altaffilmark altaffiltext \family default のようにできないものもあります。この二つのコマンドは、ひな型ファイルを開いたとき、赤色に表示されているのですぐ目に入ることでしょう。このようなコマンドは、直接L -aTeXコードを入力して、それをTeXコードとしてマークしなければなりません。このようなコマンドは、TeXコードあるいはEvil Red Text(邪悪な赤い文 -)と呼ばれます。AASTeX文書に必要とされる TeXコードを最小にするよう努力はしていますが、まだ望まれるほどにはなっていません。 +a\SpecialChar TeX +コードを入力して、それを\SpecialChar TeX +コードとしてマークしなければなりません。このようなコマンドは、\SpecialChar TeX +コードあるいはEvil Red Text(邪悪な赤い文)と呼ばれます。A +AS\SpecialChar TeX +文書に必要とされる \SpecialChar TeX +コードを最小にするよう努力はしていますが、まだ望まれるほどにはなっていません。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -8619,10 +9075,11 @@ aTeXコードを入力して、それをTeXコードとしてマークしなけ \end_layout \begin_layout Enumerate -論文を LaTeXファイルとして書き出します( +論文を \SpecialChar LaTeX +ファイルとして書き出します( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -書き出し\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator +書き出し\SpecialChar menuseparator LateX \family default )。 @@ -8634,6 +9091,10 @@ LateX .tex \family default ファイルを好きなエディタで編集します。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -8670,11 +9131,13 @@ secnumdepth \end_layout \begin_layout Enumerate -LaTeXプリアンブル中に意図的に置いたコマンド( +\SpecialChar LaTeX +プリアンブル中に意図的に置いたコマンド( \family typewriter .tex \family default -ファイル中、「User specified LaTeX commands」というコメントの直後にあります)を除いて、 +ファイル中、「User specified \SpecialChar LaTeX + commands」というコメントの直後にあります)を除いて、 \family typewriter \backslash @@ -8691,7 +9154,8 @@ makeatother \end_deeper \begin_layout Enumerate -編集後のファイルを LaTeXにかけて、正しく処理されることを確認します。 +編集後のファイルを \SpecialChar LaTeX +にかけて、正しく処理されることを確認します。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -8707,12 +9171,14 @@ makeatother \end_layout \begin_layout Standard -AASTeXユーザーの手引き( +AAS\SpecialChar TeX +ユーザーの手引き( \family typewriter aasguide.tex \family default -)に、各AASTeXコマンドの詳しい説明があるので、ここでは、各コマンドの使用法の詳細な説明は行いません。そこで、ここではユーザーの手引きに現れるとおりに一覧を -列挙して、必要なところだけコメントを加えることにしましょう。 +)に、各AAS\SpecialChar TeX +コマンドの詳しい説明があるので、ここでは、各コマンドの使用法の詳細な説明は行いません。そこで、ここではユーザーの手引きに現れるとおりに一覧を列挙し +て、必要なところだけコメントを加えることにしましょう。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -8905,7 +9371,7 @@ flushrt status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \end_layout @@ -8931,7 +9397,8 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Itemize -以下の項目は、学術誌の編集者向けに取ってあるものですが、どうしても必要ならば、LaTeXプリアンブルに入れることができます。 +以下の項目は、学術誌の編集者向けに取ってあるものですが、どうしても必要ならば、\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに入れることができます。 \family typewriter \backslash @@ -8963,7 +9430,8 @@ cpright \end_layout \begin_layout Itemize -以下の項目は、LaTeXのプリアンブルに置くことができるもので、これらは、ひな型ファイルには、空の引数と共に含まれています。 +以下の項目は、\SpecialChar LaTeX +のプリアンブルに置くことができるもので、これらは、ひな型ファイルには、空の引数と共に含まれています。 \family typewriter \backslash @@ -8991,7 +9459,8 @@ shortauthors \backslash email \family default -(2.3)―「単独で」使うことはできますが、段落の途中で使うことはできません。埋め込む必要がある場合には、TeXコードを使用してください。 +(2.3)―「単独で」使うことはできますが、段落の途中で使うことはできません。埋め込む必要がある場合には、\SpecialChar TeX +コードを使用してください。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -9011,7 +9480,8 @@ and \backslash notetoeditor \family default -(2.6)―「単独で」使うことはできますが、段落の途中で使うことはできません。埋め込む必要がある場合には、TeXコードを使用してください。 +(2.6)―「単独で」使うことはできますが、段落の途中で使うことはできません。埋め込む必要がある場合には、\SpecialChar TeX +コードを使用してください。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -9072,7 +9542,7 @@ figcaption status collapsed \begin_layout Plain Layout -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 短縮タイトル \end_layout @@ -9120,7 +9590,8 @@ figcaption \end_layout \begin_layout Subsubsection -実装されていないため、TeXコードを使用するもの +実装されていないため、\SpecialChar TeX +コードを使用するもの \end_layout \begin_layout Standard @@ -9184,7 +9655,8 @@ tablenum \backslash tableline \family default -(2.15.4:入れたい場所の後ろに、左側セルの最初の要素として挿入する。表中では、LyXの方法は使わないでください)・ +(2.15.4:入れたい場所の後ろに、左側セルの最初の要素として挿入する。表中では、\SpecialChar LyX +の方法は使わないでください)・ \family typewriter \backslash @@ -9258,18 +9730,19 @@ references(2.12.3)環境とdeluxetable(2.14)環境は、少なくとも意味の status collapsed \begin_layout Plain Layout -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator ファイル \begin_inset Formula $\text{\textipa{}}$ \end_inset -\SpecialChar \menuseparator +\SpecialChar menuseparator 子文書 \end_layout \end_inset -を使用して、LyXファイルに読み込むことを推奨します。この実例は、 +を使用して、\SpecialChar LyX +ファイルに読み込むことを推奨します。この実例は、 \family typewriter aas_sample.lyx \family default @@ -9281,15 +9754,21 @@ FAQとヒントと技とその他の考察 \end_layout \begin_layout Subsubsection -LyXをAASTeXと協調させる +\SpecialChar LyX +をAAS\SpecialChar TeX +と協調させる \end_layout \begin_layout Standard -LyXに、新しいレイアウトと文書クラスを認識させるには若干コツが要ります。もしうまく行かなかったら、次のようにしてみてください。 +\SpecialChar LyX +に、新しいレイアウトと文書クラスを認識させるには若干コツが要ります。もしうまく行かなかったら、次のようにしてみてください。 \end_layout \begin_layout Enumerate -LaTeXが、AASTeXを検出できることを確認してください。AASTeX頒布版に含まれる +\SpecialChar LaTeX +が、AAS\SpecialChar TeX +を検出できることを確認してください。AAS\SpecialChar TeX +頒布版に含まれる \family typewriter sample.tex \family default @@ -9297,11 +9776,14 @@ sample.tex \family typewriter table.tex \family default -でも可)を、LaTeXやAASTeXとまったく関係のないディレクトリにコピーして、 +でも可)を、\SpecialChar LaTeX +やAAS\SpecialChar TeX +とまったく関係のないディレクトリにコピーして、 \family typewriter sample.tex \family default -をLaTeXにかけてください。 +を\SpecialChar LaTeX +にかけてください。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -9309,7 +9791,8 @@ sample.tex \family typewriter aastex.layout \family default -が、LyXの +が、\SpecialChar LyX +の \family typewriter layouts \family default @@ -9317,37 +9800,45 @@ layouts \end_layout \begin_layout Enumerate -LyX中から +\SpecialChar LyX +中から \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 環境構成 \family default -を再度実行し、LyXを再起動してください。 +を再度実行し、\SpecialChar LyX +を再起動してください。 \end_layout \begin_layout Enumerate -ひな型ではなく、通常の新規ファイルを開いてください。AASTeXが、 +ひな型ではなく、通常の新規ファイルを開いてください。AAS\SpecialChar TeX +が、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default のクラス一覧に表示されていますか? \end_layout \begin_layout Standard -既存のAASTeX文書を処理する際に、AASTeXレイアウトを見つけられないとか、「タイトルレイアウトと通常のレイアウトを混在させないでください」といった警告が -出るようであれば、正しい導入が行われていません。 +既存のAAS\SpecialChar TeX +文書を処理する際に、AAS\SpecialChar TeX +レイアウトを見つけられないとか、「タイトルレイアウトと通常のレイアウトを混在させないでください」といった警告が出るようであ +れば、正しい導入が行われていません。 \end_layout \begin_layout Subsubsection -表を処理する際のLaTeXエラー +表を処理する際の\SpecialChar LaTeX +エラー \end_layout \begin_layout Standard -既定では、LyXは、表のキャプションやタイトルを中央揃えにしようと試みます。これはAASTeXと悪い相互干渉を発生させるようですので、キャプションやタイトルのど -こかをクリックして、 +既定では、\SpecialChar LyX +は、表のキャプションやタイトルを中央揃えにしようと試みます。これはAAS\SpecialChar TeX +と悪い相互干渉を発生させるようですので、キャプションやタイトルのどこかをクリッ +クして、 \family sans -編集\SpecialChar \menuseparator +編集\SpecialChar menuseparator 段落設定 \family default を選択し、 @@ -9392,26 +9883,32 @@ EPSファイルの読み込み \end_layout \begin_layout Standard -AASTeXには、自前の図関連コマンド(たとえば +AAS\SpecialChar TeX +には、自前の図関連コマンド(たとえば \family typewriter \backslash plotone \family default -)がありますが、私は(既定のgraphicxを使った)LaTeXの標準図コマンドの方がずっと好きです。望めば、図フロートボックスに、TeXコードで +)がありますが、私は(既定のgraphicxを使った)\SpecialChar LaTeX +の標準図コマンドの方がずっと好きです。望めば、図フロートボックスに、\SpecialChar TeX +コードで \family typewriter \backslash plotone \family default -等のコマンドを挿入することはできますが、私には正しいレイアウトを得ることができた試しがありません。標準の画像コマンドを使えば、LyXは、 +等のコマンドを挿入することはできますが、私には正しいレイアウトを得ることができた試しがありません。標準の画像コマンドを使えば、\SpecialChar LyX +は、 \family typewriter \backslash usepackage{graphics} \family default -コマンドをLaTeXプリアンブルに挿入し、図をLaTeX2eの標準的な方法で取り扱って、文章の中にちりばめます。現在、ApJは、ちょうどこのようにして作成した図 -を受け入れていますが、AJはまだ「すべてを末尾に積み上げる」方法を使用しているかもしれません。 +コマンドを\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに挿入し、図を\SpecialChar LaTeX2e +の標準的な方法で取り扱って、文章の中にちりばめます。現在、ApJは、ちょうどこのようにして作成した図を受け入れていますが、A +Jはまだ「すべてを末尾に積み上げる」方法を使用しているかもしれません。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -9419,9 +9916,10 @@ usepackage{graphics} \end_layout \begin_layout Standard -「素敵な」ものの中には、実装することも可能だったけれども、あえて実装しなかったものがあります。たとえば、紙の原稿ではダブルスペースであったとしても、LyXウィン -ドウ中で、文章をダブルスペースにする意味はないと考えました。また、preprint様式とpreprint2様式を、独立したレイアウトにすることもしませんでした。 -いずれにしても、執筆時間のほとんどを、平の原稿モードで使うのがほとんどですから、これらの機能でディスクスペースを消費しないことにしました。 +「素敵な」ものの中には、実装することも可能だったけれども、あえて実装しなかったものがあります。たとえば、紙の原稿ではダブルスペースであったとしても、\SpecialChar LyX +ウィンドウ中 +で、文章をダブルスペースにする意味はないと考えました。また、preprint様式とpreprint2様式を、独立したレイアウトにすることもしませんでした。いずれ +にしても、執筆時間のほとんどを、平の原稿モードで使うのがほとんどですから、これらの機能でディスクスペースを消費しないことにしました。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -9433,16 +9931,19 @@ usepackage{graphics} \begin_inset space \thinspace{} \end_inset -%はLyX上で為されました。残りの2 +%は\SpecialChar LyX +上で為されました。残りの2 \begin_inset space \thinspace{} \end_inset -%が、LaTeXでの後処理と若干の後片付けです。投稿の過程では何のトラブルもなく、これらの学術誌が通常の投稿原稿と違う点に気づくことはなかったでしょう。ですから -、がんばって発表してください! +%が、\SpecialChar LaTeX +での後処理と若干の後片付けです。投稿の過程では何のトラブルもなく、これらの学術誌が通常の投稿原稿と違う点に気づくことはなかったでしょう。ですから、がんばっ +て発表してください! \end_layout \begin_layout Section -AMS LaTeX +AMS \SpecialChar LaTeX + \end_layout \begin_layout Standard @@ -9462,9 +9963,11 @@ Richard Heck \end_layout \begin_layout Standard -AMS LaTeXレイアウトは、American Mathematical Society(アメリカ数学会)の刊行物に投稿する数学論文用のスタイルです。レイアウ -トは、特定の学術誌向けに仕立てられてはいませんが、簡単にそうすることができます。各学術誌毎の指示については、AMSの説明書をご参照ください(通常は、TeX出力中 -の一行を変更する必要があるだけです)。AMSの説明書は、ウェブWeb上の +AMS \SpecialChar LaTeX +レイアウトは、American Mathematical Society(アメリカ数学会)の刊行物に投稿する数学論文用のスタイルです。レイアウトは、特定 +の学術誌向けに仕立てられてはいませんが、簡単にそうすることができます。各学術誌毎の指示については、AMSの説明書をご参照ください(通常は、\SpecialChar TeX +出力中の一行を変更する +必要があるだけです)。AMSの説明書は、ウェブWeb上の \begin_inset Flex URL status open @@ -9490,7 +9993,8 @@ ftp://ftp.ams.org/pub/tex/amslatex/ \end_layout \begin_layout Standard -基本となるAMS LaTeXレイアウトには、以下の二つがあります。 +基本となるAMS \SpecialChar LaTeX +レイアウトには、以下の二つがあります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -9633,8 +10137,10 @@ book (KOMA-script) \end_layout \begin_layout Standard -これらのレイアウトが提供している環境を列挙すると、長い一覧となります。AMS-LaTeXでは、実のところ、「theorem」環境の派生型を際限なく定義していくこ -とが可能です。しかし、AMSは、LyXで利用可能になっている環境のみを使用することを推奨しています。 +これらのレイアウトが提供している環境を列挙すると、長い一覧となります。AMS-\SpecialChar LaTeX +では、実のところ、「theorem」環境の派生型を際限なく定義していくことが可能で +す。しかし、AMSは、\SpecialChar LyX +で利用可能になっている環境のみを使用することを推奨しています。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -9657,7 +10163,7 @@ book (AMS) \end_inset -には、------ +には、—— \begin_inset space ~ \end_inset @@ -9715,7 +10221,7 @@ status collapsed \begin_inset space ~ \end_inset ------- +—— \begin_inset space ~ \end_inset @@ -9846,8 +10352,8 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Proof -この環境の最後には、証了記号(通常は四角ですがスタイルによって変わります)が置かれます。この環境の中に別の環境を入れたい------たとえばケース環境など--- ----場合で、証了記号は証明環境の終わりにのみ現れるようにしたい場合には、他の環境は証明環境の中に入れ子にしなくてはなりません。入れ子に関する情報については、 +この環境の最後には、証了記号(通常は四角ですがスタイルによって変わります)が置かれます。この環境の中に別の環境を入れたい——たとえばケース環境など——場合で、証 +了記号は証明環境の終わりにのみ現れるようにしたい場合には、他の環境は証明環境の中に入れ子にしなくてはなりません。入れ子に関する情報については、 \emph on ユーザーの手引き \emph default @@ -9913,8 +10419,9 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -さらに、AMSクラスは、AMS LaTeXパッケージとAMSフォントパッケージを自動的に提供します。これらの環境を使用するためには、お使いのシステム上で利用可能 -となっている必要があります。 +さらに、AMSクラスは、AMS \SpecialChar LaTeX +パッケージとAMSフォントパッケージを自動的に提供します。これらの環境を使用するためには、お使いのシステム上で利用可能となってい +る必要があります。 \end_layout \begin_layout Section @@ -9964,7 +10471,8 @@ http://publications.agu.org/files/2013/08/AGU-LaTeX.zip \family sans 段落* \family default -は、定義し直されています。LyXの画面では、依然として +は、定義し直されています。\SpecialChar LyX +の画面では、依然として \family sans 段落 \family default @@ -9972,7 +10480,8 @@ http://publications.agu.org/files/2013/08/AGU-LaTeX.zip \family sans 段落* \family default -と表示されますが、AGUクラスにおけるLaTeXの対応物は、 +と表示されますが、AGUクラスにおける\SpecialChar LaTeX +の対応物は、 \family sans Subsubsubsection \family default @@ -10060,7 +10569,7 @@ Journal of Geophysical Research \family typewriter jgrga.layout \family default - --- Martin Vermeer + — Martin Vermeer \end_layout \begin_layout Standard @@ -10090,7 +10599,7 @@ babelを無効にしてください。 \emph default これは、 \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 設定 \family default メニュー項目で行うことができます(AGUの論文は常に英語ですよね。ですから他の言語は @@ -10109,7 +10618,8 @@ jgrga \end_layout \begin_layout Enumerate -BibTeX差込枠の2番目のフィールドに +Bib\SpecialChar TeX +差込枠の2番目のフィールドに \family sans agu \family default @@ -10450,7 +10960,8 @@ http://www.copernicus.org/ \family default ・ \family sans -LaTeXタイトル +\SpecialChar LaTeX +タイトル \family default ・ \family sans @@ -10492,7 +11003,8 @@ Elsevier各誌 \end_layout \begin_layout Standard -LyXひな型ファイルの +\SpecialChar LyX +ひな型ファイルの \family typewriter elsarticle.lyx \family default @@ -10500,7 +11012,8 @@ elsarticle.lyx \end_layout \begin_layout Section -Foils (別名FoilTeX) +Foils (別名Foil\SpecialChar TeX +) \begin_inset CommandInset label LatexCommand label name "sec:foiltex" @@ -10523,8 +11036,10 @@ Allan Rae \end_layout \begin_layout Standard -本節では、プレゼンテーション用のスライドを作るための、LyXの使用法を解説します。スライドを作ることのできる文書クラスには、slides・FoilTeX・sem -inar・beamer・powerdotといったクラスがありますが、本節では、そのうちslidesの解説を行います。 +本節では、プレゼンテーション用のスライドを作るための、\SpecialChar LyX +の使用法を解説します。スライドを作ることのできる文書クラスには、slides・Foil\SpecialChar TeX +・seminar・b +eamer・powerdotといったクラスがありますが、本節では、そのうちslidesの解説を行います。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -10622,7 +11137,9 @@ slides \family sans foils \family default -クラスは、LaTeX2eの一部として含まれているLaTeXクラスファイル +クラスは、\SpecialChar LaTeX2e +の一部として含まれている\SpecialChar LaTeX +クラスファイル \family sans foils.cls \family default @@ -10636,8 +11153,8 @@ foils.cls \begin_layout Standard いうまでもなく、この文書クラスを使うには、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator 文書クラス \family default メニューの @@ -10703,7 +11220,8 @@ serif \end_layout \begin_layout Itemize -FoilTeXは、35 +Foil\SpecialChar TeX +は、35 \begin_inset space \thinspace{} \end_inset @@ -10723,7 +11241,8 @@ mmスライド用の特殊寸法の他、A4とレター大の用紙寸法をサ \family sans ページレイアウト \family default -の設定は、若干異なった挙動を示します。FoilTeXでは、ユーザ定義のロゴをはじめ、フッタとへッダに広範な設定ができます。詳細については第 +の設定は、若干異なった挙動を示します。Foil\SpecialChar TeX +では、ユーザ定義のロゴをはじめ、フッタとへッダに広範な設定ができます。詳細については第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref reference "sec:foilfoot" @@ -10739,6 +11258,10 @@ reference "sec:foilfoot" つねに \emph default ページ下部中央に表示されます。使用できるページ様式とその挙動は、以下の通りです。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -10783,8 +11306,8 @@ fancy \family sans fancyheadings \family default -パッケージを使えるようにします。ただし、FoilTeXパッケージの作者は、ページレイアウトが崩れる可能性があるので、これを使用することは勧めないと言及しています -。 +パッケージを使えるようにします。ただし、Foil\SpecialChar TeX +パッケージの作者は、ページレイアウトが崩れる可能性があるので、これを使用することは勧めないと言及しています。 \end_layout \end_deeper @@ -10841,7 +11364,8 @@ dvips \family sans foils \family default -文書を作成する度に自動的に設定されます。このオプションは、横向きに設定されたページを回転させるのに、dvipsドライバを使うようFoilTeXに指示します。 +文書を作成する度に自動的に設定されます。このオプションは、横向きに設定されたページを回転させるのに、dvipsドライバを使うようFoil\SpecialChar TeX +に指示します。 \end_layout \begin_layout Labeling @@ -10889,7 +11413,9 @@ fleqn \family sans foils \family default -クラスでもサポートされています。それ以外に、FoilTeXが提供している環境と、LyXが付け加えた環境があります。以下の環境は、他のクラスと共通の環境です。 +クラスでもサポートされています。それ以外に、Foil\SpecialChar TeX +が提供している環境と、\SpecialChar LyX +が付け加えた環境があります。以下の環境は、他のクラスと共通の環境です。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -10931,7 +11457,8 @@ status open \begin_layout Itemize \family sans -LyXコード +\SpecialChar LyX +コード \end_layout \begin_layout Itemize @@ -11016,7 +11543,8 @@ LyXコード \family sans Foil \family default -TeXは新しいスライドを始める以下のようなコマンドを備えています。 +\SpecialChar TeX +は新しいスライドを始める以下のようなコマンドを備えています。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -11032,7 +11560,8 @@ TeXは新しいスライドを始める以下のようなコマンドを備え \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、以下のような、これらを若干修正した環境も用意しています。 +\SpecialChar LyX +は、以下のような、これらを若干修正した環境も用意しています。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -11056,7 +11585,8 @@ LyXは、以下のような、これらを若干修正した環境も用意し \family sans Foil \family default -TeXはそれらを説明するのに便利な環境を幅広く用意しています。 +\SpecialChar TeX +はそれらを説明するのに便利な環境を幅広く用意しています。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -11137,7 +11667,8 @@ status open \end_layout \begin_layout Standard -星付き版は連番が振られず、星なし版は連番が振られます。他に、LyXで追加された以下の2つの箇条書き環境があります。 +星付き版は連番が振られず、星なし版は連番が振られます。他に、\SpecialChar LyX +で追加された以下の2つの箇条書き環境があります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -11153,8 +11684,9 @@ status open \end_layout \begin_layout Standard -FoilTeXには、強力なヘッダ機能とフッタ機能があり、これらはプリアンブルで設定するのが最良ですが、文章中のどこでも設定することができます。もし文書中でこれら -の設定を変更したい場合には、スライドの一番上、foilheadの直後で行うのが良いでしょう。 +Foil\SpecialChar TeX +には、強力なヘッダ機能とフッタ機能があり、これらはプリアンブルで設定するのが最良ですが、文章中のどこでも設定することができます。もし文書中でこれらの設定 +を変更したい場合には、スライドの一番上、foilheadの直後で行うのが良いでしょう。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -11195,6 +11727,12 @@ status open \family sans 左ヘッダ +\family default + +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -11212,7 +11750,9 @@ status open \end_layout \begin_layout Standard -FoilTeXが提供しているコマンドで、LyXが直接サポートしていないコマンドもありますが、これらの説明と使い方については、第 +Foil\SpecialChar TeX +が提供しているコマンドで、\SpecialChar LyX +が直接サポートしていないコマンドもありますが、これらの説明と使い方については、第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref reference "sec:unsuppfoils" @@ -11227,7 +11767,8 @@ reference "sec:unsuppfoils" \end_layout \begin_layout Standard -この節は、様々な環境を使ってスライドの組を作る方法を簡単に紹介します。スライド組の例をご覧になりたい場合は、LyXの +この節は、様々な環境を使ってスライドの組を作る方法を簡単に紹介します。スライド組の例をご覧になりたい場合は、\SpecialChar LyX +の \family typewriter examples \family default @@ -11267,7 +11808,8 @@ foils \family sans 日付 \family default -環境を使用しなかった場合には、LaTeXは(出力を生成し直したときにはいつも)その時点の日付を挿入します。 +環境を使用しなかった場合には、\SpecialChar LaTeX +は(出力を生成し直したときにはいつも)その時点の日付を挿入します。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -11316,14 +11858,19 @@ dvips \end_layout \begin_layout Standard -LyX中の小さなバグによって、これらの環境の同じ型をお互いに直接続けて置くことはできません。これらは何かによって分離されなくてはなりません。仮に二つ続けて置いて -も、2つの環境をマージしたかのように、前の環境が延長されるだけです。この問題を回避するにはどうすればよいのでしょうか。最も簡単な方法は、二つの環境の間に何か文章 -を置くか、あるいは二つの間に「 +\SpecialChar LyX +中の小さなバグによって、これらの環境の同じ型をお互いに直接続けて置くことはできません。これらは何かによって分離されなくてはなりません。仮に二つ続けて置いても、2 +つの環境をマージしたかのように、前の環境が延長されるだけです。この問題を回避するにはどうすればよいのでしょうか。最も簡単な方法は、二つの環境の間に何か文章を置く +か、あるいは二つの間に「 \family typewriter % \family default -」だけから成るLaTeX環境を置くことです。これによって、LyXは2つの別々の環境を生成するように強制され、正しいLaTeX出力を得ることができます。LyX頒布 -版に含まれる用例ファイルに例があります。この問題は、二つの同じ定理型環境を立て続けに置こうとした場合にのみ発生することに注意してください。 +」だけから成る\SpecialChar LaTeX +環境を置くことです。これによって、\SpecialChar LyX +は2つの別々の環境を生成するように強制され、正しい\SpecialChar LaTeX +出力を得ることができます。\SpecialChar LyX +頒布版に含まれる用例ファイルに例があ +ります。この問題は、二つの同じ定理型環境を立て続けに置こうとした場合にのみ発生することに注意してください。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -11379,8 +11926,9 @@ psnfss \end_layout \begin_layout Standard -FoilTeXでは、図表フロートは、本文中の挿入箇所にこれらが正確に表示されるように再定義されており、ページの上部やユーザー指定場所に押しのけたりはしないように -なっています。たとえフロート配置の設定に変更を加えたとしても、単に無視されます。 +Foil\SpecialChar TeX +では、図表フロートは、本文中の挿入箇所にこれらが正確に表示されるように再定義されており、ページの上部やユーザー指定場所に押しのけたりはしないようになって +います。たとえフロート配置の設定に変更を加えたとしても、単に無視されます。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -11407,7 +11955,8 @@ name "sec:foilfoot" \family sans Foil \family default -TeX-」となっています。後者は、「機密事項」などのように、聴衆に秘密区分を提示することを意図しています。既定値では、何も設定されていません。 +\SpecialChar TeX +-」となっています。後者は、「機密事項」などのように、聴衆に秘密区分を提示することを意図しています。既定値では、何も設定されていません。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -11431,7 +11980,8 @@ TeX-」となっています。後者は、「機密事項」などのように \family sans Foil \family default -TeX機能 +\SpecialChar TeX +機能 \begin_inset CommandInset label LatexCommand label name "sec:unsuppfoils" @@ -11444,11 +11994,13 @@ name "sec:unsuppfoils" \begin_layout Standard 以下で言及されているコマンドは、 \family sans -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \family default 環境内で設定されるか、他の環境中の \family sans -TeXコード +\SpecialChar TeX +コード \family default として設定される必要があります。 \end_layout @@ -11925,7 +12477,8 @@ M-z p 話者 \family default -への指示。自動的に括弧()が挿入されますが、LyX上で表示されるのは、左括弧( のみです。印刷出力には右括弧も表示されます。 +への指示。自動的に括弧()が挿入されますが、\SpecialChar LyX +上で表示されるのは、左括弧( のみです。印刷出力には右括弧も表示されます。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -12085,8 +12638,10 @@ http://www.worldscinet.com/ijmpd/mkt/guidelines.shtml \end_inset -の各サイトからダウンロードすることができます。両パッケージは、標準「article」パッケージの修正版であり、両者は(一部を除き)ほぼ同一です。LyXは、これら -のパッケージのほとんどの機能をサポートしています。私は両誌へ投稿する論文をLyXで書き上げましたが、何らの問題も生じませんでした。 +の各サイトからダウンロードすることができます。両パッケージは、標準「article」パッケージの修正版であり、両者は(一部を除き)ほぼ同一です。\SpecialChar LyX +は、これらのパッ +ケージのほとんどの機能をサポートしています。私は両誌へ投稿する論文を\SpecialChar LyX +で書き上げましたが、何らの問題も生じませんでした。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -12096,7 +12651,7 @@ http://www.worldscinet.com/ijmpd/mkt/guidelines.shtml \begin_layout Standard 通常と同じく、論文を書く上で最も易しい方法は、ひな型を使って書き始めることです。 \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 新規(ひな型使用) \family default をクリックして、ひな型 @@ -12115,13 +12670,14 @@ ijmpd.lyx \end_layout \begin_layout Enumerate -両パッケージでは、フォント寸法や文書のページ様式を変更することが禁じられているので、LyX中でこれらを変更することはできません。 +両パッケージでは、フォント寸法や文書のページ様式を変更することが禁じられているので、\SpecialChar LyX +中でこれらを変更することはできません。 \end_layout \begin_layout Enumerate 文書言語は変更してはいけません。論文をプレビューする前に、babelパッケージが使用されていないことを確認してください。これは、 \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 設定 \family default をクリックして、 @@ -12154,12 +12710,14 @@ ijmpcパッケージが提供する「分類コード」様式は、PACS番号 \begin_layout Enumerate 「定義」「ステップ」「例」「注記」「記法」「定理」「証明」「系」「補題」「命題」「命題(Prop)」「問題」「主張」「予想」といった新しい環境を使用することがで -きます。これらの使い方は、大凡自明でしょう。LyXは、これらの環境をすべてサポートし、それぞれについて、適切なラベルと文字様式および連番スキームを使用します。 +きます。これらの使い方は、大凡自明でしょう。\SpecialChar LyX +は、これらの環境をすべてサポートし、それぞれについて、適切なラベルと文字様式および連番スキームを使用します。 \end_layout \begin_layout Enumerate -両パッケージは、単純な引用を使用しますので、natbibパッケージは使用してはなりません。LyX中では、引用参照は通常通り表示されますが、出力では上付き文字とし -て表示されます。引用に通常の本文を使用したい場合には、「See Ref. +両パッケージは、単純な引用を使用しますので、natbibパッケージは使用してはなりません。\SpecialChar LyX +中では、引用参照は通常通り表示されますが、出力では上付き文字として表示 +されます。引用に通常の本文を使用したい場合には、「See Ref. \begin_inset space \space{} \end_inset @@ -12217,9 +12775,12 @@ refcite \emph on 前 \emph default -であれば、入れることができます。LyX上では、「付録領域」という特別な環境があり、これを使って付録の開始位置を指定することができます。この環境は空のままにしてお -かなくてはなりません。この環境は、LaTeXコマンドを書き出すだけで、実際に出力は行いません。LyX上では、青字で「Appendix」という単語が表示され、この -箇所より後の節はすべて付録であることを明示します。「付録領域」は、最初の付録の前に +であれば、入れることができます。\SpecialChar LyX +上では、「付録領域」という特別な環境があり、これを使って付録の開始位置を指定することができます。この環境は空のままにしておかなく +てはなりません。この環境は、\SpecialChar LaTeX +コマンドを書き出すだけで、実際に出力は行いません。\SpecialChar LyX +上では、青字で「Appendix」という単語が表示され、この箇所より後の節はすべて +付録であることを明示します。「付録領域」は、最初の付録の前に \emph on なくてはならない \emph default @@ -12231,14 +12792,18 @@ ijmpcおよびijmpdパッケージは、表キャプションを実装するの \family typewriter tbl \family default -コマンドを使用します。そのため、LyXが作成した表は正しく印字されますが、そのキャプションは無視されます。しかし、TeXコードを少し使えば、この問題を回避して、 -キャプションを望み通り印字することができるようになります。そうするには、表フロートを通常通り作成して、キャプションを削除し、代わりにTeXコードで +コマンドを使用します。そのため、\SpecialChar LyX +が作成した表は正しく印字されますが、そのキャプションは無視されます。しかし、\SpecialChar TeX +コードを少し使えば、この問題を回避して、キャプション +を望み通り印字することができるようになります。そうするには、表フロートを通常通り作成して、キャプションを削除し、代わりに\SpecialChar TeX +コードで \family typewriter \backslash tbl{表キャプション}{ \family default -(ママ)と入れます。そこに表の内容を入れて、直後をTeXコード +(ママ)と入れます。そこに表の内容を入れて、直後を\SpecialChar TeX +コード \family typewriter } \family default @@ -12247,10 +12812,11 @@ tbl{表キャプション}{ \family typewriter .tex \family default -ファイルに収め、このファイルをLyX文書に取り込んでください( +ファイルに収め、このファイルを\SpecialChar LyX +文書に取り込んでください( \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -ファイル\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 子文書 \family default )。表フロートの作り方についての詳細は、各パッケージに含まれている @@ -12269,19 +12835,23 @@ ws-ijmpd.tex \end_layout \begin_layout Standard -論文を投稿する前には、LyX文書をLaTeXファイルに書き出し( +論文を投稿する前には、\SpecialChar LyX +文書を\SpecialChar LaTeX +ファイルに書き出し( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -書き出し\SpecialChar \menuseparator -LaTeX +ファイル\SpecialChar menuseparator +書き出し\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX + \family default ) \begin_inset Foot status open \begin_layout Plain Layout -実は、LaTeX (plain)とpdflatexとの間で選択ができます。論文を準備するのにpdflatexを使用しようとするのであれば、取り込んである画像がP -DF形式に変換され、pdflatexで使用できるように、pdflatexオプションを指定しなくてはなりません。 +実は、\SpecialChar LaTeX + (plain)とpdflatexとの間で選択ができます。論文を準備するのにpdflatexを使用しようとするのであれば、取り込んである画像がPDF形式に +変換され、pdflatexで使用できるように、pdflatexオプションを指定しなくてはなりません。 \end_layout \end_inset @@ -12304,7 +12874,8 @@ documentclass \end_layout \begin_layout Enumerate -自身で明示的にLaTeXプリアンブルに置いたコマンドを除き、 +自身で明示的に\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに置いたコマンドを除き、 \family typewriter \backslash @@ -12324,7 +12895,8 @@ makeatother \family typewriter .tex \family default -ファイルを保存し、必要な回数LaTeXで処理してください。それによって得られた +ファイルを保存し、必要な回数\SpecialChar LaTeX +で処理してください。それによって得られた \family typewriter .dvi \family default @@ -12332,11 +12904,13 @@ makeatother \end_layout \begin_layout Subsection -TeXコードの使用 +\SpecialChar TeX +コードの使用 \end_layout \begin_layout Standard -TeXコードを使用するのは、2つのコマンドに限られ、これらは文書の最初に置かれなくてはなりません。論文をひな型 +\SpecialChar TeX +コードを使用するのは、2つのコマンドに限られ、これらは文書の最初に置かれなくてはなりません。論文をひな型 \family typewriter ijmpc.lyx \family default @@ -12344,8 +12918,11 @@ ijmpc.lyx \family typewriter ijmpd.lyx \family default -を使用して書き始めた場合には、これら必要なTeXコードは、すでに書き込まれています。通常、これらを削除する必要はありません。2つのうち1番めのTeXコードのみが -、奇数ページおよび偶数ページの上部に印字する情報(それぞれ著者名と論文の短縮タイトル)を指定するために、修正する必要があります。このTeXコードは、 +を使用して書き始めた場合には、これら必要な\SpecialChar TeX +コードは、すでに書き込まれています。通常、これらを削除する必要はありません。2つのうち1番めの\SpecialChar TeX +コードのみが、奇数ページ +および偶数ページの上部に印字する情報(それぞれ著者名と論文の短縮タイトル)を指定するために、修正する必要があります。この\SpecialChar TeX +コードは、 \family typewriter \backslash @@ -12391,7 +12968,8 @@ ftp://ftp.iop.org/pub/journals/latex2e \end_layout \begin_layout Standard -論文を書くもっとも簡単な方法は、LyXの用例ファイルフォルダにある +論文を書くもっとも簡単な方法は、\SpecialChar LyX +の用例ファイルフォルダにある \emph on IOP-article.lyx \emph default @@ -12413,6 +12991,10 @@ AMS mathパッケージを使う \begin_layout Itemize タイトル環境の選択如何によって、論文の種類が定義されます。種類毎に以下の環境をタイトルに使用してください。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -12482,11 +13064,13 @@ Rapid \end_layout \begin_layout Itemize -LyXでは直接にサポートされていませんが、一般的なタイトル環境として +\SpecialChar LyX +では直接にサポートされていませんが、一般的なタイトル環境として \family sans Article \family default -があります。執筆する文書が、他のタイトル型にそぐわない場合には、TeXコードでこれを指定することができます。 +があります。執筆する文書が、他のタイトル型にそぐわない場合には、\SpecialChar TeX +コードでこれを指定することができます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -12545,15 +13129,18 @@ http://www.wkap.nl/kaphtml.htm/STYLEFILES \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、このパッケージの機能の多くをサポートしていますが、すべてではありません。しかし、TeXコードを必要とするのは、パッケージ中のいくつかの「変わった」コマ -ンドだけになりました( +\SpecialChar LyX +は、このパッケージの機能の多くをサポートしていますが、すべてではありません。しかし、\SpecialChar TeX +コードを必要とするのは、パッケージ中のいくつかの「変わった」コマンドだけにな +りました( \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref reference "subsec:kluwer_peculiarities" \end_inset -参照)。最近、私はLyXを使って書いた論文を +参照)。最近、私は\SpecialChar LyX +を使って書いた論文を \emph on Astrophysics and Space Science \emph default @@ -12567,7 +13154,7 @@ Astrophysics and Space Science \begin_layout Standard 論文を書き始めるには、ひな型ファイルKluwerを使うのが最も簡単です。 \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 新規(ひな型使用) \family default をクリックし、ひな型 @@ -12587,17 +13174,19 @@ kluwer.lyx \end_layout \begin_layout Standard -AASTeXパッケージと同様、論文を投稿する前に、以下のような「後処理」を行う必要があります。 +AAS\SpecialChar TeX +パッケージと同様、論文を投稿する前に、以下のような「後処理」を行う必要があります。 \end_layout \begin_layout Enumerate \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -書き出し\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator +書き出し\SpecialChar menuseparator LateX \family default -をクリックして、論文をLaTeXファイルに書き出す。 +をクリックして、論文を\SpecialChar LaTeX +ファイルに書き出す。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -12606,6 +13195,10 @@ LateX .tex \family default ファイルに、テキストエディタを使用して、以下のような変更を加える。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -12620,7 +13213,8 @@ documentclass \end_layout \begin_layout Enumerate -意図的にLaTeXプリアンブルに加えたコマンドを除き、 +意図的に\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに加えたコマンドを除き、 \family typewriter \backslash @@ -12649,7 +13243,8 @@ makeatother \family typewriter .tex \family default -ファイルを必要な回数(通常3回以内)だけLaTeXにかける。 +ファイルを必要な回数(通常3回以内)だけ\SpecialChar LaTeX +にかける。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -12680,7 +13275,8 @@ Kluwerパッケージには、以下のような「風変わりな」特徴が \end_layout \begin_layout Enumerate -複数の論文を1つのLaTeXファイルへ入れることができます +複数の論文を1つの\SpecialChar LaTeX +ファイルへ入れることができます \begin_inset Foot status collapsed @@ -12702,7 +13298,8 @@ begin{article} \backslash end{article} \family default -で終わります。この環境をLyXに実装することも可能でしたが、醜い上に初心者を混乱させる可能性があるので、実装することはしませんでした。したがって、これらの命令( +で終わります。この環境を\SpecialChar LyX +に実装することも可能でしたが、醜い上に初心者を混乱させる可能性があるので、実装することはしませんでした。したがって、これらの命令( \family typewriter \backslash @@ -12714,12 +13311,16 @@ begin{article} \backslash end{article} \family default -)は、直接本文中に入力して、LaTeXコード(「TeXコード」のことです)としてマークする必要があります。 +)は、直接本文中に入力して、\SpecialChar LaTeX +コード(「\SpecialChar TeX +コード」のことです)としてマークする必要があります。 \end_layout \begin_layout Enumerate 論文の冒頭に置く情報(タイトル・サブタイトル・著者名・所属・ヘッダ用タイトル・ヘッダ用著者名・概要・キーワード)は、「opening」とよばれる環境に入れなくて -はなりません。これはLyXでは実装されていませんので、タイトルやサブタイトルなどは、2つのTeXコード行( +はなりません。これは\SpecialChar LyX +では実装されていませんので、タイトルやサブタイトルなどは、2つの\SpecialChar TeX +コード行( \family typewriter \backslash @@ -12772,7 +13373,8 @@ kluwer.lyx \end_layout \begin_layout Enumerate -ひな型にあるTeXコードを削除しないでください。 +ひな型にある\SpecialChar TeX +コードを削除しないでください。 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -12796,7 +13398,8 @@ Bernd Rellermeyer \end_layout \begin_layout Standard -LyXの文書クラス +\SpecialChar LyX +の文書クラス \emph on article (koma-script) \emph default @@ -12820,7 +13423,8 @@ letter \emph on (koma-script) \emph default -は、それぞれKoma-ScriptファミリーのLaTeX文書クラス +は、それぞれKoma-Scriptファミリーの\SpecialChar LaTeX +文書クラス \family typewriter scrartcl.cls \family default @@ -12890,7 +13494,8 @@ status collapsed \shape smallcaps Walter Schmidt \shape default -作のLaTeXパッケージ +作の\SpecialChar LaTeX +パッケージ \family typewriter cmsd.sty \family default @@ -12899,11 +13504,12 @@ cmsd.sty \end_inset -。章見出しの連番は、節見出しの連番と同様に行われ、別行立てで「 Chapter\SpecialChar \ldots{} +。章見出しの連番は、節見出しの連番と同様に行われ、別行立てで「 Chapter\SpecialChar ldots 」という行がつきません。さらに、多くのオプションによって、見出しの外観を修正するこ -とができます(LyXでは、 +とができます(\SpecialChar LyX +では、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログの @@ -12926,9 +13532,10 @@ BCOR \family sans DIV \family default -オプションを使う方法です(LyXでは、 +オプションを使う方法です(\SpecialChar LyX +では、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログの @@ -12937,7 +13544,7 @@ DIV \family default フィールドで指定します)。これらのオプションは \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログのオプションと同様に、ページ余白を明示的に変更することができます。これらとその他印字領域オプションのドイツ語での詳細な説明が、Koma-Script取 @@ -12949,12 +13556,15 @@ scrguide \end_layout \begin_layout Itemize -Koma-ScriptファミリーのLaTeX文書クラスには、多くの追加コマンドが定義されています。それらのうち、LyXで意味を持つものは、対応する段落環境として -実装されています。 +Koma-Scriptファミリーの\SpecialChar LaTeX +文書クラスには、多くの追加コマンドが定義されています。それらのうち、\SpecialChar LyX +で意味を持つものは、対応する段落環境として実装されています +。 \end_layout \begin_layout Standard -Koma-ScriptファミリーのLaTeX文書クラスに関する独語の詳細な説明が、Koma-Script取扱説明書 +Koma-Scriptファミリーの\SpecialChar LaTeX +文書クラスに関する独語の詳細な説明が、Koma-Script取扱説明書 \emph on scrguide \emph default @@ -12972,7 +13582,8 @@ screnggu \end_inset -。以下の各節では、LyXに関係する側面のみ説明致します。 +。以下の各節では、\SpecialChar LyX +に関係する側面のみ説明致します。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -13020,7 +13631,8 @@ report \emph on book \emph default -の段落環境を、若干の修正を加えた上ですべて含んでいますが、LyX固有の +の段落環境を、若干の修正を加えた上ですべて含んでいますが、\SpecialChar LyX +固有の \family sans 箇条書き(一覧) \family default @@ -13127,7 +13739,8 @@ addpart* \family sans Part* \family default -と同一なので、LyXでは実装されていません。 +と同一なので、\SpecialChar LyX +では実装されていません。 \end_layout \end_inset @@ -13175,7 +13788,7 @@ tablecaptionsabove \family default :これは、章頭などに警句を置くのに用いることができます。オプション引数( \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 短縮タイトル \family default )を用いれば、格言の作者を入れることができます。格言と作者の間は、線で区切られます。これを使用するためには、Koma-Script第2.8q版以上が必要です。 @@ -13207,7 +13820,8 @@ article (koma-script) status collapsed \begin_layout Plain Layout -つまり、対応するLaTeXコマンドが +つまり、対応する\SpecialChar LaTeX +コマンドが \family typewriter \backslash @@ -13415,9 +14029,11 @@ scrlettr.layout \emph on letter \emph default -の全段落環境が、部分的に変更を加えた形で収録されていますが、LyX固有環境の +の全段落環境が、部分的に変更を加えた形で収録されていますが、\SpecialChar LyX +固有環境の \family sans -LyXコード +\SpecialChar LyX +コード \family default ・ \family sans @@ -13433,7 +14049,8 @@ LyXコード \family default 環境に置き換えられています。それ以外にも、標準文書クラスとは異なり、標準環境の \family sans -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \family default ・ \family sans @@ -13451,7 +14068,9 @@ LaTeX \end_layout \begin_layout Standard -この文書クラスで作成した書簡の外観は、様々なLaTeXコマンドをLaTeXプリアンブルに置くことで制御することができます +この文書クラスで作成した書簡の外観は、様々な\SpecialChar LaTeX +コマンドを\SpecialChar LaTeX +プリアンブルに置くことで制御することができます \begin_inset Foot status collapsed @@ -13520,7 +14139,8 @@ thepage}} \end_inset -。これらのLaTeXコマンドのドイツ語での詳細な説明は、Koma-Scriptの取扱説明書 +。これらの\SpecialChar LaTeX +コマンドのドイツ語での詳細な説明は、Koma-Scriptの取扱説明書 \emph on scrguide \emph default @@ -13536,7 +14156,8 @@ scrguide \family sans 頭語 \family default -環境は、書簡の冒頭部を定義するもので、すべての書簡で使用しなくてはなりません。LyX文書クラスでは、これらの環境を強調するために、左余白にそれぞれ +環境は、書簡の冒頭部を定義するもので、すべての書簡で使用しなくてはなりません。\SpecialChar LyX +文書クラスでは、これらの環境を強調するために、左余白にそれぞれ \shape italic L \shape default @@ -13776,7 +14397,8 @@ status collapsed \family sans 電話 \family default -:送り主の電話番号。標準的な挙動では、LaTeX変数 +:送り主の電話番号。標準的な挙動では、\SpecialChar LaTeX +変数 \family typewriter \backslash @@ -13883,7 +14505,8 @@ Yourref・Yourmail・Myref・顧客・インボイス \family sans 場所(Place) \family default -の値は書簡には表示されなくなり、LaTeX変数 +の値は書簡には表示されなくなり、\SpecialChar LaTeX +変数 \family typewriter \backslash @@ -13961,8 +14584,10 @@ scrlttr2 \family typewriter scrlettr \family default -は廃止されてサポート対象外となりました。これは—LaTeX側で—全く新しいインターフェイスを持っており、旧クラスとは互換性がありません。したがって、LyXは両者 -をサポートしていますが、新しい方のクラスを使用することを推奨します。 +は廃止されてサポート対象外となりました。これは—\SpecialChar LaTeX +側で—全く新しいインターフェイスを持っており、旧クラスとは互換性がありません。したがって、\SpecialChar LyX +は両者をサポートしてい +ますが、新しい方のクラスを使用することを推奨します。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -14008,7 +14633,7 @@ URL \family default 、およびヘッダに( \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 図 \family default で) @@ -14047,9 +14672,9 @@ KOMAold.lco \family default などです。たとえば後者は、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -文書クラス\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +文書クラス\SpecialChar menuseparator クラスオプション \family default フィールドにクラスオプション @@ -14061,7 +14686,8 @@ KOMAold \end_inset -。用例としては、LyXに収録されているひな型 +。用例としては、\SpecialChar LyX +に収録されているひな型 \emph on koma-letter2 \emph default @@ -14077,7 +14703,9 @@ scrguide \end_layout \begin_layout Standard -Koma-Script文書クラスをLyX上に表示する上で、LyXの内部処理が若干の問題を生じめます。 +Koma-Script文書クラスを\SpecialChar LyX +上に表示する上で、\SpecialChar LyX +の内部処理が若干の問題を生じめます。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -14089,7 +14717,8 @@ Koma-Script文書クラスをLyX上に表示する上で、LyXの内部処理が \family sans Counter_Chapter \family default -ラベル型に対するLyXの内部処理が原因です。 +ラベル型に対する\SpecialChar LyX +の内部処理が原因です。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -14101,7 +14730,9 @@ Counter_Chapter \family sans 節(addsec) \family default -環境の見出しは、「本当の」LaTeXの目次には追加されますが、LyXの目次( +環境の見出しは、「本当の」\SpecialChar LaTeX +の目次には追加されますが、\SpecialChar LyX +の目次( \family sans 移動 \family default @@ -14113,10 +14744,10 @@ Counter_Chapter \emph on letter \emph default -文書クラスでの段落は、垂直スペースによる段落区切りで表示され、字下げはされません。これが標準的な挙動となっていて、特別なLaTeXコマンドは必要ありません。しか -し、 +文書クラスでの段落は、垂直スペースによる段落区切りで表示され、字下げはされません。これが標準的な挙動となっていて、特別な\SpecialChar LaTeX +コマンドは必要ありません。しかし、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログでは、対応するラジオボタンは @@ -14127,7 +14758,8 @@ letter \family sans 垂直スペース \family default -は、隙間を空けるために、文書にLaTeXコマンドをつねに追加するようになっていますが、この文書クラスの場合には、そのような挙動が望まれないためです。 +は、隙間を空けるために、文書に\SpecialChar LaTeX +コマンドをつねに追加するようになっていますが、この文書クラスの場合には、そのような挙動が望まれないためです。 \end_layout \begin_layout Section @@ -14153,9 +14785,11 @@ Memoirは、非常に強力で、着実に改良が加えられている文書 \end_layout \begin_layout Standard -Memoir開発者であるPeter Wilsonは、LaTeXの世界での、多くの便利なパッケージの作者として知られていますが、それらのほとんどは、Memoirに -統合されました。このため、章のデザインや、目次や付録などのレイアウトを、はるかに簡単に行うことができます。しかしながら、LyXは、これらすべての素晴らしい機能を -ネイティブでサポートしているわけではありません。これらのうちいくつかは、将来のリリースで追加されるかもしれませんが +Memoir開発者であるPeter Wilsonは、\SpecialChar LaTeX +の世界での、多くの便利なパッケージの作者として知られていますが、それらのほとんどは、Memoirに統合されま +した。このため、章のデザインや、目次や付録などのレイアウトを、はるかに簡単に行うことができます。しかしながら、\SpecialChar LyX +は、これらすべての素晴らしい機能をネイティブでサポ +ートしているわけではありません。これらのうちいくつかは、将来のリリースで追加されるかもしれませんが \begin_inset Foot status collapsed @@ -14176,8 +14810,10 @@ lyx-devel@lists.lyx.org \end_inset -、LyXのフレームワークが持つ制約のために、おそらく決して追加されることのないと考えられるものも多数あります。もちろん、ネイティブなLaTeXコマンド(TeXコ -ード +、\SpecialChar LyX +のフレームワークが持つ制約のために、おそらく決して追加されることのないと考えられるものも多数あります。もちろん、ネイティブな\SpecialChar LaTeX +コマンド(\SpecialChar TeX +コード \begin_inset Foot status collapsed @@ -14194,8 +14830,9 @@ reference "sec:LaTeXコードを挿入する" \end_inset -)の助けを借りれば、全機能を使用できます。この節では、LyXがネイティブにサポートしている機能についてのみ、列挙するものとします。詳細な説明(および他の機能)に -ついては、Memoirクラスの詳しい取扱説明書 +)の助けを借りれば、全機能を使用できます。この節では、\SpecialChar LyX +がネイティブにサポートしている機能についてのみ、列挙するものとします。詳細な説明(および他の機能)について +は、Memoirクラスの詳しい取扱説明書 \begin_inset Foot status collapsed @@ -14233,11 +14870,12 @@ Memoirは、基本的に、標準bookクラスの全機能をサポートして \end_layout \begin_layout Description -ページ様式: Memoirパッケージとfancyhdrパッケージとのコマンドの衝突のため(両パッケージは同じ名前のコマンドを定義しているため、LaTeXが混乱さ -せられます)、fancyページ様式は使用できません。その代わり、Memoirには、多くの独自のページ様式が付属してきます( +ページ様式: Memoirパッケージとfancyhdrパッケージとのコマンドの衝突のため(両パッケージは同じ名前のコマンドを定義しているため、\SpecialChar LaTeX +が混乱させられます +)、fancyページ様式は使用できません。その代わり、Memoirには、多くの独自のページ様式が付属してきます( \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator ページレイアウト \family default 参照)。これらを章題ページに使用したい場合には、コマンド @@ -14257,9 +14895,10 @@ chapterstyle{companion} \begin_layout Description 節分け: 標準クラスでは、節分けコマンド(章・節・小節等)は、非必須引数を一つ取ることができます。これを用いて、目次やヘッダ用に別のタイトルを指定することができ -ます(たとえば、タイトルが長すぎる場合などに用います)。LyXでは、章や節の始めで +ます(たとえば、タイトルが長すぎる場合などに用います)。\SpecialChar LyX +では、章や節の始めで \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 短縮タイトル \family default を使えば、これを指定することができます。一方、Memoirでは、第2の非必須引数を取ることができ、目次用のタイトルとヘッダ用のタイトルの指定を分離しています。こ @@ -14290,8 +14929,8 @@ article \emph default を用いる( \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator クラスオプション \family default で入力)と、article様式をエミュレートできます。すなわち、(脚注・図・表等の)カウンタは、章毎にリセットされず、次の章は頁を改めず(ただし、「本物の」ar @@ -14299,7 +14938,8 @@ ticleクラスとは違って、頁を改めることも可)、部はbookクラ \end_layout \begin_layout Description -Oldfontcommands: LaTeX旧2.09版で使用されていた旧いフォントコマンド( +Oldfontcommands: \SpecialChar LaTeX +旧2.09版で使用されていた旧いフォントコマンド( \family typewriter \backslash @@ -14311,13 +14951,16 @@ rm \backslash it \family default -など)は、Memoirにおいては、既定では使用することができません。Memoirがこれらのコマンドを検知すると、エラーを発してLaTeXを停止させます。しかし、 -クラスオプション +など)は、Memoirにおいては、既定では使用することができません。Memoirがこれらのコマンドを検知すると、エラーを発して\SpecialChar LaTeX +を停止させます。しかし、クラスオプ +ション \emph on oldfontcommands \emph default -を指定すると、これらのコマンドが容認され、エラーの代わりに警告を発するのみとなります(これによって、少なくともLaTeXは停止しなくなります)。まだ、多くのパッ -ケージと、就中多くのBibTeXスタイルファイルが、これらのコマンドを使用しているので、我々はこのオプションを既定で使うこととしました。 +を指定すると、これらのコマンドが容認され、エラーの代わりに警告を発するのみとなります(これによって、少なくとも\SpecialChar LaTeX +は停止しなくなります)。まだ、多くのパッケージと、 +就中多くのBib\SpecialChar TeX +スタイルファイルが、これらのコマンドを使用しているので、我々はこのオプションを既定で使うこととしました。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -14325,7 +14968,8 @@ oldfontcommands \end_layout \begin_layout Standard -LyXでサポートされる機能(今のところそれほど多くはありません)を簡単に説明しましょう。詳しくはMemoirの取扱説明書 +\SpecialChar LyX +でサポートされる機能(今のところそれほど多くはありません)を簡単に説明しましょう。詳しくはMemoirの取扱説明書 \begin_inset Foot status collapsed @@ -14360,7 +15004,8 @@ CTAN:/macros/latex/memoir/memman.pdf \begin_layout Description 題辞: 題辞(epigraph)は章頭の、気の利いた標語やモットーです。題辞環境は、そのような標語を組む洗練された方法を提供します。標語本体(本文)とその著者( -出典)は、短い線で区切られます。この環境には二つの引数(本文と出典)が必要なので、ここでもLyXを少しだます必要があります。ここでは、2つの引数の間に、 +出典)は、短い線で区切られます。この環境には二つの引数(本文と出典)が必要なので、ここでも\SpecialChar LyX +を少しだます必要があります。ここでは、2つの引数の間に、 \emph on <標語> \family typewriter @@ -14370,13 +15015,17 @@ CTAN:/macros/latex/memoir/memman.pdf \emph on <標語の著者> \emph default -のように、(TeXモードで)波括弧を入れなくてはなりません。 +のように、(\SpecialChar TeX +モードで)波括弧を入れなくてはなりません。 \end_layout \begin_layout Description -詩題: Memoirには(複雑で隠喩的なものも含めて)詩を組版するための多くの機能がありますが、LyXは、そのうちいくつかしかサポートしていません。詩題はその一 -つです。これは詩用の中央揃えタイトルで、目次にも表示されます(詩句が詩の標準環境です。Memoirには、詩句の拡張版もありますが、これらを使うためにはTeXコー -ドを使用しなくてはなりません。これらの環境は通常の詩句環境の中に入れ子にしなくてはならないのですが、LyXではそれができないためです)。 +詩題: Memoirには(複雑で隠喩的なものも含めて)詩を組版するための多くの機能がありますが、\SpecialChar LyX +は、そのうちいくつかしかサポートしていません。詩題はその一つです +。これは詩用の中央揃えタイトルで、目次にも表示されます(詩句が詩の標準環境です。Memoirには、詩句の拡張版もありますが、これらを使うためには\SpecialChar TeX +コードを使用しな +くてはなりません。これらの環境は通常の詩句環境の中に入れ子にしなくてはならないのですが、\SpecialChar LyX +ではそれができないためです)。 \end_layout \begin_layout Description @@ -14410,7 +15059,8 @@ Tomasz Luczak \end_layout \begin_layout Standard -LyX文書クラス +\SpecialChar LyX +文書クラス \emph on article (mwart) \emph default @@ -14422,7 +15072,8 @@ report (mwrep)・book \emph on (mwbk) \emph default -は、それぞれLaTeX文書クラス +は、それぞれ\SpecialChar LaTeX +文書クラス \family typewriter mwart.cls \family default @@ -14463,6 +15114,10 @@ book.cls \begin_layout Itemize 以下のページスタイルの追加 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -14497,11 +15152,15 @@ outer ページの外側にページ番号 \end_deeper \begin_layout Itemize オプション +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper \begin_layout Description -rmheadings セリフ体見出し --- 既定 +rmheadings セリフ体見出し — 既定 \end_layout \begin_layout Description @@ -14509,7 +15168,7 @@ sfheadings サンセリフ体見出し \end_layout \begin_layout Description -authortitle タイトルページは、著者名・タイトルの順で配置 --- 既定 +authortitle タイトルページは、著者名・タイトルの順で配置 — 既定 \end_layout \begin_layout Description @@ -14542,7 +15201,8 @@ article \end_layout \begin_layout Section -RevTeX4 +Rev\SpecialChar TeX +4 \end_layout \begin_layout Standard @@ -14568,7 +15228,8 @@ Revtex 4 \family default -テキストクラスは、アメリカ物理学会のRevTeX 4.0(1999年5月の +テキストクラスは、アメリカ物理学会のRev\SpecialChar TeX + 4.0(1999年5月の \begin_inset Formula $\beta$ \end_inset @@ -14576,15 +15237,24 @@ Revtex \end_layout \begin_layout Standard -LyXには、RevTeX 3.1で動作する +\SpecialChar LyX +には、Rev\SpecialChar TeX + 3.1で動作する \family sans Revtex \family default -テキストクラスもあります。しかしながら、第3.1版はLaTeX 2.09で動作するものであり、基本的に時代遅れなものになっています。LyXはLaTeX2eを必要とす -ることから、第3.1版はLyXとうまく協調しないことを意味しますが、動作するようには調整してあります。RevTeX 4.0は、LaTeX2eで素直に動作するようにデ -ザインされているので、LyXと +テキストクラスもあります。しかしながら、第3.1版は\SpecialChar LaTeX + 2.09で動作するものであり、基本的に時代遅れなものになっています。\SpecialChar LyX +は\SpecialChar LaTeX2e +を必要とすることから、第3.1版は\SpecialChar LyX +とうまく +協調しないことを意味しますが、動作するようには調整してあります。Rev\SpecialChar TeX + 4.0は、\SpecialChar LaTeX2e +で素直に動作するようにデザインされているので、\SpecialChar LyX +と \family sans -RevTeX +Rev\SpecialChar TeX + \begin_inset space ~ \end_inset @@ -14594,12 +15264,14 @@ RevTeX \end_layout \begin_layout Standard -この取扱説明書は、RevTeX 4.0の説明書の +この取扱説明書は、Rev\SpecialChar TeX + 4.0の説明書の \emph on 補完 \emph default -として使用されることを前提としています。したがって、ここではRevTeX固有マクロの説明はせず、必要な場合にはプリアンブルに何と書けば良いかを知っているものとし -て説明します。 +として使用されることを前提としています。したがって、ここではRev\SpecialChar TeX +固有マクロの説明はせず、必要な場合にはプリアンブルに何と書けば良いかを知っているものとして説明 +します。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -14607,8 +15279,11 @@ RevTeX \end_layout \begin_layout Standard -RevTeX 4パッケージのREADMEファイルにあるとおり、ともかくRevTeX 4を導入しなくてはなりません。パッケージは、The RevTeX - 4 Web Site +Rev\SpecialChar TeX + 4パッケージのREADMEファイルにあるとおり、ともかくRev\SpecialChar TeX + 4を導入しなくてはなりません。パッケージは、The Rev\SpecialChar TeX + 4 Web + Site \begin_inset Flex URL status collapsed @@ -14619,9 +15294,14 @@ http://publish.aps.org/revtex4/ \end_inset -から入手することができます。これをLaTeXが検出することのできる場所に導入してください。それから、適当に選んだディレクトリ(もといクラスファイルを導入したのと -は異なるディレクトリ)で簡単なRevTeX 4文書を LaTeXでコンパイルできるかどうか確認してください。この後、LyXを環境構成すると、クラスファイルを検出 -し、RevTeX4テキストクラスが使用できるようになるはずです。 +から入手することができます。これを\SpecialChar LaTeX +が検出することのできる場所に導入してください。それから、適当に選んだディレクトリ(もといクラスファイルを導入したのとは異なるデ +ィレクトリ)で簡単なRev\SpecialChar TeX + 4文書を \SpecialChar LaTeX +でコンパイルできるかどうか確認してください。この後、\SpecialChar LyX +を環境構成すると、クラスファイルを検出し、Rev\SpecialChar TeX +4テキストクラスが使用 +できるようになるはずです。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -14629,7 +15309,8 @@ http://publish.aps.org/revtex4/ \family typewriter tex2lyx \family default -を使ってRevTeX 4文書を読み込むか、またはひな型ディレクトリにある +を使ってRev\SpecialChar TeX + 4文書を読み込むか、またはひな型ディレクトリにある \family sans Revtex \begin_inset space ~ @@ -14653,15 +15334,16 @@ documentclass \family default に与える「preprint」や「aps」のような非必須引数は、他のクラス同様、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator 文書クラス \family default の \family sans クラスオプション \family default -フィールドに入れます。RevTeXでは、少なくとも一つの非必須引数が必要なことに注意してください。 +フィールドに入れます。Rev\SpecialChar TeX +では、少なくとも一つの非必須引数が必要なことに注意してください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -14673,9 +15355,10 @@ draft \family default など他のプリアンブルは、他のクラス同様、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -LaTeXプリアンブル +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX +プリアンブル \family default に入れてください。 \end_layout @@ -14685,13 +15368,15 @@ LaTeXプリアンブル \end_layout \begin_layout Standard -レイアウトは、基本的にRevTeX4.0のコマンドに対応しています。たとえば、Emailレイアウトは、 +レイアウトは、基本的にRev\SpecialChar TeX +4.0のコマンドに対応しています。たとえば、Emailレイアウトは、 \family typewriter \backslash email{} \family default -に対応しています。(少なくともRevTeX 4.0 Beta現在では) +に対応しています。(少なくともRev\SpecialChar TeX + 4.0 Beta現在では) \family sans 住所 \family default @@ -14733,11 +15418,14 @@ affiliation \end_layout \begin_layout Standard -RevTeX 4には、バグを引き起こしがちなために、気をつけなくてはならない特殊な面がいくつかあるため、LyXではさらに気をつけなくてはなりません。 +Rev\SpecialChar TeX + 4には、バグを引き起こしがちなために、気をつけなくてはならない特殊な面がいくつかあるため、\SpecialChar LyX +ではさらに気をつけなくてはなりません。 \end_layout \begin_layout Standard -RevTeXでは、 +Rev\SpecialChar TeX +では、 \family typewriter \backslash @@ -14753,7 +15441,8 @@ author \emph on 外側 \emph default -に来なくてはなりません。LyXでは、独立した +に来なくてはなりません。\SpecialChar LyX +では、独立した \family sans 感謝 \family default @@ -14761,7 +15450,8 @@ author \family sans 、著者 \family default -レイアウトに脚注を付けてしまうと、おかしなことが起こる可能性があります。詳細については、RevTeX 4の取扱説明書をご覧ください。 +レイアウトに脚注を付けてしまうと、おかしなことが起こる可能性があります。詳細については、Rev\SpecialChar TeX + 4の取扱説明書をご覧ください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -14793,7 +15483,8 @@ author \family sans 住所 \family default -の後に置いてしまうと、LaTeXはコンパイルに失敗します。 +の後に置いてしまうと、\SpecialChar LaTeX +はコンパイルに失敗します。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -14802,9 +15493,11 @@ author \begin_layout Standard このレイアウトの主な問題点は、電子メールやタイトルのようなレイアウトに非必須引数を用いることができないことです(これはこのレイアウトだけの問題ではありません。例 -えば、節レイアウトも非必須引数を使用することができません)。これは、たとえばページヘッダにヘッダ用タイトルを設定したい場合などには、ファイルをLaTeXファイル -に変換した後に(これは最終的にAPSに原稿を送る際には行わなくてはなりません)、テキストエディタを使ってLaTeXファイルを編集し、非必須引数を書き加えなくては -ならないということです。これらのレイアウトがないと、 +えば、節レイアウトも非必須引数を使用することができません)。これは、たとえばページヘッダにヘッダ用タイトルを設定したい場合などには、ファイルを\SpecialChar LaTeX +ファイルに変換した +後に(これは最終的にAPSに原稿を送る際には行わなくてはなりません)、テキストエディタを使って\SpecialChar LaTeX +ファイルを編集し、非必須引数を書き加えなくてはならないということで +す。これらのレイアウトがないと、 \family typewriter \backslash @@ -14825,7 +15518,8 @@ status collapsed \emph on JMarcからの註: \emph default - 実は、LyX 1.3.0 では非必須引数を一部サポートしているのですが、このレイアウトは、まだこの機能を使うようにはアップデートされていないのです。 + 実は、\SpecialChar LyX + 1.3.0 では非必須引数を一部サポートしているのですが、このレイアウトは、まだこの機能を使うようにはアップデートされていないのです。 \end_layout \end_inset @@ -14863,8 +15557,8 @@ http://www.springer.de/author/tex/help-journals.html \end_inset -に必要なクラスファイル(LaTeX2e用になりました)とそれに対応する学術誌の一覧があります。このレイアウトはモジュール式になっています。つまり、全ジャーナル共 -通部分は +に必要なクラスファイル(\SpecialChar LaTeX2e +用になりました)とそれに対応する学術誌の一覧があります。このレイアウトはモジュール式になっています。つまり、全ジャーナル共通部分は \family typewriter svjour.inc \family default @@ -14900,12 +15594,15 @@ svjour \family typewriter svjog \family default -は、標準LyX頒布版に収録済みです。関連するクラスファイルを(Springerからダウンロードして)適切なディレクトリに導入し、LaTeXを再設定した後(teT -eXの場合は、必要に応じてroot権限で +は、標準\SpecialChar LyX +頒布版に収録済みです。関連するクラスファイルを(Springerからダウンロードして)適切なディレクトリに導入し、\SpecialChar LaTeX +を再設定した後(teTeXの場合は、必 +要に応じてroot権限で \family typewriter texhash \family default -を実行します)、LyXを環境構成すれば、動作するはずです。 +を実行します)、\SpecialChar LyX +を環境構成すれば、動作するはずです。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -14913,7 +15610,7 @@ texhash \end_layout \begin_layout Standard -多くの定理環境 --- +多くの定理環境 — \family sans 主張 \family default @@ -14921,7 +15618,7 @@ texhash \family sans 推論 \family default -・\SpecialChar \ldots{} +・\SpecialChar ldots ・ \family sans 定理 @@ -14940,8 +15637,9 @@ texhash \family default ・ \family sans -サブタイトル・ヘッダ用LaTeXタイトル・ヘッダ用著者名・所属機関・メール・オフプリント・キーワード・謝辞(acknowledgements)・謝辞(ackno -wledgement) +サブタイトル・ヘッダ用\SpecialChar LaTeX +タイトル・ヘッダ用著者名・所属機関・メール・オフプリント・キーワード・謝辞(acknowledgements)・謝辞(acknowledg +ement) \family default 。詳しくは Springerのクラスファイルの説明書を読んでください。 \end_layout @@ -14959,7 +15657,7 @@ Journal of Geodesy \family typewriter svjog.layout \family default - --- Martin Vermeer + — Martin Vermeer \end_layout \begin_layout Itemize @@ -14971,7 +15669,7 @@ Probability Theory and Related Fields \family typewriter svprobth.layout \family default - --- Jean-Marc Lasgouttes + — Jean-Marc Lasgouttes \end_layout \begin_layout Standard @@ -14991,8 +15689,10 @@ ejour2.layout \family typewriter ejour2.layout \family default -は SpringerのLaTeX 2.09用のスタイルファイルを使った素人細工のようなレイアウトファイルです。これらのファイルはすでにありません。Jean-Mar -c Lasgouttesのおかげで LyXのレイアウトファイルのメカニズムをよりよく理解することができました。 +は Springerの\SpecialChar LaTeX + 2.09用のスタイルファイルを使った素人細工のようなレイアウトファイルです。これらのファイルはすでにありません。Jean-Marc + Lasgouttesのおかげで \SpecialChar LyX +のレイアウトファイルのメカニズムをよりよく理解することができました。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -15014,7 +15714,8 @@ ejour2 \begin_layout Section Slides (別名 \noun on -SliTeX +Sli\SpecialChar TeX + \noun default ) \begin_inset Foot @@ -15049,9 +15750,11 @@ John Weiss \end_layout \begin_layout Standard -本節では、オーバーへッドプロジェクタ用のスライドをつくるのに、LyXをどのように使えばよいかを説明します。これを行う文書クラスには、既定のslideクラスと +本節では、オーバーへッドプロジェクタ用のスライドをつくるのに、\SpecialChar LyX +をどのように使えばよいかを説明します。これを行う文書クラスには、既定のslideクラスと \family sans -FoilTeX +Foil\SpecialChar TeX + \family default スライドクラスの2つがあります。本節は前者について説明を行います。 \end_layout @@ -15100,7 +15803,8 @@ transparencies (slides) \begin_layout Standard \family sans -「slides (FoilTeX) +「slides (Foil\SpecialChar TeX +) \family default 」の説明をお探しならば、第 \begin_inset CommandInset ref @@ -15115,7 +15819,8 @@ foils \family default クラス「 \family sans -slides (FoilTeX) +slides (Foil\SpecialChar TeX +) \family default 」は、実際、本節で説明している既定 \family sans @@ -15126,10 +15831,11 @@ slides status collapsed \begin_layout Plain Layout -\SpecialChar \ldots{} +\SpecialChar ldots と \family sans -FoilTeX +Foil\SpecialChar TeX + \family default の支持者からは聞いています。けれども私は使ったことがないので、本当かどうか確かめようがありません。 \end_layout @@ -15140,7 +15846,10 @@ FoilTeX \end_layout \begin_layout Standard -このクラスは、旧SLITeXパッケージをLaTeX2e用に改良したものです。LaTeX2e頒布版すべてが、このクラス(以下では単に「 +このクラスは、旧SLI\SpecialChar TeX +パッケージを\SpecialChar LaTeX2e +用に改良したものです。\SpecialChar LaTeX2e +頒布版すべてが、このクラス(以下では単に「 \family sans slides \family default @@ -15170,7 +15879,7 @@ name "sec:slidesetup" \begin_layout Standard 当然ながら、この文書クラスを使用するには、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default ダイアログのクラスリストから「 @@ -15202,6 +15911,10 @@ slides ヘディング様式 \family default オプションは、このクラスでは少し異なった振る舞いをします。各選択肢とその機能は、以下の通りです。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -15240,6 +15953,10 @@ clock clock \family default 」と入力してください。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -15270,7 +15987,7 @@ slides.lyx \family default 」を使用することもできます(新規ファイルを開く際に \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 新規(ひな型使用) \family default を使用してください)。ひな型ファイルには、このクラスが使用する特別な段落環境の用例も含まれています。これらについては、以下で説明します。 @@ -15369,7 +16086,8 @@ slides \begin_layout Itemize \family sans -LyXコード +\SpecialChar LyX +コード \end_layout \begin_layout Itemize @@ -15421,9 +16139,11 @@ slides \end_layout \begin_layout Standard -これら5つの環境は、LyXの「機能」のために使い方に癖があります。ご存じのように、LyXでは、空の段落環境に他の環境を入れることができません。それ自体は素晴らし -いデザインなのですが、これは、スライドを平文以外では書き始めることができないことを意味します。これを取り扱うためには、ちょっとした「LaTeXマジック」が必要に -なります。 +これら5つの環境は、\SpecialChar LyX +の「機能」のために使い方に癖があります。ご存じのように、\SpecialChar LyX +では、空の段落環境に他の環境を入れることができません。それ自体は素晴らしいデザインな +のですが、これは、スライドを平文以外では書き始めることができないことを意味します。これを取り扱うためには、ちょっとした「\SpecialChar LaTeX +マジック」が必要になります。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -15438,8 +16158,9 @@ name "sec:スライドの癖" \end_layout \begin_layout Standard -5つの新しい環境にはすべて、LyX現行版の制約に由来する癖があります。いま述べたように、LyXでは、環境を別の環境で開始することが禁止されています。これを回避す -るために、 +5つの新しい環境にはすべて、\SpecialChar LyX +現行版の制約に由来する癖があります。いま述べたように、\SpecialChar LyX +では、環境を別の環境で開始することが禁止されています。これを回避するために、 \family sans スライド \family default @@ -15519,7 +16240,8 @@ name "sec:スライドの癖" \family sans 可視文 \family default -では、まったく意味がなく、LyXはこの部分を完全に無視します。これらの5つの環境の内容は、完全に空のままにしておいて構いません。 +では、まったく意味がなく、\SpecialChar LyX +はこの部分を完全に無視します。これらの5つの環境の内容は、完全に空のままにしておいて構いません。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -15540,8 +16262,10 @@ Return \end_layout \begin_layout Standard -一方、説明文を入れたくない場合には、LyXの制約に直面します。自然が真空を憎むように、LyXでは、古い環境に何かを置くまでは、その中に新しい環境を入れることがで -きません。そこで以下のようにしてください。 +一方、説明文を入れたくない場合には、\SpecialChar LyX +の制約に直面します。自然が真空を憎むように、\SpecialChar LyX +では、古い環境に何かを置くまでは、その中に新しい環境を入れることができません。そ +こで以下のようにしてください。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -15609,7 +16333,8 @@ Return \end_layout \begin_layout Standard -将来のLyXでは、このような癖が解決されることを祈っています\SpecialChar \ldots{} +将来の\SpecialChar LyX +では、このような癖が解決されることを祈っています\SpecialChar ldots \begin_inset Foot status collapsed @@ -15651,7 +16376,8 @@ status collapsed \family sans slides \family default -クラスを役立てる方法を詳しく説明はしますが、内容をどうするかはあなた次第です(そしてこれもLyXの哲学です)。 +クラスを役立てる方法を詳しく説明はしますが、内容をどうするかはあなた次第です(そしてこれも\SpecialChar LyX +の哲学です)。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -15666,12 +16392,14 @@ reference "sec:スライドの癖" \end_inset -節参照のこと)、LyXは新規スライドを開始します。この環境ないし「疑似環境」のラベルは、鮮やかな青で「新規スライド:」と表示されます。この環境の後のテキスト環境 -や段落環境は、すべて新規スライドに入ります。簡単ですよね。 +節参照のこと)、\SpecialChar LyX +は新規スライドを開始します。この環境ないし「疑似環境」のラベルは、鮮やかな青で「新規スライド:」と表示されます。この環境の後のテキスト環境や段落 +環境は、すべて新規スライドに入ります。簡単ですよね。 \end_layout \begin_layout Standard -Slidesは、おそらくLyXの中で強制的に改頁をしなくてはならない唯一のクラスです(これは +Slidesは、おそらく\SpecialChar LyX +の中で強制的に改頁をしなくてはならない唯一のクラスです(これは \family sans 段落レイアウト \family default @@ -15810,7 +16538,8 @@ status collapsed \family sans スライド \family default -の「一部」であると考えるのがよいでしょう。LyXでは、 +の「一部」であると考えるのがよいでしょう。\SpecialChar LyX +では、 \family sans オーバーレイ \family default @@ -16019,12 +16748,14 @@ reference "sec:スライドの癖" \end_layout \begin_layout Standard -LyX +\SpecialChar LyX + \family sans slides \family default クラスをデザインする上で、ひとつ残された問題があります。段落途中の文章を不可視にしたり、不可視段落の途中の文章を再度可視にしたりすることはできないのです。これを -実現するためには、LaTeXコードを埋め込む必要があります +実現するためには、\SpecialChar LaTeX +コードを埋め込む必要があります \begin_inset Foot status collapsed @@ -16037,7 +16768,7 @@ status collapsed \family typewriter { \backslash -invisible \SpecialChar \ldots{} +invisible \SpecialChar ldots } \end_layout @@ -16046,13 +16777,14 @@ invisible \SpecialChar \ldots{} \family typewriter { \backslash -visible \SpecialChar \ldots{} +visible \SpecialChar ldots } \end_layout \begin_layout Plain Layout -\SpecialChar \ldots{} -のような形となり、TeXとしてマークする必要があります。「可視性」を変更したい文章は、波括弧のあいだ(そして +\SpecialChar ldots +のような形となり、\SpecialChar TeX +としてマークする必要があります。「可視性」を変更したい文章は、波括弧のあいだ(そして \family typewriter \backslash @@ -16064,7 +16796,8 @@ invisible \backslash visible \family default -コマンドの後ろ)に入れます。TeXとしてマークする方法がわからない場合は、 +コマンドの後ろ)に入れます。\SpecialChar TeX +としてマークする方法がわからない場合は、 \emph on ユーザーの手引き \emph default @@ -16104,7 +16837,8 @@ name "sec:スライド注釈" \family sans スライド \family default -に関連付けられています。ここでもLyX +に関連付けられています。ここでも\SpecialChar LyX + \family sans スライド \family default @@ -16168,7 +16902,8 @@ name "sec:スライド注釈" \family sans スライド \family default -についての覚書として使うこともできます。後者の場合には、タイムマーカを利用したいこともあるかもしれません。現在のところ、LyXの +についての覚書として使うこともできます。後者の場合には、タイムマーカを利用したいこともあるかもしれません。現在のところ、\SpecialChar LyX +の \family sans スライド \family default @@ -16176,7 +16911,9 @@ name "sec:スライド注釈" \noun on Sli \noun default -TeXの機能であるタイムマーカを「ネイティブには」サポートしていません。したがって、LaTeXコードを使用することに頼らなくてはなりません。 +\SpecialChar TeX +の機能であるタイムマーカを「ネイティブには」サポートしていません。したがって、\SpecialChar LaTeX +コードを使用することに頼らなくてはなりません。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -16195,7 +16932,8 @@ reference "sec:slidesetup" \family sans 注釈 \family default -の左下にタイムマーカを表示します。タイムマーカに表示するものを設定するには、LaTeXコマンド「 +の左下にタイムマーカを表示します。タイムマーカに表示するものを設定するには、\SpecialChar LaTeX +コマンド「 \family typewriter \backslash @@ -16255,7 +16993,8 @@ addtime{} \end_layout \begin_layout Standard -幸いなことに、どれを印刷するか選択することを可能にするLaTeXコマンドが、2種類あります。どちらも文書のプリアンブルに記述されなくてはなりません。コマンド「 +幸いなことに、どれを印刷するか選択することを可能にする\SpecialChar LaTeX +コマンドが、2種類あります。どちらも文書のプリアンブルに記述されなくてはなりません。コマンド「 \family typewriter \backslash @@ -16325,7 +17064,8 @@ onlyslides{} \backslash onlynotes{} \family default -」コマンドには、他の引数を与えることもできます。詳しくは、LaTeXの良書をご覧ください。 +」コマンドには、他の引数を与えることもできます。詳しくは、\SpecialChar LaTeX +の良書をご覧ください。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -16347,7 +17087,7 @@ slides.lyx \family default 」が提供されています。これを使用するには、新しいプレゼンテーションを作り始める際に、 \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 新規(ひな型使用) \family default メニューを選択してください。すると新規ファイルには、 @@ -16418,12 +17158,15 @@ notes} \end_layout \begin_layout Standard -最後に、私はこの文書クラスを、LaTeX2eの組み込みクラスである「 +最後に、私はこの文書クラスを、\SpecialChar LaTeX2e +の組み込みクラスである「 \noun on -SliTeX +Sli\SpecialChar TeX + \noun default -エミュレーション」クラスをサポートする目的で作成しました。私もLyXチームの他のメンバーも、この組み込みスライドクラスを使用することに賛成したり反対したりするも -のではありません。これは単に、ユーザーがこれを使いたかったり必要としたりしたときのためにあるものです。プレゼンテーションを作成するためには、 +エミュレーション」クラスをサポートする目的で作成しました。私も\SpecialChar LyX +チームの他のメンバーも、この組み込みスライドクラスを使用することに賛成したり反対したりするものでは +ありません。これは単に、ユーザーがこれを使いたかったり必要としたりしたときのためにあるものです。プレゼンテーションを作成するためには、 \family sans Foils \family default @@ -16438,16 +17181,20 @@ reference "sec:foiltex" \family typewriter seminar \family default -」パッケージ(一部のTeX頒布版に含まれています)のように、他のLaTeX2eクラスも存在します。私はこれらについては知らないのですが、他にどのようなことができ -るのか試してみてください。 +」パッケージ(一部の\SpecialChar TeX +頒布版に含まれています)のように、他の\SpecialChar LaTeX2e +クラスも存在します。私はこれらについては知らないのですが、他にどのようなことができるのか試してみてくだ +さい。 \end_layout \begin_layout Chapter -ソフトウェアを追加する必要がある LyX機能 +ソフトウェアを追加する必要がある \SpecialChar LyX +機能 \end_layout \begin_layout Section -TeXのチェック +\SpecialChar TeX +のチェック \end_layout \begin_layout Standard @@ -16472,7 +17219,9 @@ chktex status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaTeX頒布版としてMiKTeXを使用している場合には、 +\SpecialChar LaTeX +頒布版としてMiK\SpecialChar TeX +を使用している場合には、 \family typewriter chktex \family default @@ -16487,7 +17236,8 @@ chktex \family default メニューの下に、 \family sans -TeX構文チェック +\SpecialChar TeX +構文チェック \family default という項目が表示されます。 \family typewriter @@ -16510,9 +17260,11 @@ target "http://www.ctan.org/tex-archive/help/Catalogue/entries/chktex.html" \begin_layout Standard \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default -パッケージは、LaTeXの構成物には直感的でないものもあり、すぐ忘れてしまいがちであるのに不満を感じた +パッケージは、\SpecialChar LaTeX +の構成物には直感的でないものもあり、すぐ忘れてしまいがちであるのに不満を感じた \begin_inset Flex Noun status collapsed @@ -16523,8 +17275,8 @@ Jens T. \end_inset -が書いたプログラムです。このプログラムは、LaTeXファイルを走査して、ファイルの整合性をチェックし、犯しがちな誤りを見つけ出します。別の技術用語では、LaTe -Xにおける +が書いたプログラムです。このプログラムは、\SpecialChar LaTeX +ファイルを走査して、ファイルの整合性をチェックし、犯しがちな誤りを見つけ出します。別の技術用語では、LaTeXにおける \family typewriter lint \family default @@ -16532,7 +17284,10 @@ lint \end_layout \begin_layout Standard -さて、LyXはつねに正しいLaTeXファイルを生成するはずなのに、文法チェッカーはLyXで何をするというのでしょうか。答えは簡単です。 +さて、\SpecialChar LyX +はつねに正しい\SpecialChar LaTeX +ファイルを生成するはずなのに、文法チェッカーは\SpecialChar LyX +で何をするというのでしょうか。答えは簡単です。 \family typewriter lint \family default @@ -16546,7 +17301,8 @@ lint \emph default チェックも行うように、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default は、文法エラーの他に犯しがちな \emph on @@ -16554,7 +17310,8 @@ ChkTeX \emph default 誤りも検出してくれるからです。 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default は、以下のような誤りを検出することができます。 \end_layout @@ -16564,7 +17321,7 @@ ChkTeX \begin_inset Newline newline \end_inset -...ではなく\SpecialChar \ldots{} +...ではなく\SpecialChar ldots を使わなくてはなりません \end_layout @@ -16658,10 +17415,11 @@ reference "sec:chktex" \end_layout \begin_layout Standard -などなど\SpecialChar \ldots{} +などなど\SpecialChar ldots \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default は、印刷する前に文書を「仕上げる」上で、たいへん価値のあるツールです。必須のスペルチェックを終えた直後、組版の微調整をする前には、これを実行するべきです。 \end_layout @@ -16673,20 +17431,26 @@ ChkTeX \begin_layout Standard このプログラムを導入したならば、使うのは \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator -TeX構文チェック +ツール\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar TeX +構文チェック \family default -を選択するだけなので簡単です。こうすると、LyXは使用中の文書のLaTeXファイルを生成して、 +を選択するだけなので簡単です。こうすると、\SpecialChar LyX +は使用中の文書の\SpecialChar LaTeX +ファイルを生成して、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default を起動し、当該ファイルを検査しますが、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default -から警告があった場合には、それを含んだ「エラーボックス」をLyX中に挿入します。警告は、誤りのある箇所のそばに置かれるので、メニュー項目の +から警告があった場合には、それを含んだ「エラーボックス」を\SpecialChar LyX +中に挿入します。警告は、誤りのある箇所のそばに置かれるので、メニュー項目の \family sans -移動\SpecialChar \menuseparator +移動\SpecialChar menuseparator エラー \family default を選択するか、既定の @@ -16773,7 +17537,8 @@ C-o \family default を押します。警告を読み、それが誤りを示していれば修正します。警告が何を意味しているか理解しにくい場合には、無視しても問題はありません。画面上の文書と、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default を起動する際に行なわれる実際の技術的な操作のあいだには、隠された層があり、この隔たりのせいで、一部の警告が不可解なものになったり、明らかに馬鹿げたものになる場合 があるのです。 @@ -16791,15 +17556,18 @@ ChkTeX \begin_layout Standard 場合によっては、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default は、あなたが望むよりも煩すぎると思うかもしれません。そのような場合には、必要と思うまで \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default を無効にするか、あなたにもう少し合うように \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default を調整することができます。 \end_layout @@ -16807,15 +17575,20 @@ ChkTeX \begin_layout Standard \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default -は調整や拡張がひじょうに柔軟なのですが、LyXにおける +は調整や拡張がひじょうに柔軟なのですが、\SpecialChar LyX +における \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default -関連の問題が、それですべて解決すると思うべきではありません。LyXは、 +関連の問題が、それですべて解決すると思うべきではありません。\SpecialChar LyX +は、 \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default 出力 \begin_inset Foot @@ -16832,16 +17605,18 @@ chktex \family default を実行した直後に \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -LaTeXログ +文書\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX +ログ \family default を使えば見ることができます。 \end_layout \end_inset -から得た行番号と内部構造を一致させるため、やや特殊なLaTeXファイルを生成しなくてはならないので、警告の一部は正しく表示されていないように見えるでしょう。これ -に対処するためには、以下の2つの方法があります。 +から得た行番号と内部構造を一致させるため、やや特殊な\SpecialChar LaTeX +ファイルを生成しなくてはならないので、警告の一部は正しく表示されていないように見えるでしょう。これに対処する +ためには、以下の2つの方法があります。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -16853,11 +17628,13 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator -出力\SpecialChar \menuseparator -LaTeX\SpecialChar \menuseparator -CheckTeXコマンド +ツール\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator +出力\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX +\SpecialChar menuseparator +Check\SpecialChar TeX +コマンド \end_layout \end_inset @@ -16866,11 +17643,13 @@ CheckTeXコマンド \family default 中の \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default 起動コマンドラインを調整するか、グローバルな \family sans -ChkTeX +Chk\SpecialChar TeX + \family default の設定ファイル(通常は \begin_inset Flex Code @@ -16888,15 +17667,18 @@ chktexrc \begin_layout Itemize \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -書き出し\SpecialChar \menuseparator -LaTeX +ファイル\SpecialChar menuseparator +書き出し\SpecialChar menuseparator +\SpecialChar LaTeX + \family default -を使って文書をLaTeXファイルに変換し、そのファイルに対して +を使って文書を\SpecialChar LaTeX +ファイルに変換し、そのファイルに対して \family typewriter chktex \family default -を手動で実行します。このようにすると、LyX文書中の対応箇所を見つけるのがやや面倒ですが、少し我慢すれば見つけることができます。 +を手動で実行します。このようにすると、\SpecialChar LyX +文書中の対応箇所を見つけるのがやや面倒ですが、少し我慢すれば見つけることができます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -16920,7 +17702,8 @@ chktex -n1 -n3 -n6 -n9 -n22 -n25 -n30 -n38 \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、 +\SpecialChar LyX +は、 \family typewriter chktex \family default @@ -17201,7 +17984,8 @@ No match found for \begin_layout Enumerate \size small -Math mode still on at end of LaTeX file. +Math mode still on at end of \SpecialChar LaTeX + file. \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -17349,7 +18133,8 @@ You ought to remove spaces in front of punctuation. \begin_layout Enumerate \size small -Could not execute LaTeX command. +Could not execute \SpecialChar LaTeX + command. \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -17482,7 +18267,9 @@ You should put punctuation outside inner/inside display math mode. \begin_layout Enumerate \size small -You ought to not use primitive TeX in LaTeX code. +You ought to not use primitive \SpecialChar TeX + in \SpecialChar LaTeX + code. \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -17533,7 +18320,8 @@ You should remove spaces in front of \end_layout \begin_layout Standard -LyXの将来の版では、このツール(およびその縮小版 +\SpecialChar LyX +の将来の版では、このツール(およびその縮小版 \family typewriter lacheck \family default @@ -17542,7 +18330,8 @@ lacheck \end_layout \begin_layout Section -LyXでのバージョン管理 +\SpecialChar LyX +でのバージョン管理 \end_layout \begin_layout Standard @@ -17562,15 +18351,16 @@ Pavel Sanda \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、今ではもっとも基本的なRCS/CVS/SVN/GITコマンドをサポートしています。もしもっと洗練されたことを行いたい場合には、ターミナル上から手動で行 -う必要があります。 +\SpecialChar LyX +は、今ではもっとも基本的なRCS/CVS/SVN/GITコマンドをサポートしています。もしもっと洗練されたことを行いたい場合には、ターミナル上から手動で行う必要 +があります。 \end_layout \begin_layout Standard また、CVSのサポートは、subversionのサポートほど良くないので、CVSよりもSVNを使うことをお勧めします。Subversionを学び始めるには、SV N Book \begin_inset Foot -status open +status collapsed \begin_layout Plain Layout \begin_inset CommandInset href @@ -17596,46 +18386,62 @@ man rcsintro \end_layout \begin_layout Standard -LyXで実際にバージョン管理機能を使い始める前に、RCS/CVS/SVN/GITの使用法に習熟しておかなくてはなりません。LyXでLyXへの実装においては、GN -U RCSまたはCVS/SVNパッケージの最新版を仮定しています。旧版への保証はありません。ログメッセージのほとんどは、現在のところ操作後には表示されません。確 -認したい場合には、メッセージ面で確かめてください。バージョン管理を常用するユーザーには、VCツールバーが便利でしょう。これは +\SpecialChar LyX +で実際にバージョン管理機能を使い始める前に、RCS/CVS/SVN/GITの使用法に習熟しておかなくてはなりません。\SpecialChar LyX +で\SpecialChar LyX +への実装においては、GNU + RCSまたはCVS/SVNパッケージの最新版を仮定しています。旧版への保証はありません。ログメッセージのほとんどは、現在のところ操作後には表示されません。確認 +したい場合には、メッセージ面で確かめてください。バージョン管理を常用するユーザーには、VCツールバーが便利でしょう。これは \family sans -表示\SpecialChar \menuseparator -ツールバー\SpecialChar \menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator +ツールバー\SpecialChar menuseparator バージョン管理 \family default で有効にできます。 \end_layout \begin_layout Standard -自製の外部コマンドを導入したい場合には、LyX関数説明書のvcコマンドを確認してください。 -\end_layout - -\begin_layout Subsection -LyXにおけるRCSコマンド +自製の外部コマンドを導入したい場合には、\SpecialChar LyX +関数説明書のvcコマンドを確認してください。 \end_layout \begin_layout Standard -以下の節ではLyXでサポートされているRCSコマンドを説明します。それらのコマンドは + +\lang english +It is strongly recommended to store documents in uncompressed format if + using version control (uncheck \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -バージョン管理 +Document\SpecialChar menuseparator +Compressed \family default -のサブメニューにあります。LyXは、RCS 5.7/5.8に対して試験されています。 -\begin_inset Foot -status open - -\begin_layout Plain Layout -古いDOS / MS Windowsビルド(5.7)では、LyXで適切に動作させるためには、環境変数を設定する必要があります。とくに、標準時間帯(TZ)を設定し、 -さらに大事なことは、アーカイブの既定位置を変更する場合には、RCSINITを設定しなくてはなりません("SET RCSINIT=-x,v/")。--- - LyXは、文書のあるディレクトリのfile.lyx,vに、アーカイブがあるものと期待します。Windows RCSバイナリ付属のREADMEもご覧ください。 -\end_layout + if it is checked): Uncompressed LyX documents are text files and therefore + for merging two different versions by version control systems. + Compressed LyX documents are binary files, which cannot be merged by version + control systems. +\lang japanese +\begin_inset space \space{} \end_inset \end_layout +\begin_layout Subsection +\SpecialChar LyX +におけるRCSコマンド +\end_layout + +\begin_layout Standard +以下の節では\SpecialChar LyX +でサポートされているRCSコマンドを説明します。それらのコマンドは +\family sans +ファイル\SpecialChar menuseparator +バージョン管理 +\family default +のサブメニューにあります。\SpecialChar LyX +は、RCS 5.7/5.8に対して試験されています。 +\end_layout + \begin_layout Subsubsection \family sans @@ -17738,8 +18544,8 @@ co -f -u<バージョン> <ファイル名> 。最後のチェックイン以降、変更が加えられていないサラの文書であることが要求されます。ファイル名とコピー操作の説明を入力するように促され、その後、新コピーがローカ ルとリポジトリの両方に生成されます。コピーされた文書と元の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたファイルの相対パスは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、元の文書の代わりに、コピーされたファイルが読み込まれます。 @@ -17785,8 +18591,9 @@ ci -q -u -i "<新ファイル名>" \end_layout \begin_layout Standard -これは、最後のチェックインがあたかも為されなかったかのようにします。LyXに読み込まれた文書に変更は加えられませんが、マスターRCSファイルから最後のバージョン -が削除されます。 +これは、最後のチェックインがあたかも為されなかったかのようにします。\SpecialChar LyX +に読み込まれた文書に変更は加えられませんが、マスターRCSファイルから最後のバージョンが削除 +されます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -17818,10 +18625,11 @@ man rlog \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、RCSバージョン番号情報(のみ)をサポートしています。詳細については、 +\SpecialChar LyX +は、RCSバージョン番号情報(のみ)をサポートしています。詳細については、 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:VCS改訂情報" +reference "subsec:VCS改訂情報" \end_inset @@ -17829,13 +18637,15 @@ reference "sub:VCS改訂情報" \end_layout \begin_layout Subsection -LyXにおけるCVSコマンド +\SpecialChar LyX +におけるCVSコマンド \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、現在CVSを一部サポートしています。そのコマンドは、 +\SpecialChar LyX +は、現在CVSを一部サポートしています。そのコマンドは、 \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator バージョン管理 \family default サブメニューにあります。バージョン管理システムSVNの方が強力なので、可能ならばCVSではなく、SVNを使用してください。 @@ -17856,7 +18666,8 @@ CVSを初めて使いたい場合には、外部ツールを使用して自分 。したがって、共著者同士がコンスタントにコミュニケーションを交わしていれば、このようなコンフリクトは滅多に発生しません。もしコミュニケーションがなければ、いずれ にしても根本的な問題があるわけです。それにもかかわらず、いわゆる「予備付きチェックアウト」を使用したいと思う人々もいます。この場合、最初にチェックアウトした際に 、全ファイルの作業コピーは読み込み専用にされ、ユーザーは、作業コピーを書き込み可能にする特別なコマンドを使用した後、編集を開始することになります。変更をチェック -インすると、作業コピーは読み込み専用状態に戻ります。LyXで予備付きチェックアウトを利用したい場合には、 +インすると、作業コピーは読み込み専用状態に戻ります。\SpecialChar LyX +で予備付きチェックアウトを利用したい場合には、 \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -17881,10 +18692,11 @@ cvs -r \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、あなたが予備付きチェックアウトを使用しているか、予備なしチェックアウトを利用しているか、推測しようと試みます。使用中の作業コピーが読み込み専用になって -いるか、あるいはそれが書き込み可能であって、CVS/Baseサブディレクトリに使用中文書のコピーが存在している場合には、予備付きチェックアウトを使用しているもの -と仮定し、そうでない場合には予備なしチェックアウトを使用しているものと仮定します。予備付きチェックアウトが検出された場合には、作業コピーが読み込み専用の場合に書 -き込み可能にするためには、 +\SpecialChar LyX +は、あなたが予備付きチェックアウトを使用しているか、予備なしチェックアウトを利用しているか、推測しようと試みます。使用中の作業コピーが読み込み専用になっているか +、あるいはそれが書き込み可能であって、CVS/Baseサブディレクトリに使用中文書のコピーが存在している場合には、予備付きチェックアウトを使用しているものと仮定 +し、そうでない場合には予備なしチェックアウトを使用しているものと仮定します。予備付きチェックアウトが検出された場合には、作業コピーが読み込み専用の場合に書き込み +可能にするためには、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -17971,7 +18783,8 @@ CVS/Entries \end_inset ファイルが存在する場合にのみ)、お使いの文書をCVSに登録します。つまり、外部ツールを使用して、アーカイブを自分で作成ないしチェックアウトしなくてはならないこと -を意味します(このステップを忘れてしまうと、LyXは文書をRCSに登録します)。 +を意味します(このステップを忘れてしまうと、\SpecialChar LyX +は文書をRCSに登録します)。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -18110,8 +18923,8 @@ cvs -q unedit "<ファイル名>" 。最後のチェックイン以降、変更が加えられていないサラの文書であることが要求されます。ファイル名とコピー操作の説明を入力するように促され、その後、新コピーがローカ ルとリポジトリの両方に生成されます。コピーされた文書と元の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたファイルの相対パスは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、元の文書の代わりに、コピーされたファイルが読み込まれます。 @@ -18170,8 +18983,8 @@ cvs -q add "<新ファイル名>" 、その後、ローカルとリポジトリの両方でファイル名が変更されます。新旧ファイル名の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたファイルの相対パ スは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、新ファイル名を使ってファイルが再度読み込まれます。 @@ -18249,10 +19062,11 @@ status collapsed \end_inset -ファイルを取り込むなど、文書が複雑になるにつれ、バージョン管理の利用は複雑になります。LyXは、文書が存在するツリー全体の更新をサポートします。これは、CVSの -使用法について詳しい知識のない人々や、レポジトリに追加素材をコミットする野望のない人々と共同作業をするような場合に、特に便利です。ファイル構造は、すべての外部フ -ァイルが、文書と同じディレクトリかそのサブディレクトリに来るように組織する必要があります。いずれにしても、複合文書を新しいディレクトリを建てて収容するのは、望ま -しい習慣です。 +ファイルを取り込むなど、文書が複雑になるにつれ、バージョン管理の利用は複雑になります。\SpecialChar LyX +は、文書が存在するツリー全体の更新をサポートします。これは、CVSの使用法 +について詳しい知識のない人々や、レポジトリに追加素材をコミットする野望のない人々と共同作業をするような場合に、特に便利です。ファイル構造は、すべての外部ファイル +が、文書と同じディレクトリかそのサブディレクトリに来るように組織する必要があります。いずれにしても、複合文書を新しいディレクトリを建てて収容するのは、望ましい習 +慣です。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -18392,14 +19206,15 @@ cvs log \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、CVS版数・著者名・最終コミットの日時をサポートします。これらの情報は、すべて +\SpecialChar LyX +は、CVS版数・著者名・最終コミットの日時をサポートします。これらの情報は、すべて \family typewriter cvs log -r <ファイル名> \family default によって抽出されます。詳細については、第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:VCS改訂情報" +reference "subsec:VCS改訂情報" \end_inset @@ -18407,22 +19222,25 @@ reference "sub:VCS改訂情報" \end_layout \begin_layout Subsection -LyXにおけるSVNコマンド +\SpecialChar LyX +におけるSVNコマンド \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、現在SVNを一部サポートしています。そのコマンドは、 +\SpecialChar LyX +は、現在SVNを一部サポートしています。そのコマンドは、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator バージョン管理 \end_layout \end_inset -メニューにあります。レポジトリへのアクセスに、ssh経由のパスワード保護アクセスを使用している場合には、端末ウィンドウでの入力を促されます。LyXは、SVN +メニューにあります。レポジトリへのアクセスに、ssh経由のパスワード保護アクセスを使用している場合には、端末ウィンドウでの入力を促されます。\SpecialChar LyX +は、SVN 1.5および1.6に対して試験されています。 \end_layout @@ -18513,7 +19331,7 @@ status collapsed ロックが有効になっていない場合です。第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:SVNファイルロック" +reference "subsec:SVNファイルロック" \end_inset @@ -18576,7 +19394,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -svn update --non-interactive +svn update –non-interactive \begin_inset Quotes eld \end_inset @@ -18633,8 +19451,8 @@ svn revert -q うに促され、その後、新コピーがローカルとリポジトリの両方に生成されます。コピーされた文書と元の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたフ ァイルの相対パスは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、元の文書の代わりに、コピーされたファイルが読み込まれます。 @@ -18682,8 +19500,8 @@ svn commit るように促され、その後、ローカルとリポジトリの両方でファイル名が変更されます。新旧ファイル名の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたフ ァイルの相対パスは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、新ファイル名を使ってファイルが再度読み込まれます。 @@ -18725,7 +19543,7 @@ svn commit \begin_layout Subsubsection \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:レポジトリからSVN同期" +name "subsec:レポジトリからSVN同期" \end_inset @@ -18757,7 +19575,8 @@ status collapsed \end_inset -ファイルを取り込んだりすれば、管理はずっと複雑になります。そこでLyXは、文書のおいてあるツリー全体の更新をサポートします +ファイルを取り込んだりすれば、管理はずっと複雑になります。そこで\SpecialChar LyX +は、文書のおいてあるツリー全体の更新をサポートします \begin_inset Foot status collapsed @@ -18804,7 +19623,7 @@ svn diff $path(変更が発見された場合には通知します) \begin_inset Newline newline \end_inset -svn update --accept mine-full $path +svn update –accept mine-full $path \end_layout \end_inset @@ -18856,7 +19675,7 @@ svn log ファイルロック \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:SVNファイルロック" +name "subsec:SVNファイルロック" \end_inset @@ -18883,7 +19702,7 @@ svn:needs-lock svnファイル特性に依拠した書き込み権限の自動設定(第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:自動ロック特性" +reference "subsec:自動ロック特性" \end_inset @@ -18897,8 +19716,10 @@ http://svnbook.red-bean.com/en/1.2/svn.advanced.locking.html \end_inset -。ある文書について、この特性が検出されたときには、LyXは自動的に文書編集にSVNロックを使用するようになり、チェックイン・チェックアウト機構はRCSと同じ枠組 -みに切り替わります。これは特に、LyXでのファイルの使われ方に以下の二つのモードがあることを意味します。 +。ある文書について、この特性が検出されたときには、\SpecialChar LyX +は自動的に文書編集にSVNロックを使用するようになり、チェックイン・チェックアウト機構はRCSと同じ枠組みに切 +り替わります。これは特に、\SpecialChar LyX +でのファイルの使われ方に以下の二つのモードがあることを意味します。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -19033,7 +19854,7 @@ svn unlock 自動ロック特性 \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:自動ロック特性" +name "subsec:自動ロック特性" \end_inset @@ -19056,8 +19877,8 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator -バージョン管理\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator +バージョン管理\SpecialChar menuseparator ロック特性を使用 \end_layout @@ -19119,7 +19940,7 @@ svn propdel svn:needs-lock \begin_layout Subsubsection \begin_inset CommandInset label LatexCommand label -name "sub:VCS改訂情報" +name "subsec:VCS改訂情報" \end_inset @@ -19131,7 +19952,12 @@ name "sub:VCS改訂情報" \end_layout \begin_layout Itemize -LyXによる直接サポート +\SpecialChar LyX +による直接サポート +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -19163,7 +19989,7 @@ svnversion \align center \begin_inset Tabular - + @@ -19307,7 +20133,7 @@ info \begin_inset space ~ \end_inset ---xml +–xml \begin_inset space ~ \end_inset @@ -19317,6 +20143,10 @@ file.lyx \end_inset の出力を解析したものが返されます。サポートされるフラグは +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -19403,7 +20233,7 @@ status collapsed \end_deeper \begin_layout Itemize -もう一つの---ハッカー的な---方法は、SVNキーワードを使用する方法です +もう一つの—ハッカー的な—方法は、SVNキーワードを使用する方法です \begin_inset Foot status collapsed @@ -19417,12 +20247,14 @@ http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.props.special.keywords.html \family sans svn propset svn:keywords 'Rev' file.lyx \family default -)、文書中にキーワードTeXコード +)、文書中にキーワード\SpecialChar TeX +コード \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout -これは、LyXがキーワードタグの途中で改行してしまわないことを確実にするための、簡単な方法です。 +これは、\SpecialChar LyX +がキーワードタグの途中で改行してしまわないことを確実にするための、簡単な方法です。 \end_layout \end_inset @@ -19449,7 +20281,9 @@ $Rev: 59 $ \end_inset -)。このアプローチにはいくつか問題があります。第一に、TeXの世界では「$」文字は数式を表すのに使われるので、LyX中の +)。このアプローチにはいくつか問題があります。第一に、\SpecialChar TeX +の世界では「$」文字は数式を表すのに使われるので、\SpecialChar LyX +中の \begin_inset Formula $Rev$ \end_inset @@ -19459,7 +20293,8 @@ $Rev: 59 $ になってしまいます。その他のId・Date・Authorなどといったキーワードも同様です。第二に、SVN出力は使用中のロケールに依存するので、Dateが用いられ ると、SVNは、問題を引き起こすような文字列を容易に生成してしまいます。第三に、文書中には、番号だけでなく「Rev:59」という文字列全体が表示されてしまいます -。Subversionがユーザ定義のキーワードを実装するまでは、このアプローチを信頼性を持って使用したり、LyXがこれを直接サポートすることは、難しそうです。 +。Subversionがユーザ定義のキーワードを実装するまでは、このアプローチを信頼性を持って使用したり、\SpecialChar LyX +がこれを直接サポートすることは、難しそうです。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -19467,7 +20302,7 @@ SVNとWindows環境 \end_layout \begin_layout Quote -ユーザが、かなり早いうちに自分自身でコマンドライン操作を理解できないのであれば、TortoiseSVNを使った方が賢明でしょう。---P. +ユーザが、かなり早いうちに自分自身でコマンドライン操作を理解できないのであれば、TortoiseSVNを使った方が賢明でしょう。—P. A. ルービン \end_layout @@ -19477,8 +20312,9 @@ SVNとWindows環境 \end_layout \begin_layout Standard -LyXを導入して、Subversionレポジトリへのアクセス権を持っている他に、ユーザはSubversionクライアントプログラムを導入する必要があります。クラ -イアントプログラムのWindows用インストーラは +\SpecialChar LyX +を導入して、Subversionレポジトリへのアクセス権を持っている他に、ユーザはSubversionクライアントプログラムを導入する必要があります。クライアン +トプログラムのWindows用インストーラは \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "CollabNet" @@ -19494,9 +20330,11 @@ target "http://tortoisesvn.tigris.org/" \end_inset -も導入することを考えるでしょう。これはSubversionの操作をWindows Explorerのコンテクスト(右クリック)メニューに統合します。LyX外部で -行う操作は、一般的にExplorerコンテクストメニューを使った方が便利です。TortoiseSVNは、LyX自身が使用するクライアントプログラムの代わりとは成 -りませんので、注意してください。 +も導入することを考えるでしょう。これはSubversionの操作をWindows Explorerのコンテクスト(右クリック)メニューに統合します。\SpecialChar LyX +外部で行う操 +作は、一般的にExplorerコンテクストメニューを使った方が便利です。TortoiseSVNは、\SpecialChar LyX +自身が使用するクライアントプログラムの代わりとは成りませんので +、注意してください。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -19504,12 +20342,14 @@ target "http://tortoisesvn.tigris.org/" \end_layout \begin_layout Standard -LyX文書をSubversionのバージョン管理下に置く前に、その親ディレクトリをバージョン管理下に置かなくてはなりません。文書を、既にレポジトリに存在するプロ -ジェクトに追加する際には、新規文書が置かれることになるディレクトリへ、プロジェクトをチェックアウトすることによって実現します。プロジェクト自体がバージョン管理下 -にない場合(たとえばこの文書が新規プロジェクトの最初のファイルである場合)には、このディレクトリをレポジトリにインポートしなくてはなりません。これは、LyXの外 -部で行います。インポートもチェックアウトも共に、TortoiseSVNを使えば、Explorerのコンテクストメニューから簡単に終えることができます。あるいは、 -DOSプロンプトでコマンドライン・クライアントを使って成し遂げることもできます。TortoiseSVNを使ったプロジェクトのインポート手続きを下記で説明します。 -レポジトリは既に存在し、新規プロジェクトを +\SpecialChar LyX +文書をSubversionのバージョン管理下に置く前に、その親ディレクトリをバージョン管理下に置かなくてはなりません。文書を、既にレポジトリに存在するプロジェク +トに追加する際には、新規文書が置かれることになるディレクトリへ、プロジェクトをチェックアウトすることによって実現します。プロジェクト自体がバージョン管理下にない +場合(たとえばこの文書が新規プロジェクトの最初のファイルである場合)には、このディレクトリをレポジトリにインポートしなくてはなりません。これは、\SpecialChar LyX +の外部で行います +。インポートもチェックアウトも共に、TortoiseSVNを使えば、Explorerのコンテクストメニューから簡単に終えることができます。あるいは、DOSプロン +プトでコマンドライン・クライアントを使って成し遂げることもできます。TortoiseSVNを使ったプロジェクトのインポート手続きを下記で説明します。レポジトリは +既に存在し、新規プロジェクトを \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -19526,7 +20366,7 @@ new project status collapsed \begin_layout Plain Layout -svn --help +svn –help \end_layout \end_inset @@ -19552,7 +20392,7 @@ new project status collapsed \begin_layout Plain Layout -TortoiseSVN\SpecialChar \menuseparator +TortoiseSVN\SpecialChar menuseparator Repo-browser \end_layout @@ -19567,7 +20407,7 @@ Repo-browser status collapsed \begin_layout Plain Layout -Create folder\SpecialChar \ldots{} +Create folder\SpecialChar ldots \end_layout @@ -19595,7 +20435,7 @@ new project status collapsed \begin_layout Plain Layout -SVN Checkout\SpecialChar \ldots{} +SVN Checkout\SpecialChar ldots \end_layout @@ -19639,13 +20479,14 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Enumerate -LyXで文書を新規作成するか開くかして、 +\SpecialChar LyX +で文書を新規作成するか開くかして、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator -バージョン管理\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator +バージョン管理\SpecialChar menuseparator 登録 \end_layout @@ -19660,7 +20501,7 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator バージョン管理 \end_layout @@ -19686,7 +20527,7 @@ Linuxに較べて、WindowsでSVNクライアントをSSH経由で通信する status collapsed \begin_layout Plain Layout -svn --version +svn –version \end_layout \end_inset @@ -19737,6 +20578,10 @@ status collapsed \end_inset のみを使用することとします。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -19878,8 +20723,10 @@ svn co svn+ssh://user@server/repository_path \end_layout \begin_layout Standard -共著者同士がLinuxとWindowsを混在させているとき、LyXは.lyxファイル中で異なった行末記号を使用することになります。これは、LyXの機能に関する限り -問題になりませんが、コミット差分は巨大になり、マージではコンフリクトを引き起こしがちです。幸いにして、SVNは、.lyxファイルを +共著者同士がLinuxとWindowsを混在させているとき、\SpecialChar LyX +は.lyxファイル中で異なった行末記号を使用することになります。これは、\SpecialChar LyX +の機能に関する限り問題になりま +せんが、コミット差分は巨大になり、マージではコンフリクトを引き起こしがちです。幸いにして、SVNは、.lyxファイルを \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -19933,16 +20780,19 @@ http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.props.file-portability.html \end_layout \begin_layout Subsection -LyXにおけるGITコマンド +\SpecialChar LyX +におけるGITコマンド \end_layout \begin_layout Standard -LyXで、最小限のGITコマンドがサポートされるようになりました。これらのコマンドは、 +\SpecialChar LyX +で、最小限のGITコマンドがサポートされるようになりました。これらのコマンドは、 \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator バージョン管理 \family default -にあります。リポジトリのアクセスに、パスワード保護されたsshを使用している場合には、ターミナルウィンドウでの操作をするように促されます。LyXは、GIT +にあります。リポジトリのアクセスに、パスワード保護されたsshを使用している場合には、ターミナルウィンドウでの操作をするように促されます。\SpecialChar LyX +は、GIT 1.7に対して試験を行っています。 \end_layout @@ -19969,8 +20819,9 @@ push \end_inset -を使って、1つ以上のリモートリポジトリと同期されます。LyXは、リモートのGITリポジトリとは、一切関わりません。CVSやSVNの集権的リポジトリに対して行うの -と同じことを、ローカルのリポジトリに対してのみ行います。リモートのGITリポジトリを使用している場合には、お好みのGITクライアントを使用して、 +を使って、1つ以上のリモートリポジトリと同期されます。\SpecialChar LyX +は、リモートのGITリポジトリとは、一切関わりません。CVSやSVNの集権的リポジトリに対して行うのと同じ +ことを、ローカルのリポジトリに対してのみ行います。リモートのGITリポジトリを使用している場合には、お好みのGITクライアントを使用して、 \begin_inset Flex Code status open @@ -20124,8 +20975,8 @@ git checkout -q るように促され、その後、ローカルとリポジトリの両方でファイル名が変更されます。新旧ファイル名の文書の親ディレクトリが異なる場合には、コピーにインクルードされたフ ァイルの相対パスは、( \family sans -ファイル\SpecialChar \menuseparator -名前をつけて保存\SpecialChar \ldots{} +ファイル\SpecialChar menuseparator +名前をつけて保存\SpecialChar ldots \family default と同様に)全て調整されます。最後に、新ファイル名を使ってファイルが再度読み込まれます。 @@ -20195,7 +21046,8 @@ git log \end_layout \begin_layout Standard -LyXは、ファイルの最終コミットのGITハッシュ番号・著者名・最終コミットの日時をサポートします。これらの情報は、すべて +\SpecialChar LyX +は、ファイルの最終コミットのGITハッシュ番号・著者名・最終コミットの日時をサポートします。これらの情報は、すべて \family typewriter git log -n 1 --pretty=format:%H%n%an%n%ai \family default @@ -20206,7 +21058,7 @@ git describe --abbrev --dirty --long で取得されます。詳細については、第 \begin_inset CommandInset ref LatexCommand ref -reference "sub:VCS改訂情報" +reference "subsec:VCS改訂情報" \end_inset @@ -20218,7 +21070,8 @@ reference "sub:VCS改訂情報" \end_layout \begin_layout Standard -vcコマンド機構が最近になって付け加えられたおかげで、LyXのパワーユーザは、改訂管理のための自製コマンドを作ることができるようになりました。 +vcコマンド機構が最近になって付け加えられたおかげで、\SpecialChar LyX +のパワーユーザは、改訂管理のための自製コマンドを作ることができるようになりました。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -20268,8 +21121,11 @@ diff \end_inset -ダンプを生成することによって、改訂版の間の変更点を検査するのが、典型的な使用法です。これは平文ファイルには有効なのですが、複雑な構造を持つLyXファイルの場合に -は、あまり便利ではありません。そこで、LyXは独自の文書比較機能を提供しています。この機能を呼び出すには2つの方法があります。1つは、LyXの +ダンプを生成することによって、改訂版の間の変更点を検査するのが、典型的な使用法です。これは平文ファイルには有効なのですが、複雑な構造を持つ\SpecialChar LyX +ファイルの場合には、あ +まり便利ではありません。そこで、\SpecialChar LyX +は独自の文書比較機能を提供しています。この機能を呼び出すには2つの方法があります。1つは、\SpecialChar LyX +の \begin_inset Flex Code status collapsed @@ -20279,12 +21135,13 @@ VC_COMPARE \end_inset -関数を直接呼び出す方法であり(詳細はLyX関数説明書を参照)、もう1つは +関数を直接呼び出す方法であり(詳細は\SpecialChar LyX +関数説明書を参照)、もう1つは \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -旧改訂と比較\SpecialChar \ldots{} +旧改訂と比較\SpecialChar ldots \end_layout @@ -20331,14 +21188,18 @@ Edmar Wienskoski Jr. \end_layout \begin_layout Standard -この節の主な目的は、文芸的プログラミング(literate programming)のために、LyXをどう使えばよいかをお見せすることです。ここでは、あなたがこ -のプログラミング技術をよくご存じで、「tangling」や「weaving」の意味するところを知っているものとして説明します。そうでない場合には、以下の各節にあ -るウェブリンクをたどってください。そこには、かつての開発の歴史から最新のツールチップまで、たくさんの良質なドキュメンテーションがあります。 +この節の主な目的は、文芸的プログラミング(literate programming)のために、\SpecialChar LyX +をどう使えばよいかをお見せすることです。ここでは、あなたがこのプロ +グラミング技術をよくご存じで、「tangling」や「weaving」の意味するところを知っているものとして説明します。そうでない場合には、以下の各節にあるウェ +ブリンクをたどってください。そこには、かつての開発の歴史から最新のツールチップまで、たくさんの良質なドキュメンテーションがあります。 \end_layout \begin_layout Standard -また、あなたが、LyXの設定を変更することを厭わない程度までLyXに習熟しており、Xリソースファイルにも親しんでいることを前提にしています。そうでない場合は、あ -なたの必要とするトピックを扱っている、LyXの他の説明書で調べてください。 +また、あなたが、\SpecialChar LyX +の設定を変更することを厭わない程度まで\SpecialChar LyX +に習熟しており、Xリソースファイルにも親しんでいることを前提にしています。そうでない場合は、あなたの必要と +するトピックを扱っている、\SpecialChar LyX +の他の説明書で調べてください。 \end_layout \begin_layout Subsection @@ -20358,7 +21219,8 @@ Edmar Wienskoski Jr. \end_inset E. - Knuthが、TeX組版ソフトウエアを開発中に作り出したものです。 + Knuthが、\SpecialChar TeX +組版ソフトウエアを開発中に作り出したものです。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -20373,6 +21235,10 @@ E. \begin_layout Quotation 3つの際立った特徴があります。重要な順に列挙すれば、 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -20434,7 +21300,8 @@ Noweb \end_layout \begin_layout Itemize -説明文書をLaTeXでもHTMLでも出力できる。 +説明文書を\SpecialChar LaTeX +でもHTMLでも出力できる。 \end_layout \begin_layout Itemize @@ -20473,12 +21340,16 @@ http://www.cs.virginia.edu/~nr/noweb/ \end_layout \begin_layout Subsection -LyXとNowebを使った文芸プログラミング +\SpecialChar LyX +とNowebを使った文芸プログラミング \end_layout \begin_layout Standard -LyXにおける文芸プログラミングのサポートは、LyXの汎用変換機構を使用して実現しています。このサポートは「Noweb非依存」的な方法で提供されているので、Ly -Xの設定を変更するだけで、自分の好きな他の文芸プログラミングツールを使って、この新しいLyXの機能を利用することができます。 +\SpecialChar LyX +における文芸プログラミングのサポートは、\SpecialChar LyX +の汎用変換機構を使用して実現しています。このサポートは「Noweb非依存」的な方法で提供されているので、LyXの設定を変 +更するだけで、自分の好きな他の文芸プログラミングツールを使って、この新しい\SpecialChar LyX +の機能を利用することができます。 \end_layout \begin_layout Subsubsection @@ -20490,9 +21361,10 @@ nowebモジュールの使用 \end_layout \begin_layout Standard -NowebとLyXの導入に成功したならば、新規文書を開いたときにはいつも、文書クラスを選択した後、 +Nowebと\SpecialChar LyX +の導入に成功したならば、新規文書を開いたときにはいつも、文書クラスを選択した後、 \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 設定 \family default メニューで「noweb」モジュールを追加するようにしてください。Nowebが正しく導入されていれば、「モジュール」リンクをクリックした際、利用可能リストに「no @@ -20504,7 +21376,8 @@ web」モジュールが表示され、文書に追加できるようになっ \end_layout \begin_layout Standard -LyXでは、 +\SpecialChar LyX +では、 \begin_inset Flex Noun status collapsed @@ -20538,8 +21411,9 @@ Chunk \end_layout \begin_layout Standard -問題は<<と@の間にあるものを完全にそのままの形で扱わなければならないことです。つまり、LyXは、この間に書かれたものを特別に解釈することは決してあってはなりま -せん。これも +問題は<<と@の間にあるものを完全にそのままの形で扱わなければならないことです。つまり、\SpecialChar LyX +は、この間に書かれたものを特別に解釈することは決してあってはなりません。 +これも \begin_inset Flex Noun status collapsed @@ -20592,23 +21466,29 @@ LIBDIR/examples/listerrors.lyx この時点で、適切な文書クラスを持ち、いくつかのコードとテキストが入った新規文書ファイルが作成されているはずです。これをどうやって印刷したらいいのでしょう。答えは 簡単で、通常の文書で行うように \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 表示 \family default 等を選ぶだけです。特別な手続きは必要ありません。 \end_layout \begin_layout Standard -理解を助けるために、LyXの内部で何が起っているかを説明しておきましょう。 +理解を助けるために、\SpecialChar LyX +の内部で何が起っているかを説明しておきましょう。 \end_layout \begin_layout Enumerate \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator 更新 \family default -が選択されると、LaTeXファイルがつくられます。 +が選択されると、\SpecialChar LaTeX +ファイルがつくられます。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -20628,7 +21508,8 @@ status collapsed \end_deeper \begin_layout Enumerate -違いがファイル名だけなのに注意してください。LyXによる特別な処理は必要ありません。 +違いがファイル名だけなのに注意してください。\SpecialChar LyX +による特別な処理は必要ありません。 \begin_inset Flex Noun status collapsed @@ -20642,14 +21523,17 @@ Chunk \end_layout \begin_layout Enumerate -文書が何らかの文芸プログラムクラスなら、LyXは、LyXからNowebへの内部変換子を用い、それからNowebからLaTeXへの変換子 +文書が何らかの文芸プログラムクラスなら、\SpecialChar LyX +は、\SpecialChar LyX +からNowebへの内部変換子を用い、それからNowebから\SpecialChar LaTeX +への変換子 \begin_inset Foot status collapsed \begin_layout Plain Layout これらの変換子は、 \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 設定 \family default パネルの変換子タブに定義されています。変換子の一般的な情報については、取扱説明書『 @@ -20665,7 +21549,12 @@ status collapsed \end_inset -を使ってLaTeXファイルを生成します。 +を使って\SpecialChar LaTeX +ファイルを生成します。 +\begin_inset Separator parbreak +\end_inset + + \end_layout \begin_deeper @@ -20675,7 +21564,8 @@ status collapsed \end_deeper \begin_layout Enumerate -最後にLaTeXが実行され、通常の文書と同じ後処理が行われます。 +最後に\SpecialChar LaTeX +が実行され、通常の文書と同じ後処理が行われます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -20687,7 +21577,9 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -ビルドメニューが選ばれた場合や、それに対応するツールバーのボタンが押された場合、上のステップ1と同様にLaTeXファイルが生成されます。それからLyXは +ビルドメニューが選ばれた場合や、それに対応するツールバーのボタンが押された場合、上のステップ1と同様に\SpecialChar LaTeX +ファイルが生成されます。それから\SpecialChar LyX +は \family typewriter Noweb->Program \family default @@ -20700,8 +21592,9 @@ Noweb->Program \end_layout \begin_layout Enumerate -エラーログ解析子。これはエラーメッセージをLyXが理解できる形へ書き直します。これによって、LyXはファイルバッファの正しい位置へエラーボックスを配置することが -できます。 +エラーログ解析子。これはエラーメッセージを\SpecialChar LyX +が理解できる形へ書き直します。これによって、\SpecialChar LyX +はファイルバッファの正しい位置へエラーボックスを配置することができます。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -20725,7 +21618,8 @@ build-script $$i $$r \begin_inset Newline newline \end_inset -と指定します。これは基本的に、LyXが +と指定します。これは基本的に、\SpecialChar LyX +が \begin_inset Quotes erd \end_inset @@ -20737,8 +21631,10 @@ build-script \begin_inset Quotes erd \end_inset -(プログラムかスクリプト名)を(一般にはLyXの一時ファイル用のディレクトリにつくられる)、Nowebファイルの名前と元のLyXファイルのディレクトリパスを使っ -て呼び出すことを意味しています。 +(プログラムかスクリプト名)を(一般には\SpecialChar LyX +の一時ファイル用のディレクトリにつくられる)、Nowebファイルの名前と元の\SpecialChar LyX +ファイルのディレクトリパスを使って呼び出すこ +とを意味しています。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -20818,13 +21714,16 @@ listerrors \end_layout \begin_layout Standard -ビルドは、通常LyXの一時ディレクトリで行われるので、変換によって生成されたファイルはそのディレクトリに置かれます。LyXは、主要ファイルとみなされるものをコピ -ーして取り出しますが、 +ビルドは、通常\SpecialChar LyX +の一時ディレクトリで行われるので、変換によって生成されたファイルはそのディレクトリに置かれます。\SpecialChar LyX +は、主要ファイルとみなされるものをコピーして取り出 +しますが、 \family typewriter Noweb→プログラム \family default -変換は複数のファイルを生成することがあるので、LyXを閉じる際に大半が削除される可能性があります。これが、NOWEB_OUTPUT_DIR環境変数を渡して、bu -ild-script chunkが生成したファイルをその場所に置かれるようにする理由です。 +変換は複数のファイルを生成することがあるので、\SpecialChar LyX +を閉じる際に大半が削除される可能性があります。これが、NOWEB_OUTPUT_DIR環境変数を渡して、build +-script chunkが生成したファイルをその場所に置かれるようにする理由です。 \end_layout \begin_layout Paragraph @@ -20832,7 +21731,8 @@ ild-script chunkが生成したファイルをその場所に置かれるよう \end_layout \begin_layout Standard -LyXとNowebの統合の最後の部分は、 +\SpecialChar LyX +とNowebの統合の最後の部分は、 \begin_inset Quotes eld \end_inset @@ -20909,18 +21809,20 @@ LIBDIR/examples/Literate.lyx \emph on LIBDIR/examples/noweb2lyx.lyx \emph default -も見てください。面白いことに、これらの3つのファイルは、Python、C、Perlが各々使われていて、LyXの文芸プログラミングのサポートがプログラム言語に依存 -しないことを示しています。 +も見てください。面白いことに、これらの3つのファイルは、Python、C、Perlが各々使われていて、\SpecialChar LyX +の文芸プログラミングのサポートがプログラム言語に依存しない +ことを示しています。 \end_layout \begin_layout Subsubsection -LyXの設定 +\SpecialChar LyX +の設定 \end_layout \begin_layout Standard すべての文芸プログラムのための設定は、 \family sans -ツール\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator 設定 \family default パネルの「ファイル処理」タブですることができます。重要な部分を見ておきましょう。 @@ -20939,7 +21841,8 @@ NoWeb \family typewriter .nw \family default -に設定してください。これによって、LyXに変換プロセスの第一段階でつくられるファイルに +に設定してください。これによって、\SpecialChar LyX +に変換プロセスの第一段階でつくられるファイルに \family typewriter .nw \family default @@ -20957,7 +21860,8 @@ NoWeb \family default -> \family sans -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \family default この変換子は、文芸的文書の「weaving」を行います。Nowebの場合、「 \family typewriter @@ -20991,7 +21895,8 @@ parselog=$$s/scripts/listerrors \end_layout \begin_layout Standard -ddd/gdbまたは他のデバッガで使える「server-goto-file-row」関数が新たにLyXサーバに実装されました。 +ddd/gdbまたは他のデバッガで使える「server-goto-file-row」関数が新たに\SpecialChar LyX +サーバに実装されました。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -21020,8 +21925,8 @@ status collapsed status collapsed \begin_layout Plain Layout -ツール\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +ツール\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator ファイル書式 \end_layout @@ -21041,7 +21946,8 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -新しいLyXサーバの関数と、このdddの機能を使うために +新しい\SpecialChar LyX +サーバの関数と、このdddの機能を使うために \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -21075,13 +21981,17 @@ echo "LYXCMD:monitor:server-goto-file-row:@FILE@ @LINE@" >~/.lyxpipe.in \end_layout \begin_layout Standard -こうしておくとdddを使っていてプログラムの編集したい場所があったとき、(dddのウインドウで)Shift-Ctrl-Vを押すだけでdddはLyXサーバに情報を -送り、LyXは同じファイルを表示し、カーソルはdddが示した場所へあらわれます。これでもうデバッグの最中に推測しながらスクロールして場所を探す必要がなくなります -。 +こうしておくとdddを使っていてプログラムの編集したい場所があったとき、(dddのウインドウで)Shift-Ctrl-Vを押すだけでdddは\SpecialChar LyX +サーバに情報を送り、\SpecialChar LyX + +は同じファイルを表示し、カーソルはdddが示した場所へあらわれます。これでもうデバッグの最中に推測しながらスクロールして場所を探す必要がなくなります。 \end_layout \begin_layout Standard -この機能が動くにはLyXサーバが利用可能でなければなりません(既定ではLyXサーバーは使えないようになっています)。LyXサーバを使えるようにするには、 +この機能が動くには\SpecialChar LyX +サーバが利用可能でなければなりません(既定では\SpecialChar LyX +サーバーは使えないようになっています)。\SpecialChar LyX +サーバを使えるようにするには、 \family sans \begin_inset Flex MenuItem @@ -21122,7 +22032,8 @@ status collapsed \begin_layout Plain Layout \family sans -LyXサーバーパイプ +\SpecialChar LyX +サーバーパイプ \family default に \end_layout @@ -21168,11 +22079,13 @@ reference "chap:LyXサーバー" \family default ・節・ \family sans -LaTeX +\SpecialChar LaTeX + \family default ・ \family sans -LyXコード +\SpecialChar LyX +コード \family default ・ \family sans @@ -21220,13 +22133,14 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Standard -LyXはツールバーで使うためのいくつものボタンを用意しています。私のツールバーはこの6つのショートカットに +\SpecialChar LyX +はツールバーで使うためのいくつものボタンを用意しています。私のツールバーはこの6つのショートカットに \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -更新\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +更新\SpecialChar menuseparator DVI \end_layout @@ -21237,8 +22151,8 @@ DVI status collapsed \begin_layout Plain Layout -文書\SpecialChar \menuseparator -表示\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +表示\SpecialChar menuseparator DVI \end_layout @@ -21264,11 +22178,13 @@ Toolbar \end_layout \begin_layout LyX-Code - Icon "layout LaTeX" + Icon "layout \SpecialChar LaTeX +" \end_layout \begin_layout LyX-Code - Icon "layout LyX-Code" + Icon "layout \SpecialChar LyX +-Code" \end_layout \begin_layout LyX-Code @@ -21316,7 +22232,8 @@ End \end_layout \begin_layout Standard -LyXではいくつもの色を +\SpecialChar LyX +ではいくつもの色を \begin_inset Flex MenuItem status collapsed @@ -21326,13 +22243,15 @@ status collapsed \end_inset -で変えることができます。人々が困りがちなのは、LaTeXフォント色でしょう。これは、既定では赤になっていますが、chunkはLaTeXフォントを使うことになって -いて、文芸プログラミング文書には多くのchunkが現れるために、すべて赤で見ていると疲れてしまうかもしれません。これは、 +で変えることができます。人々が困りがちなのは、\SpecialChar LaTeX +フォント色でしょう。これは、既定では赤になっていますが、chunkは\SpecialChar LaTeX +フォントを使うことになっていて、文芸プログラミ +ング文書には多くのchunkが現れるために、すべて赤で見ていると疲れてしまうかもしれません。これは、 \begin_inset Flex MenuItem status collapsed \begin_layout Plain Layout -操作性\SpecialChar \menuseparator +操作性\SpecialChar menuseparator 色 \end_layout @@ -21347,7 +22266,8 @@ status collapsed \end_layout \begin_layout Subsection -LyXとknitr/Sweave +\SpecialChar LyX +とknitr/Sweave \end_layout \begin_layout Standard @@ -21357,7 +22277,7 @@ knitr.lyx \emph default とSweave取扱説明書( \family sans -ヘルプ\SpecialChar \menuseparator +ヘルプ\SpecialChar menuseparator 用途別説明書 \family default メニュー)に説明があります。 @@ -21375,8 +22295,12 @@ name "chap:Special-features" \end_layout \begin_layout Standard -LyXでは、LaTeXで可能なことは何でも出来ます。すべてのLaTeXの機能を直接サポートできるわけではありませんが、どんな場合でもTeXコードを使用することは -できます。本章は、ユーザの興味が有りそうな特別な機能について、若干取り上げます。図表やフロート、ボックス、注釈に関する特別な機能については、取扱説明書『 +\SpecialChar LyX +では、\SpecialChar LaTeX +で可能なことは何でも出来ます。すべての\SpecialChar LaTeX +の機能を直接サポートできるわけではありませんが、どんな場合でも\SpecialChar TeX +コードを使用することはできます。本章は、ユーザの興味が +有りそうな特別な機能について、若干取り上げます。図表やフロート、ボックス、注釈に関する特別な機能については、取扱説明書『 \emph on 埋込オブジェクト篇 \emph default @@ -21404,7 +22328,8 @@ LyXでは、LaTeXで可能なことは何でも出来ます。すべてのLaTeX \end_layout \begin_layout Standard -文書中で多段組を行うには、LaTeXパッケージ +文書中で多段組を行うには、\SpecialChar LaTeX +パッケージ \series bold multicol \series default @@ -21413,15 +22338,17 @@ multicol status collapsed \begin_layout Plain Layout -LaTeXぱっけーじ @ LaTeXパッケージ ! multicol +\SpecialChar LaTeX +ぱっけーじ @ \SpecialChar LaTeX +パッケージ ! multicol \end_layout \end_inset を導入した上で、( \family sans -文書\SpecialChar \menuseparator -設定\SpecialChar \menuseparator +文書\SpecialChar menuseparator +設定\SpecialChar menuseparator モジュール \family default メニューから) @@ -21446,8 +22373,8 @@ LaTeXぱっけーじ @ LaTeXパッケージ ! multicol \begin_layout Standard 文章中で二段組を使用したい場合には、段組を始める場所で \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -任意設定差込枠\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +任意設定差込枠\SpecialChar menuseparator 多段組 \family default メニューを使用して、多段組差込枠を挿入してください。二段組で印字されるべき文章は、全てこの差込枠の中に書いてください。 @@ -21508,7 +22435,7 @@ ty which utterly submerged my mind. \end_layout \begin_layout Standard -三段以上にするには、カーソルを多段組差込枠の内部において、挿入\SpecialChar \menuseparator +三段以上にするには、カーソルを多段組差込枠の内部において、挿入\SpecialChar menuseparator 段数メニューを使用してください。この差込枠の中に、欲しい段数を書き入れます(三段組の場合には「3」 と書きます)。 \begin_inset Newline newline @@ -21657,7 +22584,8 @@ The evidence of those who had played with him– Mr. \end_layout \begin_layout Standard -多段組機能についてさらに知りたい場合には、LaTeXパッケージ +多段組機能についてさらに知りたい場合には、\SpecialChar LaTeX +パッケージ \series bold multicol \series default @@ -21678,7 +22606,7 @@ key "multicol" \begin_layout Standard 多段組に序文を追記するには、カーソルを多段組差込枠内部に置き、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 序文 \family default メニューを使用してください。序文は、この差込枠内に書いてください。 @@ -21704,7 +22632,7 @@ status open status open \begin_layout Plain Layout -And the story continues and continues and continues and continues\SpecialChar \ldots{} +And the story continues and continues and continues and continues\SpecialChar ldots \end_layout @@ -21734,7 +22662,9 @@ On the evening of the crime, he returned from the club exactly at ten. \end_layout \begin_layout Standard -最初のTeXコードの後に、節宣言コマンドをTeXコードとして使用すれば、節見出しを前書きとして使用することができます。例えば、 +最初の\SpecialChar TeX +コードの後に、節宣言コマンドを\SpecialChar TeX +コードとして使用すれば、節見出しを前書きとして使用することができます。例えば、 \end_layout \begin_layout Standard @@ -21819,7 +22749,7 @@ A minute examination of the circumstances served only to make the case more 多段組を開始する部分に、必要とされる6行を確保出来るだけの垂直スペースがページに残されていない場合、多段組の前に改行が挿入されます。前書きの行数如何では、この必 要行数を変更したいかもしれません。これは、カーソルを多段組差込枠内部の(もしあれば)序文の後に置き、 \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator 改頁前の余白 \family default メニューを使用することで設定できます。この差込枠に、余白の大きさを「5cm」などと書き込んでください。 @@ -21834,7 +22764,8 @@ baselineskip」を用いて、必要行数を7行に指定しています(コマ \backslash baselineskip \series default -はTeXコードとして入力する必要があります)。 +は\SpecialChar TeX +コードとして入力する必要があります)。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -21898,7 +22829,8 @@ On the evening of the crime, he returned from the club exactly at ten. \backslash multicolsep \series default -を変えることで変更することができます。例えば、TeXコードで書かれたコマンド +を変えることで変更することができます。例えば、\SpecialChar TeX +コードで書かれたコマンド \end_layout \begin_layout Standard @@ -22046,7 +22978,8 @@ go back to the default \end_layout \begin_layout Standard -改段は、文章中の階段を行いたい位置に、TeXコードで、コマンド +改段は、文章中の階段を行いたい位置に、\SpecialChar TeX +コードで、コマンド \series bold \backslash @@ -22160,7 +23093,7 @@ Catullus \noun on The Holy War \noun default ---a bargain, every one of them. +–a bargain, every one of them. With five volumes you could just fill that gap on that second shelf. It looks untidy, does it not, sir? \begin_inset Quotes erd @@ -22408,7 +23341,7 @@ Catullus \noun on The Holy War \noun default ---a bargain, every one of them. +–a bargain, every one of them. With five volumes you could just fill that gap on that second shelf. It looks untidy, does it not, sir? \begin_inset Quotes erd @@ -22436,7 +23369,8 @@ The Holy War \backslash columnseprulecolor \series default -を再定義すれば、着色することができます。これは、多段組差込枠の前にTeXコードで以下のコマンドを挿入すれば、実現できます。 +を再定義すれば、着色することができます。これは、多段組差込枠の前に\SpecialChar TeX +コードで以下のコマンドを挿入すれば、実現できます。 \begin_inset Newline newline \end_inset @@ -22608,7 +23542,7 @@ Catullus \noun on The Holy War \noun default ---a bargain, every one of them. +–a bargain, every one of them. With five volumes you could just fill that gap on that second shelf. It looks untidy, does it not, sir? \begin_inset Quotes erd @@ -22676,12 +23610,14 @@ go back to the default \begin_layout Standard \noindent -LaTeXは、他のテキストプロセッサと同様に、既定で長方形の段落を使用します。しかし、例えば、ポスターや招待状、詩などの特殊な場合には、段落の形を好きなように変 -えることができます。これは、文書設定で +\SpecialChar LaTeX +は、他のテキストプロセッサと同様に、既定で長方形の段落を使用します。しかし、例えば、ポスターや招待状、詩などの特殊な場合には、段落の形を好きなように変えることが +できます。これは、文書設定で \family sans 任意設定の段落形 \family default -モジュールを読み込んで、LaTeXパッケージ +モジュールを読み込んで、\SpecialChar LaTeX +パッケージ \series bold shapepar \series default @@ -22703,7 +23639,7 @@ shapepar \begin_layout Standard \begin_inset Tabular - + @@ -23039,7 +23975,8 @@ Drop down/up \begin_inset Text \begin_layout Plain Layout -TeX +\SpecialChar TeX + \end_layout \end_inset @@ -23048,7 +23985,8 @@ TeX \begin_inset Text \begin_layout Plain Layout -TeXロゴ +\SpecialChar TeX +ロゴ \end_layout \end_inset @@ -23104,7 +24042,8 @@ left/right \end_layout \begin_layout Standard -段落に形を適用するには、LyXツールバー中の環境プルダウンボックスから形を選んでください。 +段落に形を適用するには、\SpecialChar LyX +ツールバー中の環境プルダウンボックスから形を選んでください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -23241,7 +24180,8 @@ Arithmetic overflow \begin_inset Quotes erd \end_inset -というLaTeXエラーが発生します。この時は、文章の一部を追加したり削除したりするか、どれもうまくいかなければ別の形を使用してください。 +という\SpecialChar LaTeX +エラーが発生します。この時は、文章の一部を追加したり削除したりするか、どれもうまくいかなければ別の形を使用してください。 \end_layout \begin_layout Standard @@ -23252,7 +24192,8 @@ Arithmetic overflow \end_layout \begin_layout Standard -先端のある形では、先端部の文字列で、LaTeXのハイフネーションルーチンが失敗することがあります。したがって、この部分の文章には、ハイフネーション位置 +先端のある形では、先端部の文字列で、\SpecialChar LaTeX +のハイフネーションルーチンが失敗することがあります。したがって、この部分の文章には、ハイフネーション位置 \family sans ( \begin_inset Info @@ -23290,7 +24231,7 @@ Shapepar段落は、常に中央揃えか、左の縁が左ページ余白に接 \noindent \lang latin -Lo\SpecialChar \- +Lo\SpecialChar softhyphen rem ipsum dolor sit amet, consetetur sadipscing elitr, sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat, sed diam voluptua. @@ -23320,13 +24261,18 @@ width "42col%" special "none" height "1in" height_special "totalheight" +thickness "0.4pt" +separation "3pt" +shadowsize "4pt" +framecolor "black" +backgroundcolor "none" status open \begin_layout Heart \noindent \lang latin -Lo\SpecialChar \- +Lo\SpecialChar softhyphen rem ipsum dolor sit amet, consetetur sadipscing elitr, sed diam nonumy eirmod tempor invidunt ut labore et dolore magna aliquyam erat, sed diam voluptua. @@ -23390,8 +24336,8 @@ status collapsed \end_inset -eX\SpecialChar \menuseparator -Settings\SpecialChar \menuseparator +eX\SpecialChar menuseparator +Settings\SpecialChar menuseparator Set Normal Size \family default で文書中で使用しているフォント寸を選択します。例えば、この文書は12 @@ -23430,7 +24376,7 @@ status collapsed \end_inset -eX\SpecialChar \menuseparator +eX\SpecialChar menuseparator Shapepar \family default を使用して、形の座標をエクスポートします。現れるダイアログで、形の外枠を座標に使うか、パス自体を使うかを指定します。 @@ -23454,7 +24400,9 @@ target "http://www.dickimaw-books.com/apps/jpgfdraw/manual/shapepar.html" \end_layout \begin_layout Standard -座標はTeXファイルに書き込まれます。これをLyX文書で使用するには、 +座標は\SpecialChar TeX +ファイルに書き込まれます。これを\SpecialChar LyX +文書で使用するには、 \end_layout \begin_layout Enumerate @@ -23462,10 +24410,11 @@ target "http://www.dickimaw-books.com/apps/jpgfdraw/manual/shapepar.html" \end_layout \begin_layout Enumerate -LyXの +\SpecialChar LyX +の \family sans -挿入\SpecialChar \menuseparator -ファイル\SpecialChar \menuseparator +挿入\SpecialChar menuseparator +ファイル\SpecialChar menuseparator 子文書 \family default メニューでファイルを選択し、 @@ -23614,7 +24563,8 @@ key "multicol" \end_inset -LaTeXパッケージ +\SpecialChar LaTeX +パッケージ \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "multicol" @@ -23632,7 +24582,8 @@ key "shapepar" \end_inset -LaTeXパッケージ +\SpecialChar LaTeX +パッケージ \begin_inset CommandInset href LatexCommand href name "shapepar"