]> git.lyx.org Git - lyx.git/blobdiff - lib/doc/ja/Tutorial.lyx
Update documentation to current format
[lyx.git] / lib / doc / ja / Tutorial.lyx
index 4d4218ec25852e1314eebf69d96d9286d970ad7b..514658a8280f12d113877e8d0dd62049b38b0a56 100644 (file)
@@ -1,8 +1,9 @@
-#LyX 1.6.2svn created this file. For more info see http://www.lyx.org/
-\lyxformat 345
+#LyX 2.2 created this file. For more info see http://www.lyx.org/
+\lyxformat 501
 \begin_document
 \begin_header
-\textclass book
+\origin /systemlyxdir/doc/ja/
+\textclass jbook
 \begin_preamble
 % DO NOT ALTER THIS PREAMBLE!!!
 %
    \myTOC
    \cleardoublepage
    \pagenumbering{arabic} }
-
-% redefine the \LyX macro for PDF bookmarks
-\def\LyX{\texorpdfstring{%
-  L\kern-.1667em\lower.25em\hbox{Y}\kern-.125emX\@}
-  {LyX}}
 \end_preamble
 \use_default_options false
+\maintain_unincluded_children false
+\begin_local_layout
+InsetLayout            Flex:Ruby
+LyxType                charstyle
+LatexType              command
+LatexName              ruby
+BgColor                none
+LabelString            "ルビ"
+Decoration             Conglomerate
+Argument post:1
+LabelString    "ルビ文"
+MenuString     "ルビ文(S)|S"
+Decoration     Conglomerate
+Font
+Size           tiny
+EndFont
+LabelFont
+Size           tiny
+EndFont
+Mandatory      1
+EndArgument
+Preamble
+\IfFileExists{okumacro.sty}
+{\usepackage{okumacro}}
+{\newcommand{\ruby}[2]{#2}}
+EndPreamble
+End
+\end_local_layout
 \language japanese
-\inputencoding EUC-JP-pLaTeX
-\font_roman default
-\font_sans default
-\font_typewriter default
+\language_package auto
+\inputencoding auto
+\fontencoding global
+\font_roman "default" "default"
+\font_sans "default" "default"
+\font_typewriter "default" "default"
+\font_math "auto" "auto"
 \font_default_family default
+\use_non_tex_fonts false
 \font_sc false
 \font_osf false
-\font_sf_scale 100
-\font_tt_scale 100
-
-\graphics dvips
+\font_sf_scale 100 100
+\font_tt_scale 100 100
+\graphics default
+\default_output_format pdf
+\output_sync 0
+\bibtex_command default
+\index_command default
 \paperfontsize default
 \spacing single
 \use_hyperref true
@@ -56,7 +87,7 @@
 \pdf_author "LyX Team, Japanese translation: Koji Yokata"
 \pdf_subject "LyX-documentation Tutorial"
 \pdf_keywords "LyX, documentation"
-\pdf_bookmarks true
+\pdf_bookmarks false
 \pdf_bookmarksnumbered true
 \pdf_bookmarksopen true
 \pdf_bookmarksopenlevel 2
 \pdf_colorlinks true
 \pdf_backref false
 \pdf_pdfusetitle false
-\pdf_quoted_options "linkcolor=black, citecolor=black, urlcolor=blue, filecolor=blue,pdfpagelayout=OneColumn, pdfnewwindow=true,pdfstartview=XYZ, plainpages=false, pdfpagelabels"
+\pdf_quoted_options "linkcolor=black, citecolor=black, urlcolor=blue, filecolor=blue, pdfpagelayout=OneColumn, pdfnewwindow=true, pdfstartview=XYZ, plainpages=false"
 \papersize a4paper
 \use_geometry false
-\use_amsmath 1
-\use_esint 0
+\use_package amsmath 1
+\use_package amssymb 1
+\use_package cancel 0
+\use_package esint 0
+\use_package mathdots 1
+\use_package mathtools 0
+\use_package mhchem 1
+\use_package stackrel 0
+\use_package stmaryrd 0
+\use_package undertilde 0
 \cite_engine basic
+\cite_engine_type default
+\biblio_style plain
 \use_bibtopic false
+\use_indices false
 \paperorientation portrait
+\suppress_date false
+\justification true
+\use_refstyle 0
+\index 索引
+\shortcut idx
+\color #008000
+\end_index
 \secnumdepth 3
 \tocdepth 3
 \paragraph_separation indent
-\defskip medskip
+\paragraph_indentation default
 \quotes_language english
 \papercolumns 1
 \papersides 2
 \paperpagestyle default
 \tracking_changes false
 \output_changes false
-\author "" 
-\author "" 
+\html_math_output 0
+\html_css_as_file 0
+\html_be_strict false
 \end_header
 
 \begin_body
 
 \begin_layout Title
-LyX入門篇
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+入門篇
 \end_layout
 
 \begin_layout Author
-LyXプロジェクトチーム
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+プロジェクトチーム
 \begin_inset Foot
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-なにかコメントや間違いの修正がある場合には、LyX文書化メーリングリスト(
+なにかコメントや間違いの修正がある場合には、\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書化メーリングリスト(
 \begin_inset CommandInset href
 LatexCommand href
 target "lyx-docs@lists.lyx.org"
@@ -107,12 +160,12 @@ type "mailto:"
 
 \end_inset
 
-までお知らせ下さい。この文書の翻訳は、当初人見光太郎氏が行った貢献に基づいています。
+)までお知らせ下さい。この文書の翻訳は、当初人見光太郎氏が行った貢献に基づいています。
 \end_layout
 
 \end_inset
 
+
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -135,7 +188,8 @@ status open
 
 
 \series bold
-http://wiki.lyx.org/LyX/DocumentationDevelopment#Tutorial
+http://wiki.lyx.org/\SpecialCharNoPassThru LyX
+/DocumentationDevelopment#Tutorial
 \end_layout
 
 \end_inset
@@ -148,25 +202,36 @@ http://wiki.lyx.org/LyX/DocumentationDevelopment#Tutorial
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
-LyXへようこそ!
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+へようこそ!
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-このファイルは、LaTeXのことを聞いたことがないか、詳しく知らない人のためにデザインされています。LaTeXのことを知らなくても気にしないで下さい。LyXを使
-うのにLaTeXについて学ぶ必要はありません。LyXはLaTeXを使うための、ほとんどWYSIWYGなインターフェイスなのです。しかしLyXを効率的に使うために
+このファイルは、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+のことを聞いたことがないか、詳しく知らない人のためにデザインされています。\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+のことを知らなくても気にしないで下さい。\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使
+うのに\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+について学ぶ必要はありません。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を使うための、ほとんどWYSIWYGなインターフェイスなのです。しかし\SpecialCharNoPassThru LyX
+を効率的に使うために
 は、少しばかり覚えなければならないことがあります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 読者の中には、「.」の後ろにスペースを2つ入れようとしたりとか、段落のあいだに3行空白を入れようとして、この文書を読むに至った方も居られるでしょう。その時、そうい
-った操作ができないことに気づかれたことと思います。実は、他のワードプロセッサで親しんでこられた小手先の技のほとんどが、LyXでは使えないことに気づかれることにな
+った操作ができないことに気づかれたことと思います。実は、他のワードプロセッサで親しんでこられた小手先の技のほとんどが、\SpecialCharNoPassThru LyX
+では使えないことに気づかれることにな
 るはずです。なぜならば、これまでお使いになられてきたほとんどのワードプロセッサが、手動で全てのスペースを入れたり、フォントを変えたりといったようなことを、許して
-きたからです。つまり、あなたは文書を書くだけでなく、組版の作業までやる羽目になっていたのです。LyXは、その組版が整合的になされるように、あなたの代わりに作業を
+きたからです。つまり、あなたは文書を書くだけでなく、組版の作業までやる羽目になっていたのです。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、その組版が整合的になされるように、あなたの代わりに作業を
 代行し、あなたが書くことの中身などのもっと重要なことに集中できるようにします。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-ですから、LyXをもっと知るために続きを読んでください。この入門篇を読む時間は、まちがいなく無駄にはなりません。
+ですから、\SpecialCharNoPassThru LyX
+をもっと知るために続きを読んでください。この入門篇を読む時間は、まちがいなく無駄にはなりません。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -215,15 +280,20 @@ LyXへようこそ!
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-もしLaTeXをご存知ならば、LyXの発想のほとんどはLaTeXの発想の変形にほかならないので、
+もし\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+をご存知ならば、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の発想のほとんどは\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の発想の変形にほかならないので、
 \emph on
 入門篇
 \emph default
-は多少なりとも早く読むことができるでしょう。しかしながら、知っておきたいLyXならではの機能もあります。仮に
+は多少なりとも早く読むことができるでしょう。しかしながら、知っておきたい\SpecialCharNoPassThru LyX
+ならではの機能もあります。仮に
 \emph on
 入門篇
 \emph default
-の他の部分を読む気がないとしても、LaTeXの熟練ユーザーのために書かれた第
+の他の部分を読む気がないとしても、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の熟練ユーザーのために書かれた第
 \begin_inset CommandInset ref
 LatexCommand ref
 reference "sec:latexusers"
@@ -238,7 +308,11 @@ reference "sec:latexusers"
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXのすべての機能の詳しい説明
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+のすべての機能の詳しい説明
+\begin_inset Separator parbreak
+\end_inset
+
 \end_layout
 
 \begin_deeper
@@ -252,12 +326,18 @@ LyXのすべての機能の詳しい説明
 
 \end_deeper
 \begin_layout Itemize
-LaTeXの詳しい説明
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の詳しい説明
+\begin_inset Separator parbreak
+\end_inset
+
 \end_layout
 
 \begin_deeper
 \begin_layout Standard
-必要ないでしょう。LyXの中でLaTeXを使ってできる、素敵なトリックに関心があるなら、埋め込み説明書の
+必要ないでしょう。\SpecialCharNoPassThru LyX
+の中で\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を使ってできる、素敵なトリックに関心があるなら、埋め込み説明書の
 \emph on
 オブジェクト篇
 \emph default
@@ -270,11 +350,13 @@ LaTeXの詳しい説明
 \end_layout
 
 \begin_layout Chapter
-LyXをはじめよう
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+をはじめよう
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
-最初のLyXの文章
+最初の\SpecialCharNoPassThru LyX
+の文章
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -286,7 +368,8 @@ LyXをはじめよう
 \emph on
 最初
 \emph default
-に他のヘルプファイルがどこにあるか確認しておいてください。これは簡単にできます。LyXをスタートして
+に他のヘルプファイルがどこにあるか確認しておいてください。これは簡単にできます。\SpecialCharNoPassThru LyX
+をスタートして
 \family sans
 、ヘルプ
 \family default
@@ -298,13 +381,15 @@ LyXをはじめよう
 \emph on
 入門篇
 \emph default
-も読み込んでおきたいと思われるかもしれません(これをあなたがすでにLyXの中で読んでいるのでなければ)。このようにしておけば、自分でファイルを書いてるときも、こ
+も読み込んでおきたいと思われるかもしれません(これをあなたがすでに\SpecialCharNoPassThru LyX
+の中で読んでいるのでなければ)。このようにしておけば、自分でファイルを書いてるときも、こ
 れらの説明書を読むことができます
 \begin_inset Foot
-status open
+status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-これらを見れば、LyXの多くの機能をどのように使うか、良い例を見つけることもできるでしょう。
+これらを見れば、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の多くの機能をどのように使うか、良い例を見つけることもできるでしょう。
 \end_layout
 
 \end_inset
@@ -317,16 +402,21 @@ status open
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-この入門篇では、あなたが完全に動いている状態のLyX、LaTeX頒布版、それにDVIビューア及びPDFビューアを持っているものと仮定します。すべての主要なLin
-ux頒布版やBSD頒布版ではそうなっているはずですし、Windowsでも、LyXインストーラによってちゃんとセットアップされているでしょう。
+この入門篇では、あなたが完全に動いている状態の\SpecialCharNoPassThru LyX
+、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+頒布版、それにPDFビューア及びPDFビューアを持っているものと仮定します。すべての主要なLin
+ux頒布版やBSD頒布版ではそうなっているはずですし、Windowsでも、\SpecialCharNoPassThru LyX
+インストーラによってちゃんとセットアップされているでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-最後ですが、LyXの技量をお試しにいただくために
+最後ですが、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の技量をお試しにいただくために
 \family typewriter
 example_raw.lyx
 \family default
-という名前のファイルを作りました。このファイルは、LyXのすばらしい機能をまったく知らない人によって書かれたものと想定してください。あなたが新しい機能を学んだら
+という名前のファイルを作りました。このファイルは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+のすばらしい機能をまったく知らない人によって書かれたものと想定してください。あなたが新しい機能を学んだら
 、このファイルのそれにあたる部分を直してみてください。このファイルには、どのように直したら良いか、「ちっちゃな」ヒントも含まれています
 \begin_inset Foot
 status collapsed
@@ -341,24 +431,26 @@ status collapsed
 \family typewriter
 example_lyxified.lyx
 \family default
-というファイルがあります。これは内容は同じですが、師範級のLyXユーザーによって書かれ、組版されたものです。
+というファイルがあります。これは内容は同じですが、師範級の\SpecialCharNoPassThru LyX
+ユーザーによって書かれ、組版されたものです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-用例ファイルは、LyXがインストールされたフォルダの
+用例ファイルは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+がインストールされたフォルダの
 \family typewriter
-example
+examples/ja
 \family default
 ディレクトリに入っています。あなたが作業する文書を作るために、元となる文書を開き、
 \family sans
 ファイル
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 名前をつけて保存
 \family default
-を選択して、自分のディレクトリに複製を作って下さい。そしてこのファイルの一部を直すごとに、これらの変更がDVI出力にどのような影響を与えるか、確認して下さい。
+を選択して、自分のディレクトリに複製を作って下さい。そしてこのファイルの一部を直すごとに、これらの変更がPDF出力にどのような影響を与えるか、確認して下さい。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -366,15 +458,17 @@ example
 \family typewriter
 example
 \family default
-ディレクトリには、他の用例ファイルもたくさんあります。それらのファイルは、色々な面白いことをLyXでどうすればいいのかを見せてくれます。この
+ディレクトリには、他の用例ファイルもたくさんあります。それらのファイルは、色々な面白いことを\SpecialCharNoPassThru LyX
+でどうすればいいのかを見せてくれます。この
 \emph on
 入門篇
 \emph default
-を終ってからか、何か素敵なことをLyXでどうすればいいか思いつかないときに見てみて下さい。
+を終ってからか、何か素敵なことを\SpecialCharNoPassThru LyX
+でどうすればいいか思いつかないときに見てみて下さい。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-文字の入力、表示、エクスポート
+文字の入力、表示、書き出し
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
@@ -382,7 +476,7 @@ example
 \family sans
 ファイル
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 新規
@@ -393,7 +487,8 @@ example
 \begin_layout Itemize
 次の文を打ち込んで下さい。『
 \family typewriter
-これが私の最初のLyX文書です!
+これが私の最初の\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書です!
 \family default
 』
 \end_layout
@@ -403,7 +498,7 @@ example
 \family sans
 ファイル
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 名前をつけて保存
@@ -414,44 +509,44 @@ example
 \begin_layout Itemize
 
 \family sans
-表示
+文書
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
-DVI
+表示
 \family default
 を選ぶか、ツールバーで
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/buffer-view_dvi.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "buffer-view"
 \end_inset
 
-を押して、LaTeXを実行させ、DVIファイルを作ります。LyXは、DVIビューアを開いて、印刷したときにあなたの文書がどのように見えるかを表示します
+を押して、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を実行させ、PDFファイルを作ります。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、PDFビューアを開いて、印刷したときにあなたの文書がどのように見えるかを表示します。
 \begin_inset Foot
-status open
+status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-DVIビューアをバックグラウンドで起動したままにしておけば、時間を節約することができます。
+PDFビューアをバックグラウンドで起動したままにしておけば、時間を節約することができます。
 \family sans
-表示\SpecialChar \menuseparator
-更新\SpecialChar \menuseparator
-DVI
+表示\SpecialChar menuseparator
+更新
 \family default
 を選ぶか、ツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/buffer-update_dvi.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "buffer-update"
 \end_inset
 
-を押して、LaTeXを走らせた後、単にDVIビューアのウインドウをクリックすれば(あるいは最小化を解除すれば)よいのです。
+を押して、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を走らせた後、単にPDFビューアのウインドウをクリックすれば(あるいは最小化を解除すれば)よいのです。
 \end_layout
 
 \end_inset
 
-。 
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
@@ -459,20 +554,21 @@ DVI
 \family sans
 ファイル
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
-エクスポート
+書き出し
 \family default
 を選んで
 \family sans
 、
 \family default
-印刷する準備の整った文書を、適当なファイル形式にエクスポートしてください
+印刷する準備の整った文書を、適当なファイル形式に書き出してください
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-おめでとうございます!最初のLyX文書を書くことができました。後は、すべて詳細にすぎません。残りの説明書で説明します。
+おめでとうございます!最初の\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書を書くことができました。後は、すべて詳細にすぎません。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
@@ -480,50 +576,53 @@ DVI
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-もちろんLyXは、これまでワードプロセッサで慣れ親しんでこられたようなことのほとんどを行うことができます。自動的にワードラップや字下げも行います。ここでは幾つか
+もちろん\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、これまでワードプロセッサで慣れ親しんでこられたようなことのほとんどを行うことができます。自動的にワードラップや字下げも行います。ここでは幾つか
 の単純なコマンドについて簡単に説明します。
 \end_layout
 
 \begin_layout Description
-元に戻す LyXは多段階の復元をすることができます、つまり、現在の編集セッションを開始してから行ったすべてのことを、
+元に戻す \SpecialCharNoPassThru LyX
+は多段階の復元をすることができます、つまり、現在の編集セッションを開始してから行ったすべてのことを、
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 元に戻す
 \family default
 を繰り返し選ぶ(あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/undo.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "undo"
 \end_inset
 
 を繰り返し押す)ことで復元することができるのです。元に戻しすぎてしまったときには、
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 やり直す
 \family default
 (あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/redo.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "redo"
 \end_inset
 
 )を選択して、新しい方に戻ってください。
+\family default
+\begin_inset Separator parbreak
+\end_inset
+
 \end_layout
 
 \begin_deeper
 \begin_layout Standard
-今は復旧は100ステップに制限されてます。さらに、復旧は、すべての変更に対して行えるわけではなく、例えば文章のレイアウトの変更に対しては使えません。これはLyX
-のバグと言っていいでしょう。
+今は復旧は100ステップに制限されてます。
 \end_layout
 
 \end_deeper
@@ -532,48 +631,45 @@ DVI
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 切り取り
 \family default
 (あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/cut.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "cut"
 \end_inset
 
 )、
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 コピー
 \family default
 (あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/copy.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "copy"
 \end_inset
 
 )、または
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 貼り付け
 \family default
 (あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/paste.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "paste"
 \end_inset
 
 )を使ってください。また
@@ -588,16 +684,15 @@ DVI
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 検索/置換
 \family default
 (あるいはツールバー
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show_findreplace.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show findreplace"
 \end_inset
 
 )を選択してください。ダイアログボックスで
@@ -613,8 +708,10 @@ DVI
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-終わったら、ダイアログボックスを閉じてください。あるいは、ダイアログボックスを開いたままにしておくのが便利であれば、そうしておくこともできます。LyXで使われる
-ほとんどのダイアログボックスは、開いたままにしておくことが可能です。LyXのメインウインドウやダイアログボックスに入力しようとするときは、それらに正しくフォーカ
+終わったら、ダイアログボックスを閉じてください。あるいは、ダイアログボックスを開いたままにしておくのが便利であれば、そうしておくこともできます。\SpecialCharNoPassThru LyX
+で使われる
+ほとんどのダイアログボックスは、開いたままにしておくことが可能です。\SpecialCharNoPassThru LyX
+のメインウインドウやダイアログボックスに入力しようとするときは、それらに正しくフォーカ
 スが当っていることを確認してください。
 \end_layout
 
@@ -624,32 +721,39 @@ status collapsed
 \end_layout
 
 \begin_layout Description
-文字様式 
+文字書式 文字は、
+\emph on
+強調したり
+\emph default
+(ツールバーボタン
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "font-emph"
+\end_inset
+
+:既定では、英文はイタリック体に和文はボールド体にします)、, 
+\noun on
+名詞体にしたり
+\noun default
+(ツールバーボタン
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "font-noun"
+\end_inset
+
+:通常はスモールキャップ体で、人の名前に用いられます)、あるいは
 \family sans
-編集\SpecialChar \menuseparator
-文字様式\SpecialChar \menuseparator
+編集\SpecialChar menuseparator
+文字様式\SpecialChar menuseparator
 任意設定
 \family default
-ダイアログボックス内にある切替ボタン(あるいはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show_character.png
-       scale 75
-
+ダイアログ(ツールバーボタン
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show character"
 \end_inset
 
-)を使えば、テキストを
-\emph on
-強調
-\emph default
-(普通はイタリック体)したり、
-\series bold
-ボールド体
-\series default
-にしたり、
-\noun on
-名詞体
-\noun default
-(普通はスモールキャップ体で表わされ、人名などに使います)にしたりすることができます。
+)を使って、好きな書体にすることができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Description
@@ -669,24 +773,30 @@ status collapsed
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-WYSIWYM: LyXでの空白
+WYSIWYM: \SpecialCharNoPassThru LyX
+での空白
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-新しいユーザーがLyXを使う場合に、もっとも難しく感じるのは、LyXの空白の扱いでしょう。何回もリターンキーを押したとしても、空白行は一行しか入りません。スペー
-スキーを何度押したとしても、空白は一つしか入りません。空白行では、LyXはスペース一個さえ入力することを許しません。タブキーを押しても、タブストップ分移動するこ
-とはありません。実は、タブストップなんてものは、存在しないのです!それに、タブやマージンをセットするためにページの一番上にあるはずのルーラーもないのです。
+新しいユーザーが\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使う場合に、もっとも難しく感じるのは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の空白の扱いでしょう。何回もReturnキーを押したとしても、空白行は一行しか入りません。ス
+ペースキーを何度押したとしても、空白は一つしか入りません。空白行では、\SpecialCharNoPassThru LyX
+はスペース一個さえ入力することを許しません。タブキーを押しても、タブストップ分移動す
+ることはありません。実は、タブストップなんてものは、存在しないのです!それに、タブやマージンをセットするためにページの一番上にあるはずのルーラーもないのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 ほとんどの市販のワードプロセッサは、WYSIWYG、すなわち「What You See is What You Get(見ている状態が手に入るのと同じ状態)」の
-原則に基づいています。それに対して、LyXの原則は、「What You See Is What You 
+原則に基づいています。それに対して、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の原則は、「What You See Is What You 
 \emph on
 Mean
 \emph default
-(見ている状態は意図している状態)」です。あなたが 意図することを入力していくと、LyXはあなたに代わって、出力がすばらしくなるよう、組版を自動調整します。
+(見ている状態は意図している状態)」です。あなたが 意図することを入力していくと、\SpecialCharNoPassThru LyX
+はあなたに代わって、出力がすばらしくなるよう、組版を自動調整します。
 \family sans
-リターン
+Return
 \family default
 は文法的には段落を分けることを意味しますし、
 \family sans
@@ -696,11 +806,13 @@ Mean
 \family sans
 タブ
 \family default
-は文法的な意味をまったく持っていませんので、LyXは
+は文法的な意味をまったく持っていませんので、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は
 \family sans
 タブ
 \family default
-はサポートしません。LyXを使うことによって、文書の
+はサポートしません。\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使うことによって、文書の
 \emph on
 内容
 \emph default
@@ -716,7 +828,9 @@ Mean
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXには、文書の体裁を微調整する(多くの)手段があります。最終的には、LyXは、あなたの意図するところを
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+には、文書の体裁を微調整する(多くの)手段があります。最終的には、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、あなたの意図するところを
 \emph on
 、正確
 \emph default
@@ -752,10 +866,12 @@ environment
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-環境は、LyXの「What You See Is What You Mean」の哲学を支えるための基本的な要素です。ある一つの環境は、そのためのフォント型、フォ
+環境は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の「What You See Is What You Mean」の哲学を支えるための基本的な要素です。ある一つの環境は、そのためのフォント型、フォ
 ントの大きさ、字下げ、行間の間隔等を必要とします。問題をより複雑にするのは、ある環境の正確な体裁が、文書によって変わることです。ある学術雑誌は、節見出しに18ポ
 イントのボールド体を使い、中央揃えにするのに対して、他の学術雑誌は15ポイントのイタリック体を使って左寄せにします。言語によって字下げの標準様式は変わるでしょう
-し、参考文献の体裁もひじょうに大きく異なります。LyXを使えば、これらすべての異なる体裁様式を覚える必要はなくなるのです。
+し、書誌情報の体裁もひじょうに大きく異なります。\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使えば、これらすべての異なる体裁様式を覚える必要はなくなるのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -781,7 +897,8 @@ environment
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-作業中のLyXファイルの最初の行に
+作業中の\SpecialCharNoPassThru LyX
+ファイルの最初の行に
 \family typewriter
 はじめに
 \family default
@@ -798,7 +915,8 @@ environment
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-行を選択しておく必要はありません。もしどこも選択されていなかったら、LyXはあなたが今いる段落を選んだ環境に変更します。逆に、環境を選ぶ前に複数の段落を選択して
+行を選択しておく必要はありません。もしどこも選択されていなかったら、\SpecialCharNoPassThru LyX
+はあなたが今いる段落を選んだ環境に変更します。逆に、環境を選ぶ前に複数の段落を選択して
 おけば、それらをすべて新しい環境に変えることができます。
 \end_layout
 
@@ -812,21 +930,23 @@ status collapsed
 \family sans
 節
 \family default
-を選んでいることを確認してください。この2つの違いは後で説明します。LyXが「1」という節番号を入れ、節見出しとして大きなフォントで画面上に組版します。リターン
-キーを押してみてください。
+を選んでいることを確認してください。この2つの違いは後で説明します。\SpecialCharNoPassThru LyX
+が「1」という節番号を入れ、節見出しとして大きなフォントで画面上に組版します。Retu
+rnキーを押してみてください。
 \family sans
 環境
 \family default
-ボックスの表示は「節」から「標準」へ戻ります。節タイトルは、ほとんどの環境がそうですが、リターンキーを押すとその環境が終わったものと仮定します。文章の導入部を次
-のように入力してみましょう:
+ボックスの表示は「節」から「標準」へ戻ります。節タイトルは、ほとんどの環境がそうですが、Returnキーを押すとその環境が終わったものと仮定します。文章の導入部
\82\92次ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81«å\85¥å\8a\9bã\81\97ã\81¦ã\81¿ã\81¾ã\81\97ã\82\87ã\81\86:
 \end_layout
 
 \begin_layout LyX-Code
-これは、私の最初のLyX文書の導入部です。
+これは、私の最初の\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書の導入部です。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-リターンキーを押してまた
+Returnキーを押してまた
 \family sans
 環境
 \family default
@@ -834,19 +954,22 @@ status collapsed
 \family sans
 節
 \family default
-を選んでください。LyXはまた「2」という節番号を表示して、あなたがタイトルを入力するのを待ちます。
+を選んでください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+はまた「2」という節番号を表示して、あなたがタイトルを入力するのを待ちます。
 \family typewriter
 「追加の事項
 \family default
-」と入力してください。LyXが、これを節見出しとして組版するのが分かるでしょう。
+」と入力してください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+が、これを節見出しとして組版するのが分かるでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 だいぶん良くなってきました。前と同じように、第1節の最後(「
 \family typewriter
-最初のLyX文書です
+最初の\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書です
 \family default
-」の後ろ)に戻って、リターンキーを押し、
+」の後ろ)に戻って、Returnキーを押し、
 \family sans
 環境
 \family default
@@ -854,16 +977,18 @@ status collapsed
 \family sans
 節
 \family default
-を選んでください。LyXは「2」を表示して、あなたが節見出しを入力するのを待ちます。
+を選んでください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は「2」を表示して、あなたが節見出しを入力するのを待ちます。
 \family typewriter
 「この文書について
 \family default
 」と入力してください。さきほど第2節だった「追加の事項」の節が、自動的に第3節になっています!真にWYSIWYMの流儀では、あなたは節見出しを構成する本文だけわ
-かっていればよく、連番振りやその組版はLyXが面倒を見るのです。
+かっていればよく、連番振りやその組版は\SpecialCharNoPassThru LyX
+が面倒を見るのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-リターンキーを押して
+Returnキーを押して
 \family sans
 標準
 \family default
@@ -899,12 +1024,14 @@ status collapsed
 \family sans
 小節
 \family default
-を選んでください。LyXは、この小節に「2.1」という番号を振って、通常の本文よりは大きいものの、節見出しよりは小さいフォントを使って組版します。同じようにして、
+を選んでください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、この小節に「2.1」という番号を振って、通常の本文よりは大きいものの、節見出しよりは小さいフォントを使って組版します。同じようにして、
 4行目も
 \family sans
 小節
 \family default
-に変えましょう。おそらく想像されていたとおり、この節に「2.2」とLyXが自動的に番号を振ります。もし第2節の前に新しい節を挿入すると、第2節は第3節に番号が変わ
+に変えましょう。おそらく想像されていたとおり、この節に「2.2」と\SpecialCharNoPassThru LyX
+が自動的に番号を振ります。もし第2節の前に新しい節を挿入すると、第2節は第3節に番号が変わ
 り、また小節の番号も「3.1」と「3.2」になります。
 \end_layout
 
@@ -934,7 +1061,8 @@ status collapsed
 \family sans
 節
 \family default
-より上の、最上位の階層の節割りになっていますが、これはあるタイプ(文書クラス)のLyX文書でしか使えません(第
+より上の、最上位の階層の節割りになっていますが、これはあるタイプ(文書クラス)の\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書でしか使えません(第
 \begin_inset CommandInset ref
 LatexCommand ref
 reference "sec:文書クラス"
@@ -983,7 +1111,8 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXは、箇条書きを組版するための環境をいくつか持っています。この各箇条書き環境を使えば、概要を書くのに100万回も
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、箇条書きを組版するための環境をいくつか持っています。この各箇条書き環境を使えば、概要を書くのに100万回も
 \family sans
 タブ
 \family default
@@ -1019,27 +1148,29 @@ LyXは、箇条書きを組版するための環境をいくつか持ってい
 \family sans
 箇条書き(一覧)
 \family default
-環境は — これはLaTeXにはないのですが —
+環境は、
 \family sans
 箇条書き(記述)
 \family default
\92°å¢\83ã\81®å°\91ã\81\97æ\9b¸å¼\8fã\81\8cç\95°ã\81ªã\82\8bものです。
\92°å¢\83ã\81\8bã\82\89æ´¾ç\94\9fã\81\97ã\81\9fものです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXが他のワードプロセッサより優れている理由の一覧を作ってみましょう。使用中の文書のどこかに、次のように入力してください:
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+が他のワードプロセッサより優れている理由の一覧を作ってみましょう。使用中の文書のどこかに、次のように入力してください:
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 
 \family typewriter
-LyXは他のワープロよりも優れています。なぜなら
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は他のワープロよりも優れています。なぜなら
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 ここで
 \family sans
-リターン
+Return
 \family default
 を押して下さい。それから
 \family sans
@@ -1049,7 +1180,14 @@ LyXは他のワープロよりも優れています。なぜなら
 \family sans
 箇条書き(記号)
 \family default
-を選びます。するとLyXは、行頭に小さな「印」(ブリット)を描画します。以下のように理由を入力してください。
+を選びます(
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "layout Itemize"
+\end_inset
+
+)。すると\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、行頭に小さな「印」(ブリット)を描画します。以下のように理由を入力してください。
 \end_layout
 
 \begin_layout LyX-Code
@@ -1065,18 +1203,19 @@ LyXは他のワープロよりも優れています。なぜなら
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-箇条書き環境では、見出しの場合と違って、
+箇条書き環境では、見出しの場合と違っ
 \family sans
-リターン
+Return
 \family default
-を押しても環境が終了しません。その代わり、LyXはあなたが引き続き、箇条書きの次項目を入力するものと仮定します。つまり、上のように理由を入力すると、三つの項目の
+を押しても環境が終了しません。その代わり、\SpecialCharNoPassThru LyX
+はあなたが引き続き、箇条書きの次項目を入力するものと仮定します。つまり、上のように理由を入力すると、三つの項目の
 箇条書きになるはずです。もし一つの箇条書き
 \emph on
 項目
 \emph default
 が二つ以上の段落を持つようにしたいときには、
 \family sans
-C-リターン
+Ctrl-Return
 \family default
 を入力して得られる
 \family sans
@@ -1087,24 +1226,24 @@ C-リターン
 標準
 \family default
 環境を再選択することが必要です(あるいはキー割当て
-\family sans
-M-p
-\begin_inset space ~
+\begin_inset Info
+type  "shortcut"
+arg   "layout Standard"
 \end_inset
 
-s
-\family default
 を使ってください)。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-これで美しい記号付きの箇条書きができたはずです。お望みならば、印刷時の箇条書きの仕上がりをみるために、LaTeXを走らせてみてください。一方、これらの理由に番号
+これで美しい記号付きの箇条書きができたはずです。お望みならば、印刷時の箇条書きの仕上がりをみるために、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を走らせてみてください。一方、これらの理由に番号
 を振りたかった場合はどうすればよいでしょうか。その場合は、単に箇条書き全体を選択して
 \begin_inset Foot
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-LyXでは、箇条書きの
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+では、箇条書きの
 \emph on
 前の
 \emph default
@@ -1122,7 +1261,14 @@ LyXでは、箇条書きの
 \family sans
 箇条書き(連番)
 \family default
-を選択してください。ほら!一瞬です。前述したように、項目を加えたり削除したりすると、LyXは自動的に連番を更新してくれます。
+を選択してください(
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "layout Enumerate"
+\end_inset
+
+)。ほら!一瞬です。前述したように、項目を加えたり削除したりすると、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は自動的に連番を更新してくれます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -1134,10 +1280,21 @@ LyXでは、箇条書きの
 \family sans
 箇条書き(一覧)
 \family default
-の出力がどのようなものになるかを見るために、この箇条書きが選択された状態のまま、これらの環境に変更してみるとよろしいでしょう。これらの2つの環境では、箇条書きの
-各項目は、最初の単語が用語として表示され、段落の残り(
+の出力がどのようなものになるかを見るために、この箇条書きが選択された状態のまま、これらの環境に変更してみるとよろしいでしょう(
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "layout Description"
+\end_inset
+
+または
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "layout List"
+\end_inset
+
+)。これらの2つの環境では、箇条書きの各項目は、最初の単語が用語として表示され、段落の残り(
 \family sans
-リターン
+Return
 \family default
 を入力するまで)がその用語の定義として表示されるような形で構成されます。用語は、ボールド体で組版される(
 \family sans
@@ -1208,7 +1365,8 @@ example_raw.lyx
 \family default
 です。コンピュータのコード(
 \family sans
-LyXコード
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+コード
 \family default
 環境
 \begin_inset Foot
@@ -1228,19 +1386,21 @@ status collapsed
 \family typewriter
 タイプライタ
 \family default
-体で出力され、LyX内で唯一、コードの字下げを可能にするために、複数の空白を使うことが許された環境です。
+体で出力され、\SpecialCharNoPassThru LyX
+内で唯一、コードの字下げを可能にするために、複数の空白を使うことが許された環境です。
 \family sans
 詩句
 \family default
 環境を使えば、詩を書くことさえできます。この環境では
 \family sans
-リターン
+Return
 \family default
 で連(スタンザ)を分け、
 \family sans
-C-リターン
+Ctrl-Return
 \family default
-で連の中の行を分けます。利用可能なLyX環境すべてについてのより完全な説明については、
+で連の中の行を分けます。利用可能な\SpecialCharNoPassThru LyX
+環境すべてについてのより完全な説明については、
 \emph on
 ユーザーの手引き
 \emph default
@@ -1262,7 +1422,8 @@ example_raw.lyx
 \family default
 ・
 \family sans
-LyXコード
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+コード
 \family default
 ・
 \family sans
@@ -1276,10 +1437,14 @@ LyXコード
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-前章で、LyXでの書きかたに慣れていただけたものと思います。そこでは、LyXの基本的な編集操作と、環境を使った強力な執筆法を紹介しました。しかしながら、LyXを
-使うほとんどの人々は、論文・論説・書籍・取扱説明書・書簡のような本格的な文書を執筆することを欲しています。本章は、LyXを使って単に文章を書くだけのレベルを卒業
+前章で、\SpecialCharNoPassThru LyX
+での書きかたに慣れていただけたものと思います。そこでは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の基本的な編集操作と、環境を使った強力な執筆法を紹介しました。しかしながら、\SpecialCharNoPassThru LyX
+を
+使うほとんどの人々は、論文・論説・書籍・取扱説明書・書簡のような本格的な文書を執筆することを欲しています。本章は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使って単に文章を書くだけのレベルを卒業
 して、本格的な文書を執筆する水準までご案内しようとするものです。まず各種の文書を執筆することを可能とする文書クラスというものをご紹介します。それから、タイトル・
-脚注・相互参照・参考文献・目次といった、単なる文章を文書に仕上げるための多くの追加機能をご説明いたします。
+脚注・相互参照・書誌情報・目次といった、単なる文章を文書に仕上げるための多くの追加機能をご説明いたします。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -1295,14 +1460,16 @@ name "sec:文書クラス"
 
 \begin_layout Standard
 文書の種類によって組版のしかたは異ならなくてはなりません。例えば、書籍は一般に両面に印刷されますが、論文は片面です。また、多くの文書は固有の環境を含み、例えば書
-簡には、送り主の住所やサインのための環境が含まれますが、書籍や論文では、これらの環境は意味をなしません。LyX
+簡には、送り主の住所やサインのための環境が含まれますが、書籍や論文では、これらの環境は意味をなしません。\SpecialCharNoPassThru LyX
 \emph on
 文書クラス
 \begin_inset Foot
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-LaTeXユーザーへ:これはLaTeXのdocument classと同じものです。
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ユーザーへ:これは\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+のdocument classと同じものです。
 \end_layout
 
 \end_inset
@@ -1317,7 +1484,8 @@ LaTeXユーザーへ:これはLaTeXのdocument classと同じものです。
 \family sans
 Book
 \family default
-文書クラスで書かれています。文書クラスは、WYSIWYM哲学の重要な構成要素となっています。なぜなら、文書クラスが、LyXに文書をどのように組版すべきかを指示し
+文書クラスで書かれています。文書クラスは、WYSIWYM哲学の重要な構成要素となっています。なぜなら、文書クラスが、\SpecialCharNoPassThru LyX
+に文書をどのように組版すべきかを指示し
 てくれるおかげで、書き手は組版のしかたについて関知する必要がなくなっているからです。
 \end_layout
 
@@ -1340,7 +1508,7 @@ status collapsed
 \family sans
 文書
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 設定
@@ -1366,7 +1534,9 @@ Book
 
 \begin_layout Standard
 学術雑誌によって、フォント寸法や、段組が一段か二段か、ページヘッダなどが異なっています。『コンピュータの時代』がますます成熟するにつれて、各学術雑誌は電子投稿を
-受け付けるようになり、執筆者が正しく組版された論文を提出できるように専用のLaTeX「スタイルファイル」を用意するようになってきました。LyXはこのようなスタイ
+受け付けるようになり、執筆者が正しく組版された論文を提出できるように専用の\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+「スタイルファイル」を用意するようになってきました。\SpecialCharNoPassThru LyX
+はこのようなスタイ
 ルファイルもサポートするように設計されています。例えば
 \family sans
 Article
@@ -1380,22 +1550,25 @@ Article
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-以下の表は、いくつかの文書クラスのひじょうに簡単な要約です。さらに多くの詳細については、取扱説明書
+以下の表は、いくつかの文書クラスのひじょうに簡単な要約です。さらに多くの詳細については、取扱説明書
 \emph on
-拡張機能篇
+高度な機能篇
 \emph default
\81®
\80\8fã\81®ã\80\8c
 \emph on
-Special Document Classes
+特別な文書クラス
 \emph default
- (特別な文書クラス)の節をご参照ください。
+」の節をご参照ください。
+\begin_inset Separator parbreak
+\end_inset
+
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 \align center
 \begin_inset Tabular
 <lyxtabular version="3" rows="7" columns="2">
-<features>
+<features rotate="0" tabularvalignment="middle">
 <column alignment="center" valignment="top" width="0pt">
 <column alignment="center" valignment="top" width="0pt">
 <row>
@@ -1554,7 +1727,7 @@ letter
 \family sans
 文書
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 設定
@@ -1564,7 +1737,8 @@ letter
 Letter
 \family default
 クラスを指定するのが一つの方法です。これは、書簡を書くのにもっともわかりやすい方法ではありますが、余分な仕事を増やすように思われます。ビジネス書簡を書くたびに、
-自分の住所と相手の住所、本文、サイン等を入れなくてはならなくなることでしょう。このため、LyXには書簡の手本となる書簡用
+自分の住所と相手の住所、本文、サイン等を入れなくてはならなくなることでしょう。このため、\SpecialCharNoPassThru LyX
+には書簡の手本となる書簡用
 \emph on
 ひな型
 \emph default
@@ -1574,7 +1748,7 @@ Letter
 \begin_layout Standard
 
 \family sans
-ファイル\SpecialChar \menuseparator
+ファイル\SpecialChar menuseparator
 新規(ひな型使用)
 \family default
 を選択して、新規ファイルを開いてください。ひな型として
@@ -1605,20 +1779,23 @@ letter.lyx
 \family sans
 署名
 \family default
-環境では、実際の署名の前に「署名:」という単語が赤字で表示されることに気が付かれることでしょう。この単語は、ファイルを表示またはエクスポートしてみるとわかるよう
-に、実際の書簡には現れません。これは、署名行がどこにあるかをお知らせするだけのものです。さらに、
+環境では、実際の署名の前に「署名:」という単語が赤字で表示されることに気が付かれることでしょう。この単語は、ファイルを表示または書き出してみるとわかるように、実
+際の書簡には現れません。これは、署名行がどこにあるかをお知らせするだけのものです。さらに、
 \family sans
 署名
 \family default
-行は、ファイル内のどこにあってもかまわないことに注意してください。LyXはWYSIWYMですから、
+行は、ファイル内のどこにあってもかまわないことに注意してください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+はWYSIWYMですから、
 \family sans
 署名
 \family default
-環境はどこでも好きなところに置くことができても、LyXは、印刷時には署名は書簡の最後に置かれるべきだということを知っているのです。
+環境はどこでも好きなところに置くことができても、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、印刷時には署名は書簡の最後に置かれるべきだということを知っているのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-ひな型は通常のLyXファイルです。ということは、自分の住所と署名が入力済みのファイルを、新しいひな型として保存できるということです。以後、書簡を書くときは、いつ
+ひな型は通常の\SpecialCharNoPassThru LyX
+ファイルです。ということは、自分の住所と署名が入力済みのファイルを、新しいひな型として保存できるということです。以後、書簡を書くときは、いつ
 もこの新しいひな型を使うようにすれば、時間が節約できます。ここでは実際に「練習問題」をお出しする必要はないでしょう。とにかく誰かに手紙を書いてみてください!
 \begin_inset Foot
 status collapsed
@@ -1643,8 +1820,10 @@ status collapsed
 
 \begin_layout Standard
 ひな型を使うと大幅な時間の節約が期待できますので、可能なときはできるかぎり使うようにした方がいいでしょう。また、ひな型を使えば、より洗練された文書クラスの使い方
-を学ぶ一助となります。さらに、あまりスキルのないおおぜいのユーザーたちのためにLyXを設定してやらなくてはならない立場にいる人にも役立つものと思われます。例えば
-、彼らが初めてLyXを習うにしても、自社用にカスタマイズされた書簡のひな型があれば、かなりとっつきやすくなることでしょう。
+を学ぶ一助となります。さらに、あまりスキルのないおおぜいのユーザーたちのために\SpecialCharNoPassThru LyX
+を設定してやらなくてはならない立場にいる人にも役立つものと思われます。例えば
+、彼らが初めて\SpecialCharNoPassThru LyX
+を習うにしても、自社用にカスタマイズされた書簡のひな型があれば、かなりとっつきやすくなることでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -1652,12 +1831,15 @@ status collapsed
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-(LaTeXと同様)LyXは、文章のタイトル — これには狭義のタイトル・著者名・日付、場合によっては論文の概要を含みます — を文書の他の部分とは独立の存在と
+(\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+と同様)\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、文章のタイトル — これには狭義のタイトル・著者名・日付、場合によっては論文の概要を含みます — を文書の他の部分とは独立の存在と
 して扱います。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-これまでに作成してきたLyX文書に戻って、その文書クラスが
+これまでに作成してきた\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書に戻って、その文書クラスが
 \family sans
 Article
 \family default
@@ -1730,8 +1912,11 @@ status collapsed
 \end_inset
 
 には、ラベル付けをすることができます。ラベルを付けると、相互参照を使用することで文書の他の場所からこの節を参照することができます。節番号を参照することもできます
-し、あるいはその節が登場するページ番号を参照することもできます。節番号と同様に、LyXは相互参照の連番の面倒も見てくれます。ラベルと相互参照による自動参照機能は
-、LyX(およびLaTeX)が他のワードプロセッサをしのぐ最大の利点の一つです。
+し、あるいはその節が登場するページ番号を参照することもできます。節番号と同様に、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は相互参照の連番の面倒も見てくれます。ラベルと相互参照による自動参照機能は
+、\SpecialCharNoPassThru LyX
+(および\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+)が他のワードプロセッサをしのぐ最大の利点の一つです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
@@ -1743,28 +1928,22 @@ status collapsed
 \family sans
 、挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 ラベル
 \family default
 を選択するかツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/label-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "label-insert"
 \end_inset
 
-を押してください。ダイアログボックスが、入力候補を表示してラベル名の入力を求めます。OKボタンを押すと、そのラベル名が節見出しの後にボックス表示されます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-ところで、ラベルも節内のどこにでも置くことができるようになっています。節への参照は、見出しがラベルの前に来る、最後の節または小節が参照されます。しかしながら、ラ
-ベルを節見出しの行内(あるいは場合によっては節の本文の最初の行)に置くようにすれば、ページ参照が節の始まりのページを確実に参照するようにすることができます。
+を押してください。ダイアログボックスが、入力候補を表示してラベル名の入力を求めます。OKボタンを押すと、そのラベル名が節見出しの横にボックス表示されます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-ここまででは、まだ何も成し遂げていません — ラベルは印刷文書には表れないので、DVI出力は以前とまったく変わりません。しかしながら、いまやラベルをつけたので、
+ここまででは、まだ何も成し遂げていません — ラベルは印刷文書には表れないので、PDF出力は以前とまったく変わりません。しかしながら、いまやラベルをつけたので、
 相互参照でラベルを参照することができます。次はそれをやってみましょう。
 \end_layout
 
@@ -1785,32 +1964,25 @@ status collapsed
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-ここで — カーソルを「第」という漢字の後ろに合わせ
+ここで — カーソルを「第」という漢字の後ろに置い
 \family sans
- — 挿入\SpecialChar \menuseparator
+ — 挿入\SpecialChar menuseparator
 相互参照
 \family default
 かツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show-new-inset_ref.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show-new-inset ref"
 \end_inset
 
 を選択してください。
 \family sans
 相互参照
 \family default
-ダイアログボックスが現れて、参照することができるラベルの一覧が表示されます。いまのところ、ただ一つ「sec:この文書について」だけが表示されているはずです。それ
-を選択して(既定として選択されているかもしれません)、
-\family sans
-適用
-\family default
-をクリックしてください。次に、カーソルを「ページ」という単語の前に合わせて、参照形式をページ番号を使用するように変更して、
-\family sans
-適用
-\family default
-をクリックしてください(欧文の場合に、「Section
+ダイアログボックスが現れて、参照することができるラベルの一覧が表示されます。いまのところ、ただ一つ「sec:この文書について」だけが表示されているはずです。まず
+書式と書かれているドロップダウンメニューを選び、「<参照>」を選択します。それから「sec:この文書について」を選択すると(既定として選択されているかもしれませ
+ん)、「参照:sec:この文書について」と書かれた参照マーカーが現れます。次に、カーソルを「ページ」という単語の前に合わせて、書式を「<参照ページ>」にして「s
+ec:この文書について」を選択します(欧文の場合に、「Section
 \begin_inset space ~
 \end_inset
 
@@ -1818,39 +1990,48 @@ status collapsed
 \family sans
 保護された空白
 \family default
-を入れなければなりません。ページ参照の場合も同様です)。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-この方法の代わりに、ラベルを右クリックして、現れるコンテクスト・メニューにある
+を入れなければなりません)。この方法の代わりに、ラベルを右クリックして、現れるコンテクスト・メニューにある
 \family sans
 参照としてコピー
 \family default
 を使う方法もあります。こうすることによって、このラベルへの相互参照はクリップボードに移されるので、
 \family sans
-編集\SpecialChar \menuseparator
+編集\SpecialChar menuseparator
 貼り付け
 \family default
-メニュー(短絡キー
+メニュー(
+\begin_inset Flex Ruby
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+捷径
+\begin_inset Argument post:1
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+ショートカット
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+
 \begin_inset Info
 type  "shortcut"
 arg   "paste"
 \end_inset
 
-)を使って、現在のカーソル位置にコピーすることができます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-LyXは、ちょうどカーソルがある場所に参照ボックスを挿入します。印刷した文書では、この参照マーカーは(
-\family sans
-相互参照
-\family default
-ダイアログボックスでどちらを選んだかによって)ページ番号か節番号に置き換えられます。文書をDVIとして表示してみると、最後の頁で「第2節」と「1ページ」(あるい
-は第2節の見出しがある頁)を参照していることが分かるでしょう。
+)を使って、現在のカーソル位置にコピーすることができます。印刷した文書では、この参照マーカーはページ番号や節番号に置き換えられます。文書をPDFとして表示してみ
+ると、最後の頁で「第2節」と「1ページ」(あるいは第2節の見出しがある頁)を参照していることが分かるでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-便利なことに、相互参照は、LyXで文書を編集する際、ハイパーリンクとして機能します。参照をクリックすると、
+便利なことに、相互参照は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+で文書を編集する際、ハイパーリンクとして機能します。参照をクリックすると、
 \family sans
 相互参照
 \family default
@@ -1866,7 +2047,8 @@ LyXは、ちょうどカーソルがある場所に参照ボックスを挿入
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-以前、相互参照の番号付けはLyXが管理すると書きましたが、それをこれから確認してみましょう。第2節の前に新しい節を加えてください。DVI表示を更新すると
+以前、相互参照の番号付けは\SpecialCharNoPassThru LyX
+が管理すると書きましたが、それをこれから確認してみましょう。第2節の前に新しい節を加えてください。PDF表示を更新すると
  — ほら! — 節への相互参照が「3」に変わっています!次に「この文書について」の節を小節に変更してみると、相互参照は第3節の代わりに第2.1小節を参照するよう
 になります。もちろんページ参照は、ラベルの前にまるまる1ページ分の文章を追加しない限り変化しません。
 \end_layout
@@ -1898,7 +2080,8 @@ LyXは、ちょうどカーソルがある場所に参照ボックスを挿入
 status collapsed
 
 \begin_layout Plain Layout
-このとき、章見出しをコピーすると、章がarticleクラスでは使えないために、LyXがエラーを起こす可能性があります(第
+このとき、章見出しをコピーすると、章がarticleクラスでは使えないために、\SpecialCharNoPassThru LyX
+がエラーを起こす可能性があります(第
 \begin_inset CommandInset ref
 LatexCommand ref
 reference "sec:文書クラス"
@@ -1931,44 +2114,38 @@ example_raw.lyx
 
 \begin_layout Standard
 脚注は、ツールバーの
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/footnote-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "footnote-insert"
 \end_inset
 
 ボタンか
 \family sans
 挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 脚注
 \family default
-メニューを使えば、加えることができます。現在の文中にあるLyXという単語のどれでもいいですから、その単語の後ろにカーソルを持っていって、ツールバーの
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/footnote-insert.png
-       scale 75
-
+メニューを使えば、加えることができます。現在の文中にある\SpecialCharNoPassThru LyX
+という単語のどれでもいいですから、その単語の後ろにカーソルを持っていって、ツールバーの
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "footnote-insert"
 \end_inset
 
 ボタンを押して下さい。すると脚注ボックスが現れて、脚注の文章が入力できるようになります。カーソルが脚注ボックスの先頭に現れますから、次のように入力してください。
 \end_layout
 
 \begin_layout LyX-Code
-LyXは組版ワードプロセッサです。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-footと書いてあるボタンをクリックしてみてください。脚注ボックスが閉じて、印刷したときに脚注のマークが入るところにfootというボタンだけが画面に残ります。こ
-れを脚注を折り畳むといっています。このfootというボタンをクリックすればまた脚注ボックスが現れ、脚注を見たり、編集したりできます。
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は組版ワードプロセッサです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-なぜ脚注のマークが番号でなくて言葉なんだろうと不思議に思うかもしれません。これは、LyXが脚注番号を印刷する際に自動的につけるからです。別の脚注をつけると、自動
-的に脚注番号がつけ直されます。DVIファイルを見るか、印刷して確かめてください。このようにLyX(実際にはLaTeX)が脚注番号をつけていくので、LyXファイル
-の中に脚注番号を入れておく必要がないのです。
+「脚注」と書いてあるボタンをクリックしてみてください。脚注ボックスが閉じて、印刷したときに脚注のマークが入るところにfootというボタンだけが画面に残ります。こ
+れを脚注を折り畳むといっています。この「脚注」ボタンをクリックすればまた脚注ボックスが現れ、脚注を見たり、編集したりできます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -1991,10 +2168,9 @@ status collapsed
 貼り付け
 \family default
 をしてみてください。また通常の本文を脚注へ変えることもできます。脚注にしたい場所を選択して
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/footnote-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "footnote-insert"
 \end_inset
 
 ボタンを押してください。脚注を通常の本文に戻すには、カーソルが脚注の先頭にある時にバックスペースキーを押すか、カーソルが脚注の最後にある時に削除キーを押してくだ
@@ -2006,16 +2182,15 @@ status collapsed
 \family sans
 挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 傍注
 \family default
 を選ぶか、ツールバーの
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/marginalnote-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "marginalnote-insert"
 \end_inset
 
 ボタンを押せば追加することができます。傍注は脚注とほとんど同じですが、以下の点が違います。
@@ -2034,7 +2209,8 @@ status collapsed
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-さっき作った脚注を普通のテキストに変換し、傍注にしてみましょう。LaTeXを走らせて、どのように印刷されるかを見てください。
+さっき作った脚注を普通のテキストに変換し、傍注にしてみましょう。\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を走らせて、どのように印刷されるかを見てください。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2050,7 +2226,7 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
-参考文献
+書誌情報
 \begin_inset CommandInset label
 LatexCommand label
 name "sec:参考文献"
@@ -2061,28 +2237,34 @@ name "sec:参考文献"
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-(少なくとも厳密な科学の分野では)参考文献の参照は、相互参照と似ています。参考文献は文章の最後につく文献のリストで、文章の中から参照できます。節見出しと同じよう
-にLyXとLaTeXが文献リストに番号をつけ、文献を追加して番号が変わった場合は、その文献を参照している先の文献番号も変えてくれます。
+(少なくとも厳密な科学の分野では)書誌情報cの参照は、相互参照と似ています。書誌情報cは文章の最後につく文献のリストで、文章の中から参照できます。節見出しと同じ
+ように\SpecialCharNoPassThru LyX
+と\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+が文献リストに番号をつけ、文献を追加して番号が変わった場合は、その文献を参照している先の文献番号も変えてくれます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 文章の最後に行って
 \family sans
-参考文献
+書誌情報
 \family default
-環境に変えてください。すると入力する段落のそれぞれが、参考文献の項目になります。一つめの文献として「
+環境に変えてください。すると入力する段落のそれぞれが、書誌情報の項目になります。一つめの文献として「
 \family typewriter
-LyX文書化チーム著『LyX入門編』
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書化チーム著『\SpecialCharNoPassThru LyX
+入門編』
 \family default
 」と入力してください
 \family typewriter
 。
 \family default
-LyXは各文献の前に四角に囲まれた番号を自動的につけます。四角に囲まれた文献番号をクリックすると、
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は各文献の前に四角に囲まれた番号を自動的につけます。四角に囲まれた文献番号をクリックすると、
 \family sans
-参考文献の設定
+書誌情報の設定
 \family default
-ダイアログボックスが現れます。「キー」とは、LyX文書中でのこの文献への参照に使われるキーであり、「ラベル」は出力に現れる文字です。ラベルが入力されていない(既
+ダイアログボックスが現れます。「キー」とは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書中でのこの文献への参照に使われるキーであり、「ラベル」は出力に現れる文字です。ラベルが入力されていない(既
 定)ときには、文献番号が出力されます。キーフィールドを、覚えやすいように「lyxtutorial」に変えましょう。
 \end_layout
 
@@ -2091,16 +2273,15 @@ LyXは各文献の前に四角に囲まれた番号を自動的につけます
 \family sans
 挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 文献引用
 \family default
 を選ぶか、ツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show-new-inset_citation.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show-new-inset citation"
 \end_inset
 
 を押してください。すると、
@@ -2109,7 +2290,21 @@ LyXは各文献の前に四角に囲まれた番号を自動的につけます
 \family default
 ダイアログボックスが現れます。ダイアログの右パネルには、すべての文献項目が表示され、参照したい文献を選ぶことができるようになっているはずです。「lyxtutor
 ial」を選択して(今のところ、文献で選べるのはこれだけです)、中央の「追加」ボタンを押して挿入します(このやり方で複数のキーを移動すれば、複数の文献を一箇所に
-参照することができます)。このファイルをDVIで表示してください。文献の引用が、角括弧で本文に挿入され、文末の参考文献を参照していることが確認できるでしょう。
+参照することができます)。
+\begin_inset Foot
+status open
+
+\begin_layout Plain Layout
+書誌情報のラベル名に覚えやすいものをつければ、書誌一覧で項目を見つけやすくなります。
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+そして
+\family sans
+OK
+\family default
+ボタンを押してください。このファイルをPDFで表示してください。文献の引用が、角括弧で本文に挿入され、文末の書誌情報を参照していることが確認できるでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2125,7 +2320,7 @@ ial」を選択して(今のところ、文献で選べるのはこれだけ
 ます。もし参考文献を番号ではなくラベルで参照したい場合(学術誌の中には、Smithが95年に書いた論文を参照するのに[Smith95]と表記するものもあります)
 には、
 \family sans
-参考文献の設定
+書誌情報の設定
 \family default
 ダイアログの
 \family sans
@@ -2151,7 +2346,7 @@ ial」を選択して(今のところ、文献で選べるのはこれだけ
 \family typewriter
 example_raw.lyx
 \family default
-の参考文献とそれの参照を直してください。
+の書誌情報とそれの参照を直してください。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -2159,16 +2354,17 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-文書のはじめに目次を入れたいときもあるでしょう。LyXでは、簡単に目次を入れることができます。文書のタイトルの後ろ、最初の節見出しの前でリターンキーを押して
+文書のはじめに目次を入れたいときもあるでしょう。\SpecialCharNoPassThru LyX
+では、簡単に目次を入れることができます。文書のタイトルの後ろ、最初の節見出しの前でReturnキーを押して
 \family sans
 挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 一覧/目次
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 目次
@@ -2177,21 +2373,20 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-これだけだとそれほど役に立つようには見えないのですが、DVIファイルを見てみると、目次が生成されているのが確認できるでしょう。ここでも、節の順番を変えたり追加し
-たりすると、DVIファイルを更新したときに、それらの変更がDVIファイルに自動的に反映されるのです。
+これだけだとそれほど役に立つようには見えないのですが、PDFファイルを見てみると、目次が生成されているのが確認できるでしょう。ここでも、節の順番を変えたり追加し
+たりすると、PDFファイルを更新したときに、それらの変更がPDFファイルに自動的に反映されるのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-お使いのファイルの見通しをよくするために、目次は画面上の文書には表示されないようになっていますが、目次ボタンをクリックするか、
+目次は画面上の文書には表示されないようになっていますが、目次ボタンをクリックするか、
 \family sans
-文書\SpecialChar \menuseparator
+表示\SpecialChar menuseparator
 文書構造
 \family default
 かツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-toggle_toc.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-toggle toc"
 \end_inset
 
 を使えば、別ウインドウに目次を表示することができます。このメニューは、文書に目次挿入枠が入っていなくても有効です。これは、文書の各部を行ったり来たりするのにたい
@@ -2199,7 +2394,8 @@ example_raw.lyx
 \family sans
 文書構造
 \family default
-ウインドウの(小)節見出しをクリックすると、その行が選択されて、(LyX編集ウインドウの)表示が文書の対応する場所に移動します。目次内を上下するには矢印キーも使
+ウインドウの(小)節見出しをクリックすると、その行が選択されて、(\SpecialCharNoPassThru LyX
+編集ウインドウの)表示が文書の対応する場所に移動します。目次内を上下するには矢印キーも使
 えます。したがって、文章を編集している最中は、常にこのウィンドウを開いておく方が便利だと思うようになるかもしれません。一方、
 \family sans
 移動
@@ -2228,9 +2424,14 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LaTeXは美しい数式を出力できるので、多くの科学者に使われています。他のワードプロセッサーと違い、コントロール文字や数式エディターを使う必要もありません。けれ
-どもLaTeXで数式を書くのは、文章を書くというよりもむしろプログラムを書くのに近いものです。幸運なことに、LyXは数式にもWYSIWYMを使っています。今まで
-LaTeXを使っていた人なら良く使うLaTeXの数式コマンドが、今まで通り入力できそれが画面にWYSIWYMのやり方で表示されるのに気付くでしょう。今までLaT
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+は美しい数式を出力できるので、多くの科学者に使われています。他のワードプロセッサーと違い、コントロール文字や数式エディターを使う必要もありません。けれ
+ども\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+で数式を書くのは、文章を書くというよりもむしろプログラムを書くのに近いものです。幸運なことに、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は数式にもWYSIWYMを使っています。今まで
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を使っていた人なら良く使う\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の数式コマンドが、今まで通り入力できそれが画面にWYSIWYMのやり方で表示されるのに気付くでしょう。今までLaT
 eXを使ったことのない人でも
 \family sans
 数式パネル
@@ -2251,25 +2452,28 @@ eXを使ったことのない人でも
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-この文中にある数式は、LyX中でも出力で見ても、あまりきれいではありません。等号の両側には空白がありませんし、「2」は上付き文字で書きたいところです。この悪い組
-版は、LyXに数式を書いているのだと教えてやらなかったために起こったもので、LyXは、数式を通常のテキストとして組版してしまったのです。
+この文中にある数式は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+中でも出力で見ても、あまりきれいではありません。等号の両側には空白がありませんし、「2」は上付き文字で書きたいところです。この悪い組
+版は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+に数式を書いているのだと教えてやらなかったために起こったもので、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、数式を通常のテキストとして組版してしまったのです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-代わりに、正しく組版されるような数式を作りましょう。数式を作るには、ツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math-mode.png
-       scale 75
-
+しかし、正しく組版される数式を作ることは可能です。数式を選択して、ツールバーボタンの
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-mode"
 \end_inset
 
 を押すか、
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
-数式\SpecialChar \menuseparator
+挿入\SpecialChar menuseparator
+数式\SpecialChar menuseparator
 行内数式
 \family default
-メニューを選んでください。LyXが小さな青い四角を画面に表示して、空の数式が挿入されたことを示します。そこにもう一度E=mc^2と入力してください。数式は青色で
+メニューを選んでください。何も選択しなかった場合には、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は空の数式を表す小さな青い箱を挿入します。そこにもう一度E=mc^2と入力してください。数式は青色で
 表示され、数式が書かれると青い四角は消えます。
 \family sans
 Esc
@@ -2278,16 +2482,20 @@ Esc
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LaTeXを実行して出力を見てください。今度は数式がきれいに組版されて、等号の両側には空白が入り、「2」は上付き文字になっているはずです。数式の中の文字は変数だ
-と仮定され、イタリック体になります。数字はそのままです。
+出力を見てみると、今度は数式がきれいに組版されて、等号の両側には空白が入り、「2」は上付き文字になっているはずです。数式の中の文字は変数だと仮定され、イタリック
+体になります。数字はそのままです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-この数式エディタも、WYSIWYM哲学の一例です。LaTeXでは、数式をテキストや
+この数式エディタも、WYSIWYM哲学の一例です。\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+では、数式をテキストや
 \backslash
-sqrt等のコマンドを使って書きます。この方法はLaTeXを実行しないと数式がどのように見えるかわからない上に、入れ忘れの括弧を探したりするのに時間をとられるの
-で、苛つきかねません。LyXは、数式を完璧に(WYSIWYG)表示するわけではありませんが、数式がどのような感じに見えるかはきわめて良好に再現します。その後の本
-格的な組版は、LaTeXが担当してくれます。
+sqrt等のコマンドを使って書きます。この方法はファイルを\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+にかけないと数式がどのように見えるかわからない上に、入れ忘れの括弧を探したりするのに時間をと
+られるので、苛つきかねません。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、数式を完璧に(WYSIWYG)表示するわけではありませんが、数式がどのような感じに見えるかはきわめて良好に再現します。そ
+の後の本格的な組版は、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+が担当してくれます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -2323,7 +2531,7 @@ Backspace
 \family sans
 編集
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 元に戻す
@@ -2365,7 +2573,8 @@ Backspace
 \family sans
 数式ツールバー
 \family default
-(以下で説明します)から挿入することもできますが、実は単にキャレットキー「^」を押した方が簡単です。するとLyXが、青い四角を新しく上付き文字の位置に表示して、
+(以下で説明します)から挿入することもできますが、実は単にキャレットキー「^」を押した方が簡単です。すると\SpecialCharNoPassThru LyX
+が、青い四角を新しく上付き文字の位置に表示して、
 そこへの入力がすべて小フォントの上付き文字になります。上付き文字から脱するには、スペースキー(あるいは数式から完全に出たいならば
 \family sans
 Esc
@@ -2401,14 +2610,14 @@ example_raw.lyx
 \family default
 は、数学記号を入れたり複雑な数式操作をするのに便利です。これらの操作のほとんどは、キーボードや、
 \family sans
-編集\SpecialChar \menuseparator
+編集\SpecialChar menuseparator
 数式
 \family default
 あるいは
 \family sans
 挿入
 \bar under
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \bar default
 数式
@@ -2421,7 +2630,31 @@ example_raw.lyx
 \family sans
 数式ツールバー
 \family default
-の使い方の説明にとどめることにしましょう。キーボード・ショートカットは、他の説明書で調べることができます。
+の使い方の説明にとどめることにしましょう。
+\begin_inset Flex Ruby
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+捷径
+\begin_inset Argument post:1
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+ショートカット
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+とコマンドは、説明書の
+\emph on
+数式篇
+\emph default
+で調べることができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2431,10 +2664,16 @@ example_raw.lyx
 \family default
 は、カーソルが数式内にある時に表示されますが、
 \family sans
-表示\SpecialChar \menuseparator
+表示\SpecialChar menuseparator
 ツールバー
 \family default
-メニューで手動で有効にすることもできます。上記メニューで「数式」 をクリックすると、ツールバーは底面にずっとされるようになります。この状態にあることは、
+メニューで手動で有効にすることもできます(
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "toolbar-toggle math"
+\end_inset
+
+)。上記メニューで「数式」 をクリックすると、ツールバーは底面にずっとされるようになります。この状態にあることは、
 \family sans
 ツールバー
 \family default
@@ -2455,16 +2694,8 @@ example_raw.lyx
 \family sans
 数式ツールバー
 \family default
-を使うと、様々な記号を数式内で使うことができます。いろいろな矢印、関係記号、演算記号それに和と積分の記号です。和記号や積分記号の上限と下限は上付き文字と下付き文
-字で入れることができます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-例えばこんな風に使えます。「
-\begin_inset Formula $\heartsuit$
-\end_inset
-
-こそがすべて。」
+を使うと、様々な記号を数式内で使うことができます。たとえば、演算子や矢印、関係子、区切り記号、特殊文字、和や積分の記号などです。和記号や積分記号の上限と下限は上
+付き文字と下付き文字で入れることができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
@@ -2473,14 +2704,14 @@ example_raw.lyx
 
 \begin_layout Standard
 平方根を入れるには、
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math/sqrt.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-insert \\sqrt"
 \end_inset
 
 ボタンを押して下さい。平方根があらわれ、カーソルが平方根の中の新しい挿入ポイントへ移動します。そこへ変数でも数字でも、他の平方根でも、分数でも好きなものを入力で
-きます。LyXは平方根の中に書かれたものに応じて自動的に平方根の大きさを変えてくれます。
+きます。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は平方根の中に書かれたものに応じて自動的に平方根の大きさを変えてくれます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2493,10 +2724,9 @@ example_raw.lyx
 \end_inset
 
 のようなアクセントを付けることも同様にすることができます。装飾は、ツールバーの
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math/hat.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-insert \\hat"
 \end_inset
 
 ボタンから選択できます。装飾を選ぶと、その装飾の上か下に挿入ポイントが出てくるので、その中に装飾を付けたい文字を入力して下さい。装飾には、入力した文字に応じて長
@@ -2509,10 +2739,9 @@ example_raw.lyx
 区切り記号
 \family default
 ボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show_mathdelimiter.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show mathdelimiter"
 \end_inset
 
 を押すと
@@ -2523,7 +2752,8 @@ example_raw.lyx
 \begin_inset Formula $a=\left\langle 7\right.$
 \end_inset
 
-のように空の括弧(空の区切り記号は、LyX中では破線で表示されますが、出力はされません)を選ぶこともできます。
+のように空の括弧(空の区切り記号は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+中では破線で表示されますが、出力はされません)を選ぶこともできます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2532,7 +2762,13 @@ example_raw.lyx
 区切り記号
 \family default
 ダイアログを使わずに数式モードで直接括弧を入力することもできます。しかしながら、このようにして入力した括弧は、普通の文字と同じ大きさなので、括弧の中に大きな分数
-や行列が入っていると醜悪な出力になります。そういう場合は、()の対などを直接挿入する三つの区切り記号ボタンのうちのいずれを使った方がいいでしょう。
+や行列が入っていると醜悪な出力になります。そういう場合は、()の対などを直接挿入する三つの区切り記号ボタンのうちのいずれを使った方がいいでしょう
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-delim ( )"
+\end_inset
+
+。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -2561,13 +2797,13 @@ example_raw.lyx
 数式ツールバー
 \family default
 の分数ボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math/frac.png
-       scale 60
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-insert \\frac-square"
 \end_inset
 
-をクリックしてください。LyXは、二つの挿入ポイントをもつ分数を表示します。多分わかるとは思いますが、矢印キーとマウスで分子と分母の間を移動できます。上の四角を
+をクリックしてください。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、二つの挿入ポイントをもつ分数を表示します。多分わかるとは思いますが、矢印キーとマウスで分子と分母の間を移動できます。上の四角を
 クリックして「1」を入力して下さい。下向きの矢印キーで分母に移り、「2」を入れて下さい。分数のできあがりです!もちろん二つの四角のそれぞれには、数字以外のもの、
 すなわち上付き文字のついた変数や平方根、別の分数、その他諸々を入力することができます。
 \end_layout
@@ -2585,11 +2821,12 @@ example_raw.lyx
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-TeXモード:極限・log・sin・その他
+関数:極限・log・sin・その他
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-数式モードの中では文字は変数だと考えられているので、もし数式モードでsinと入力すると、LyXは、あなたが
+数式モードの中では文字は変数だと考えられているので、もし数式モードでsinと入力すると、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、あなたが
 \begin_inset Formula $s$
 \end_inset
 
@@ -2601,7 +2838,8 @@ TeXモード:極限・log・sin・その他
 \begin_inset Formula $n$
 \end_inset
 
-の3つの変数を入力したと考えます。本当は「sin」という単語をローマン体で組版したかったのに、3つの文字がイタリック体で組版されてしまいます。その上、LyXは単
+の3つの変数を入力したと考えます。本当は「sin」という単語をローマン体で組版したかったのに、3つの文字がイタリック体で組版されてしまいます。その上、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は単
 語「sin」と「x」の間に空白を入れることもしません(スペースキーを押すと数式モードから出て行くだけです)。それでは、どうすれば 
 \begin_inset Formula $sin(x)$
 \end_inset
@@ -2619,13 +2857,13 @@ TeXモード:極限・log・sin・その他
 数式ツールバー
 \family default
 ボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math/functions.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-insert \\functions"
 \end_inset
 
-をクリックし、現れる関数一覧でsinをクリックして下さい。LyX中に、斜字でないローマン体の「sin」という単語が黒で表示されるでしょう。この単語全体が一つの記
+をクリックし、現れる関数一覧でsinをクリックして下さい。\SpecialCharNoPassThru LyX
+中に、斜字でないローマン体の「sin」という単語が黒で表示されるでしょう。この単語全体が一つの記
 号として取り扱われるので、
 \family sans
 Backspace
@@ -2668,17 +2906,17 @@ example_raw.lyx
 数式ツールバー
 \family default
 から行列ボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show_mathmatrix.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show mathmatrix"
 \end_inset
 
 を押して下さい。現れるダイアログで、行列の行数と列数を選択することができます。行数を2行、列数を3列にして
 \family sans
 OK
 \family default
-を押して下さい。LyXは、
+を押して下さい。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、
 \begin_inset Formula $2\times3$
 \end_inset
 
@@ -2694,36 +2932,31 @@ OK
 \begin_layout Standard
 行数や列数を変更する必要が生じた場合は、
 \family sans
-編集\SpecialChar \menuseparator
-数式\SpecialChar \menuseparator
+編集\SpecialChar menuseparator
 行と列
 \family default
 メニューか
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/tabular-feature_append-row.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "inset-modify tabular append-row"
 \end_inset
 
 
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/tabular-feature_delete-row.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "inset-modify tabular delete-row"
 \end_inset
 
 
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/tabular-feature_append-column.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "inset-modify tabular append-column"
 \end_inset
 
 
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/tabular-feature_delete-column.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "inset-modify tabular delete-column"
 \end_inset
 
 ボタンを使ってください。
@@ -2734,47 +2967,48 @@ OK
 \emph on
 、ユーザーの手引き
 \emph default
-を見て下さい。行列は数式用のものです。もし普通のテキストが入った表を作りたい場合は、行列に普通のテキストを書くよりもLyXの優秀な表機能を使って下さい。
+を見て下さい。行列は数式用のものです。もし普通のテキストが入った表を作りたい場合は、行列に普通のテキストを書くよりも\SpecialCharNoPassThru LyX
+の優秀な表機能を使って下さい。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-別行てモード
+別行てモード
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 ここまではテキストと同じ行に数式を入れる方法について説明して来ました。行内表示と呼ばれるものです。これは短い、簡単な数式の場合はいいのですが、長い数式を書く場合
-やテキストから独立させたい場合には別行てモードで書く必要があります。また数式にラベルや式番号(
+やテキストから独立させたい場合には別行てモードで書く必要があります。また数式にラベルや式番号(
 \emph on
 ユーザーの手引き
 \emph default
-を見て下さい)をつけたい場合や複数行にまたがる数式を書きたい場合も、別行てモードにする必要があります。
+を見て下さい)をつけたい場合や複数行にまたがる数式を書きたい場合も、別行てモードにする必要があります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-
+数式の中で、
 \family sans
 数式ツールバー
 \family default
-の、中央の青い四角の前後に本文が数行描かれている
+の
 \family sans
-別行
+別行
 \family default
 ボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/math-display.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "math-display"
 \end_inset
 
-を押して下さい。LyXは数式を挿入しますが、挿入ポイントは新しい行の真中に現れます。何か数式を入力して、どのように表示されるかLaTeXを実行してみて下さい。
+を押して下さい。こうすると、数式が中央揃えになり、上下に空白行が加えられます。何か数式を入力してファイルをコンパイルし、どのように表示されるかご覧になって下さい
+。
 \family sans
-別行
+別行
 \family default
-ボタンは実は切替スイッチになっています。入力した数式のいくつかを、別行てモードにしたり、戻したりしてみてください。
+ボタンは実は切替スイッチになっています。入力した数式のいくつかを、別行てモードにしたり、戻したりしてみてください。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-別行てモードはいくつかの点で行内数式モードと異なっています:
+別行てモードはいくつかの点で行内数式モードと異なっています:
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
@@ -2789,7 +3023,7 @@ OK
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-別行てモードではlimitや和記号(積分記号は違います)につく上付き文字や下付き文字が記号の隣ではなく上下に付く
+別行てモードではlimitや和記号(積分記号は違います)につく上付き文字や下付き文字が記号の隣ではなく上下に付く
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
@@ -2797,32 +3031,32 @@ OK
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-このようにいくつかの違いはありますが、別行て表示と行内表示は非常に似たものです。
+このようにいくつかの違いはありますが、別行て表示と行内表示は非常に似たものです。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-最後に一つ、別行建ã\81¦æ\95°å¼\8fã\81®çµ\84ç\89\88ã\81«é\96¢ã\81\97ã\81¦æ³¨æ\84\8fã\81\8cã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\99ã\80\82æ\95°å¼\8fã\82\92æ\96°æ®µè\90½ã\81«ã\81\97ã\81\9fã\81\84ã\81®ã\81\8bå\90¦ã\81\8bã\81«æ°\97ã\82\92ã\81¤ã\81\91ã\81¦ã\81\8fã\81 ã\81\95ã\81\84ã\80\82æ\95°å¼\8fã\82\92æ\96\87ã\82\84段è\90½ã\81®é\80\94中ã\81«å\85¥ã\82\8cã\81\9fã\81\84ã\81®ã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82­ã\83¼ã\82\92æ\8a¼
\81\95ã\81ªã\81\84ã\81§ä¸\8bã\81\95ã\81\84ã\80\82ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82­ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\99ã\81¨ã\80\81æ\95°å¼\8fã\81«ç¶\9aã\81\8fæ\9c¬æ\96\87ã\81\8cæ\96°æ®µè\90½ã\81®ã\81¯ã\81\98ã\81¾ã\82\8aã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\84ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ä½¿ç\94¨ä¸­ã\81®æ\96\87æ\9b¸ã\81®æ®µè\90½è¨­å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\81¯ã\80\81å­\97ä¸\8bã\81\92ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ª
-るので、望ましくありません
+最後に一つ、別行ç«\8bã\81¦æ\95°å¼\8fã\81®çµ\84ç\89\88ã\81«é\96¢ã\81\97ã\81¦æ³¨æ\84\8fã\81\8cã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\99ã\80\82æ\95°å¼\8fã\82\92æ\96°æ®µè\90½ã\81«ã\81\97ã\81\9fã\81\84ã\81®ã\81\8bå\90¦ã\81\8bã\81«æ°\97ã\82\92ã\81¤ã\81\91ã\81¦ã\81\8fã\81 ã\81\95ã\81\84ã\80\82æ\95°å¼\8fã\82\92æ\96\87ã\82\84段è\90½ã\81®é\80\94中ã\81«å\85¥ã\82\8cã\81\9fã\81\84ã\81®ã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81Returnã\82­ã\83¼
\82\92æ\8a¼ã\81\95ã\81ªã\81\84ã\81§ä¸\8bã\81\95ã\81\84ã\80\82Returnã\82­ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\99ã\81¨ã\80\81æ\95°å¼\8fã\81«ç¶\9aã\81\8fæ\9c¬æ\96\87ã\81\8cæ\96°æ®µè\90½ã\81®ã\81¯ã\81\98ã\81¾ã\82\8aã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\84ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\99ã\82\8bã\81¨ä½¿ç\94¨ä¸­ã\81®æ\96\87æ\9b¸ã\81®æ®µè\90½è¨­å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\80\81å­\97ä¸\8bã\81\92ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\8a
+空白があいたりすることになるので、望ましいものとはならないでしょう
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 
-\emph on
+\series bold
 練習問題
-\emph default
+\series default
 :
 \family typewriter
 example_raw.lyx
 \family default
-の数式を別行てモードにしてどのように組版されるか見て下さい。
+の数式を別行てモードにしてどのように組版されるか見て下さい。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
 
-\emph on
+\series bold
 練習問題
-\emph default
+\series default
 :本節で習った色々なツールを使って次のような数式を書いて下さい
 \begin_inset Foot
 status collapsed
@@ -2830,8 +3064,8 @@ status collapsed
 \begin_layout Plain Layout
 この難しい方法をこなした後で、
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
-数式\SpecialChar \menuseparator
+挿入\SpecialChar menuseparator
+数式\SpecialChar menuseparator
 Cases環境
 \family default
 を試してみてください。
@@ -2840,11 +3074,14 @@ Cases環境
 \end_inset
 
 。
-\begin_inset Formula \[
+\begin_inset Formula 
+\[
 f(x)=\left\{ \begin{array}{cc}
 \log_{8}x & x>0\\
 0 & x=0\\
-\sum_{i=1}^{5}\alpha_{i}+\sqrt{-\frac{1}{x}} & x<0\end{array}\right.\]
+\sum_{i=1}^{5}\alpha_{i}+\sqrt{-\frac{1}{x}} & x<0
+\end{array}\right.
+\]
 
 \end_inset
 
@@ -2856,7 +3093,8 @@ f(x)=\left\{ \begin{array}{cc}
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXの数式エディタは、もっとたくさんのことができます。すでに基本は習得しましたから
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+の数式エディタは、もっとたくさんのことができます。すでに基本は習得しましたから
 \emph on
 、
 \emph default
@@ -2872,7 +3110,7 @@ LyXの数式エディタは、もっとたくさんのことができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-複数行にわたる数式
+複数行にわたる数式を作る
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
@@ -2904,11 +3142,13 @@ LyXの数式エディタは、もっとたくさんのことができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
-他のLyXの主な機能
+他の\SpecialCharNoPassThru LyX
+の主な機能
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-ここまでで、LyXで使えるすべてのコマンドを見たわけではありません。またすべてを見ることを意図したわけでもありません。いつもどおり、詳しくは
+ここまでで、\SpecialCharNoPassThru LyX
+で使えるすべてのコマンドを見たわけではありません。またすべてを見ることを意図したわけでもありません。いつもどおり、詳しくは
 \emph on
 ユーザーの手引き
 \emph default
@@ -2916,20 +3156,21 @@ LyXの数式エディタは、もっとたくさんのことができます。
 \emph on
 埋込オブジェクト篇
 \emph default
-の説明書を見て下さい。ここでは、LyXで可能な主要機能の一部について少しだけ触れておきます。
+の説明書を見て下さい。ここでは、\SpecialCharNoPassThru LyX
+で可能な主要機能の一部について少しだけ触れておきます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXは、表のWYSIWYMサポートをしています。表を作るには、
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、表のWYSIWYMサポートをしています。表を作るには、
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
+挿入\SpecialChar menuseparator
 表
 \family default
 (あるいはツールバー
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/tabular-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "tabular-insert"
 \end_inset
 
 )を使って下さい。表を
@@ -2941,36 +3182,44 @@ LyXは、表のWYSIWYMサポートをしています。表を作るには、
 表設定
 \family default
 ダイアログボックスが現れるので、そこで表の詳しい編集ができます。
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "toolbar-toggle table"
+\end_inset
+
+を押すと、表ツールバーが固定的に表示されるようになります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXは、文書中に任意の形式の図を取り込むことができます(ご想像の通り、
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、文書中に任意の形式の図を取り込むことができます(ご想像の通り、
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
+挿入\SpecialChar menuseparator
 図
 \family default
 (またはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/dialog-show-new-inset_graphics.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "dialog-show-new-inset graphics"
 \end_inset
 
-)を選択します。すると、図ファイルを探したり、図を回転させたり、大きさを変えたりできるようになります)。表や図にはキャプションをつけることができ、LyX
+)を選択します。すると、図ファイルを探したり、図を回転させたり、大きさを変えたりできるようになります)。表や図にはキャプションをつけることができ、\SpecialCharNoPassThru LyX
  は自動的に図や表の一覧を生成します。
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXはあらゆる面でカスタマイズができます。LyXウインドウの外観から出力の仕方まで、あらゆることが、さまざまな方法で設定できます。大半の設定は、
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+はあらゆる面でカスタマイズができます。\SpecialCharNoPassThru LyX
+ウインドウの外観から出力の仕方まで、あらゆることが、さまざまな方法で設定できます。大半の設定は、
 \family sans
-ツール\SpecialChar \menuseparator
+ツール\SpecialChar menuseparator
 設定
 \family default
 で行います。これに関する詳細は、
 \family sans
 ヘルプ
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 カスタマイズ篇
@@ -2979,34 +3228,43 @@ LyXはあらゆる面でカスタマイズができます。LyXウインドウ
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXは5大陸にまたがるプログラマーのチームで開発されています。したがって、LyXは、英語以外の言語(オランダ語・ドイツ語・フランス語・ギリシア語・チェコ語・ト
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は5大陸にまたがるプログラマーのチームで開発されています。したがって、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、英語以外の言語(オランダ語・ドイツ語・フランス語・ギリシア語・チェコ語・ト
 ルコ語等)を、他のワードプロセッサよりもよくサポートしています。アラビア語・ペルシア語・ヘブライ語のような、右から左に文字を書く言語もサポートしていますし、日本
 語・中国語・韓国語のアジア言語もサポートしています。文書を他の言語で書けるだけでなく、メニューやエラーメッセージも他の言語に設定することができます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXのメニューは、キー割り当て機能を持っています。
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+のメニューは、キー割り当て機能を持っています。
 \family sans
 ファイル
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 開く
 \family default
 をマウスで選ぶ代わりに、キーボードから
 \family sans
-M-F
+Alt+F
 \family default
 に続けて
 \family sans
 O
 \family default
-と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定ではC-O)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
+と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定では
+\begin_inset Info
+type  "shortcut"
+arg   "file-open"
+\end_inset
+
+)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
 \family sans
 ヘルプ
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 カスタマイズ篇
@@ -3015,7 +3273,9 @@ O
 \end_layout
 
 \begin_layout Itemize
-LyXは、LaTeX文書を読み込むことができます。第
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+文書を読み込むことができます。第
 \begin_inset CommandInset ref
 LatexCommand ref
 reference "sec:tex2lyx"
@@ -3034,7 +3294,9 @@ reference "sec:tex2lyx"
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
-LaTeXユーザーのためのLyX 
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ユーザーのための\SpecialCharNoPassThru LyX
 \begin_inset CommandInset label
 LatexCommand label
 name "sec:latexusers"
@@ -3045,57 +3307,83 @@ name "sec:latexusers"
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-もしLaTeXをご存じないのであれば、本節は読まなくてけっこうです。読んでも、LaTeXを習ってから本節を読みたいと思われることでしょう。一方、LyXを使いはじ
-める人には、LaTeXも使い慣れている人がいます。もし、あなたがこれに該当するならば、LaTeXでできることのすべてが、LyXでできるかどうかに興味があるでしょ
-う。簡潔に答えれば、LyXは、LaTeXでできることのほとんどすべてを、何らかの方法で実現できます。そしてまちがいなく、LaTeX文書を書く作業の大半を簡単にし
+もし\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+をご存じないのであれば、本節は読まなくてけっこうです。読んでも、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を習ってから本節を読みたいと思われることでしょう。一方、\SpecialCharNoPassThru LyX
+を使いはじ
+める人には、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+も使い慣れている人がいます。もし、あなたがこれに該当するならば、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+でできることのすべてが、\SpecialCharNoPassThru LyX
+でできるかどうかに興味があるでしょ
+う。簡潔に答えれば、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+でできることのほとんどすべてを、何らかの方法で実現できます。そしてまちがいなく、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+文書を書く作業の大半を簡単にし
 てくれます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-これは入門篇なので、新規のLyXユーザーが最も興味を持ちそうなことのみを取り上げることにします。
+これは入門篇なので、新規の\SpecialCharNoPassThru LyX
+ユーザーが最も興味を持ちそうなことのみを取り上げることにします。
 \emph on
 入門篇
 \emph default
-が長くなりすぎないように、ここでは最小限の情報だけを載せることにします。説明書
+が長くなりすぎないように、ここでは最小限の情報だけを載せることにします。取扱説明書の
 \emph on
-拡張機能篇
+高度な機能篇
 \emph default
 と
 \emph on
 埋込オブジェクト篇
 \emph default
-に、LyXとLaTeXの違いに関する多くの情報と、LaTeXで使われる様々なトリックをLyXではどう実現したらいいかの説明があります。
+に、\SpecialCharNoPassThru LyX
+と\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の違いに関する多くの情報と、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+で使われる様々なトリックを\SpecialCharNoPassThru LyX
+ではどう実現したらいいかの説明があります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-TeXモード 
+\SpecialCharNoPassThru TeX
+モード 
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-TeXモードで入力されたものは、すべて直接LaTeXに渡され、画面には赤で表示されます。
+\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードで入力されたものは、すべて直接\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+に渡され、画面には赤で表示されます。
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
-TeXコード
+挿入\SpecialChar menuseparator
+\SpecialCharNoPassThru TeX
+コード
 \family default
 (またはツールバーボタン
-\begin_inset Graphics
-       filename ../../images/ert-insert.png
-       scale 75
-
+\begin_inset Info
+type  "icon"
+arg   "ert-insert"
 \end_inset
 
-)を選択すると、LyXの中でTeXコマンドを使うことができます。この操作で生成されたボックスの中に書かれたのものすべては、そのまま LaTeX
+)を選択すると、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の中で\SpecialCharNoPassThru TeX
+コマンドを使うことができます。この操作で生成されたボックスの中に書かれたのものすべては、そのまま \SpecialCharNoPassThru LaTeX
  に渡されることになります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-数式の中では、TeXモードは少し違った扱われ方をします。TeXモードは、バックスラッシュを入力すると、ただちに始まります。バックスラッシュは表示されませんが、そ
-れに続いて入力したものはすべて赤で表示されます。TeXモードから出るには、
+数式の中では、\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードは少し違った扱われ方をします。\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードは、バックスラッシュを入力すると、ただちに始まります。バックスラッシュは表示されませんが、そ
+れに続いて入力したものはすべて赤で表示されます。\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードから出るには、
 \family sans
 Space
 \family default
-キーか、他のアルファベット以外の文字、例えば数字・アンダースコア・キャレット・括弧等を入力します。TeXモードから出ると、もしLyXが入力されたTeXコマンドを
-知っているならば、TeXコマンドはWYSIWYMに変換されます。もし数式の中で
+キーか、他のアルファベット以外の文字、例えば数字・アンダースコア・キャレット・括弧等を入力します。\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードから出ると、もし\SpecialCharNoPassThru LyX
+が入力された\SpecialCharNoPassThru TeX
+コマンドを
+知っているならば、\SpecialCharNoPassThru TeX
+コマンドはWYSIWYMに変換されます。もし数式の中で
 \family typewriter
 
 \backslash
@@ -3105,7 +3393,8 @@ gamma
 \family sans
 Space
 \family default
-を押すと、LyXは、赤のgammaを青の
+を押すと、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、赤のgammaを青の
 \begin_inset Formula $\gamma$
 \end_inset
 
@@ -3113,18 +3402,29 @@ Space
 \family sans
 数式ツールバー
 \family default
-を使うよりも速いので、特にベテランのLaTeXユーザーには重宝するでしょう。
+を使うよりも速いので、特にベテランの\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ユーザーには重宝するでしょう。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-特別なケースとしては、もしTeXモードで中括弧({)をタイプすると、はじめとおわりの中括弧が赤で挿入され、TeXモードから出て、カーソルを中括弧の間へ移動します
-。これは変数をとるコマンドで、LyXが知らないものを入力するときに便利です。
+特別なケースとしては、もし\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードで中括弧({)をタイプすると、はじめとおわりの中括弧が赤で挿入され、\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードから出て、カーソルを中括弧の間へ移動します
+。これは変数をとるコマンドで、\SpecialCharNoPassThru LyX
+が知らないものを入力するときに便利です。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXは、LaTeXができることをすべて完璧にできるわけではありません。いくつかの凝った機能は、まったくサポートされていなかったり、働きはするもののWYSIWY
-Mではなかったりします。しかしTeXモードを使えば、WYSIWYMの数式・表・編集機能のような、LyXの便利な機能をすべて維持した上で、LaTeXの柔軟性を完全
-に生かすことができます。LyXは、すべてのLaTeXパッケージを直接サポートすることはできませんが、プリアンブル(第
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ができることをすべて完璧にできるわけではありません。いくつかの凝った機能は、まったくサポートされていなかったり、働きはするもののWYSIWY
+Mではなかったりします。しかし\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードを使えば、WYSIWYMの数式・表・編集機能のような、\SpecialCharNoPassThru LyX
+の便利な機能をすべて維持した上で、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+の柔軟性を完全
+に生かすことができます。\SpecialCharNoPassThru LyX
+は、すべての\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+パッケージを直接サポートすることはできませんが、プリアンブル(第
 \begin_inset CommandInset ref
 LatexCommand ref
 reference "sec:preamble"
@@ -3141,7 +3441,8 @@ usepackage{foo}
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-LaTeXの文章の読み込み—
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+文書を読み込む—
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
@@ -3156,29 +3457,26 @@ name "sec:tex2lyx"
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+から
 \family sans
-ファイル\SpecialChar \menuseparator
-インポート\SpecialChar \menuseparator
-LaTeX
+ファイル\SpecialChar menuseparator
+読み込み\SpecialChar menuseparator
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
 \begin_inset space ~
 \end_inset
 
 (plain)
 \family default
-メニューを使えば、LaTeXファイルをLyXに読み込むことができます。このコマンドは、
-\family typewriter
-foo.tex
-\family default
-ファイルから
-\family typewriter
-foo.lyx
-\family default
-ファイルを生成するプログラム
+メニューを使えば、\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ファイルを\SpecialCharNoPassThru LyX
+に読み込むことができます。このメニューは、
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
-を呼び出した後に、このファイルを開きます。もしこの変換がうまく行かない場合には、オプションを工夫して、コマンドラインから
+プログラムを呼び出し、foo.texファイルからfoo.lyxファイルを生成した後、\SpecialCharNoPassThru LyX
+でこのファイルを開くことになります。もしこの変換がうまく行かない場合には、
+オプションを工夫して、コマンドラインから
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
@@ -3190,15 +3488,35 @@ tex2lyx
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
-は、正しい文法で書かれた、ほとんどのLaTeXを変換できますが、完全ではありません。
+は、正しい文法で書かれた\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+のほとんどを変換することができますが、変換できる場合でも、文書の一部を変換し残す場合もあります。
+\family typewriter
+tex2lyx
+\family default
+は、理解できない部分は\SpecialCharNoPassThru TeX
+モードのままで残すので、
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
-は、理解できない部分はTeXモードのままで残すので、
+に変換させた後、赤い文字列を探し出して、手動で正しく編集するとよいでしょう。
+\end_layout
+
+\begin_layout Standard
+
+\family typewriter
+tex2lyx
+\family default
+には、それ自身の取扱説明書(manページ)があり、Unix/Linuxユーザーは、コンソールコマンド
 \family typewriter
+man
+\begin_inset space ~
+\end_inset
+
 tex2lyx
 \family default
-に変換させた後、赤の文字を探して手動で修正するとよいでしょう。
+でアクセスすることができます。manページは、サポートされていない\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+コマンド・環境や、遭遇しうるバグ(およびその回避のしかた)、さまざまなオプションの使
+い方などを説明しています。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -3206,20 +3524,41 @@ tex2lyx
 \family typewriter
 tex2lyx
 \family default
-には、それ自身のmanページがあります。サポートされていないLaTeXコマンド・環境や、バグ(そしてその回避のしかた)、さまざまなオプションの使い方などについて
-は、それを読んでください。
+は、\SpecialCharNoPassThru LyX
+が「知っている」文書クラスのファイルしか変換できないことを理解しておくことは重要です。つまり、対応する\SpecialCharNoPassThru LyX
+\family sans
+レイアウトファイル
+\family default
+がなくてはなりません。レイアウトファイルがない場合には、変換を実行することができなかったという旨のエラーが発生します。\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ファイルの文書クラスに対応したレ
+イアウトがない限り、
+\family typewriter
+tex2lyx
+\family default
+は、ファイル中の\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+を、\SpecialCharNoPassThru LyX
+が理解できる形に変換する方法がわからないのです。レイアウトファイルについての詳細と、その作成の仕方については、取扱説明書『
+\emph on
+カスタマイズ篇
+\emph default
+』の第5章に説明があります。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-LyXの文章をLaTeXに変換
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書を\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+に変換する
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyX文書をLaTeX文書に変換したい場合もあるでしょう。例えば、LyXを持っていない共同研究者や共同執筆者に文書を読ませたい場合です。
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書を\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+文書に変換したい場合もあるでしょう。例えば、\SpecialCharNoPassThru LyX
+を持っていない共同研究者や共同執筆者に文書を読ませたい場合です。
 \family sans
-ファイル\SpecialChar \menuseparator
-エクスポート\SpecialChar \menuseparator
-LaTeX
+ファイル\SpecialChar menuseparator
+書き出し\SpecialChar menuseparator
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
 \begin_inset space ~
 \end_inset
 
@@ -3233,11 +3572,12 @@ whatever.lyx
 \family typewriter
 whatever.tex
 \family default
-を生成します。LyXは、プレビューをするときや、印刷をする場合にはいつも一時的なLaTeXファイルをつくります。
+を生成します。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-LaTeXプリアンブル
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+プリアンブル
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsubsection
@@ -3249,24 +3589,13 @@ LaTeXプリアンブル
 \family sans
 文書
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 設定
 \family default
-ダイアログは、
-\family typewriter
-
-\backslash
-documentclass
-\family default
-コマンドにつけるオプションの多くを扱っています。クラス・既定のフォント寸法・用紙寸法はここで変えてください。
-\family typewriter
-
-\backslash
-documentclass
-\family default
-コマンドにつける他のオプションは、
+ダイアログは、文書全体にわたるオプションを扱っています。文書クラス・既定のフォント寸法・用紙寸法はここで変更してください。文書クラスオプションならびに\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+パッケージのオプションは、
 \family sans
 追加オプション
 \family default
@@ -3285,45 +3614,55 @@ name "sec:preamble"
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LaTeXファイルのプリアンブルに追加したい特定のコマンドがある場合、それはLyX文書でも使えます。
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+ファイルのプリアンブルに追加したい特定のコマンドがある場合、それは\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書でも使えます。
 \family sans
 文書
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 設定
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
-LaTeXプリアンブル\SpecialChar \ldots{}
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+プリアンブル\SpecialChar ldots
 
 \family default
 を選択して、ダイアログウインドウ(あるいはフロントエンドによっては、文書設定ダイアログ)に入力してください。
 \end_layout
 
 \begin_layout Subsection
-BibTeX
+Bib\SpecialCharNoPassThru TeX
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-LyXはBibTeXをサポートしています。BibTeXとは、複数の文書で使うための参考文献のデータベースをつくるものです。BibTeXファイルを文書に挿入するに
-は、
+\SpecialCharNoPassThru LyX
+はBib\SpecialCharNoPassThru TeX
+をサポートしています。Bib\SpecialCharNoPassThru TeX
+とは、複数の文書で使うための書誌情報データベースをつくるものです。Bib\SpecialCharNoPassThru TeX
+ファイルを文書に挿入するには
+、
 \family sans
-挿入\SpecialChar \menuseparator
-一覧/目次\SpecialChar \menuseparator
-BibTeX参考文献
+挿入\SpecialChar menuseparator
+一覧/目次\SpecialChar menuseparator
+Bib\SpecialCharNoPassThru TeX
+書誌情報
 \family default
 を選択してください。
 \family sans
 データベース
 \family default
-フィールドにBibTeXファイルを読み込み、
+フィールドにBib\SpecialCharNoPassThru TeX
+ファイルを読み込み、
 \family sans
 形式
 \family default
-フィールドにBibTeXスタイルファイルを読み込んでください。
+フィールドにBib\SpecialCharNoPassThru TeX
+スタイルファイルを読み込んでください。
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
@@ -3331,7 +3670,7 @@ BibTeX参考文献
 \family sans
 挿入
 \family default
-\SpecialChar \menuseparator
+\SpecialChar menuseparator
 
 \family sans
 文献引用
@@ -3343,15 +3682,12 @@ reference "sec:参考文献"
 
 \end_inset
 
-節参照)を使って参照することができるようになります。
-\family typewriter
-BibTeX
-\family default
-の実行は、LyXが行います。また、
+節参照)を使って参照することができるようになります。また、
 \family sans
 文献引用
 \family default
-ダイアログ内のボックスに、使用中のBibTeXファイルにある全文献一覧が表示されます。
+ダイアログ内のボックスに、使用中のBib\SpecialCharNoPassThru TeX
+ファイルにある全文献一覧が表示されます。
 \end_layout
 
 \begin_layout Section
@@ -3359,11 +3695,17 @@ BibTeX
 \end_layout
 
 \begin_layout Standard
-文書をLaTeXにかけたときに、LyXやLaTeXが命令を理解できずに、エラーになることがあります。これが起こると、LyXは
+文書を閲覧しようとしたときに、\SpecialCharNoPassThru LyX
+や\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+が命令を理解できずに、エラーになることがあります。これが起こると、\SpecialCharNoPassThru LyX
+は
 \family sans
-LaTeXエラー
+\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+エラー
 \family default
-ダイアログを表示します。このダイアログ中の各エラーをクリックすると、LyX文書中のエラーが発生した場所へ移動し、詳細なLaTeXエラーメッセージを表示します。
+ダイアログを表示します。このダイアログ中の各エラーをクリックすると、\SpecialCharNoPassThru LyX
+文書中のエラーが発生した場所へ移動し、詳細な\SpecialCharNoPassThru LaTeX
+エラーメッセージを表示します。
 \end_layout
 
 \end_body