\end_inset
-
+
\end_layout
\begin_layout Standard
も読み込んでおきたいと思われるかもしれません(これをあなたがすでにLyXの中で読んでいるのでなければ)。このようにしておけば、自分でファイルを書いてるときも、こ
れらの説明書を読むことができます
\begin_inset Foot
-status open
+status collapsed
\begin_layout Plain Layout
これらを見れば、LyXの多くの機能をどのように使うか、良い例を見つけることもできるでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
-この入門篇では、あなたが完全に動いている状態のLyX、LaTeX頒布版、それにDVIビューア及びPDFビューアを持っているものと仮定します。すべての主要なLin
+この入門篇では、あなたが完全に動いている状態のLyX、LaTeX頒布版、それにPDFビューア及びPDFビューアを持っているものと仮定します。すべての主要なLin
ux頒布版やBSD頒布版ではそうなっているはずですし、Windowsでも、LyXインストーラによってちゃんとセットアップされているでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
用例ファイルは、LyXがインストールされたフォルダの
\family typewriter
-example
+examples/ja
\family default
ディレクトリに入っています。あなたが作業する文書を作るために、元となる文書を開き、
\family sans
\family sans
名前をつけて保存
\family default
-を選択して、自分のディレクトリに複製を作って下さい。そしてこのファイルの一部を直すごとに、これらの変更がDVI出力にどのような影響を与えるか、確認して下さい。
+を選択して、自分のディレクトリに複製を作って下さい。そしてこのファイルの一部を直すごとに、これらの変更がPDF出力にどのような影響を与えるか、確認して下さい。
\end_layout
\begin_layout Standard
表示
\family default
を選ぶか、ツールバーで
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "buffer-view"
\end_inset
-
-\family default
を押して、LaTeXを実行させ、PDFファイルを作ります。LyXは、PDFビューアを開いて、印刷したときにあなたの文書がどのように見えるかを表示します。
\begin_inset Foot
status collapsed
更新
\family default
を選ぶか、ツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "buffer-update"
\end_inset
-
-\family default
を押して、LaTeXを走らせた後、単にPDFビューアのウインドウをクリックすれば(あるいは最小化を解除すれば)よいのです。
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-おめでとうございます!最初のLyX文書を書くことができました。後は、すべて詳細にすぎません。残りの説明書で説明します。
+おめでとうございます!最初のLyX文書を書くことができました。後は、すべて詳細にすぎません。
\end_layout
\begin_layout Subsection
元に戻す
\family default
を繰り返し選ぶ(あるいはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "undo"
\end_inset
-
-\family default
を繰り返し押す)ことで復元することができるのです。元に戻しすぎてしまったときには、
\family sans
編集
やり直す
\family default
(あるいはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "redo"
\end_inset
-
-\family default
)を選択して、新しい方に戻ってください。
\end_layout
切り取り
\family default
(あるいはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "cut"
\end_inset
-
-\family default
)、
\family sans
編集
コピー
\family default
(あるいはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "copy"
\end_inset
-
-\family default
)、または
\family sans
編集
貼り付け
\family default
(あるいはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "paste"
\end_inset
-
-\family default
)を使ってください。また
\emph on
マウスの中ボタン
検索/置換
\family default
(あるいはツールバー
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show findreplace"
\end_inset
-
-\family default
)を選択してください。ダイアログボックスで
\family sans
次候補
\begin_layout Description
文字書式
-\family sans
-編集\SpecialChar \menuseparator
-文字様式\SpecialChar \menuseparator
-任意設定
-\family default
-ダイアログボックス内にある切替ボタン(あるいはツールバーボタン
-\family sans
+\lang english
+You can
+\emph on
+emphasize
+\emph default
+ text (toolbar button
+\begin_inset Info
+type "icon"
+arg "font-emph"
+\end_inset
+, which will by default print characters in italics), set it in
+\noun on
+Noun Style
+\noun default
+ (toolbar button
\begin_inset Info
type "icon"
-arg "dialog-show character"
+arg "font-noun"
\end_inset
+, usually small caps, used for people's names), or use your own formatting
+ by using the
+\family sans
+Edit\SpecialChar \menuseparator
+Text
+\begin_inset space ~
+\end_inset
+Style\SpecialChar \menuseparator
+Customized
\family default
-)を使えば、テキストを
-\emph on
-強調
-\emph default
-(普通はイタリック体)したり、
-\series bold
-ボールド体
-\series default
-にしたり、
-\noun on
-名詞体
-\noun default
-(普通はスモールキャップ体で表わされ、人名などに使います)にしたり、自製の書式を使用したりすることができます。
+ dialog (toolbar button
+\begin_inset Info
+type "icon"
+arg "dialog-show character"
+\end_inset
+
+).
\end_layout
\begin_layout Description
箇条書き(記号)
\family default
を選びます(
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "layout Itemize"
\end_inset
-
-\family default
)。するとLyXは、行頭に小さな「印」(ブリット)を描画します。以下のように理由を入力してください。
\end_layout
標準
\family default
環境を再選択することが必要です(あるいはキー割当て
-\family sans
-Alt+P
-\begin_inset space ~
+\begin_inset Info
+type "shortcut"
+arg "layout Standard"
\end_inset
-S
-\family default
を使ってください)。
\end_layout
箇条書き(連番)
\family default
を選択してください(
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "layout Enumerate"
\end_inset
-
-\family default
)。ほら!一瞬です。前述したように、項目を加えたり削除したりすると、LyXは自動的に連番を更新してくれます。
\end_layout
\family sans
箇条書き(一覧)
\family default
-の出力がどのようなものになるかを見るために、この箇条書きが選択された状態のまま、これらの環境に変更してみるとよろしいでしょう
-\lang english
-(
-\family sans
-\lang japanese
-
+の出力がどのようなものになるかを見るために、この箇条書きが選択された状態のまま、これらの環境に変更してみるとよろしいでしょう(
\begin_inset Info
type "icon"
arg "layout Description"
\end_inset
-
-\family default
-\lang english
- and
-\family sans
-\lang japanese
-
+または
\begin_inset Info
type "icon"
arg "layout List"
\end_inset
-
-\family default
-\lang english
-)
-\lang japanese
-。これらの2つの環境では、箇条書きの各項目は、最初の単語が用語として表示され、段落の残り(
+)。これらの2つの環境では、箇条書きの各項目は、最初の単語が用語として表示され、段落の残り(
\family sans
Return
\family default
ラベル
\family default
を選択するかツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "label-insert"
\end_inset
-
-\family default
を押してください。ダイアログボックスが、入力候補を表示してラベル名の入力を求めます。OKボタンを押すと、そのラベル名が節見出しの横にボックス表示されます。
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここまででは、まだ何も成し遂げていません — ラベルは印刷文書には表れないので、DVI出力は以前とまったく変わりません。しかしながら、いまやラベルをつけたので、
+ここまででは、まだ何も成し遂げていません — ラベルは印刷文書には表れないので、PDF出力は以前とまったく変わりません。しかしながら、いまやラベルをつけたので、
相互参照でラベルを参照することができます。次はそれをやってみましょう。
\end_layout
相互参照
\family default
かツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show-new-inset ref"
\end_inset
-
-\family default
を選択してください。
\family sans
相互参照
arg "paste"
\end_inset
-)を使って、現在のカーソル位置にコピーすることができます。印刷した文書では、この参照マーカーはページ番号や節番号に置き換えられます。文書をDVIとして表示してみ
+)を使って、現在のカーソル位置にコピーすることができます。印刷した文書では、この参照マーカーはページ番号や節番号に置き換えられます。文書をPDFとして表示してみ
ると、最後の頁で「第2節」と「1ページ」(あるいは第2節の見出しがある頁)を参照していることが分かるでしょう。
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-以前、相互参照の番号付けはLyXが管理すると書きましたが、それをこれから確認してみましょう。第2節の前に新しい節を加えてください。DVI表示を更新すると
+以前、相互参照の番号付けはLyXが管理すると書きましたが、それをこれから確認してみましょう。第2節の前に新しい節を加えてください。PDF表示を更新すると
— ほら! — 節への相互参照が「3」に変わっています!次に「この文書について」の節を小節に変更してみると、相互参照は第3節の代わりに第2.1小節を参照するよう
になります。もちろんページ参照は、ラベルの前にまるまる1ページ分の文章を追加しない限り変化しません。
\end_layout
\begin_layout Standard
脚注は、ツールバーの
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "footnote-insert"
\end_inset
-
-\family default
ボタンか
\family sans
挿入
脚注
\family default
メニューを使えば、加えることができます。現在の文中にあるLyXという単語のどれでもいいですから、その単語の後ろにカーソルを持っていって、ツールバーの
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "footnote-insert"
\end_inset
-
-\family default
ボタンを押して下さい。すると脚注ボックスが現れて、脚注の文章が入力できるようになります。カーソルが脚注ボックスの先頭に現れますから、次のように入力してください。
\end_layout
貼り付け
\family default
をしてみてください。また通常の本文を脚注へ変えることもできます。脚注にしたい場所を選択して
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "footnote-insert"
\end_inset
-
-\family default
ボタンを押してください。脚注を通常の本文に戻すには、カーソルが脚注の先頭にある時にバックスペースキーを押すか、カーソルが脚注の最後にある時に削除キーを押してくだ
さい。
\end_layout
傍注
\family default
を選ぶか、ツールバーの
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "marginalnote-insert"
\end_inset
-
-\family default
ボタンを押せば追加することができます。傍注は脚注とほとんど同じですが、以下の点が違います。
\end_layout
文献引用
\family default
を選ぶか、ツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show-new-inset citation"
\end_inset
-
-\family default
を押してください。すると、
\family sans
文献引用
\family default
ダイアログボックスが現れます。ダイアログの右パネルには、すべての文献項目が表示され、参照したい文献を選ぶことができるようになっているはずです。「lyxtutor
ial」を選択して(今のところ、文献で選べるのはこれだけです)、中央の「追加」ボタンを押して挿入します(このやり方で複数のキーを移動すれば、複数の文献を一箇所に
-参照することができます)。このファイルをDVIで表示してください。文献の引用が、角括弧で本文に挿入され、文末の参考文献を参照していることが確認できるでしょう。
+参照することができます)。
+\lang english
+
+\begin_inset Foot
+status open
+
+\begin_layout Plain Layout
+
+\lang english
+If one uses label names for references that are easy to remember it is easier
+ to find the entry in the list of references.
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+Click the
+\family sans
+OK
+\family default
+ button.
+\lang japanese
+このファイルをPDFで表示してください。文献の引用が、角括弧で本文に挿入され、文末の参考文献を参照していることが確認できるでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_layout
\begin_layout Standard
-これだけだとそれほど役に立つようには見えないのですが、DVIファイルを見てみると、目次が生成されているのが確認できるでしょう。ここでも、節の順番を変えたり追加し
-たりすると、DVIファイルを更新したときに、それらの変更がDVIファイルに自動的に反映されるのです。
+これだけだとそれほど役に立つようには見えないのですが、PDFファイルを見てみると、目次が生成されているのが確認できるでしょう。ここでも、節の順番を変えたり追加し
+たりすると、PDFファイルを更新したときに、それらの変更がPDFファイルに自動的に反映されるのです。
\end_layout
\begin_layout Standard
文書構造
\family default
かツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
- filename ../../images/dialog-toggle_toc.png
- scale 75
-
+\begin_inset Info
+type "icon"
+arg "dialog-toggle toc"
\end_inset
を使えば、別ウインドウに目次を表示することができます。このメニューは、文書に目次挿入枠が入っていなくても有効です。これは、文書の各部を行ったり来たりするのにたい
\end_layout
\begin_layout Standard
-代わりに、正しく組版されるような数式を作りましょう。数式を作るには、ツールバーボタン
-\family sans
-
+代わりに、正しく組版されるような数式を作りましょう。
+\lang english
+Highlight the equation and click the toolbar button
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-mode"
\end_inset
-
-\family default
+ or use the menu
+\lang japanese
を押すか、
\family sans
挿入\SpecialChar \menuseparator
数式\SpecialChar \menuseparator
行内数式
\family default
-メニューを選んでください。LyXが小さな青い四角を画面に表示して、空の数式が挿入されたことを示します。そこにもう一度E=mc^2と入力してください。数式は青色で
-表示され、数式が書かれると青い四角は消えます。
+メニューを選んでください。
+\lang english
+If nothing is highlighted LyX inserts a little blue square, which is an
+ empty math formula.
+\lang japanese
+そこにもう一度E=mc^2と入力してください。数式は青色で表示され、数式が書かれると青い四角は消えます。
\family sans
Esc
\family default
ツールバー
\family default
メニューで手動で有効にすることもできます(
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "toolbar-toggle math"
\end_inset
-
-\family default
)。上記メニューで「数式」 をクリックすると、ツールバーは底面にずっとされるようになります。この状態にあることは、
\family sans
ツールバー
\begin_layout Standard
平方根を入れるには、
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-insert \\sqrt"
\end_inset
-
-\family default
ボタンを押して下さい。平方根があらわれ、カーソルが平方根の中の新しい挿入ポイントへ移動します。そこへ変数でも数字でも、他の平方根でも、分数でも好きなものを入力で
きます。LyXは平方根の中に書かれたものに応じて自動的に平方根の大きさを変えてくれます。
\end_layout
\end_inset
のようなアクセントを付けることも同様にすることができます。装飾は、ツールバーの
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-insert \\hat"
\end_inset
-
-\family default
ボタンから選択できます。装飾を選ぶと、その装飾の上か下に挿入ポイントが出てくるので、その中に装飾を付けたい文字を入力して下さい。装飾には、入力した文字に応じて長
さの変わる可変長のものと、一文字のみを装飾するのに適した固定長のものの二つの種類があります。
\end_layout
区切り記号
\family default
ボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show mathdelimiter"
\end_inset
-
-\family default
を押すと
\family sans
、区切り記号
区切り記号
\family default
ダイアログを使わずに数式モードで直接括弧を入力することもできます。しかしながら、このようにして入力した括弧は、普通の文字と同じ大きさなので、括弧の中に大きな分数
-や行列が入っていると醜悪な出力になります。そういう場合は、()の対などを直接挿入する三つの区切り記号ボタンのうちのいずれを使った方がいいでしょう。
+や行列が入っていると醜悪な出力になります。そういう場合は、()の対などを直接挿入する三つの区切り記号ボタンのうちのいずれを使った方がいいでしょう
+\begin_inset Info
+type "icon"
+arg "math-delim ( )"
+\end_inset
+
+。
\end_layout
\begin_layout Standard
数式ツールバー
\family default
の分数ボタン
-\family sans
-
-\begin_inset Info
-type "icon"
-arg "math-insert \\frac"
-\end_inset
-
-
-\family default
-
-\lang english
-or
-\lang japanese
-
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-insert \\frac-square"
\end_inset
-
-\family default
をクリックしてください。LyXは、二つの挿入ポイントをもつ分数を表示します。多分わかるとは思いますが、矢印キーとマウスで分子と分母の間を移動できます。上の四角を
クリックして「1」を入力して下さい。下向きの矢印キーで分母に移り、「2」を入れて下さい。分数のできあがりです!もちろん二つの四角のそれぞれには、数字以外のもの、
すなわち上付き文字のついた変数や平方根、別の分数、その他諸々を入力することができます。
数式ツールバー
\family default
ボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-insert \\functions"
\end_inset
-
-\family default
をクリックし、現れる関数一覧でsinをクリックして下さい。LyX中に、斜字でないローマン体の「sin」という単語が黒で表示されるでしょう。この単語全体が一つの記
号として取り扱われるので、
\family sans
数式ツールバー
\family default
から行列ボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show mathmatrix"
\end_inset
-
-\family default
を押して下さい。現れるダイアログで、行列の行数と列数を選択することができます。行数を2行、列数を3列にして
\family sans
OK
行と列
\family default
メニューか
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "inset-modify tabular append-row"
arg "inset-modify tabular delete-column"
\end_inset
-
-\family default
ボタンを使ってください。
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Subsection
-別行建てモード
+別行立てモード
\end_layout
\begin_layout Standard
ここまではテキストと同じ行に数式を入れる方法について説明して来ました。行内表示と呼ばれるものです。これは短い、簡単な数式の場合はいいのですが、長い数式を書く場合
-やテキストから独立させたい場合には別行建てモードで書く必要があります。また数式にラベルや式番号(
+やテキストから独立させたい場合には別行立てモードで書く必要があります。また数式にラベルや式番号(
\emph on
ユーザーの手引き
\emph default
-を見て下さい)をつけたい場合や複数行にまたがる数式を書きたい場合も、別行建てモードにする必要があります。
+を見て下さい)をつけたい場合や複数行にまたがる数式を書きたい場合も、別行立てモードにする必要があります。
\end_layout
\begin_layout Standard
\family default
の
\family sans
-別行建て
+別行立て
\family default
ボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "math-display"
\end_inset
-
-\family default
を押して下さい。こうすると、数式が中央揃えになり、上下に空白行が加えられます。何か数式を入力してファイルをコンパイルし、どのように表示されるかご覧になって下さい
。
\family sans
-別行建て
+別行立て
\family default
-ボタンは実は切替スイッチになっています。入力した数式のいくつかを、別行建てモードにしたり、戻したりしてみてください。
+ボタンは実は切替スイッチになっています。入力した数式のいくつかを、別行立てモードにしたり、戻したりしてみてください。
\end_layout
\begin_layout Standard
-別行建てモードはいくつかの点で行内数式モードと異なっています:
+別行立てモードはいくつかの点で行内数式モードと異なっています:
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_layout
\begin_layout Itemize
-別行建てモードではlimitや和記号(積分記号は違います)につく上付き文字や下付き文字が記号の隣ではなく上下に付く
+別行立てモードではlimitや和記号(積分記号は違います)につく上付き文字や下付き文字が記号の隣ではなく上下に付く
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_layout
\begin_layout Standard
-このようにいくつかの違いはありますが、別行建て表示と行内表示は非常に似たものです。
+このようにいくつかの違いはありますが、別行立て表示と行内表示は非常に似たものです。
\end_layout
\begin_layout Standard
-最後に一つ、別行建て数式の組版に関して注意があります。数式を新段落にしたいのか否かに気をつけてください。数式を文や段落の途中に入れたいのならば、Returnキー
+最後に一つ、別行立て数式の組版に関して注意があります。数式を新段落にしたいのか否かに気をつけてください。数式を文や段落の途中に入れたいのならば、Returnキー
を押さないで下さい。Returnキーを押すと、数式に続く本文が新段落のはじまりであると解釈されてしまいます。すると使用中の文書の段落設定によって、字下げされたり
空白があいたりすることになるので、望ましいものとはならないでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
-\emph on
+\series bold
練習問題
-\emph default
+\series default
:
\family typewriter
example_raw.lyx
\family default
-の数式を別行建てモードにしてどのように組版されるか見て下さい。
+の数式を別行立てモードにしてどのように組版されるか見て下さい。
\end_layout
\begin_layout Standard
-\emph on
+\series bold
練習問題
-\emph default
+\series default
:本節で習った色々なツールを使って次のような数式を書いて下さい
\begin_inset Foot
status collapsed
表
\family default
(あるいはツールバー
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "tabular-insert"
\end_inset
-
-\family default
)を使って下さい。表を
\emph on
右マウスボタン
表設定
\family default
ダイアログボックスが現れるので、そこで表の詳しい編集ができます。
-\lang english
-By pressing
-\family sans
-\lang japanese
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "toolbar-toggle table"
\end_inset
-
-\family default
-\lang english
- the table toolbar will appear permanently.
+を押すと、表ツールバーが固定的に表示されるようになります。
\end_layout
\begin_layout Itemize
図
\family default
(またはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "dialog-show-new-inset graphics"
\end_inset
-
-\family default
)を選択します。すると、図ファイルを探したり、図を回転させたり、大きさを変えたりできるようになります)。表や図にはキャプションをつけることができ、LyX
は自動的に図や表の一覧を生成します。
\end_layout
\family sans
O
\family default
-と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定ではCtrl+O)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
+と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定では
+\begin_inset Info
+type "shortcut"
+arg "file-open"
+\end_inset
+
+)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
\family sans
ヘルプ
\family default
TeXコード
\family default
(またはツールバーボタン
-\family sans
-
\begin_inset Info
type "icon"
arg "ert-insert"
\end_inset
-
-\family default
)を選択すると、LyXの中でTeXコマンドを使うことができます。この操作で生成されたボックスの中に書かれたのものすべては、そのまま LaTeX
に渡されることになります。
\end_layout