-#LyX 1.6.2svn created this file. For more info see http://www.lyx.org/
-\lyxformat 345
+#LyX 2.0 created this file. For more info see http://www.lyx.org/
+\lyxformat 413
\begin_document
\begin_header
\textclass book
% the documentation team
% email: lyx-docs@lists.lyx.org
+\ifnum 42146=\euc"A4A2 \AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode EUC-UCS2}}\else
+\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}}\fi
+
\usepackage{ifpdf} % part of the hyperref bundle
\ifpdf % if pdflatex is used
\myTOC
\cleardoublepage
\pagenumbering{arabic} }
-
-% redefine the \LyX macro for PDF bookmarks
-\def\LyX{\texorpdfstring{%
- L\kern-.1667em\lower.25em\hbox{Y}\kern-.125emX\@}
- {LyX}}
\end_preamble
\use_default_options false
+\maintain_unincluded_children false
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+\index_command default
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+\pdf_quoted_options "linkcolor=black, citecolor=black, urlcolor=blue, filecolor=blue, pdfpagelayout=OneColumn, pdfnewwindow=true, pdfstartview=XYZ, plainpages=false"
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-\author ""
+\html_math_output 0
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\end_header
\begin_body
\end_layout
\begin_layout Subsection
-文字の入力、表示、エクスポート
+文字の入力、表示、書き出し
\end_layout
\begin_layout Itemize
\SpecialChar \menuseparator
\family sans
-エクスポート
+書き出し
\family default
を選んで
\family sans
、
\family default
-印刷する準備の整った文書を、適当なファイル形式にエクスポートしてください
+印刷する準備の整った文書を、適当なファイル形式に書き出してください
\end_layout
\begin_layout Standard
\begin_deeper
\begin_layout Standard
-今は復旧は100ステップに制限されてます。さらに、復旧は、すべての変更に対して行えるわけではなく、例えば文章のレイアウトの変更に対しては使えません。これはLyX
-のバグと言っていいでしょう。
+今は復旧は100ステップに制限されてます。
\end_layout
\end_deeper
\end_layout
\begin_layout Description
-æ\96\87å\97æ§\98式
+æ\96\87å\97æ\9b¸式
\family sans
編集\SpecialChar \menuseparator
文字様式\SpecialChar \menuseparator
\noun on
名詞体
\noun default
-(普通はスモールキャップ体で表わされ、人名などに使います)にしたりすることができます。
+ï¼\88æ\99®é\80\9aã\81¯ã\82¹ã\83¢ã\83¼ã\83«ã\82ã\83£ã\83\83ã\83\97ä½\93ã\81§è¡¨ã\82\8fã\81\95ã\82\8cã\80\81人å\90\8dã\81ªã\81©ã\81«ä½¿ã\81\84ã\81¾ã\81\99ï¼\89ã\81«ã\81\97ã\81\9fã\82\8aã\80\81è\87ªè£½ã\81®æ\9b¸å¼\8fã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81\9fã\82\8aã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\81¾ã\81\99ã\80\82
\end_layout
\begin_layout Description
\end_layout
\begin_layout Standard
-新しいユーザーがLyXを使う場合に、もっとも難しく感じるのは、LyXの空白の扱いでしょう。何回もリターンキーを押したとしても、空白行は一行しか入りません。スペー
-ã\82¹ã\82ã\83¼ã\82\92ä½\95度æ\8a¼ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\97ã\81¦ã\82\82ã\80\81空ç\99½ã\81¯ä¸\80ã\81¤ã\81\97ã\81\8bå\85¥ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82空ç\99½è¡\8cã\81§ã\81¯ã\80\81LyXã\81¯ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ä¸\80å\80\8bã\81\95ã\81\88å\85¥å\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\92許ã\81\97ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82ã\82¿ã\83\96ã\82ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\97ã\81¦ã\82\82ã\80\81ã\82¿ã\83\96ã\82¹ã\83\88ã\83\83ã\83\97å\88\86移å\8b\95ã\81\99ã\82\8bã\81\93
-とはありません。実は、タブストップなんてものは、存在しないのです!それに、タブやマージンをセットするためにページの一番上にあるはずのルーラーもないのです。
+新しいユーザーがLyXを使う場合に、もっとも難しく感じるのは、LyXの空白の扱いでしょう。何回もReturnキーを押したとしても、空白行は一行しか入りません。ス
+ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82ã\83¼ã\82\92ä½\95度æ\8a¼ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\97ã\81¦ã\82\82ã\80\81空ç\99½ã\81¯ä¸\80ã\81¤ã\81\97ã\81\8bå\85¥ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82空ç\99½è¡\8cã\81§ã\81¯ã\80\81LyXã\81¯ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ä¸\80å\80\8bã\81\95ã\81\88å\85¥å\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\92許ã\81\97ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82ã\82¿ã\83\96ã\82ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\97ã\81¦ã\82\82ã\80\81ã\82¿ã\83\96ã\82¹ã\83\88ã\83\83ã\83\97å\88\86移å\8b\95ã\81\99
+ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81¯ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82å®\9fã\81¯ã\80\81ã\82¿ã\83\96ã\82¹ã\83\88ã\83\83ã\83\97ã\81ªã\82\93ã\81¦ã\82\82ã\81®ã\81¯ã\80\81å\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\81\99ï¼\81ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\80\81ã\82¿ã\83\96ã\82\84ã\83\9eã\83¼ã\82¸ã\83³ã\82\92ã\82»ã\83\83ã\83\88ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«ã\83\9aã\83¼ã\82¸ã\81®ä¸\80ç\95ªä¸\8aã\81«ã\81\82ã\82\8bã\81¯ã\81\9aã\81®ã\83«ã\83¼ã\83©ã\83¼ã\82\82ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\81\99ã\80\82
\end_layout
\begin_layout Standard
\emph default
(見ている状態は意図している状態)」です。あなたが 意図することを入力していくと、LyXはあなたに代わって、出力がすばらしくなるよう、組版を自動調整します。
\family sans
-リターン
+Return
\family default
は文法的には段落を分けることを意味しますし、
\family sans
\family sans
節
\family default
-を選んでいることを確認してください。この2つの違いは後で説明します。LyXが「1」という節番号を入れ、節見出しとして大きなフォントで画面上に組版します。リターン
-キーを押してみてください。
+を選んでいることを確認してください。この2つの違いは後で説明します。LyXが「1」という節番号を入れ、節見出しとして大きなフォントで画面上に組版します。Retu
+rnキーを押してみてください。
\family sans
環境
\family default
-ボックスの表示は「節」から「標準」へ戻ります。節タイトルは、ほとんどの環境がそうですが、リターンキーを押すとその環境が終わったものと仮定します。文章の導入部を次
-のように入力してみましょう:
+ボックスの表示は「節」から「標準」へ戻ります。節タイトルは、ほとんどの環境がそうですが、Returnキーを押すとその環境が終わったものと仮定します。文章の導入部
+ã\82\92次ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81«å\85¥å\8a\9bã\81\97ã\81¦ã\81¿ã\81¾ã\81\97ã\82\87ã\81\86:
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-リターンキーを押してまた
+Returnキーを押してまた
\family sans
環境
\family default
\family typewriter
最初のLyX文書です
\family default
-」の後ろ)に戻って、リターンキーを押し、
+」の後ろ)に戻って、Returnキーを押し、
\family sans
環境
\family default
\end_layout
\begin_layout Standard
-リターンキーを押して
+Returnキーを押して
\family sans
標準
\family default
\family sans
箇条書き(一覧)
\family default
-環境は — これはLaTeXにはないのですが —、
+環境は、
\family sans
箇条書き(記述)
\family default
-ç\92°å¢\83ã\81®å°\91ã\81\97æ\9b¸å¼\8fã\81\8cç\95°ã\81ªã\82\8bものです。
+ç\92°å¢\83ã\81\8bã\82\89æ´¾ç\94\9fã\81\97ã\81\9fものです。
\end_layout
\begin_layout Standard
\begin_layout Standard
ここで
\family sans
-リターン
+Return
\family default
を押して下さい。それから
\family sans
\end_layout
\begin_layout Standard
-箇条書き環境では、見出しの場合と違って、
+箇条書き環境では、見出しの場合と違っ
\family sans
-リターン
+Return
\family default
を押しても環境が終了しません。その代わり、LyXはあなたが引き続き、箇条書きの次項目を入力するものと仮定します。つまり、上のように理由を入力すると、三つの項目の
箇条書きになるはずです。もし一つの箇条書き
\emph default
が二つ以上の段落を持つようにしたいときには、
\family sans
-C-リターン
+Ctrl-Return
\family default
を入力して得られる
\family sans
\family default
環境を再選択することが必要です(あるいはキー割当て
\family sans
-M-p
+Alt+P
\begin_inset space ~
\end_inset
-s
+S
\family default
を使ってください)。
\end_layout
の出力がどのようなものになるかを見るために、この箇条書きが選択された状態のまま、これらの環境に変更してみるとよろしいでしょう。これらの2つの環境では、箇条書きの
各項目は、最初の単語が用語として表示され、段落の残り(
\family sans
-リターン
+Return
\family default
を入力するまで)がその用語の定義として表示されるような形で構成されます。用語は、ボールド体で組版される(
\family sans
\family default
環境を使えば、詩を書くことさえできます。この環境では
\family sans
-リターン
+Return
\family default
で連(スタンザ)を分け、
\family sans
-C-リターン
+Ctrl-Return
\family default
で連の中の行を分けます。利用可能なLyX環境すべてについてのより完全な説明については、
\emph on
\family default
ボックスを見てみても、利用できる環境がほとんど同じであることがわかるはずです。ただし、新しく
\family sans
-Chapter
+章(Chapter)
\family default
環境が使えるようになっています。このように、ある文書クラスでどの環境が使えるか不確かな場合は、
\family sans
\align center
\begin_inset Tabular
<lyxtabular version="3" rows="7" columns="2">
-<features>
+<features tabularvalignment="middle">
<column alignment="center" valignment="top" width="0pt">
<column alignment="center" valignment="top" width="0pt">
<row>
\family sans
署名
\family default
-環境では、実際の署名の前に「署名:」という単語が赤字で表示されることに気が付かれることでしょう。この単語は、ファイルを表示またはエクスポートしてみるとわかるよう
-に、実際の書簡には現れません。これは、署名行がどこにあるかをお知らせするだけのものです。さらに、
+環境では、実際の署名の前に「署名:」という単語が赤字で表示されることに気が付かれることでしょう。この単語は、ファイルを表示または書き出してみるとわかるように、実
+際の書簡には現れません。これは、署名行がどこにあるかをお知らせするだけのものです。さらに、
\family sans
署名
\family default
、LyX(およびLaTeX)が他のワードプロセッサをしのぐ最大の利点の一つです。
\end_layout
-\begin_layout Subsection*
+\begin_layout Subsection
初めてのラベル
\end_layout
\end_inset
-を押してください。ダイアログボックスが、入力候補を表示してラベル名の入力を求めます。OKボタンを押すと、そのラベル名が節見出しの後にボックス表示されます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-ところで、ラベルも節内のどこにでも置くことができるようになっています。節への参照は、見出しがラベルの前に来る、最後の節または小節が参照されます。しかしながら、ラ
-ベルを節見出しの行内(あるいは場合によっては節の本文の最初の行)に置くようにすれば、ページ参照が節の始まりのページを確実に参照するようにすることができます。
+を押してください。ダイアログボックスが、入力候補を表示してラベル名の入力を求めます。OKボタンを押すと、そのラベル名が節見出しの横にボックス表示されます。
\end_layout
\begin_layout Standard
相互参照でラベルを参照することができます。次はそれをやってみましょう。
\end_layout
-\begin_layout Subsection*
+\begin_layout Subsection
初めての相互参照
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで — カーソルを「第」という漢字の後ろに合わせて
+ここで — カーソルを「第」という漢字の後ろに置いて
\family sans
— 挿入\SpecialChar \menuseparator
相互参照
\family sans
相互参照
\family default
-ダイアログボックスが現れて、参照することができるラベルの一覧が表示されます。いまのところ、ただ一つ「sec:この文書について」だけが表示されているはずです。それ
-を選択して(既定として選択されているかもしれません)、
-\family sans
-適用
-\family default
-をクリックしてください。次に、カーソルを「ページ」という単語の前に合わせて、参照形式をページ番号を使用するように変更して、
-\family sans
-適用
-\family default
-をクリックしてください(欧文の場合に、「Section
+ダイアログボックスが現れて、参照することができるラベルの一覧が表示されます。いまのところ、ただ一つ「sec:この文書について」だけが表示されているはずです。まず
+書式と書かれているドロップダウンメニューを選び、「<参照>」を選択します。それから「sec:この文書について」を選択すると(既定として選択されているかもしれませ
+ん)、「参照:sec:この文書について」と書かれた参照マーカーが現れます。次に、カーソルを「ページ」という単語の前に合わせて、書式を「<参照ページ>」にして「s
+ec:この文書について」を選択します(欧文の場合に、「Section
\begin_inset space ~
\end_inset
\family sans
保護された空白
\family default
-を入れなければなりません。ページ参照の場合も同様です)。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-LyXは、ちょうどカーソルがある場所に参照ボックスを挿入します。印刷した文書では、この参照マーカーは(
+を入れなければなりません)。この方法の代わりに、ラベルを右クリックして、現れるコンテクスト・メニューにある
\family sans
-相互参照
+参照としてコピー
+\family default
+を使う方法もあります。こうすることによって、このラベルへの相互参照はクリップボードに移されるので、
+\family sans
+編集\SpecialChar \menuseparator
+貼り付け
\family default
-ダイアログボックスでどちらを選んだかによって)ページ番号か節番号に置き換えられます。文書をDVIとして表示してみると、最後の頁で「第2節」と「1ページ」(あるい
-は第2節の見出しがある頁)を参照していることが分かるでしょう。
+メニュー(短絡キー
+\begin_inset Info
+type "shortcut"
+arg "paste"
+\end_inset
+
+)を使って、現在のカーソル位置にコピーすることができます。印刷した文書では、この参照マーカーはページ番号や節番号に置き換えられます。文書をDVIとして表示してみ
+ると、最後の頁で「第2節」と「1ページ」(あるいは第2節の見出しがある頁)を参照していることが分かるでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
をクリックすれば、参照しているラベルにカーソルを移動することができるのです。
\end_layout
-\begin_layout Subsection*
+\begin_layout Subsection
ラベルをもう少しいじってみましょう
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-footと書いてあるボタンをクリックしてみてください。脚注ボックスが閉じて、印刷したときに脚注のマークが入るところにfootというボタンだけが画面に残ります。こ
-れを脚注を折り畳むといっています。このfootというボタンをクリックすればまた脚注ボックスが現れ、脚注を見たり、編集したりできます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-なぜ脚注のマークが番号でなくて言葉なんだろうと不思議に思うかもしれません。これは、LyXが脚注番号を印刷する際に自動的につけるからです。別の脚注をつけると、自動
-的に脚注番号がつけ直されます。DVIファイルを見るか、印刷して確かめてください。このようにLyX(実際にはLaTeX)が脚注番号をつけていくので、LyXファイル
-の中に脚注番号を入れておく必要がないのです。
+「脚注」と書いてあるボタンをクリックしてみてください。脚注ボックスが閉じて、印刷したときに脚注のマークが入るところにfootというボタンだけが画面に残ります。こ
+れを脚注を折り畳むといっています。この「脚注」ボタンをクリックすればまた脚注ボックスが現れ、脚注を見たり、編集したりできます。
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_layout
\begin_layout Standard
-文書のはじめに目次を入れたいときもあるでしょう。LyXでは、簡単に目次を入れることができます。文書のタイトルの後ろ、最初の節見出しの前でリターンキーを押して
+文書のはじめに目次を入れたいときもあるでしょう。LyXでは、簡単に目次を入れることができます。文書のタイトルの後ろ、最初の節見出しの前でReturnキーを押して
\family sans
挿入
\family default
\end_layout
\begin_layout Standard
-お使いのファイルの見通しをよくするために、目次は画面上の文書には表示されないようになっていますが、目次ボタンをクリックするか、
+目次は画面上の文書には表示されないようになっていますが、目次ボタンをクリックするか、
\family sans
文書\SpecialChar \menuseparator
文書構造
\end_layout
\begin_layout Standard
-LaTeXを実行して出力を見てください。今度は数式がきれいに組版されて、等号の両側には空白が入り、「2」は上付き文字になっているはずです。数式の中の文字は変数だ
-と仮定され、イタリック体になります。数字はそのままです。
+出力を見てみると、今度は数式がきれいに組版されて、等号の両側には空白が入り、「2」は上付き文字になっているはずです。数式の中の文字は変数だと仮定され、イタリック
+体になります。数字はそのままです。
\end_layout
\begin_layout Standard
この数式エディタも、WYSIWYM哲学の一例です。LaTeXでは、数式をテキストや
\backslash
-sqrt等のコマンドを使って書きます。この方法はLaTeXを実行しないと数式がどのように見えるかわからない上に、入れ忘れの括弧を探したりするのに時間をとられるの
-ã\81§ã\80\81è\8b\9bã\81¤ã\81\8dã\81\8bã\81ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82LyXã\81¯ã\80\81æ\95°å¼\8fã\82\92å®\8cç\92§ã\81«ï¼\88WYSIWYGï¼\89表示ã\81\99ã\82\8bã\82\8fã\81\91ã\81§ã\81¯ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\81\8cã\80\81æ\95°å¼\8fã\81\8cã\81©ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªæ\84\9fã\81\98ã\81«è¦\8bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81¯ã\81\8dã\82\8fã\82\81ã\81¦è\89¯å¥½ã\81«å\86\8dç\8f¾ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\9dã\81®å¾\8cã\81®æ\9c¬
-格的な組版は、LaTeXが担当してくれます。
+sqrt等のコマンドを使って書きます。この方法はファイルをLaTeXにかけないと数式がどのように見えるかわからない上に、入れ忘れの括弧を探したりするのに時間をと
+ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\81®ã\81§ã\80\81è\8b\9bã\81¤ã\81\8dã\81\8bã\81ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82LyXã\81¯ã\80\81æ\95°å¼\8fã\82\92å®\8cç\92§ã\81«ï¼\88WYSIWYGï¼\89表示ã\81\99ã\82\8bã\82\8fã\81\91ã\81§ã\81¯ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\81\8cã\80\81æ\95°å¼\8fã\81\8cã\81©ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªæ\84\9fã\81\98ã\81«è¦\8bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81¯ã\81\8dã\82\8fã\82\81ã\81¦è\89¯å¥½ã\81«å\86\8dç\8f¾ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\9d
+の後の本格的な組版は、LaTeXが担当してくれます。
\end_layout
\begin_layout Section
\family sans
数式ツールバー
\family default
-の使い方の説明にとどめることにしましょう。キーボード・ショートカットは、他の説明書で調べることができます。
+の使い方の説明にとどめることにしましょう。短絡キーとコマンドは、説明書の
+\emph on
+数式篇
+\emph default
+で調べることができます。
\end_layout
\begin_layout Standard
\family sans
数式ツールバー
\family default
-を使うと、様々な記号を数式内で使うことができます。いろいろな矢印、関係記号、演算記号それに和と積分の記号です。和記号や積分記号の上限と下限は上付き文字と下付き文
-字で入れることができます。
-\end_layout
-
-\begin_layout Standard
-例えばこんな風に使えます。「
-\begin_inset Formula $\heartsuit$
-\end_inset
-
-こそがすべて。」
+を使うと、様々な記号を数式内で使うことができます。たとえば、演算子や矢印、関係子、区切り記号、特殊文字、和や積分の記号などです。和記号や積分記号の上限と下限は上
+付き文字と下付き文字で入れることができます。
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Subsection
-TeXモード:極限・log・sin・その他
+関数:極限・log・sin・その他
\end_layout
\begin_layout Standard
行数や列数を変更する必要が生じた場合は、
\family sans
編集\SpecialChar \menuseparator
-数式\SpecialChar \menuseparator
行と列
\family default
メニューか
\end_layout
\begin_layout Standard
-
+数式の中で、
\family sans
数式ツールバー
\family default
-の、中央の青い四角の前後に本文が数行描かれている
+の
\family sans
別行建て
\family default
\end_inset
-を押して下さい。LyXは数式を挿入しますが、挿入ポイントは新しい行の真中に現れます。何か数式を入力して、どのように表示されるかLaTeXを実行してみて下さい。
+を押して下さい。こうすると、数式が中央揃えになり、上下に空白行が加えられます。何か数式を入力してファイルをコンパイルし、どのように表示されるかご覧になって下さい
+。
\family sans
別行建て
\family default
\end_layout
\begin_layout Standard
-最後に一つ、別行建て数式の組版に関して注意があります。数式を新段落にしたいのか否かに気をつけてください。数式を文や段落の途中に入れたいのならば、ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82ã\83¼ã\82\92æ\8a¼
-ã\81\95ã\81ªã\81\84ã\81§ä¸\8bã\81\95ã\81\84ã\80\82ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\99ã\81¨ã\80\81æ\95°å¼\8fã\81«ç¶\9aã\81\8fæ\9c¬æ\96\87ã\81\8cæ\96°æ®µè\90½ã\81®ã\81¯ã\81\98ã\81¾ã\82\8aã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\84ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ä½¿ç\94¨ä¸ã\81®æ\96\87æ\9b¸ã\81®æ®µè\90½è¨å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\81¯ã\80\81å\97ä¸\8bã\81\92ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ª
-るので、望ましくありません。
+最後に一つ、別行建て数式の組版に関して注意があります。数式を新段落にしたいのか否かに気をつけてください。数式を文や段落の途中に入れたいのならば、Returnã\82ã\83¼
+ã\82\92æ\8a¼ã\81\95ã\81ªã\81\84ã\81§ä¸\8bã\81\95ã\81\84ã\80\82Returnã\82ã\83¼ã\82\92æ\8a¼ã\81\99ã\81¨ã\80\81æ\95°å¼\8fã\81«ç¶\9aã\81\8fæ\9c¬æ\96\87ã\81\8cæ\96°æ®µè\90½ã\81®ã\81¯ã\81\98ã\81¾ã\82\8aã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\84ã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\81\99ã\82\8bã\81¨ä½¿ç\94¨ä¸ã\81®æ\96\87æ\9b¸ã\81®æ®µè\90½è¨å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\80\81å\97ä¸\8bã\81\92ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\8a
+空白があいたりすることになるので、望ましいものとはならないでしょう。
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
。
-\begin_inset Formula \[
+\begin_inset Formula
+\[
f(x)=\left\{ \begin{array}{cc}
\log_{8}x & x>0\\
0 & x=0\\
-\sum_{i=1}^{5}\alpha_{i}+\sqrt{-\frac{1}{x}} & x<0\end{array}\right.\]
+\sum_{i=1}^{5}\alpha_{i}+\sqrt{-\frac{1}{x}} & x<0
+\end{array}\right.
+\]
\end_inset
\end_layout
\begin_layout Itemize
-複数行にわたる数式
+複数行にわたる数式を作る
\end_layout
\begin_layout Itemize
-Change typefaces, e.g., to write bold-face text in an expression.
+たとえば数式中でボールド体テキストを使用するなどの書体の変更
\end_layout
\begin_layout Itemize
\family default
をマウスで選ぶ代わりに、キーボードから
\family sans
-M-F
+Alt+F
\family default
に続けて
\family sans
O
\family default
-と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定ではC-O)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
+と入力するか、メニュー項目の横に表示されているキー割り当て(既定ではCtrl+O)を使うことができます。キー割り当ても設定が可能です。これに関する詳細は、
\family sans
ヘルプ
\family default
\emph on
入門篇
\emph default
-が長くなりすぎないように、ここでは最小限の情報だけを載せることにします。説明書
+が長くなりすぎないように、ここでは最小限の情報だけを載せることにします。取扱説明書の
\emph on
-拡張機能篇
+高度な機能篇
\emph default
と
\emph on
\family sans
ファイル\SpecialChar \menuseparator
-インポート\SpecialChar \menuseparator
-
-\bar under
-L
-\bar default
-aTeX
+読み込み\SpecialChar \menuseparator
+LaTeX
\begin_inset space ~
\end_inset
LyX文書をLaTeX文書に変換したい場合もあるでしょう。例えば、LyXを持っていない共同研究者や共同執筆者に文書を読ませたい場合です。
\family sans
ファイル\SpecialChar \menuseparator
-エクスポート\SpecialChar \menuseparator
+書き出し\SpecialChar \menuseparator
LaTeX
\begin_inset space ~
\end_inset
\family sans
設定
\family default
-ダイアログは、
-\family typewriter
-
-\backslash
-documentclass
-\family default
-コマンドにつけるオプションの多くを扱っています。クラス・既定のフォント寸法・用紙寸法はここで変えてください。
-\family typewriter
-
-\backslash
-documentclass
-\family default
-コマンドにつける他のオプションは、
+ダイアログは、文書全体にわたるオプションを扱っています。文書クラス・既定のフォント寸法・用紙寸法はここで変更してください。文書クラスオプションならびにLaTeX
+パッケージのオプションは、
\family sans
追加オプション
\family default
\end_layout
\begin_layout Standard
-文書をLaTeXにかけたときに、LyXやLaTeXが命令を理解できずに、エラーになることがあります。これが起こると、LyXは
+文書を閲覧しようとしたときに、LyXやLaTeXが命令を理解できずに、エラーになることがあります。これが起こると、LyXは
\family sans
LaTeXエラー
\family default