#LyX 2.2 created this file. For more info see http://www.lyx.org/
-\lyxformat 506
+\lyxformat 508
\begin_document
\begin_header
\save_transient_properties true
\font_sf_scale 100 100
\font_tt_scale 100 100
\graphics default
-\default_output_format default
+\default_output_format pdf3
\output_sync 0
\bibtex_command default
\index_command default
\begin_layout Plain Layout
\noindent
-もしコメントや誤りの修正をお持ちでしたら、\SpecialChar LyX
+もしコメントや誤りの修正をお持ちでしたら,\SpecialChar LyX
文書化メーリングリスト
\begin_inset CommandInset href
LatexCommand href
\end_inset
-宛お送りください。件名ヘッダに「[Customization]」という文字を入れ、このファイルの現在のメンテナRichard Heck <rgheck@comc
-ast.net>をccにして送ってください。
+宛お送りください.件名ヘッダに「[Customization]」という文字を入れ,このファイルの現在のメンテナRichard Heck <rgheck@comc
+ast.net>をccにして送ってください.
\end_layout
\end_inset
status open
\begin_layout Plain Layout
-本文書を修正する際には、変更追跡機能を使用してください。これによって、
+本文書を修正する際には,変更追跡機能を使用してください.これによって,
\end_layout
\begin_layout Plain Layout
\SpecialChar LyX
-翻訳者陣が変更点を認識しやすくなり、メンテナが最新の状態を維持することが容易になります。
+翻訳者陣が変更点を認識しやすくなり,メンテナが最新の状態を維持することが容易になります.
\end_layout
\end_inset
\end_layout
\begin_layout Standard
-この取扱説明書は、\SpecialChar LyX
-に備わっている高度設定機能を取り扱います。ここでは、
+この取扱説明書は,\SpecialChar LyX
+に備わっている高度設定機能を取り扱います.ここでは,
\begin_inset Flex Ruby
status collapsed
\end_inset
-や画面プレビューオプション、プリンタオプション、\SpecialChar LyX
+や画面プレビューオプション,プリンタオプション,\SpecialChar LyX
サーバ経由での\SpecialChar LyX
-へのコマンド送信、国際化、新しい\SpecialChar LaTeX
+へのコマンド送信,国際化,新しい\SpecialChar LaTeX
クラスや\SpecialChar LyX
-レイアウトの導入などの題材について論じます。おそらくは変更
-可能なことすべてについて触れることは無理でしょうが—私たちの開発者たちは私たちが文書化できる速さよりも速く新しい機能を付け加えてしまうので—、もっとも一般的な高
-度設定については説明を行い、わかりにくいものについては正しい方向を指し示すことができるようにしていくつもりです。
+レイアウトの導入などの題材について論じます.おそらくは変更
+可能なことすべてについて触れることは無理でしょうが—私たちの開発者たちは私たちが文書化できる速さよりも速く新しい機能を付け加えてしまうので—,もっとも一般的な高
+度設定については説明を行い,わかりにくいものについては正しい方向を指し示すことができるようにしていくつもりです.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_layout
\begin_layout Standard
-本章の目的は、\SpecialChar LyX
-設定ファイル群を理解するための一助となることです。本章を読み進める前に、
+本章の目的は,\SpecialChar LyX
+設定ファイル群を理解するための一助となることです.本章を読み進める前に,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を使って、\SpecialChar LyX
-ライブラリとユーザディレクトリがどこにあるかを確認しておいてください。ライブラリディレクトリは、\SpecialChar LyX
-がシステム全体の設定ファイルを置いておくところです。一
-方、ユーザディレクトリは、自身がそれを修正した版を置いておくところです。私たちは、本書の以下の部分で、前者を
+を使って,\SpecialChar LyX
+ライブラリとユーザディレクトリがどこにあるかを確認しておいてください.ライブラリディレクトリは,\SpecialChar LyX
+がシステム全体の設定ファイルを置いておくところです.一
+方,ユーザディレクトリは,自身がそれを修正した版を置いておくところです.私たちは,本書の以下の部分で,前者を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-と呼び、後者を
+と呼び,後者を
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-と呼ぶことにします。
+と呼ぶことにします.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_inset
-とそのサブディレクトリには、多くのファイルがあり、\SpecialChar LyX
-の挙動を高度設定するのに使用されます。これらのファイルの多くは、\SpecialChar LyX
+とそのサブディレクトリには,多くのファイルがあり,\SpecialChar LyX
+の挙動を高度設定するのに使用されます.これらのファイルの多くは,\SpecialChar LyX
内の
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログから変更することができます。\SpecialChar LyX
-中で行いたいと思うような高度設定は、ほとんどこのダイアログから行うことができるようになっています。しかしながら、LyXの他
-の多くの内部動作は、
+ダイアログから変更することができます.\SpecialChar LyX
+中で行いたいと思うような高度設定は,ほとんどこのダイアログから行うことができるようになっています.しかしながら,LyXの他
+の多くの内部動作は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のファイルを修正することで高度設定されます。これらのファイルは様々なカテゴリに分類しうるので、以下の各小節で説明します。
+のファイルを修正することで高度設定されます.これらのファイルは様々なカテゴリに分類しうるので,以下の各小節で説明します.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-にある各ファイルは、\SpecialChar LyX
-が自動設定を行ったときに生成されます。これらのファイルは、内部調査中に推測された様々な既定値が置かれています。これらは、随時上書きされてしま
-うので、一般的には修正しないことが望まれます。
+にある各ファイルは,\SpecialChar LyX
+が自動設定を行ったときに生成されます.これらのファイルは,内部調査中に推測された様々な既定値が置かれています.これらは,随時上書きされてしま
+うので,一般的には修正しないことが望まれます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルには、様々な既定コマンドが置かれています。
+ このファイルには,様々な既定コマンドが置かれています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルには、\SpecialChar LyX
-が認識したパッケージの一覧が収められています。現在のところ、これは\SpecialChar LyX
-プログラム自体には使用されていませんが、抽出された情報その他は、
+ このファイルには,\SpecialChar LyX
+が認識したパッケージの一覧が収められています.現在のところ,これは\SpecialChar LyX
+プログラム自体には使用されていませんが,抽出された情報その他は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-で見ることができます。
+で見ることができます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
-ディレクトリで検出されたテキストクラスと、関連した\SpecialChar LaTeX
-文書クラスおよびその説明の一覧です。
+ディレクトリで検出されたテキストクラスと,関連した\SpecialChar LaTeX
+文書クラスおよびその説明の一覧です.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
-ディレクトリで検出されたレイアウトモジュールの一覧です。
+ディレクトリで検出されたレイアウトモジュールの一覧です.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
ご使用のシステムで検出された様々な種類の\SpecialChar LaTeX
-関連ファイルの一覧です。
+関連ファイルの一覧です.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルは、自動設定中に
+ このファイルは,自動設定中に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-から自動的に生成されます。ご使用中の\SpecialChar LaTeX
-の設定に関する情報が納められています。
+から自動的に生成されます.ご使用中の\SpecialChar LaTeX
+の設定に関する情報が納められています.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下の各ディレクトリは、
+以下の各ディレクトリは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に重複して存在します。特定のファイルが両方の場所にある場合には、
+に重複して存在します.特定のファイルが両方の場所にある場合には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の方にあるものが使用されます。
+の方にあるものが使用されます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、\SpecialChar LyX
-で使用されるキー割当を定義している、拡張子が
+ このディレクトリには,\SpecialChar LyX
+で使用されるキー割当を定義している,拡張子が
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のファイルが置かれています。
+のファイルが置かれています.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-という名称の割当ファイルの各国語版がある場合には、そちらが用いられます。
+という名称の割当ファイルの各国語版がある場合には,そちらが用いられます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、文書に取り込むことのできる画像ファイルが納められています。
+ このディレクトリには,文書に取り込むことのできる画像ファイルが納められています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、\SpecialChar LyX
-の取扱説明書ファイル(今お読みのものも含めて)が納められています。上述のように、
+ このディレクトリには,\SpecialChar LyX
+の取扱説明書ファイル(今お読みのものも含めて)が納められています.上述のように,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルは特に注目に値します。各国語版のヘルプ文書は、
+ファイルは特に注目に値します.各国語版のヘルプ文書は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-(「xx」はISO言語コード)サブディレクトリにあります。詳しくは、
+(「xx」はISO言語コード)サブディレクトリにあります.詳しくは,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "cha:LyXの各国語対応"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、何らかの機能の使い方を説明する例示ファイルが納められています。ファイルブラウザ中で
+ このディレクトリには,何らかの機能の使い方を説明する例示ファイルが納められています.ファイルブラウザ中で
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ボタンを押すと、このディレクトリが表示されます。
+ボタンを押すと,このディレクトリが表示されます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、
+ このディレクトリには,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで使用される画像ファイルが納められています。さらに、ツールバーの各アイコンや、\SpecialChar LyX
-を起動したときに現れるバナーも納められています。
+ダイアログで使用される画像ファイルが納められています.さらに,ツールバーの各アイコンや,\SpecialChar LyX
+を起動したときに現れるバナーも納められています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、キーボードのキー割当ファイルが納められています。詳細については、
+ このディレクトリには,キーボードのキー割当ファイルが納められています.詳細については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:国際キー配列"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、
+ このディレクトリには,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "cha:新規文書を導入"
\end_inset
-に述べられているテキストクラスおよびモジュールのファイルが納められています。
+に述べられているテキストクラスおよびモジュールのファイルが納められています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、\SpecialChar LyX
+ このディレクトリには,\SpecialChar LyX
の各バージョン間の変換に使用される
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
- Pythonスクリプトが納められています。たとえば、複数のファイルの変換をバッチ処理したい場合には、これらをコマンドラインから実行することもできます。
+ Pythonスクリプトが納められています.たとえば,複数のファイルの変換をバッチ処理したい場合には,これらをコマンドラインから実行することもできます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、
+ このディレクトリには,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-機能の有用性を示すためのファイルがいくつか納められています。\SpecialChar LyX
-自身が使用するスクリプトもいくつか収められています。
+機能の有用性を示すためのファイルがいくつか納められています.\SpecialChar LyX
+自身が使用するスクリプトもいくつか収められています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、
+ このディレクトリには,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:ひな型を作成する"
\end_inset
で述べられている標準の\SpecialChar LyX
-ひな型ファイルが納められています。
+ひな型ファイルが納められています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このディレクトリには、\SpecialChar LyX
+ このディレクトリには,\SpecialChar LyX
の操作画面を定義する拡張子
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のファイルが納められています。つまり、これらのファイルは、どのメニュー項目がどのメニューに現れるかを定義し、どの項目がツールバーに現れるかを定義しています。
+のファイルが納められています.つまり,これらのファイルは,どのメニュー項目がどのメニューに現れるかを定義し,どの項目がツールバーに現れるかを定義しています.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
これらのファイルは\SpecialChar LyX
-が内部的に使用するもので、あなたが開発者でない限りは、凡そこれらに変更を加える必要はありません。
+が内部的に使用するもので,あなたが開発者でない限りは,凡そこれらに変更を加える必要はありません.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルは、\SpecialChar LyX
-開発陣の名簿です。この内容は、メニュー項目
+ このファイルは,\SpecialChar LyX
+開発陣の名簿です.この内容は,メニュー項目
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-で表示されます。
+で表示されます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- これは、自動設定プロセスによって使用される\SpecialChar LaTeX
-スクリプトです。直接実行しないでください。
+ これは,自動設定プロセスによって使用される\SpecialChar LaTeX
+スクリプトです.直接実行しないでください.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- これは、\SpecialChar LyX
-の環境構成によって使用されるスクリプトです。これは、このスクリプトを実行したディレクトリに設定ファイルを生成します。
+ これは,\SpecialChar LyX
+の環境構成によって使用されるスクリプトです.これは,このスクリプトを実行したディレクトリに設定ファイルを生成します.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
- このファイルには、各文字エンコーディングがどのようにUnicodeにマップされるかを示した表が載っています。
+ このファイルには,各文字エンコーディングがどのようにUnicodeにマップされるかを示した表が載っています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルには、新しく導入された
+ このファイルには,新しく導入された
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-機能で使用できるひな型が載っています。
+機能で使用できるひな型が載っています.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "chap:外部素材を取り込む"
\end_inset
-を参照のこと。
+を参照のこと.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルには、現在\SpecialChar LyX
-がサポートしている言語の全一覧が載っています。
+ このファイルには,現在\SpecialChar LyX
+がサポートしている言語の全一覧が載っています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- サポートされているフォントに関する情報が掲載されています。
+ サポートされているフォントに関する情報が掲載されています.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルは、国際化された段落様式の翻訳が収録されています(
+ このファイルは,国際化された段落様式の翻訳が収録されています(
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式の国際化"
\end_inset
-参照)。
+参照).
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- このファイルは、unicodeエンコーディングされたグリフに関する情報と、\SpecialChar LyX
+ このファイルは,unicodeエンコーディングされたグリフに関する情報と,\SpecialChar LyX
が\SpecialChar LaTeX
-を介してそれらをどのようにサポートしているかについての情報を含んでいます。
+を介してそれらをどのようにサポートしているかについての情報を含んでいます.
\end_layout
\begin_layout Section
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-を非特権ユーザとして利用している場合でも、自分自身で使うために、\SpecialChar LyX
-の設定を変更したいと思うかもしれません。
+を非特権ユーザとして利用している場合でも,自分自身で使うために,\SpecialChar LyX
+の設定を変更したいと思うかもしれません.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ディレクトリには、すべての個人設定ファイルが収められています。これは、
+ディレクトリには,すべての個人設定ファイルが収められています.これは,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-で「ユーザーディレクトリ」として言及されているディレクトリです。このディレクトリは、
+で「ユーザーディレクトリ」として言及されているディレクトリです.このディレクトリは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のミラーとして使用されており、これは
+のミラーとして使用されており,これは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-内のすべてのファイルが、
+内のすべてのファイルが,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-すし、自分自身で使うために個人のローカルディレクトリに置くこともできます。
+すし,自分自身で使うために個人のローカルディレクトリに置くこともできます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-わかりやすくするために、いくつか例を挙げましょう。
+わかりやすくするために,いくつか例を挙げましょう.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-ダイアログで設定されるユーザ設定は、
+ダイアログで設定されるユーザ設定は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルに保存されます。
+ファイルに保存されます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を使用して環境構成を行うと、\SpecialChar LyX
+を使用して環境構成を行うと,\SpecialChar LyX
は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-スクリプトを実行し、その結果のファイルは、ご自身のローカル設定ディレクトリに書き込まれます。これはすなわち、
+スクリプトを実行し,その結果のファイルは,ご自身のローカル設定ディレクトリに書き込まれます.これはすなわち,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-にご自身で追加したテキストファイルは、
+にご自身で追加したテキストファイルは,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログのクラス一覧に表示されるようになることを意味します。
+ダイアログのクラス一覧に表示されるようになることを意味します.
\end_layout
\begin_layout Itemize
-たとえば、\SpecialChar LyX
-のFTPサイトから最新の取扱説明書をとってきたものの、使用中のシステム上で管理者権限がないために、それをインストールすることができなかったとしても、そ
+たとえば,\SpecialChar LyX
+のFTPサイトから最新の取扱説明書をとってきたものの,使用中のシステム上で管理者権限がないために,それをインストールすることができなかったとしても,そ
れらのファイルを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ディレクトリにコピーすれば、
+ディレクトリにコピーすれば,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_layout
\begin_layout Standard
-ローカル設定ディレクトリにおいて設定の自由度があるだけでは、2つ以上の設定を自由に使いこなしたい場合には充分ではないかもしれません。たとえば、使用する度に異なる
-キー割当を使用したり、異なるプリンタ設定を使用したいことがあるかもしれません。これは、複数の設定ディレクトリを作ることで実現することができます。そして、実行時に
-どのディレクトリを使用するか指定するのです。
+ローカル設定ディレクトリにおいて設定の自由度があるだけでは,2つ以上の設定を自由に使いこなしたい場合には充分ではないかもしれません.たとえば,使用する度に異なる
+キー割当を使用したり,異なるプリンタ設定を使用したいことがあるかもしれません.これは,複数の設定ディレクトリを作ることで実現することができます.そして,実行時に
+どのディレクトリを使用するか指定するのです.
\end_layout
\begin_layout Standard
\emph on
<ディレクトリ名>
\emph default
-と共に起動すると、設定を既定のディレクトリではなく、指定したディレクトリから読み込むように、指示することになります(\SpecialChar LyX
+と共に起動すると,設定を既定のディレクトリではなく,指定したディレクトリから読み込むように,指示することになります(\SpecialChar LyX
を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-スイッチなしで実行すれば、既定ディレクトリを指定することになります)。指定したディレクトリが存在しない場合には、\SpecialChar LyX
-は、初めて\SpecialChar LyX
+スイッチなしで実行すれば,既定ディレクトリを指定することになります).指定したディレクトリが存在しない場合には,\SpecialChar LyX
+は,初めて\SpecialChar LyX
を実行したときに既定ディレクトリを訊い
-てくるのと同様に、そのディレクトリを作るかどうか訊いてきます。この追加したユーザディレクトリでは、既定ディレクトリで行うのと全く同じように設定オプションを修正す
-ることができます。これらのディレクトリは完全に独立しています(が、読み進めてください)。また、環境変数
+てくるのと同様に,そのディレクトリを作るかどうか訊いてきます.この追加したユーザディレクトリでは,既定ディレクトリで行うのと全く同じように設定オプションを修正す
+ることができます.これらのディレクトリは完全に独立しています(が,読み進めてください).また,環境変数
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を特定の値に設定しても、全く同じ効果があります。
+を特定の値に設定しても,全く同じ効果があります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-複数の設定を持つことはまた、維持の手間も増えるということです。もし新しいレイアウトを
+複数の設定を持つことはまた,維持の手間も増えるということです.もし新しいレイアウトを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に加えて、これをすべての設定で利用できるようにしたいならば、これをすべての設定ディレクトリで個々に付け加えなくてはなりません。これを避けるには、次のようなトリッ
-クを使用してください。\SpecialChar LyX
-が新しい設定ディレクトリを生成すると、そのサブディレクトリ(上記参照)はほとんど空です。新しい設定が既存のものをミラーするようにするには、
-空のサブディレクトリを、既存の設定の対応するサブディレクトリへのシンボリックリンクに置き換えてください。ただし
+に加えて,これをすべての設定で利用できるようにしたいならば,これをすべての設定ディレクトリで個々に付け加えなくてはなりません.これを避けるには,次のようなトリッ
+クを使用してください.\SpecialChar LyX
+が新しい設定ディレクトリを生成すると,そのサブディレクトリ(上記参照)はほとんど空です.新しい設定が既存のものをミラーするようにするには,
+空のサブディレクトリを,既存の設定の対応するサブディレクトリへのシンボリックリンクに置き換えてください.ただし
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-サブディレクトリには、設定スクリプト(
+サブディレクトリには,設定スクリプト(
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-で使用可能)が書き出した、設定毎に異なるファイルが含まれていますので、注意を払ってください。
+で使用可能)が書き出した,設定毎に異なるファイルが含まれていますので,注意を払ってください.
\end_layout
\begin_layout Chapter
\end_layout
\begin_layout Standard
-設定ダイアログのオプションのすべては、
+設定ダイアログのオプションのすべては,
\emph on
ユーザーの手引き
\emph default
\emph on
設定ダイアログ
\emph default
-に述べられています。オプションのうちいくつかについて、ここでさらに詳細に説明します。
+に述べられています.オプションのうちいくつかについて,ここでさらに詳細に説明します.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-ファイル形式が定義されていない場合、はじめの一歩は、使いたいと思うファイル形式を定義することです。それには、
+ファイル形式が定義されていない場合,はじめの一歩は,使いたいと思うファイル形式を定義することです.それには,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログを開いてください。
+ダイアログを開いてください.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ボタンを押して、登録する新しい形式を定義してください。
+ボタンを押して,登録する新しい形式を定義してください.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-フィールドは、GUI中で形式を認識するために用いられる名称です。
+フィールドは,GUI中で形式を認識するために用いられる名称です.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-は、形式を内部的に識別するために用いられます。さらにファイル拡張子も入力する必要があります。これらはすべて必須事項です。オプションの
+は,形式を内部的に識別するために用いられます.さらにファイル拡張子も入力する必要があります.これらはすべて必須事項です.オプションの
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-フィールドは、メニュー中で
+フィールドは,メニュー中で
\begin_inset Flex Ruby
status collapsed
\end_inset
-を提供するのに使用されます(たとえば、
+を提供するのに使用されます(たとえば,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-となります)。
+となります).
\end_layout
\begin_layout Standard
-形式には、
+形式には,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を関連づけることができます。たとえば、PostScriptファイルを閲覧するのに
+を関連づけることができます.たとえば,PostScriptファイルを閲覧するのに
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を使用したいとしましょう。このプログラムを起動するのに必要なコマンドを対応するフィールドに入力します。ここで、コマンドを定義するのに、次節に掲げる4つの変数を用
-いることができます。この閲覧プログラムは、\SpecialChar LyX
+を使用したいとしましょう.このプログラムを起動するのに必要なコマンドを対応するフィールドに入力します.ここで,コマンドを定義するのに,次節に掲げる4つの変数を用
+いることができます.この閲覧プログラムは,\SpecialChar LyX
中で画像を閲覧したり
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-メニューを使用したときに起動されます。一方、編集プログラムは、たとえば、画像を右クリックして現れるコンテクストメニューで
+メニューを使用したときに起動されます.一方,編集プログラムは,たとえば,画像を右クリックして現れるコンテクストメニューで
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を選択したときに起動します。
+を選択したときに起動します.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-型は必須ではありませんが、指定するときには、すべての形式の中で一意的なものでなくてはなりません。これは、この形式のファイルをファイル内容から検出するのに用いられ
-ます。重要なファイル形式のうちには、
+型は必須ではありませんが,指定するときには,すべての形式の中で一意的なものでなくてはなりません.これは,この形式のファイルをファイル内容から検出するのに用いられ
+ます.重要なファイル形式のうちには,
\begin_inset CommandInset href
LatexCommand href
name "IANA"
\end_inset
-に公式に登録されたMIME型がないものがあります。そこで、\SpecialChar LyX
-は、
+に公式に登録されたMIME型がないものがあります.そこで,\SpecialChar LyX
+は,
\begin_inset CommandInset href
LatexCommand href
name "freedesktop.org"
\end_inset
-で指定されているMIME型拡張表を使用しています。
+で指定されているMIME型拡張表を使用しています.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-オプションは、\SpecialChar LyX
-に、この形式が文書として書き出すのに適していることを指示するものです。このオプションが有効となっていて、適切な変換経路が存在する場合には(第
+オプションは,\SpecialChar LyX
+に,この形式が文書として書き出すのに適していることを指示するものです.このオプションが有効となっていて,適切な変換経路が存在する場合には(第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:変換子"
\end_inset
-節を参照)、この形式が
+節を参照),この形式が
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-footlabel Label color for footnotす。
+footlabel Label color for footnotす.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような純粋な画像形式は、このオプションを有効にしてはいけません。
+のような純粋な画像形式は,このオプションを有効にしてはいけません.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のようにベクター画像であると同時に文書でもあるような形式は、これを有効にします。
+のようにベクター画像であると同時に文書でもあるような形式は,これを有効にします.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-オプションは、\SpecialChar LyX
-にこの形式がベクター画像を含みうることを教示するものです。この情報は、
+オプションは,\SpecialChar LyX
+にこの形式がベクター画像を含みうることを教示するものです.この情報は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を書き出す際に、内包されている画像をどの形式に変換するかを決定するのに使用されます。
+を書き出す際に,内包されている画像をどの形式に変換するかを決定するのに使用されます.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-は、
+は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-以外の画像形式を取り扱うことができないので、内包されている画像は、これらの形式に変換される必要があるかもしれない為です。内包されている画像が既に
+以外の画像形式を取り扱うことができないので,内包されている画像は,これらの形式に変換される必要があるかもしれない為です.内包されている画像が既に
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-のいずれかになっていない場合には、ベクター画像形式オプションが有効になっている場合には
+のいずれかになっていない場合には,ベクター画像形式オプションが有効になっている場合には
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-に変換され、そうでない場合には
+に変換され,そうでない場合には
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-に変換されます。
+に変換されます.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-形式の変換はすべて、\SpecialChar LyX
-の一時ディレクトリで行われるため、変換用にファイルを一時ディレクトリにコピーする前段階で、ファイルに変更を加える必要のあることがあります
+形式の変換はすべて,\SpecialChar LyX
+の一時ディレクトリで行われるため,変換用にファイルを一時ディレクトリにコピーする前段階で,ファイルに変更を加える必要のあることがあります
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-たとえば、ファイルが他のファイル—たとえば画像—を、相対ファイル名を用いて参照している場合、このファイルが一時ディレクトリにコピーされると参照が無効になる場合が
-あります。
+たとえば,ファイルが他のファイル—たとえば画像—を,相対ファイル名を用いて参照している場合,このファイルが一時ディレクトリにコピーされると参照が無効になる場合が
+あります.
\end_layout
\end_inset
-。これは複写子によって取り扱われ、複写子は、ファイルを一時ディレクトリに(あるいは一時ディレクトリから)コピーすると同時に、その過程でファイルに変更を加えます。
+.これは複写子によって取り扱われ,複写子は,ファイルを一時ディレクトリに(あるいは一時ディレクトリから)コピーすると同時に,その過程でファイルに変更を加えます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-複写子の定義においては、以下の8つの変数を用いることができます。
+複写子の定義においては,以下の8つの変数を用いることができます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_layout
\begin_layout Standard
-最後の変数は、\SpecialChar LaTeX
+最後の変数は,\SpecialChar LaTeX
の
\series bold
\backslash
include
\series default
-コマンドで使用されるのと同形式のファイル名です。これは、書き出すファイルがそのようなインクルードに適している場合のみ、使用さるべきものです。
+コマンドで使用されるのと同形式のファイル名です.これは,書き出すファイルがそのようなインクルードに適している場合のみ,使用さるべきものです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-複写子は、出力ファイルに関する操作であれば、ほとんどすべてに対応することができます。たとえば、生成したPDFファイルを、
+複写子は,出力ファイルに関する操作であれば,ほとんどすべてに対応することができます.たとえば,生成したPDFファイルを,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-という特別なディレクトリにコピーしたいものとしましょう。その場合には、以下のようなシェルスクリプトを書きます。
+という特別なディレクトリにコピーしたいものとしましょう.その場合には,以下のようなシェルスクリプトを書きます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-これを、例えば
+これを,例えば
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような、自身のローカル\SpecialChar LyX
-ディレクトリに保存し、お使いのプラットフォームが必要とするならば、実行可能属性を付与します。それから、
+のような,自身のローカル\SpecialChar LyX
+ディレクトリに保存し,お使いのプラットフォームが必要とするならば,実行可能属性を付与します.それから,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-の中で、
+の中で,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-形式—あるいは他のPDF形式のうちどれか—を選択し、
+形式—あるいは他のPDF形式のうちどれか—を選択し,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-と入力します。
+と入力します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-複写子は、\SpecialChar LyX
-自身が様々な変換に使用します。たとえば、適切なプログラムが検出された場合、\SpecialChar LyX
+複写子は,\SpecialChar LyX
+自身が様々な変換に使用します.たとえば,適切なプログラムが検出された場合,\SpecialChar LyX
は自動的に
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-形式の複写子を導入します。これらの形式を書き出す際、複写子は、本体のHTMLファイルだけでなく、関連した様々なファイル(スタイルファイルや画像など)もコピーされ
-るように手配します。これらのファイルはすべて、元の\SpecialChar LyX
+形式の複写子を導入します.これらの形式を書き出す際,複写子は,本体のHTMLファイルだけでなく,関連した様々なファイル(スタイルファイルや画像など)もコピーされ
+るように手配します.これらのファイルはすべて,元の\SpecialChar LyX
ファイルのあるディレクトリのサブディレクトリに書き込まれます
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-この複写子の挙動は調整することができます。非必須の「-e」オプションは、コピーする拡張子をコンマ区切りで羅列したものを引数にとります。これを省略した場合には、す
-べてのファイルがコピーされます。「-t」引数は、生成したディレクトリに書き加える拡張子を指定するものです。既定値では、これは「
+この複写子の挙動は調整することができます.非必須の「-e」オプションは,コピーする拡張子をコンマ区切りで羅列したものを引数にとります.これを省略した場合には,す
+べてのファイルがコピーされます.「-t」引数は,生成したディレクトリに書き加える拡張子を指定するものです.既定値では,これは「
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」となっているので、
+」となっているので,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-から生成されたHTMLファイルは、
+から生成されたHTMLファイルは,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-となります。.
+となります..
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-各形式間でファイルを変換するために、ご自身の変換子を定義することができます。これは、
+各形式間でファイルを変換するために,ご自身の変換子を定義することができます.これは,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで行います。
+ダイアログで行います.
\end_layout
\begin_layout Standard
-新規に変換子を定義するには、ドロップダウンリストから
+新規に変換子を定義するには,ドロップダウンリストから
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を選択し、変換に必要なコマンドを入力してから
+を選択し,変換に必要なコマンドを入力してから
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ボタンを押してください。変換子の定義には、以下のような変数を使用することができます。
+ボタンを押してください.変換子の定義には,以下のような変数を使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
-フィールドには、以下のフラグをコンマで区切って入力することができます。
+フィールドには,以下のフラグをコンマで区切って入力することができます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
この変換子が\SpecialChar LaTeX
-の一種を実行することを示します。これによって、\SpecialChar LyX
+の一種を実行することを示します.これによって,\SpecialChar LyX
の\SpecialChar LaTeX
-エラーログに記録を残せるようになります。
+エラーログに記録を残せるようになります.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
-ファイルが必要であることを示します。
+ファイルが必要であることを示します.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-なファイル、つまり\SpecialChar LyX
+なファイル,つまり\SpecialChar LyX
が書き出す\SpecialChar LaTeX
-ファイルのように、
+ファイルのように,
\begin_inset Flex Code
status open
\end_inset
のない\SpecialChar LaTeX
-ファイルを必要とします。
+ファイルを必要とします.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- 出力がXMLであることを示します。
+ 出力がXMLであることを示します.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-形式の引数をとります(したがって厳密にはフラグとは呼べません)。
+形式の引数をとります(したがって厳密にはフラグとは呼べません).
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- これを指定すると、変換子の標準エラーが
+ これを指定すると,変換子の標準エラーが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルにリダイレクトされ、引数に指定されたスクリプトが
+ファイルにリダイレクトされ,引数に指定されたスクリプトが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の形で実行されるようになります。引数には
+の形で実行されるようになります.引数には
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を指定することができます。
+を指定することができます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- これには、変換子が生成したファイルをダンプするディレクトリ名を指定します。\SpecialChar LyX
-はこのディレクトリを作成せず、ここに何もコピーしませんが、このディレクトリを宛先にコ
-ピーします。引数には、
+ これには,変換子が生成したファイルをダンプするディレクトリ名を指定します.\SpecialChar LyX
+はこのディレクトリを作成せず,ここに何もコピーしませんが,このディレクトリを宛先にコ
+ピーします.引数には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用することができ、これはディレクトリがコピーされる際に、入力ファイルおよび出力ファイルのベース名で置換されます。
+を使用することができ,これはディレクトリがコピーされる際に,入力ファイルおよび出力ファイルのベース名で置換されます.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-resultdirとusetempdirは、同時に用いることはできませんのでご注意ください。前者が指定されているときには、後者は無視されます。
+resultdirとusetempdirは,同時に用いることはできませんのでご注意ください.前者が指定されているときには,後者は無視されます.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_inset
- これは出力ファイル名を指定するもので、
+ これは出力ファイル名を指定するもので,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用することができます。resultdirが指定されているときのみ有効で、必ず用いる必要はありません。指定されていなければ、既定値は「index」です。
+を使用することができます.resultdirが指定されているときのみ有効で,必ず用いる必要はありません.指定されていなければ,既定値は「index」です.
\end_layout
\begin_layout Standard
-最後の3つは、\SpecialChar LyX
-とともに導入される変換子には、現在いずれも使用されておりません。
+最後の3つは,\SpecialChar LyX
+とともに導入される変換子には,現在いずれも使用されておりません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-変換しようとするすべての形式のあいだに変換子を定義する必要はありません。たとえば、「\SpecialChar LyX
-からPostScript」変換子が定義されていないのに、\SpecialChar LyX
+変換しようとするすべての形式のあいだに変換子を定義する必要はありません.たとえば,「\SpecialChar LyX
+からPostScript」変換子が定義されていないのに,\SpecialChar LyX
はPostScrip
-tを書き出していることに気づかれることでしょう。これは、まず\SpecialChar LaTeX
-ファイルを生成した後に(これには変換子を定義する必要はありません)、「LaTeXからDVI」変換子を
-使用してDVIに変換し、最後に、得られたDVIをPostScriptに変換することによって実現しています。\SpecialChar LyX
-はこのような変換子の「連鎖」を自動的に見つけ、つねに最
-も短い連鎖を選択します。しかしながら、なお形式間に複数の変換方法を定義することも可能です。たとえば、標準的な\SpecialChar LyX
-設定は、\SpecialChar LaTeX
-からPDFへ変換するのに、以下の3つの方法を
-用意しています。
+tを書き出していることに気づかれることでしょう.これは,まず\SpecialChar LaTeX
+ファイルを生成した後に(これには変換子を定義する必要はありません),「LaTeXからDVI」変換子を
+使用してDVIに変換し,最後に,得られたDVIをPostScriptに変換することによって実現しています.\SpecialChar LyX
+はこのような変換子の「連鎖」を自動的に見つけ,つねに最
+も短い連鎖を選択します.しかしながら,なお形式間に複数の変換方法を定義することも可能です.たとえば,標準的な\SpecialChar LyX
+設定は,\SpecialChar LaTeX
+からPDFへ変換するのに,以下の3つの方法を
+用意しています.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
\end_layout
\begin_layout Standard
-このように代替連鎖を定義するには、第
+このように代替連鎖を定義するには,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:ファイル形式"
\end_inset
-節に述べられているように、ターゲットとなる「ファイル形式」を複数定義しなくてはなりません。たとえば、標準設定では、
+節に述べられているように,ターゲットとなる「ファイル形式」を複数定義しなくてはなりません.たとえば,標準設定では,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
用\SpecialChar softhyphen
-) と命名された形式が定義されていて、すべて共通の拡張子
+) と命名された形式が定義されていて,すべて共通の拡張子
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を持ち、上記で言及した各変換方法に対応しています。
+を持ち,上記で言及した各変換方法に対応しています.
\end_layout
\begin_layout Chapter
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-は、翻訳された操作画面の利用をサポートしています。私たちが最後に確かめたところでは、\SpecialChar LyX
-は30言語の翻訳を提供しています。選択した言語は、使用する
+は,翻訳された操作画面の利用をサポートしています.私たちが最後に確かめたところでは,\SpecialChar LyX
+は30言語の翻訳を提供しています.選択した言語は,使用する
\emph on
ロケール
\emph default
-と呼ばれます(ロケール設定についての詳しい資料は、お使いの基本ソフトに添付のロケール関連説明書をご覧ください。Linuxの場合は、マニュアルページの
+と呼ばれます(ロケール設定についての詳しい資料は,お使いの基本ソフトに添付のロケール関連説明書をご覧ください.Linuxの場合は,マニュアルページの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-から見ると良いかもしれません)。
+から見ると良いかもしれません).
\end_layout
\begin_layout Standard
-これらの翻訳は適切に機能しますが、欠点もいくつかあることに注意してください。たとえば、ダイアログはすべて英文を念頭にデザインされているため、翻訳文の一部は、割り
-当てられたスペースに収めるには大きすぎるかもしれません。これは表示上の問題に過ぎず、他の障害は引き起こしません。また、翻訳によっては、すべての
+これらの翻訳は適切に機能しますが,欠点もいくつかあることに注意してください.たとえば,ダイアログはすべて英文を念頭にデザインされているため,翻訳文の一部は,割り
+当てられたスペースに収めるには大きすぎるかもしれません.これは表示上の問題に過ぎず,他の障害は引き起こしません.また,翻訳によっては,すべての
\begin_inset Flex Ruby
status collapsed
\end_inset
-が定義されていないことに気づかれるでしょう。捷径のために空いている文字が十分ないことが時々あるのです。単に翻訳者がまだ捷径を定義していないこともあるでしょう。も
-ちろん、私たちの各国語対応チーム—あなたも参加したいと思われるかもしれません
+が定義されていないことに気づかれるでしょう.捷径のために空いている文字が十分ないことが時々あるのです.単に翻訳者がまだ捷径を定義していないこともあるでしょう.も
+ちろん,私たちの各国語対応チーム—あなたも参加したいと思われるかもしれません
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-もしあなたが英語以外の言語を流暢に操れるならば、これらのチームに参加することは、\SpecialChar LyX
+もしあなたが英語以外の言語を流暢に操れるならば,これらのチームに参加することは,\SpecialChar LyX
コミュニティに報いるたいへん素晴らしい方法です!
\end_layout
\end_inset
-—は、\SpecialChar LyX
-の将来のバージョンでこれらの欠点を修正しようとするでしょう。
+—は,\SpecialChar LyX
+の将来のバージョンでこれらの欠点を修正しようとするでしょう.
\end_layout
\begin_layout Section
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-は、操作画面の国際化対応にGNU
+は,操作画面の国際化対応にGNU
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ライブラリを使用します。\SpecialChar LyX
-のすべてのメニューやダイアログでお好みの言語を話させたいときには、その言語の
+ライブラリを使用します.\SpecialChar LyX
+のすべてのメニューやダイアログでお好みの言語を話させたいときには,その言語の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルが必要です。このファイルが利用可能であれば、そこから
+ファイルが必要です.このファイルが利用可能であれば,そこから
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルを生成して、この
+ファイルを生成して,この
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルをインストールしなくてはなりません。この全過程は、GNU
+ファイルをインストールしなくてはなりません.この全過程は,GNU
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の取扱説明書に説明があります。この作業をあなたのためだけに行うこともできますが、もしせっかくするのであれば、あなたの骨折りの結果を\SpecialChar LyX
+の取扱説明書に説明があります.この作業をあなたのためだけに行うこともできますが,もしせっかくするのであれば,あなたの骨折りの結果を\SpecialChar LyX
コミュニティの他の人々と分かち
-合いませんか。どのように段取りを進めればよいか、詳しくは\SpecialChar LyX
-開発者メーリングリストにメールを送ってください。
+合いませんか.どのように段取りを進めればよいか,詳しくは\SpecialChar LyX
+開発者メーリングリストにメールを送ってください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-要約すれば、以下のように行います(xxは言語コードを表します)。
+要約すれば,以下のように行います(xxは言語コードを表します).
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-参照)。
+参照).
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-ファイルのあるフォルダにコピーして、
+ファイルのあるフォルダにコピーして,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-がどこにもない場合には、コンソールからそのディレクトリで
+がどこにもない場合には,コンソールからそのディレクトリで
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドを実行し、作成し直すか、他言語の既存のpoファイルをひな型として使用することができます)。
+コマンドを実行し,作成し直すか,他言語の既存のpoファイルをひな型として使用することができます).
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を編集します。
+を編集します.
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-これは単なるテキストファイルなので、どのテキストエディタでも編集できます。しかし、
+これは単なるテキストファイルなので,どのテキストエディタでも編集できます.しかし,
\family typewriter
Poedit
\family default
\family typewriter
KBabel
\family default
-(KDE用)のように、この目的の編集をサポートする特別なプログラムがあります。
+(KDE用)のように,この目的の編集をサポートする特別なプログラムがあります.
\family typewriter
Emacs
\family default
\end_inset
-ファイルを編集するための「モード」があります、第
+ファイルを編集するための「モード」があります,第
\begin_inset Flex URL
status open
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\end_inset
-メニューラベルやウィジェットラベルのうちには、翻訳しなくてはならない
+メニューラベルやウィジェットラベルのうちには,翻訳しなくてはならない
\begin_inset Flex Ruby
status collapsed
\end_inset
-がある場合があります。これらのキーは「|」の後に記されており、当該言語の単語やフレーズに対応して翻訳しなくてはなりません。さらに、新しい
+がある場合があります.これらのキーは「|」の後に記されており,当該言語の単語やフレーズに対応して翻訳しなくてはなりません.さらに,新しい
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルの冒頭に、あなたの電子メールアドレスなどの情報も書き加えて、人々があなたに提案や、滑稽な怒りのメッセージを届けることができるようにしてください。
+ファイルの冒頭に,あなたの電子メールアドレスなどの情報も書き加えて,人々があなたに提案や,滑稽な怒りのメッセージを届けることができるようにしてください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もし、あなたがこれを自身のためだけに行っているのであれば、
+もし,あなたがこれを自身のためだけに行っているのであれば,
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を生成してください。これは
+を生成してください.これは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-でできます。
+でできます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-ファイルを、お使いのロケールツリー中、言語xxのアプリケーションメッセージ用の正式なディレクトリにコピーして、
+ファイルを,お使いのロケールツリー中,言語xxのアプリケーションメッセージ用の正式なディレクトリにコピーして,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)。
+).
\end_layout
\begin_layout Standard
-しかしながら前述のように、この新しい
+しかしながら前述のように,この新しい
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルを他の人たちが使用できるよう、\SpecialChar LyX
-頒布版に追加できることが最善です。これを追加するには、\SpecialChar LyX
-に変更を加える必要がありますので、もしその気があれば、開発者メーリン
-グリストに電子メールを送ってください。
+ファイルを他の人たちが使用できるよう,\SpecialChar LyX
+頒布版に追加できることが最善です.これを追加するには,\SpecialChar LyX
+に変更を加える必要がありますので,もしその気があれば,開発者メーリン
+グリストに電子メールを送ってください.
\end_layout
\begin_layout Subsubsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-時には、一つの英語のメッセージが、翻訳先の言語では複数のメッセージに翻訳されなくてはならないことが判明することがあります。一つの例は、
+時には,一つの英語のメッセージが,翻訳先の言語では複数のメッセージに翻訳されなくてはならないことが判明することがあります.一つの例は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-というメッセージで、これは英語で「to」がどういう意味を持っているかによって、独語ではNachと訳されたりBisと訳されたりします。GNU
+というメッセージで,これは英語で「to」がどういう意味を持っているかによって,独語ではNachと訳されたりBisと訳されたりします.GNU
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、このような多義訳語を
+は,このような多義訳語を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の代わりに、
+の代わりに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-としなくてはなりません。これによって、これら2つの
+としなくてはなりません.これによって,これら2つの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、
+は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-には別物と解釈され、それぞれ正しくNachとBisに訳すことができるようになります。
+には別物と解釈され,それぞれ正しくNachとBisに訳すことができるようになります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もちろん、この文脈情報は、翻訳が存在しないときには取り去られる必要がありますので、メッセージの終わりに二重大括弧で囲わなくてはなりません(上例参照)。\SpecialChar LyX
+もちろん,この文脈情報は,翻訳が存在しないときには取り去られる必要がありますので,メッセージの終わりに二重大括弧で囲わなくてはなりません(上例参照).\SpecialChar LyX
の翻訳機構
-では、メッセージの終わりに二重大括弧で囲われているものはすべて、メッセージを表示する前に取り去るようにされています。
+では,メッセージの終わりに二重大括弧で囲われているものはすべて,メッセージを表示する前に取り去るようにされています.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-メニュー中の)オンライン説明書は翻訳することができます(そして翻訳されるべきです!)。説明書の翻訳版が利用可能であり
+メニュー中の)オンライン説明書は翻訳することができます(そして翻訳されるべきです!).説明書の翻訳版が利用可能であり
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-2008年3月現在、説明書の少なくとも一部が翻訳されている言語は14言語に上り、入門編が訳されているものはさらにいくつかあります。
+2008年3月現在,説明書の少なくとも一部が翻訳されている言語は14言語に上り,入門編が訳されているものはさらにいくつかあります.
\end_layout
\end_inset
-、ロケールがその言語に設定されている場合、\SpecialChar LyX
-はこれを自動的に使用します。\SpecialChar LyX
-は、翻訳版を
+,ロケールがその言語に設定されている場合,\SpecialChar LyX
+はこれを自動的に使用します.\SpecialChar LyX
+は,翻訳版を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は現在使用している言語コード)で探します。翻訳文書がない場合には、既定の英語版が表示されます。翻訳版は、原典と同じファイル名(上述の
+は現在使用している言語コード)で探します.翻訳文書がない場合には,既定の英語版が表示されます.翻訳版は,原典と同じファイル名(上述の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)を持っていなくてはならないことに注意してください。説明書を翻訳する気がおありであれば(これは原典の校正としてもたいへん役立ちます!)、以下のような点をすぐに行
-うべきです。
+)を持っていなくてはならないことに注意してください.説明書を翻訳する気がおありであれば(これは原典の校正としてもたいへん役立ちます!),以下のような点をすぐに行
+うべきです.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を確認してください。ここで、どの文書が(もしあれば)お使いの言語に既に翻訳されているかを見つけることができます。また、説明書をお使いの言語に翻訳する作業の面倒を
-見ている人を(もしいれば)見つけることができます。この作業の面倒を見ている人がいない場合には、私たちにあなたが興味をお持ちであることを知らせてください。
+を確認してください.ここで,どの文書が(もしあれば)お使いの言語に既に翻訳されているかを見つけることができます.また,説明書をお使いの言語に翻訳する作業の面倒を
+見ている人を(もしいれば)見つけることができます.この作業の面倒を見ている人がいない場合には,私たちにあなたが興味をお持ちであることを知らせてください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-いったん実際の翻訳の仕事に取りかかったならば、トラブルを回避するいくつかのヒントがあります。
+いったん実際の翻訳の仕事に取りかかったならば,トラブルを回避するいくつかのヒントがあります.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-)にあります。また、この
+)にあります.また,この
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が最初に訳すべき文書です。
+が最初に訳すべき文書です.
\end_layout
\begin_layout Itemize
-翻訳しようとする言語での印刷慣行を学んでください。活版印刷は古来の技術であり、何世紀にもわたって世界の至る所で、様々な慣行を発達させてきました。また、あなたの国
-で活版工が用いる専門用語も学んでください。自分で勝手な専門用語を捻出するとユーザを混乱させるだけです。(
+翻訳しようとする言語での印刷慣行を学んでください.活版印刷は古来の技術であり,何世紀にもわたって世界の至る所で,様々な慣行を発達させてきました.また,あなたの国
+で活版工が用いる専門用語も学んでください.自分で勝手な専門用語を捻出するとユーザを混乱させるだけです.(
\emph on
警告!活版技術は病みつきになる可能性があるので注意してくさい!
\emph default
\end_layout
\begin_layout Itemize
-文書のコピーをとってください。これを作業用コピーとします。これをお使いの
+文書のコピーをとってください.これを作業用コピーとします.これをお使いの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ディレクトリにコピーすれば、個人用の翻訳ヘルプファイルとして使用することができます。
+ディレクトリにコピーすれば,個人用の翻訳ヘルプファイルとして使用することができます.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-\lang english
-
\begin_inset Note Greyedout
status open
\begin_layout Plain Layout
\series bold
-\lang english
-Note:
+【註】
\series default
- For a complex document with external material (images, etc.), if you make
- a copy e.
-\begin_inset space \thinspace{}
-\end_inset
-
-g.
-\begin_inset space \space{}
-\end_inset
-
-in a temp dir, beware that the links to external material may be broken
- when the document is moved to a different place.
- The best way is to retrieve the \SpecialChar LyX
- tree from git (see
+外部素材(画像など)のある複雑な文書の場合,例えば一時ディレクトリなどにコピーを作ると,文書を別の場所に移したとき,外部素材へのリンクは壊れてしまうかもしれない
+ことに注意してください.最も良い方法は,LyXツリーをgit (
\begin_inset Flex URL
status collapsed
\end_inset
-) and to edit the doc file in place.
+参照)からとってきて,そのdocファイルを直接編集するのが良いでしょう.
\end_layout
\end_inset
\begin_layout Itemize
(\SpecialChar LyX
-チームが維持している)原典の説明書は、時折更新されます。変更点については、
+チームが維持している)原典の説明書は,時折更新されます.変更点については,
\begin_inset CommandInset href
LatexCommand href
name "http://www.lyx.org/trac/timeline"
\end_inset
-のソースビューアでご覧ください。この方法で、翻訳文書のどの部分を更新しなくてはならないか、たやすく見つけることができます。
+のソースビューアでご覧ください.この方法で,翻訳文書のどの部分を更新しなくてはならないか,たやすく見つけることができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もし原典に誤りを見つけたならば、修正して文書化チームの他のメンバーに変更したことを知らせてください(文書化チームに参加することをお忘れになっていませんよね)。
+もし原典に誤りを見つけたならば,修正して文書化チームの他のメンバーに変更したことを知らせてください(文書化チームに参加することをお忘れになっていませんよね).
\end_layout
\begin_layout Standard
status open
\begin_layout Plain Layout
-2008年3月にこの文書を改訂するに当たって、改訂者が本節の内容に詳しくなかったために、本節は改訂されていません。他に改訂してくださる方がおられれば幸いです。
+2008年3月にこの文書を改訂するに当たって,改訂者が本節の内容に詳しくなかったために,本節は改訂されていません.他に改訂してくださる方がおられれば幸いです.
\end_layout
\begin_layout Plain Layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下の2節では、
+以下の2節では,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルの文法を詳細に解説します。これらの節は、提供されているキー配列があなたのニーズに合わない場合に、自身用のキー配列をデザインする手助けとなるでしょう。
+ファイルの文法を詳細に解説します.これらの節は,提供されているキー配列があなたのニーズに合わない場合に,自身用のキー配列をデザインする手助けとなるでしょう.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-ファイルは、打鍵したものを文字や文字列に割り当てます。名前が示唆するように、これはキーボード配列表を定義します。
+ファイルは,打鍵したものを文字や文字列に割り当てます.名前が示唆するように,これはキーボード配列表を定義します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルは、以下の各項で説明するように、
+ファイルは,以下の各項で説明するように,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のキーワードを定義します。
+のキーワードを定義します.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、
+これは,
\emph on
文字
\emph default
\emph on
文字列
\emph default
-に割り当てます。
+に割り当てます.
\emph on
文字列
\emph default
-中では、二重引用符(")とバックスラッシュ(
+中では,二重引用符(")とバックスラッシュ(
\backslash
-)は、前にバックスラッシュ(
+)は,前にバックスラッシュ(
\backslash
-)を付けてエスケープしなくてはならないことに注意してください。
+)を付けてエスケープしなくてはならないことに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-ステートメントを、一例としてあげると、
+ステートメントを,一例としてあげると,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-のようになります。
+のようになります.
\end_layout
\begin_layout Labeling
\emph on
許可文字
\emph default
-のアクセントとするものです。これはデッドキー
+のアクセントとするものです.これはデッドキー
\begin_inset Foot
status collapsed
\emph on
デッドキー
\emph default
-という用語は、それ自身で文字を出力しないけれども、別のキーを続けて打つと、望んだアクセント文字を出力するキーのことを指し示します。たとえば、独語で
+という用語は,それ自身で文字を出力しないけれども,別のキーを続けて打つと,望んだアクセント文字を出力するキーのことを指し示します.たとえば,独語で
\emph on
ä
\emph default
-のようなウムラウトのついた文字は、このようにして出すことができます。
+のようなウムラウトのついた文字は,このようにして出すことができます.
\end_layout
\end_inset
-機構です。
+機構です.
\end_layout
\begin_layout Standard
\emph on
許可文字
\emph default
-にないキーを打鍵すると、
+にないキーを打鍵すると,
\emph on
文字
\emph default
-の後に許可文字ではないその文字が出力として表示されます。
+の後に許可文字ではないその文字が出力として表示されます.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-はデッドキーを取り消しますので、
+はデッドキーを取り消しますので,
\emph on
文字
\emph default
\end_inset
-と打鍵すると、カーソルは一文字戻ることなく、文字が次の打鍵したものに及ぼしたはずの効力を取り消します。
+と打鍵すると,カーソルは一文字戻ることなく,文字が次の打鍵したものに及ぼしたはずの効力を取り消します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下の例は、'文字をacuteアクセントとして、a・e・i・o・u・A・E・I・O・Uの文字に許可するものです。
+以下の例は,'文字をacuteアクセントとして,a・e・i・o・u・A・E・I・O・Uの文字に許可するものです.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\emph on
アクセント
\emph default
-について例外を指定するものです。ここで
+について例外を指定するものです.ここで
\emph on
アクセント
\emph default
-には、前出の
+には,前出の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言で打鍵キーを既に割り当てられてなくてはならず、
+宣言で打鍵キーを既に割り当てられてなくてはならず,
\emph on
文字
\emph default
\emph on
許可文字
\emph default
-の集合に属していてはなりません。こうして
+の集合に属していてはなりません.こうして
\emph on
アクセント
\emph default
\emph on
文字
\emph default
-の順に入力すると、
+の順に入力すると,
\emph on
結果
\emph default
-が出力されるようになります。
+が出力されるようになります.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルにこの宣言がない場合には、
+ファイルにこの宣言がない場合には,
\emph on
アクセント
\emph default
\emph on
文字
\emph default
-と入力すると、
+と入力すると,
\emph on
アクセントキー
\emph default
\end_inset
-宣言の最初の変数)と出力されます。
+宣言の最初の変数)と出力されます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下のコマンドを用いると、acute-i('i)と入力した場合、äiと出力されるようになります。
+以下のコマンドを用いると,acute-i('i)と入力した場合,äiと出力されるようになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これはなかなか難解になってきます。これは
+これはなかなか難解になってきます.これは
\emph on
アクセント1
\emph default
\emph on
アクセント2
\emph default
-を(この順番で)結びつけて、
+を(この順番で)結びつけて,
\emph on
許可文字
\emph default
-に効果を及ぼすようにします。
+に効果を及ぼすようにします.
\emph on
アクセント1
\emph default
\emph on
アクセント2
\emph default
-の打鍵キーは、ファイル内のこのコマンド
+の打鍵キーは,ファイル内のこのコマンド
\emph on
よりも前に
\emph default
-、
+,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドで設定されていなくてはなりません。
+コマンドで設定されていなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-ファイル上にある例をとってみましょう。
+ファイル上にある例をとってみましょう.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_inset
-という効果を得るようにするものです。この場合のバックスペースは、最後のデッドキーを取り消すので、
+という効果を得るようにするものです.この場合のバックスペースは,最後のデッドキーを取り消すので,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-と押した場合には、
+と押した場合には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-となります。
+となります.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-による割り当てが行われた後、
+による割り当てが行われた後,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルは、記号の作り出す文字列を現在のフォントの文字に割り当てます。\SpecialChar LyX
-頒布版には、現在のところ、少なくとも
+ファイルは,記号の作り出す文字列を現在のフォントの文字に割り当てます.\SpecialChar LyX
+頒布版には,現在のところ,少なくとも
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルが含まれています。
+ファイルが含まれています.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-ファイルは、
+ファイルは,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-という形の宣言の羅列です。たとえば、
+という形の宣言の羅列です.たとえば,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-をiso-8859-1セットの対応する文字(233)に割り当てるには、以下の宣言を用います。
+をiso-8859-1セットの対応する文字(233)に割り当てるには,以下の宣言を用います.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで、
+ここで,
\emph on
文字列
\emph default
\end_inset
-はエスケープされています。同一の文字を二つ以上の文字列に充てることができることに注意してください。
+はエスケープされています.同一の文字を二つ以上の文字列に充てることができることに注意してください.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルには、
+ファイルには,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-という例があります。\SpecialChar LyX
-は、キー打鍵やデッドキーの組み合わせで生成される文字列の割り当てを見つけることができないとき、それがアクセント付き文字のように解釈ができない
-かどうかチェックして、画面上の文字にアクセントを引くことを試みます。
+という例があります.\SpecialChar LyX
+は,キー打鍵やデッドキーの組み合わせで生成される文字列の割り当てを見つけることができないとき,それがアクセント付き文字のように解釈ができない
+かどうかチェックして,画面上の文字にアクセントを引くことを試みます.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-国際文字のサポートを追加する第2の方法として、いわゆるデッドキーによる方法があります。デッドキーは文字と一緒に用いて、アクセント付き文字を生成します。ここではそ
-の機能を説明するために、きわめて単純なデッドキーの作り方を説明します。
+国際文字のサポートを追加する第2の方法として,いわゆるデッドキーによる方法があります.デッドキーは文字と一緒に用いて,アクセント付き文字を生成します.ここではそ
+の機能を説明するために,きわめて単純なデッドキーの作り方を説明します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-仮に、曲折アクセント記号「 ̂」が必要になったものとしましょう。この場合、自身の
+仮に,曲折アクセント記号「 ̂」が必要になったものとしましょう.この場合,自身の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイル中で、
+ファイル中で,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-キー)を、\SpecialChar LyX
+キー)を,\SpecialChar LyX
コマンドの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に結びつけることができます。すると
+に結びつけることができます.すると
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-キーの後に文字を打ったときはいつでも、この文字上に曲折アクセントが付けられるようになります。たとえば「
+キーの後に文字を打ったときはいつでも,この文字上に曲折アクセントが付けられるようになります.たとえば「
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」という打鍵順は「ê」という文字を生成します。しかしながら、もし「
+」という打鍵順は「ê」という文字を生成します.しかしながら,もし「
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」と打鍵したならば、「
+」と打鍵したならば,「
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」は曲折アクセントをとることは決してないために、\SpecialChar LyX
-はビープを鳴らして文句を付けます。デッドキーの後に
+」は曲折アクセントをとることは決してないために,\SpecialChar LyX
+はビープを鳴らして文句を付けます.デッドキーの後に
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を打つと、アクセントだけが生成されます。この最後の点に注意してください。あるキーをデッドキーに割り当てる場合には、このキー上の文字を別のキーに割り当て直す必要が
-あります。たとえば、
+を打つと,アクセントだけが生成されます.この最後の点に注意してください.あるキーをデッドキーに割り当てる場合には,このキー上の文字を別のキーに割り当て直す必要が
+あります.たとえば,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-をセディーユに割り当てるのはよくありません。コンマを入力しようとすると必ずセディーユが出てくるようになるためです。
+をセディーユに割り当てるのはよくありません.コンマを入力しようとすると必ずセディーユが出てくるようになるためです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-デッドキーを割り当てるのによく用いられる方法は、
+デッドキーを割り当てるのによく用いられる方法は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-キーを、「
+キーを,「
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」のようなアクセントと一緒に用いる方法です。また、
+」のようなアクセントと一緒に用いる方法です.また,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使って、特別な
+を使って,特別な
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーを設定する方法もあります。
+キーを設定する方法もあります.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーは、ちょうど
+キーは,ちょうど
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-キーのように機能するので、アクセント文字を割り当てるのに使用できます。また、特定のキーを
+キーのように機能するので,アクセント文字を割り当てるのに使用できます.また,特定のキーを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-などに割り当てることで、これらのキーをデッドキーに仕立て、このシンボリックキーを対応する\SpecialChar LyX
+などに割り当てることで,これらのキーをデッドキーに仕立て,このシンボリックキーを対応する\SpecialChar LyX
コマンドに割り当てることもできます
\begin_inset Foot
status collapsed
\noun on
John Weiss
\noun default
-からの註:これはまさに私が、自分の
+からの註:これはまさに私が,自分の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で行っていることです。私は、
+で行っていることです.私は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-に仕立てて、多数の
+に仕立てて,多数の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-などに割り当てています。私はこの方法でアクセント文字を入力しています。
+などに割り当てています.私はこの方法でアクセント文字を入力しています.
\end_layout
\end_inset
-。この
+.この
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーには、
+キーには,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-キーの片方や使われていないファンクションキーなど、ほぼ何でも指定することができます。アクセントを生み出す\SpecialChar LyX
-コマンドについては、
+キーの片方や使われていないファンクションキーなど,ほぼ何でも指定することができます.アクセントを生み出す\SpecialChar LyX
+コマンドについては,
\emph on
\SpecialChar LyX
関数説明書
\end_inset
-の項をご覧ください。ここには完備した一覧があります。
+の項をご覧ください.ここには完備した一覧があります.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-ダイアログを使えば、\SpecialChar LyX
-を起動したときに、ご希望の言語環境に自動的に設定されるように、設定を編集することができます。
+ダイアログを使えば,\SpecialChar LyX
+を起動したときに,ご希望の言語環境に自動的に設定されるように,設定を編集することができます.
\end_layout
\begin_layout Chapter
\end_layout
\begin_layout Standard
-この章では、新しく\SpecialChar LyX
-のレイアウトファイルやひな型ファイルを作成して、導入する手順を説明すると共に、新規に\SpecialChar LaTeX
+この章では,新しく\SpecialChar LyX
+のレイアウトファイルやひな型ファイルを作成して,導入する手順を説明すると共に,新規に\SpecialChar LaTeX
文書クラス(ドキュメントクラス)を正しく導入する方法を復習
-します。
+します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-まず、\SpecialChar LyX
+まず,\SpecialChar LyX
と\SpecialChar LaTeX
-の間の関係をどのように考えるべきか、若干の註釈を加えておくことにしましょう。理解していただきたいことは、ある意味において、\SpecialChar LyX
-は、La\SpecialChar TeX
+の間の関係をどのように考えるべきか,若干の註釈を加えておくことにしましょう.理解していただきたいことは,ある意味において,\SpecialChar LyX
+は,La\SpecialChar TeX
について何も知らないと
-云うことです。実際のところ、\SpecialChar LyX
-の観点からは、\SpecialChar LaTeX
-は、\SpecialChar LyX
-が出力を生成することができる、複数の「バックエンド形式」のうちの一つに過ぎないということです。同種のバックエンド形
-式には、DocBook・平文・XHTMLがあります。もちろん\SpecialChar LaTeX
-は、とくに重要な形式ですが、\SpecialChar LyX
+云うことです.実際のところ,\SpecialChar LyX
+の観点からは,\SpecialChar LaTeX
+は,\SpecialChar LyX
+が出力を生成することができる,複数の「バックエンド形式」のうちの一つに過ぎないということです.同種のバックエンド形
+式には,DocBook・平文・XHTMLがあります.もちろん\SpecialChar LaTeX
+は,とくに重要な形式ですが,\SpecialChar LyX
がLa\SpecialChar TeX
-について持っている情報のほとんどは、実はプログラム本体には含まれて
+について持っている情報のほとんどは,実はプログラム本体には含まれて
いないのです
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-過度に複雑なため、\SpecialChar LyX
-に「ハードコード化」されているコマンドもありますが、一般的に開発者は、これを「わるいこと」とみなしています。
+過度に複雑なため,\SpecialChar LyX
+に「ハードコード化」されているコマンドもありますが,一般的に開発者は,これを「わるいこと」とみなしています.
\end_layout
\end_inset
-。このような情報は、
+.このような情報は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような標準クラスでも、「レイアウトファイル」に保管されています。同様に、\SpecialChar LyX
-は、DocBookやXHTMLについてもほとんど知りません。\SpecialChar LyX
-が知っていることは、レイア
-ウトファイルの中にあります。
+のような標準クラスでも,「レイアウトファイル」に保管されています.同様に,\SpecialChar LyX
+は,DocBookやXHTMLについてもほとんど知りません.\SpecialChar LyX
+が知っていることは,レイア
+ウトファイルの中にあります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-文書クラス用のレイアウトファイルは、\SpecialChar LyX
-構成体—対応する様式や何らかの差込枠などを有する段落群—と、それに対応する\SpecialChar LaTeX
+文書クラス用のレイアウトファイルは,\SpecialChar LyX
+構成体—対応する様式や何らかの差込枠などを有する段落群—と,それに対応する\SpecialChar LaTeX
構成体・DocBook構成体・XHTML構成体との
-間の翻訳指南書のようなものです。たとえば、\SpecialChar LyX
+間の翻訳指南書のようなものです.たとえば,\SpecialChar LyX
が
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-について知っていることのほとんど総ては、
+について知っていることのほとんど総ては,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-と、それが呼び出す他の様々なファイルに書き込まれています。このことから、レイアウトファイルを書こうとする人は、既存のファイルを研究することを勧めます。とっかかり
-としては、
+と,それが呼び出す他の様々なファイルに書き込まれています.このことから,レイアウトファイルを書こうとする人は,既存のファイルを研究することを勧めます.とっかかり
+としては,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-や、文書クラス用の他のレイアウトファイルに取り込まれている
+や,文書クラス用の他のレイアウトファイルに取り込まれている
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-から見始めるのがよいでしょう。このファイルは、節などの定義が為されている場所です。
+から見始めるのがよいでしょう.このファイルは,節などの定義が為されている場所です.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、節様式や小節様式などとしてマークされている段落を、対応する\SpecialChar LaTeX
+は,節様式や小節様式などとしてマークされている段落を,対応する\SpecialChar LaTeX
・DocBook・XHTMLのコマンドやタグにどのように翻訳すべきかを\SpecialChar LyX
-に知らせるものです。基本的に
+に知らせるものです.基本的に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルは、これらの
+ファイルは,これらの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルを取り込んでいるだけのものです。
+ファイルを取り込んでいるだけのものです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-しかしながら、\SpecialChar LyX
+しかしながら,\SpecialChar LyX
–\SpecialChar LaTeX
-間の対応を定義するだけが、レイアウトファイルが行うことではありません。レイアウトファイルが行うもう一つの仕事は、\SpecialChar LyX
+間の対応を定義するだけが,レイアウトファイルが行うことではありません.レイアウトファイルが行うもう一つの仕事は,\SpecialChar LyX
構成体自身が画面上にどのように表
-示されるべきかを定義することです。この2つの仕事は全く独立したものであるので、レイアウトファイルが2つの仕事を行うという事実は、しばしば混乱を引き起こす元となり
-ます。ある段落様式を\SpecialChar LaTeX
+示されるべきかを定義することです.この2つの仕事は全く独立したものであるので,レイアウトファイルが2つの仕事を行うという事実は,しばしば混乱を引き起こす元となり
+ます.ある段落様式を\SpecialChar LaTeX
に翻訳する仕方を\SpecialChar LyX
-に指示することは、その表示の仕方を\SpecialChar LyX
-に指示するものではありません。逆に、ある段落様式の表示の仕方を\SpecialChar LyX
-に指示することは、その段落様
+に指示することは,その表示の仕方を\SpecialChar LyX
+に指示するものではありません.逆に,ある段落様式の表示の仕方を\SpecialChar LyX
+に指示することは,その段落様
式をどのように\SpecialChar LaTeX
に翻訳するかを\SpecialChar LyX
に指示するものではありません(ましてや\SpecialChar LaTeX
-に表示の仕方を指示するものではありません)。つまり、一般的に、新しい\SpecialChar LyX
-構成体を定義する際には、(
+に表示の仕方を指示するものではありません).つまり,一般的に,新しい\SpecialChar LyX
+構成体を定義する際には,(
i)
\begin_inset space ~
\end_inset
\SpecialChar LaTeX
にどのように翻訳するかを\SpecialChar LyX
-に指示する、(ii)
+に指示する,(ii)
\begin_inset space ~
\end_inset
それをどのように表示するかを\SpecialChar LyX
-に指示する、という、二つのかなり異なることを行わなくてはならないのです。
+に指示する,という,二つのかなり異なることを行わなくてはならないのです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もちろん、\SpecialChar LyX
-の他のバックエンド形式に関しても、ほぼ同じことが言えますが、XHTMLの場合には若干事情が異なり、\SpecialChar LyX
-が、ブラウザ中での段落の表示方法を(CSSの形で)出
-力するにあたって、当該段落を\SpecialChar LyX
-が画面上に出力する仕方の情報を、ある程度利用することができます。しかし、この場合でも、\SpecialChar LyX
-が内部的に行うことと、外部的に行う物事の間の区
-別は、依然として有効であり、この2つは独立して制御することができます。詳細に関しては、第
+もちろん,\SpecialChar LyX
+の他のバックエンド形式に関しても,ほぼ同じことが言えますが,XHTMLの場合には若干事情が異なり,\SpecialChar LyX
+が,ブラウザ中での段落の表示方法を(CSSの形で)出
+力するにあたって,当該段落を\SpecialChar LyX
+が画面上に出力する仕方の情報を,ある程度利用することができます.しかし,この場合でも,\SpecialChar LyX
+が内部的に行うことと,外部的に行う物事の間の区
+別は,依然として有効であり,この2つは独立して制御することができます.詳細に関しては,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:XHTML出力のタグ"
\end_inset
-節をご覧ください。
+節をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-頒布版によっては、\SpecialChar LyX
+頒布版によっては,\SpecialChar LyX
で使いたい\SpecialChar LaTeX
-パッケージやクラスファイルが含まれていないことがあるかもしれません。たとえば、オーバーヘッドプロジェクタ用のスライドを準備するための
-パッケージである、Foil\SpecialChar TeX
-がないかもしれません。\SpecialChar TeX
+パッケージやクラスファイルが含まれていないことがあるかもしれません.たとえば,オーバーヘッドプロジェクタ用のスライドを準備するための
+パッケージである,Foil\SpecialChar TeX
+がないかもしれません.\SpecialChar TeX
Live(2008年以降)やMiK\SpecialChar TeX
のような最近の\SpecialChar LaTeX
-頒布版には、これらのパッケージを導入するためのユーザーインタフェ
-ースが用意されています。たとえば、MiK\SpecialChar TeX
-では、付属の「Package
+頒布版には,これらのパッケージを導入するためのユーザーインタフェ
+ースが用意されています.たとえば,MiK\SpecialChar TeX
+では,付属の「Package
\begin_inset space ~
\end_inset
-Manager」プログラムを起動すると、利用できるパッケージの一覧を得ることができます。どれかを導入するには、その上で右クリックするかツールバーボタンを押してく
-ださい。
+Manager」プログラムを起動すると,利用できるパッケージの一覧を得ることができます.どれかを導入するには,その上で右クリックするかツールバーボタンを押してく
+ださい.
\end_layout
\begin_layout Standard
お使いの\SpecialChar LaTeX
-頒布版がこのような「パッケージマネジャー」を提供していなかったり、使用中の頒布版にそのパッケージが入っていない場合には、以下のステップに従って手動で導入
-してください。
+頒布版がこのような「パッケージマネジャー」を提供していなかったり,使用中の頒布版にそのパッケージが入っていない場合には,以下のステップに従って手動で導入
+してください.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
\end_inset
-などから欲しいパッケージを入手してください。
+などから欲しいパッケージを入手してください.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
\end_inset
」で終わるファイル名が入っている場合(Foil\SpecialChar TeX
-がその一例です)は、コンソールを開いて、このファイルのフォルダに移動し、コマンド
+がその一例です)は,コンソールを開いて,このファイルのフォルダに移動し,コマンド
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を実行してください。すると、パッケージが解凍されて、導入すべきすべてのファイルが展開されます。たいていの\SpecialChar LaTeX
-パッケージは圧縮されていないので、このステップは飛ばすこ
-とができます。
+を実行してください.すると,パッケージが解凍されて,導入すべきすべてのファイルが展開されます.たいていの\SpecialChar LaTeX
+パッケージは圧縮されていないので,このステップは飛ばすこ
+とができます.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-ここで、パッケージを全ユーザーに使用可能にするか自分自身だけで使うかを決定する必要があります。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+ここで,パッケージを全ユーザーに使用可能にするか自分自身だけで使うかを決定する必要があります.
\end_layout
\begin_deeper
\begin_layout Enumerate
-(Linux・OSXなどの)*nix系システムでは、システム上の全ユーザーに新パッケージを利用可能にしたければ、「ローカル」\SpecialChar TeX
-ツリーに導入し、そうでなければ「ユー
+(Linux・OSXなどの)*nix系システムでは,システム上の全ユーザーに新パッケージを利用可能にしたければ,「ローカル」\SpecialChar TeX
+ツリーに導入し,そうでなければ「ユー
ザー」\SpecialChar TeX
-ツリーに導入してください。これらのツリーが存在しない場合にどこに作成すればよいかは、お使いのシステムに依存します。これを見いだすには、
+ツリーに導入してください.これらのツリーが存在しない場合にどこに作成すればよいかは,お使いのシステムに依存します.これを見いだすには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-このファイルは、通常
+このファイルは,通常
\family sans
$TEXMF/web2c
\family default
-ディレクトリにありますが、コマンド
+ディレクトリにありますが,コマンド
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を実行してその場所を見つけることもできます。
+を実行してその場所を見つけることもできます.
\end_layout
\end_inset
-。「ローカル」\SpecialChar TeX
-ツリーの場所は、
+.「ローカル」\SpecialChar TeX
+ツリーの場所は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-変数で定義されており、通常は
+変数で定義されており,通常は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
+や
+\begin_inset Flex Code
+status collapsed
-\lang english
-or /usr/local/texlive/XXXX where XXXX is the year of the installed \SpecialChar TeX
-Live
- distribution.
-\lang japanese
-のような場所になっています。「ユーザー」\SpecialChar TeX
-ツリーの場所は、
+\begin_layout Plain Layout
+/usr/local/texlive/XXXX
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+ (XXXXは導入されている\SpecialChar TeX
+Live頒布版の年次)のような場所になっています.「ユーザー」\SpecialChar TeX
+ツリーの場所は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で定義されており、通常は
+で定義されており,通常は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-
-\lang english
- or
+や
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-
-\family sans
-\lang french
$HOME/.texliveXXXX
\end_layout
\end_inset
-.
-\lang japanese
-です(もしこれらの変数が事前定義されていなければ、定義しなくてはなりません)。「ローカル」ツリーを作成したり変更したりするには、おそらくroot権限が必要ですが
-、「ユーザー」ツリーにはこのような制限はありません。
+です(もしこれらの変数が事前定義されていなければ,定義しなくてはなりません).「ローカル」ツリーを作成したり変更したりするには,おそらくroot権限が必要ですが
+,「ユーザー」ツリーにはこのような制限はありません.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-一般的に、システムをアップグレードした際に、ユーザーが修正されたり上書きされたりということが起こらないので、ユーザーツリーに導入することが推奨されます。こうする
-と、自分のホームディレクトリをバックアップする際に、パッケージも他のものと一緒にバックアップされます(もちろん通常行われるようにすればの話です)。
+一般的に,システムをアップグレードした際に,ユーザーが修正されたり上書きされたりということが起こらないので,ユーザーツリーに導入することが推奨されます.こうする
+と,自分のホームディレクトリをバックアップする際に,パッケージも他のものと一緒にバックアップされます(もちろん通常行われるようにすればの話です).
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-Windowで、システム上の全ユーザーに新パッケージを利用可能にしたい場合には、\SpecialChar LaTeX
+Windowで,システム上の全ユーザーに新パッケージを利用可能にしたい場合には,\SpecialChar LaTeX
の導入されているフォルダのサブフォルダ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
に移動します(MiK\SpecialChar TeX
-の既定値では、これは
+の既定値では,これは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
status open
\begin_layout Plain Layout
-これは、英語版でのみ正しいパスになっています。独語版では
+これは,英語版でのみ正しいパスになっています.独語版では
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-となり、他の言語でも同様です。
+となり,他の言語でも同様です.
\end_layout
\end_inset
-。ここに新規フォルダ
+.ここに新規フォルダ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を作成し、パッケージの全ファイルをそこにコピーしてください。パッケージを自分だけで使用したい場合や、admin権限を持っていない場合には、ローカル\SpecialChar LaTeX
+を作成し,パッケージの全ファイルをそこにコピーしてください.パッケージを自分だけで使用したい場合や,admin権限を持っていない場合には,ローカル\SpecialChar LaTeX
フォルダで同じ
-ことを行います。たとえばMiK\SpecialChar TeX
+ことを行います.たとえばMiK\SpecialChar TeX
\begin_inset space ~
\end_inset
-2.8では、これはWinXP上では
+2.8では,これはWinXP上では
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-フォルダ、WinVista上では
+フォルダ,WinVista上では
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-フォルダになります。
+フォルダになります.
\end_layout
\end_deeper
\begin_layout Enumerate
-ここまで来れば、あとは\SpecialChar LaTeX
-に新しいファイルがあることを告げるだけです。これは使用している\SpecialChar LaTeX
-頒布版に依存します。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+ここまで来れば,あとは\SpecialChar LaTeX
+に新しいファイルがあることを告げるだけです.これは使用している\SpecialChar LaTeX
+頒布版に依存します.
\end_layout
\begin_deeper
\begin_layout Enumerate
\SpecialChar TeX
-Liveの場合には、コンソールから
+Liveの場合には,コンソールから
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドを実行してください。パッケージを全ユーザー用に導入した場合には、おそらくroot権限で行う必要があります。
+コマンドを実行してください.パッケージを全ユーザー用に導入した場合には,おそらくroot権限で行う必要があります.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
MiK\SpecialChar TeX
-では、パッケージを全ユーザー用に導入した場合には、「Settings
+では,パッケージを全ユーザー用に導入した場合には,「Settings
\begin_inset space ~
\end_inset
-(Admin)」を起動し、「Refresh FNDB」と記してあるボタンを押してください。そうでない場合には、「Settings」を起動して同様に行ってください
-。
+(Admin)」を起動し,「Refresh FNDB」と記してあるボタンを押してください.そうでない場合には,「Settings」を起動して同様に行ってください
+.
\end_layout
\end_deeper
\begin_layout Enumerate
-最後に、\SpecialChar LyX
-に新しいパッケージがあることを告げなくてはなりません。そこで、\SpecialChar LyX
+最後に,\SpecialChar LyX
+に新しいパッケージがあることを告げなくてはなりません.そこで,\SpecialChar LyX
からツール\SpecialChar menuseparator
-環境構成メニューを実行して、\SpecialChar LyX
-を再起動します。
+環境構成メニューを実行して,\SpecialChar LyX
+を再起動します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-これでパッケージが導入されました。この例では、文書クラス
+これでパッケージが導入されました.この例では,文書クラス
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で利用可能になっているはずです。
+で利用可能になっているはずです.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
メニューに列挙されてもいない\SpecialChar LaTeX
-文書クラスを使用したい場合には、その「レイアウト」ファイルを作り出さなくてはなりません。これが次節のトピックです。
+文書クラスを使用したい場合には,その「レイアウト」ファイルを作り出さなくてはなりません.これが次節のトピックです.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-この節は、レイアウト情報を含む各種\SpecialChar LyX
-ファイルについて述べます。これらのファイルは、各種段落様式や文字様式についての記述がされているものであり、\SpecialChar LyX
+この節は,レイアウト情報を含む各種\SpecialChar LyX
+ファイルについて述べます.これらのファイルは,各種段落様式や文字様式についての記述がされているものであり,\SpecialChar LyX
がそれらをどのように
-表示すべきなのか、また、それらをどのように\SpecialChar LaTeX
-やDocBook、XHTMLその他の出力形式に翻訳すればよいのかが記されています。
+表示すべきなのか,また,それらをどのように\SpecialChar LaTeX
+やDocBook,XHTMLその他の出力形式に翻訳すればよいのかが記されています.
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここでは、レイアウトファイル作成過程の包括的な解説を試みたいと思いますが、\SpecialChar LaTeX
-クラスだけでもサポートする文書の種類があまりにたくさんあるので、読者が出会いうるケース
-や問題をすべてカバーすることはとても望めません。\SpecialChar LyX
-ユーザーメーリングリストには、自身の経験を人々と分かち合いたいと望む、レイアウトデザインの経験豊かな人々がよく顔
-を出していますので、気軽に質問を投げかけてみてください。
+ここでは,レイアウトファイル作成過程の包括的な解説を試みたいと思いますが,\SpecialChar LaTeX
+クラスだけでもサポートする文書の種類があまりにたくさんあるので,読者が出会いうるケース
+や問題をすべてカバーすることはとても望めません.\SpecialChar LyX
+ユーザーメーリングリストには,自身の経験を人々と分かち合いたいと望む,レイアウトデザインの経験豊かな人々がよく顔
+を出していますので,気軽に質問を投げかけてみてください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-新しいレイアウトを準備するに当たっては、\SpecialChar LyX
-と共に頒布されているレイアウトの例を見るのがたいへん役立ちます。他の人々も使用できる\SpecialChar LaTeX
+新しいレイアウトを準備するに当たっては,\SpecialChar LyX
+と共に頒布されているレイアウトの例を見るのがたいへん役立ちます.他の人々も使用できる\SpecialChar LaTeX
文書クラス用の\SpecialChar LyX
-レイアウトを作ったり、
-他の人々にも有用なモジュールをお書きになった場合には、
+レイアウトを作ったり,
+他の人々にも有用なモジュールをお書きになった場合には,
\begin_inset CommandInset href
LatexCommand href
name "LyX Wikiのレイアウトに関する節"
\end_inset
-か、\SpecialChar LyX
-開発者メーリングリストに投稿して、\SpecialChar LyX
+か,\SpecialChar LyX
+開発者メーリングリストに投稿して,\SpecialChar LyX
頒布版に同梱することができるようにしてください
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
\SpecialChar LyX
-はGeneral Public Licenseの下でライセンスされていますので、\SpecialChar LyX
-に寄贈されたものは総て同じライセンス下に置かれることに注意してください。
+はGeneral Public Licenseの下でライセンスされていますので,\SpecialChar LyX
+に寄贈されたものは総て同じライセンス下に置かれることに注意してください.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここまで、「レイアウトファイル」についてお話してきました。しかし、レイアウト情報を含むものには、他の種類のファイルもあります。厳密にレイアウトファイルと呼ぶとき
-、それは
+ここまで,「レイアウトファイル」についてお話してきました.しかし,レイアウト情報を含むものには,他の種類のファイルもあります.厳密にレイアウトファイルと呼ぶとき
+,それは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を持ち、文書クラスに関する情報を\SpecialChar LyX
-に提供するものを指します。しかしながら、\SpecialChar LyX
- 1.6以降、レイアウト情報は、拡張子が
+拡張子を持ち,文書クラスに関する情報を\SpecialChar LyX
+に提供するものを指します.しかしながら,\SpecialChar LyX
+ 1.6以降,レイアウト情報は,拡張子が
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\emph on
モジュール
\emph default
-にも含めることができます。レイアウトが\SpecialChar LaTeX
-クラスに対応しているように、モジュールは\SpecialChar LaTeX
-パッケージに対応するものであり、
+にも含めることができます.レイアウトが\SpecialChar LaTeX
+クラスに対応しているように,モジュールは\SpecialChar LaTeX
+パッケージに対応するものであり,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-モジュールのように、特定のパッケージにサポートを提供するためのモジュールもあります。レイアウトモジュールは、特定の文書レイアウトに特化したものではなく、多くのレ
-イアウトで使用できるという意味において、一面、
+モジュールのように,特定のパッケージにサポートを提供するためのモジュールもあります.レイアウトモジュールは,特定の文書レイアウトに特化したものではなく,多くのレ
+イアウトで使用できるという意味において,一面,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-これらは任意の拡張子をつけることができますが、慣習的に
+これらは任意の拡張子をつけることができますが,慣習的に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子が用いられます。
+拡張子が用いられます.
\end_layout
\end_inset
-のようなものです。相異なる点といえば、
+のようなものです.相異なる点といえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-でインクルードファイルを使用するには、そのファイルを編集しなくてはなりませんが、モジュールの場合は、
+でインクルードファイルを使用するには,そのファイルを編集しなくてはなりませんが,モジュールの場合は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで選択するだけですみます。
+ダイアログで選択するだけですみます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-モジュール作成は、新しく段落様式を一つ加えたり、自由差込枠を加えたりするだけで済むことも多いので、レイアウト編集を学ぶ上でもっとも易しい方法です。しかし原理的に
-は、レイアウトファイルに入れることのできるものはすべて入れることができます。
+モジュール作成は,新しく段落様式を一つ加えたり,自由差込枠を加えたりするだけで済むことも多いので,レイアウト編集を学ぶ上でもっとも易しい方法です.しかし原理的に
+は,レイアウトファイルに入れることのできるものはすべて入れることができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-新しいモジュールを作成し、それを
+新しいモジュールを作成し,それを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-フォルダにコピーした後、モジュールがメニューに現れるようにするためには、\SpecialChar LyX
-の環境構成を行って再起動しなくてはなりません。しかしながら、モジュールの修正の場合には、
+フォルダにコピーした後,モジュールがメニューに現れるようにするためには,\SpecialChar LyX
+の環境構成を行って再起動しなくてはなりません.しかしながら,モジュールの修正の場合には,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を開いてどれかを選択し「OK」を押せば、直ちに反映されます。
+を開いてどれかを選択し「OK」を押せば,直ちに反映されます.
\emph on
-これを実行する前に、作業中の文書を保存しておくことを強く勧めます
+これを実行する前に,作業中の文書を保存しておくことを強く勧めます
\emph default
-。もっと言えば、
+.もっと言えば,
\emph on
-実際の文書で作業しているときに、同時にモジュールの編集をしようとしないことを強く勧めます
+実際の文書で作業しているときに,同時にモジュールの編集をしようとしないことを強く勧めます
\emph default
-。もちろん開発陣は、そのような場合でも\SpecialChar LyX
-が安定性を維持するように努力していますが、あなたが作成したモジュール中の文法エラー等によって、奇妙な挙動が引き起こされるこ
-とがあるからです。
+.もちろん開発陣は,そのような場合でも\SpecialChar LyX
+が安定性を維持するように努力していますが,あなたが作成したモジュール中の文法エラー等によって,奇妙な挙動が引き起こされるこ
+とがあるからです.
\end_layout
\begin_layout Subsubsection
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-に於けるモジュールは、\SpecialChar LaTeX
-に於けるパッケージに当たります。しかしながら、特定の差込枠や文字様式を、ひとつの文書のためだけに作りたいこともあるでしょうから、そのような
-場合に、他の文書でも利用できるようなモジュールをわざわざ書くことには、あまり意味がありません。このような場合に必要となるのが、「ローカルレイアウト」なのです。
+に於けるモジュールは,\SpecialChar LaTeX
+に於けるパッケージに当たります.しかしながら,特定の差込枠や文字様式を,ひとつの文書のためだけに作りたいこともあるでしょうから,そのような
+場合に,他の文書でも利用できるようなモジュールをわざわざ書くことには,あまり意味がありません.このような場合に必要となるのが,「ローカルレイアウト」なのです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、
+これは,
\family sans
文書\SpecialChar menuseparator
設定\SpecialChar menuseparator
ローカルのレイアウト
\family default
-にあります。そこにある大きなテキストボックスは、本来ならレイアウトファイルやモジュールに入力すべきものを、入力するためのものです。特定の文書のローカルレイアウト
-は、その文書専属のモジュールだと考えることができます。したがって、
+にあります.そこにある大きなテキストボックスは,本来ならレイアウトファイルやモジュールに入力すべきものを,入力するためのものです.特定の文書のローカルレイアウト
+は,その文書専属のモジュールだと考えることができます.したがって,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグは挿入しなくてはなりません。どの書式を使用しても構いませんが、通常は、執筆時点の最新書式を用いることになるでしょう(\SpecialChar LyX
- 2.1では、最新書式は48です)。また、
-ローカルレイアウトは、\SpecialChar LyX
- 1.6より前の版ではサポートされていないことを認識しておく必要があります。したがって、文書を\SpecialChar LyX
- 1.5またはそれ以前の版に(ローカルレイアウト
-情報を失うことなく)書き出せることを望むならば、使用するべきではありません。第1.6版へ—第1.6版はUIはありませんがローカルレイアウトをサポートしています—書き
-出せることを望むならば、書式11を用いて、さらに\SpecialChar LyX
- 1.6で使用できるレイアウト要素のみを使用してください。
+タグは挿入しなくてはなりません.どの書式を使用しても構いませんが,通常は,執筆時点の最新書式を用いることになるでしょう(\SpecialChar LyX
+ 2.2では,最新書式は60です)
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-面に何かを入力すると、下部にある「検証」ボタンが有効になります。このボタンを押すと、ユーザーの入力したものが、指定された書式に沿って、有効なレイアウト情報になっ
-ているかどうかが検証されます。すると、\SpecialChar LyX
-がその結果を返しますが、残念ながら、エラーがあった場合にそれが何のエラーであるかは返しません。しかしながら、\SpecialChar LyX
+面に何かを入力すると,下部にある「検証」ボタンが有効になります.このボタンを押すと,ユーザーの入力したものが,指定された書式に沿って,有効なレイアウト情報になっ
+ているかどうかが検証されます.すると,\SpecialChar LyX
+がその結果を返しますが,残念ながら,エラーがあった場合にそれが何のエラーであるかは返しません.しかしながら,\SpecialChar LyX
をターミナル(
-擬似端末)から起動した場合には、そのエラーがターミナルに返されます。ローカルレイアウトは、正しい書式で入力されないうちは、保存することができません。
+擬似端末)から起動した場合には,そのエラーがターミナルに返されます.ローカルレイアウトは,正しい書式で入力されないうちは,保存することができません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで、前節と同じ警告があります。ローカルレイアウトは、作業中の文書上で、特に保存していない文書上ではいじらないでください。それに注意すれば、テスト用文書上でロ
-ーカルレイアウトを用いるのは、レイアウトのアイディアを試すのに便利ですし、モジュール開発の第一歩としても便利です。
+ここで,前節と同じ警告があります.ローカルレイアウトは,作業中の文書上で,特に保存していない文書上ではいじらないでください.それに注意すれば,テスト用文書上でロ
+ーカルレイアウトを用いるのは,レイアウトのアイディアを試すのに便利ですし,モジュール開発の第一歩としても便利です.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
新しく\SpecialChar LaTeX
-文書クラスをサポートしようとするとき、\SpecialChar LaTeX2e
+文書クラスをサポートしようとするとき,\SpecialChar LaTeX2e
クラス(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)ファイルが絡む場合と、スタイル(
+)ファイルが絡む場合と,スタイル(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)ファイルが絡む場合の2つの状況があり得ます。スタイルファイルのサポートは、通常は、かなり容易ですが、新しくクラスファイルをサポートすることは、もう少し難しくな
-ります。この節では、前者について述べることとし、後者については次節に譲ります。当然のことながら、新しくDocBook DTDをサポートしたい場合にも、同様の所見
-が当てはまります。
+)ファイルが絡む場合の2つの状況があり得ます.スタイルファイルのサポートは,通常は,かなり容易ですが,新しくクラスファイルをサポートすることは,もう少し難しくな
+ります.この節では,前者について述べることとし,後者については次節に譲ります.当然のことながら,新しくDocBook DTDをサポートしたい場合にも,同様の所見
+が当てはまります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-この易しい方の場合では、新しい文書クラスは、既にサポートされている文書クラスと共に使うスタイルファイルとして提供されています。例示のために、スタイルファイルは
+この易しい方の場合では,新しい文書クラスは,既にサポートされている文書クラスと共に使うスタイルファイルとして提供されています.例示のために,スタイルファイルは
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-という名称で、標準的なクラスである
+という名称で,標準的なクラスである
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-と共に用いられるものと仮定しましょう。
+と共に用いられるものと仮定しましょう.
\end_layout
\begin_layout Standard
-既存の文書クラスのレイアウトファイルを、以下のように、お使いのローカルディレクトリにコピーすることから始めてください
+既存の文書クラスのレイアウトファイルを,以下のように,お使いのローカルディレクトリにコピーすることから始めてください
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-もちろん、どのディレクトリがローカルディレクトリとなるかは、プラットフォームに依存します。\SpecialChar LyX
-では、起動時に
+もちろん,どのディレクトリがローカルディレクトリとなるかは,プラットフォームに依存します.\SpecialChar LyX
+では,起動時に
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-オプションを指定することによって、ローカルディレクトリを指定することも可能です。
+オプションを指定することによって,ローカルディレクトリを指定することも可能です.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-それから、
+それから,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を編集して、
+を編集して,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-のように変更してください。それから、ファイル冒頭辺りに
+のように変更してください.それから,ファイル冒頭辺りに
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-と書き加えてください。
+と書き加えてください.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-を選択してください。それから\SpecialChar LyX
-を再起動し、新規文書を作成してみてください。すると、
+を選択してください.それから\SpecialChar LyX
+を再起動し,新規文書を作成してみてください.すると,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-」が現れるはずです。新しいクラスにおいて、節区切り用コマンドなどの一部が、基礎となったクラス—この例では
+」が現れるはずです.新しいクラスにおいて,節区切り用コマンドなどの一部が,基礎となったクラス—この例では
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-—とは違う挙動をすることはよくありますので、希望に応じて、各節の設定をいじると良いでしょう。各節のレイアウト情報は、
+—とは違う挙動をすることはよくありますので,希望に応じて,各節の設定をいじると良いでしょう.各節のレイアウト情報は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に含まれていますが、このファイルをコピーしたり変更したりする必要はありません。代わりに、自身のレイアウトファイル中、
+に含まれていますが,このファイルをコピーしたり変更したりする必要はありません.代わりに,自身のレイアウトファイル中,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の後に変更を加えるだけです。たとえば、章見だしのフォントをサンセリフ体に変更するには、以下のような行を加えます。
+の後に変更を加えるだけです.たとえば,章見だしのフォントをサンセリフ体に変更するには,以下のような行を加えます.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、既存の章様式宣言を上書き(あるいはこの場合には追加)します。
+これは,既存の章様式宣言を上書き(あるいはこの場合には追加)します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-新しいパッケージでは、基礎となったクラスには存在しないコマンドや環境を提供することもできます。この場合には、これらをレイアウトファイルに加えます。そのやり方につ
-いては、第
+新しいパッケージでは,基礎となったクラスには存在しないコマンドや環境を提供することもできます.この場合には,これらをレイアウトファイルに加えます.そのやり方につ
+いては,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:テキストクラス"
\end_inset
-節の情報を参照してください。
+節の情報を参照してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-が他の文書クラスで使用することができたり、あるいはできない場合でも、基礎となるクラスから読み込むことのできるモジュールを書くのが最も簡単であることがわかるでしょ
-う。最も簡単なモジュールの例としては、以下のようなものになります。
+が他の文書クラスで使用することができたり,あるいはできない場合でも,基礎となるクラスから読み込むことのできるモジュールを書くのが最も簡単であることがわかるでしょ
+う.最も簡単なモジュールの例としては,以下のようなものになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
-Format 35
+Format 60
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\end_layout
\begin_layout Standard
-もう少し複雑なモジュールでは、既存の構成物の挙動を修正したり、新しい構成物を定義したりすることになるでしょう。この辺りの議論については、第
+もう少し複雑なモジュールでは,既存の構成物の挙動を修正したり,新しい構成物を定義したりすることになるでしょう.この辺りの議論については,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:テキストクラス"
\end_inset
-節を参照してください。
+節を参照してください.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-これには2つのケースがありえます。ひとつは、クラスファイル自体が既存の文書クラスに立脚している場合です。たとえば、多くの学位論文用クラスは
+これには2つのケースがありえます.ひとつは,クラスファイル自体が既存の文書クラスに立脚している場合です.たとえば,多くの学位論文用クラスは
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-に基づいています。お使いのものがどうであるかを見るには、クラスファイル中に
+に基づいています.お使いのものがどうであるかを見るには,クラスファイル中に
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-という行がないかどうか探してください。もしこれがあれば、
+という行がないかどうか探してください.もしこれがあれば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-行は異なりますが、おおよそ前節のように進めることができます。あなたが新しく作るクラスが
+行は異なりますが,おおよそ前節のように進めることができます.あなたが新しく作るクラスが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-であり、
+であり,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-クラスに基づいていれば、
+クラスに基づいていれば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
さらに\SpecialChar LyX
-は、文書クラス名がレイアウトファイル名と同じだと仮定するので、クラスファイルを
+は,文書クラス名がレイアウトファイル名と同じだと仮定するので,クラスファイルを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-という名前で保存するのが最も簡単です。
+という名前で保存するのが最も簡単です.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\backslash
-DeclareLaT
-\begin_inset ERT
-status collapsed
-
-\begin_layout Plain Layout
-
-{}
-\end_layout
-
-\end_inset
-
-eXClass[thesis,book]{thesis}
+DeclareLaTeXClass[thesis,book]{thesis}
\end_layout
\begin_layout Standard
-他方、新しいクラスが既存のクラスに基づいていない場合には、おそらくあなた自身のレイアウトをしたためる必要があります。もし可能であれば、類似した\SpecialChar LaTeX
+他方,新しいクラスが既存のクラスに基づいていない場合には,おそらくあなた自身のレイアウトをしたためる必要があります.もし可能であれば,類似した\SpecialChar LaTeX
クラスを使用してい
-る既存のレイアウトファイルをコピーして、それに修正を加えるようにすることを強くお勧めします。少なくとも、どの項目を考慮すべきかがわかるように、既存のファイルを作
-業の開始点としてください。
+る既存のレイアウトファイルをコピーして,それに修正を加えるようにすることを強くお勧めします.少なくとも,どの項目を考慮すべきかがわかるように,既存のファイルを作
+業の開始点としてください.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-新しい文書クラス用のレイアウトファイルを書いたならば、そのレイアウト用のひな型も書くことを検討されるかもしれません。ひな型は、内容はダミーですが、レイアウトの使
-い方を示す一種のチュートリアルとして動作します。もちろん、イメージを得るために、\SpecialChar LyX
-添付のひな型をあれこれ見てみるのもよいでしょう。
+新しい文書クラス用のレイアウトファイルを書いたならば,そのレイアウト用のひな型も書くことを検討されるかもしれません.ひな型は,内容はダミーですが,レイアウトの使
+い方を示す一種のチュートリアルとして動作します.もちろん,イメージを得るために,\SpecialChar LyX
+添付のひな型をあれこれ見てみるのもよいでしょう.
\end_layout
\begin_layout Standard
-ひな型は、通常の文書と同様、\SpecialChar LyX
-を使って作成することができます。唯一違う点は、通常の文書では、フォント構成や用紙寸法を含め、すべてのあり得る設定が為されている点です
-。これらの場合、通常ユーザーはひな型が彼の設定値を上書きすることを望みません。この理由から、ひな型の設計者は、
+ひな型は,通常の文書と同様,\SpecialChar LyX
+を使って作成することができます.唯一違う点は,通常の文書では,フォント構成や用紙寸法を含め,すべてのあり得る設定が為されている点です
+.これらの場合,通常ユーザーはひな型が彼の設定値を上書きすることを望みません.この理由から,ひな型の設計者は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
などの対応するコマンドをひな型\SpecialChar LyX
-ファイルから取り除く必要があります。これは、たとえば
+ファイルから取り除く必要があります.これは,たとえば
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような、どの軽いテキストエディタでも行うことができます。
+のような,どの軽いテキストエディタでも行うことができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-に置き、グローバルなひな型ディレクトリ
+に置き,グローバルなひな型ディレクトリ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-から使用したいものを同じ場所にコピーし、
+から使用したいものを同じ場所にコピーし,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログのひな型パスを再定義してください。
+ダイアログのひな型パスを再定義してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-ところで、特別な意味を持つひな型
+ところで,特別な意味を持つひな型
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-があることに注意してください。このひな型は、
+があることに注意してください.このひな型は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を使って新規文書を作成する際、便利な既定値を提供する目的で必ず読み込まれます。このひな型を\SpecialChar LyX
-内部から作成するのにしなくてはならないことは、対応する設定を持つ文書を
-開き、
+を使って新規文書を作成する際,便利な既定値を提供する目的で必ず読み込まれます.このひな型を\SpecialChar LyX
+内部から作成するのにしなくてはならないことは,対応する設定を持つ文書を
+開き,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ボタンを押すことです。
+ボタンを押すことです.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-レイアウトファイルの書式は、\SpecialChar LyX
-のリリース毎に変更されますので、古いレイアウトファイルは変換されなくてはなりません。\SpecialChar LyX
-が古い書式のレイアウトファイルを読み込むと、\SpecialChar LyX
-は、
+レイアウトファイルの書式は,\SpecialChar LyX
+のリリース毎に変更されますので,古いレイアウトファイルは変換されなくてはなりません.\SpecialChar LyX
+が古い書式のレイアウトファイルを読み込むと,\SpecialChar LyX
+は,
自動的に変換ツール
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を呼び出し、それを現在の書式の一時ファイルに変換します。元のファイルは変更を加えられずに措かれます。もしこのレイアウトファイルをよく使うならば、\SpecialChar LyX
+を呼び出し,それを現在の書式の一時ファイルに変換します.元のファイルは変更を加えられずに措かれます.もしこのレイアウトファイルをよく使うならば,\SpecialChar LyX
がこれを毎回行な
-わくて済むように、レイアウトファイルを恒久的に変換しておきたいと思うかもしれません。これを行うには、以下のように変換子を手動で呼び出してください。
+わくて済むように,レイアウトファイルを恒久的に変換しておきたいと思うかもしれません.これを行うには,以下のように変換子を手動で呼び出してください.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
\end_inset
は\SpecialChar LyX
-システムディレクトリの名前です。
+システムディレクトリの名前です.
\end_layout
\begin_layout Standard
-手動変換は、インクルードされているファイル内部の変更までは取り扱いませんので、それらのファイルは別に変換されなくてはなりません。
+手動変換は,インクルードされているファイル内部の変更までは取り扱いませんので,それらのファイルは別に変換されなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下の各節では、いよいよ自分の手を汚してレイアウトファイルを作成したり編集したりする段階になった際、直面することの説明を行います。私たちからのアドバイスとしては
-、ゆっくりと進めるようにして、ちょっと進むごとに保存やテストを行い、心休まる音楽を聴き、好きな大人の飲み物を一二杯口にしながら行うのがいいでしょう。特に行き詰ま
-ってしまったときにはそうです。実際にはそんなに難しいことではないのですが、特に一度に多くのことをやろうとすると、選択肢が多くありすぎて圧倒されてしまうのです。さ
-て、もう一杯大人向け飲料をどうぞ。適量ね。\SpecialChar LyX
-の既存のレイアウトを例や参考に使ったり、既存のレイアウトを自身の目的に合わせて修正したりすると、作業が容易になります。
+以下の各節では,いよいよ自分の手を汚してレイアウトファイルを作成したり編集したりする段階になった際,直面することの説明を行います.私たちからのアドバイスとしては
+,ゆっくりと進めるようにして,ちょっと進むごとに保存やテストを行い,心休まる音楽を聴き,好きな大人の飲み物を一二杯口にしながら行うのがいいでしょう.特に行き詰ま
+ってしまったときにはそうです.実際にはそんなに難しいことではないのですが,特に一度に多くのことをやろうとすると,選択肢が多くありすぎて圧倒されてしまうのです.さ
+て,もう一杯大人向け飲料をどうぞ.適量ね.\SpecialChar LyX
+の既存のレイアウトを例や参考に使ったり,既存のレイアウトを自身の目的に合わせて修正したりすると,作業が容易になります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-この章で述べられているタグは、すべて大文字小文字を区別しません。つまり、
+この章で述べられているタグは,すべて大文字小文字を区別しません.つまり,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は同じコマンドとなります。機能名の後にある角括弧は、その機能が取り得る値を示します。テキストクラス設定内で機能が特定されていない場合には、既定値は
+は同じコマンドとなります.機能名の後にある角括弧は,その機能が取り得る値を示します.テキストクラス設定内で機能が特定されていない場合には,既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で表記されます。引数が「文字列」や「浮動小数点型」などのデータ型をとる場合には、既定値は
+で表記されます.引数が「文字列」や「浮動小数点型」などのデータ型をとる場合には,既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のように表示されます。
+のように表示されます.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-で始まる行はコメントです。この規則には一つだけ例外があります。すべての
+で始まる行はコメントです.この規則には一つだけ例外があります.すべての
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルは、以下のような行で始めなくてはならないのです。
+ファイルは,以下のような行で始めなくてはならないのです.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-2行目と3行目は、\SpecialChar LyX
-が環境構成を行う際に用いられます。このレイアウトファイルは、\SpecialChar LaTeX
+2行目と3行目は,\SpecialChar LyX
+が環境構成を行う際に用いられます.このレイアウトファイルは,\SpecialChar LaTeX
スクリプト
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が、
+が,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を無視する特別なモードで読み込みます。1行目は単なる\SpecialChar LaTeX
-コメントですが、2行目にはテキストクラスの宣言が、3行目にはクラスの分類(非必須)が書かれています。これらの
+を無視する特別なモードで読み込みます.1行目は単なる\SpecialChar LaTeX
+コメントですが,2行目にはテキストクラスの宣言が,3行目にはクラスの分類(非必須)が書かれています.これらの
行が
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-と名付けられたファイルにあると、
+と名付けられたファイルにあると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-(レイアウトファイル名)という名称のテキストクラスを定義し、\SpecialChar LaTeX
+(レイアウトファイル名)という名称のテキストクラスを定義し,\SpecialChar LaTeX
文書クラス
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用するようになります(既定ではレイアウトと同じ名称のものを使用します)。上記に現れる「Article (Standard Class)」という文字列は、
+を使用するようになります(既定ではレイアウトと同じ名称のものを使用します).上記に現れる「Article (Standard Class)」という文字列は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログのテキストクラスの説明に使用されます。分類(例中の「Articles」)は、
+ダイアログのテキストクラスの説明に使用されます.分類(例中の「Articles」)は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで使用され、文書クラスはこの分類によってグループ化されます(分類は通常ジャンルを表し、典型的なものには、「Articles」「Books」「Repor
-ts」「Letters」「Presentations」「Curricula Vitae」等があります)。分類を宣言しない場合には、このクラスは「Uncatego
-rized」グループに属することになります。
+ダイアログで使用され,文書クラスはこの分類によってグループ化されます(分類は通常ジャンルを表し,典型的なものには,「Articles」「Books」「Repor
+ts」「Letters」「Presentations」「Curricula Vitae」等があります).分類を宣言しない場合には,このクラスは「Uncatego
+rized」グループに属することになります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-節見出し表示に変更を加えた、
+節見出し表示に変更を加えた,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-文書クラスを使用するテキストクラスを自分で書いたものとしましょう。これを
+文書クラスを使用するテキストクラスを自分で書いたものとしましょう.これを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-というファイルに置いたとすると、このファイルのヘッダは以下のようになります。
+というファイルに置いたとすると,このファイルのヘッダは以下のようになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、\SpecialChar LaTeX
+これは,\SpecialChar LaTeX
文書クラス
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に関連づけられ、「Article (with My Own Headings)」と表示される、
+に関連づけられ,「Article (with My Own Headings)」と表示される,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-テキストクラスを宣言するものです。もしこのテキストクラスが複数のパッケージに依存するならば、以下のように宣言すると良いでしょう。
+テキストクラスを宣言するものです.もしこのテキストクラスが複数のパッケージに依存するならば,以下のように宣言すると良いでしょう.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\size small
#
\backslash
-DeclareLaT
-\size default
-
-\begin_inset ERT
-status collapsed
-
-\begin_layout Plain Layout
-
-{}
-\end_layout
-
-\end_inset
-
-
-\size small
-eXClass[article,foo.sty]{Article (with My Own Headings)}
+DeclareLaTeXClass[article,foo.sty]{Article (with My Own Headings)}
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、このテキストクラスが
+これは,このテキストクラスが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-パッケージを使用することを示しています。最後に、DocBookコード向けのクラスを宣言することもできることを見ます。典型的な宣言は以下のようになります。
+パッケージを使用することを示しています.最後に,DocBookコード向けのクラスを宣言することもできることを見ます.典型的な宣言は以下のようになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これらの宣言には、文書クラス名を宣言する非必須パラメータ(ただしリストではない)を与えることができることに注意してください。
+これらの宣言には,文書クラス名を宣言する非必須パラメータ(ただしリストではない)を与えることができることに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-できる限り明示的に要約すると、レイアウト宣言は以下の形をとります。
+できる限り明示的に要約すると,レイアウト宣言は以下の形をとります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで「クラス」は、\SpecialChar LaTeX
-クラスファイル名とレイアウトファイル名が異なるときのみ、指定する必要があります。クラスファイル名が指定されなければ、\SpecialChar LyX
-は単純に、クラスファイル
-名がレイアウトファイル名と同じであると仮定します。
+ここで「クラス」は,\SpecialChar LaTeX
+クラスファイル名とレイアウトファイル名が異なるときのみ,指定する必要があります.クラスファイル名が指定されなければ,\SpecialChar LyX
+は単純に,クラスファイル
+名がレイアウトファイル名と同じであると仮定します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-テキストクラスがあなたの嗜好に合うように修正できたならば、他にしなくてはならないことは、それを
+テキストクラスがあなたの嗜好に合うように修正できたならば,他にしなくてはならないことは,それを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-にコピーし、
+にコピーし,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を実行し、\SpecialChar LyX
-を終了して再起動するだけです。そうすれば、この新しいテキストクラスが、他のテキストクラスと同様に使用できるようになります。
+を実行し,\SpecialChar LyX
+を終了して再起動するだけです.そうすれば,この新しいテキストクラスが,他のテキストクラスと同様に使用できるようになります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-レイアウトファイルが導入されたならば、これを編集して、環境構成したり\SpecialChar LyX
-を再起動したりすることなく、その変更を確認することができます
+レイアウトファイルが導入されたならば,これを編集して,環境構成したり\SpecialChar LyX
+を再起動したりすることなく,その変更を確認することができます
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
第1.6版よりも前の\SpecialChar LyX
-では、これを行うことはできませんでした。その結果、レイアウトファイルに加えた変更を反映させるには、その度に\SpecialChar LyX
-を再起動しなくてはならなかったので、
-レイアウトファイルを編集する作業は、たいへん時間を浪費する作業だったのです。
+では,これを行うことはできませんでした.その結果,レイアウトファイルに加えた変更を反映させるには,その度に\SpecialChar LyX
+を再起動しなくてはならなかったので,
+レイアウトファイルを編集する作業は,たいへん時間を浪費する作業だったのです.
\end_layout
\end_inset
-。\SpecialChar LyX
+.\SpecialChar LyX
関数
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を使用すれば、現在使っているレイアウトの再読み込みを強制することができるのです。この関数への既定のキー割り当てはありません—もちろん自分でどれかのキーに割り当て
-ることもできますが—。しかし、通常は、この関数を使用する場合は、これをミニバッファに入力します。
+を使用すれば,現在使っているレイアウトの再読み込みを強制することができるのです.この関数への既定のキー割り当てはありません—もちろん自分でどれかのキーに割り当て
+ることもできますが—.しかし,通常は,この関数を使用する場合は,これをミニバッファに入力します.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-はかなり「高度な機能」です。この機能を利用する前に、作業中の文書を保存しておくことを
+はかなり「高度な機能」です.この機能を利用する前に,作業中の文書を保存しておくことを
\emph on
強く
\emph default
-勧めます。もっと言えば、大事な文書の作業をしているときに、同時にレイアウト情報の編集をしようとしないことを
+勧めます.もっと言えば,大事な文書の作業をしているときに,同時にレイアウト情報の編集をしようとしないことを
\emph on
強く
\emph default
-勧めます。テスト用文書を使用してください。レイアウトファイル中の文法エラー等が奇妙な挙動を引き起こす可能性があります。特に、そのようなエラーが起こると、\SpecialChar LyX
+勧めます.テスト用文書を使用してください.レイアウトファイル中の文法エラー等が奇妙な挙動を引き起こす可能性があります.特に,そのようなエラーが起こると,\SpecialChar LyX
は現在の
-レイアウトが無効であるものと判断して、別のレイアウトに切り替えようとする可能性があります
+レイアウトが無効であるものと判断して,別のレイアウトに切り替えようとする可能性があります
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-非常に悪質な文法エラーの場合には、\SpecialChar LyX
-が終了してしまうことさえあります。これは、ある種のエラーでは、\SpecialChar LyX
-がレイアウト情報を全く読めなくなる可能性があるからです。ご注意く
-ださい。
+非常に悪質な文法エラーの場合には,\SpecialChar LyX
+が終了してしまうことさえあります.これは,ある種のエラーでは,\SpecialChar LyX
+がレイアウト情報を全く読めなくなる可能性があるからです.ご注意く
+ださい.
\end_layout
\end_inset
-。\SpecialChar LyX
-開発陣は、このような状況下でも安定性を保つよう努力していますが、後悔よりも安心の方が良いでしょう
+.\SpecialChar LyX
+開発陣は,このような状況下でも安定性を保つよう努力していますが,後悔よりも安心の方が良いでしょう
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-重ねての助言ですが、つねにバックアップを取ってください。それから、お母さんのお片づけに注意。
+重ねての助言ですが,つねにバックアップを取ってください.それから,お母さんのお片づけに注意.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-モジュールは、以下のような行で始まらなくてはなりません。
+モジュールは,以下のような行で始まらなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
#
\backslash
-DeclareL
-\begin_inset ERT
-status collapsed
-
-\begin_layout Plain Layout
-
-{}
-\end_layout
-
-\end_inset
-
-yXModule[endnotes.sty]{Endnotes}
+DeclareLyXModule[endnotes.sty]{Endnotes}
\end_layout
\begin_layout Standard
-波括弧内に入っている必須引数はモジュール名で、これは
+波括弧内に入っている必須引数はモジュール名で,これは
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-内に表示されます。角括弧内の引数は非必須です。これは、モジュールが依存する\SpecialChar LaTeX
-パッケージをすべて宣言します。また、非必須引数として、
+内に表示されます.角括弧内の引数は非必須です.これは,モジュールが依存する\SpecialChar LaTeX
+パッケージをすべて宣言します.また,非必須引数として,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の形を使用することができます。これは、
+の形を使用することができます.これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-形式への変換鎖が存在するときのみ、このモジュールを使用できることを宣言するものです。
+形式への変換鎖が存在するときのみ,このモジュールを使用できることを宣言するものです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-それから、以下のようなモジュール宣言を行います
+それから,以下のようなモジュール宣言を行います
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
モジュールを\SpecialChar LyX
-に公開する場合には英語が望ましいです。この説明は翻訳メッセージ一覧に現れるようになるので、次回のインタフェースの更新時に翻訳されることになります。
+に公開する場合には英語が望ましいです.この説明は翻訳メッセージ一覧に現れるようになるので,次回のインタフェースの更新時に翻訳されることになります.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで説明(Description)は、
+ここで説明(Description)は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-でこのモジュールが何をするものか、ユーザに情報を与えるために使用されます。
+でこのモジュールが何をするものか,ユーザに情報を与えるために使用されます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-行は、このモジュールが共に使用する必要がある、他のモジュールを特定するのに用いられます。一方、
+行は,このモジュールが共に使用する必要がある,他のモジュールを特定するのに用いられます.一方,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-行は、このモジュールが共に使用してはならない、他のモジュールを特定するのに用いられます。この2つの行は必須ではなく、上記のようにモジュールが複数ある場合には、パ
-イプ記号「|」で区切らなくてはなりません。
+行は,このモジュールが共に使用してはならない,他のモジュールを特定するのに用いられます.この2つの行は必須ではなく,上記のようにモジュールが複数ある場合には,パ
+イプ記号「|」で区切らなくてはなりません.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に指定されたモジュールは、選言的に取り扱われることに注意してください。つまり、
+に指定されたモジュールは,選言的に取り扱われることに注意してください.つまり,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に指定されたモジュールのうち、
+に指定されたモジュールのうち,
\emph on
少なくとも一つ
\emph default
-が使用されていればよいということです。同様に、
+が使用されていればよいということです.同様に,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に指定されたモジュールは、一つも使用されてはなりません。ここでモジュールは、
+に指定されたモジュールは,一つも使用されてはなりません.ここでモジュールは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を除いたファイル名で認識されることに注意してください。つまり
+拡張子を除いたファイル名で認識されることに注意してください.つまり
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-とは、実のところ
+とは,実のところ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のことです。
+のことです.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-レイアウトファイルやインクルードされたファイル、またはモジュールの最初の非コメント行には、以下のように、かならずファイル形式番号が記されていなくてはなりません。
+レイアウトファイルやインクルードされたファイル,またはモジュールの最初の非コメント行には,以下のように,かならずファイル形式番号が記されていなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset space ~
\end_inset
-1.4.0で導入されました。\SpecialChar LyX
+1.4.0で導入されました.\SpecialChar LyX
\begin_inset space ~
\end_inset
-1.3.x以前のレイアウトファイルには、明示されたファイル形式がないため、書式1と解されます。\SpecialChar LyX
-現行版のファイル形式は、書式59です。しかし、\SpecialChar LyX
-の各版は、旧版の\SpecialChar LyX
+1.3.x以前のレイアウトファイルには,明示されたファイル形式がないため,書式1と解されます.\SpecialChar LyX
+現行版のファイル形式は,書式60です.しかし,\SpecialChar LyX
+の各版は,旧版の\SpecialChar LyX
で作成さ
-れたファイルを読むことができるように、旧版のレイアウトファイルも読むことができます。しかしながら、以前の書式に変換する方法はありません。
+れたファイルを読むことができるように,旧版のレイアウトファイルも読むことができます.しかしながら,以前の書式に変換する方法はありません.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下は、文書クラス全体の挙動を決定する汎用パラメータです(これは、
+以下は,文書クラス全体の挙動を決定する汎用パラメータです(これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルのみに使用されるべきで、モジュールでは使ってはならない、ということを意味するものでは
+ファイルのみに使用されるべきで,モジュールでは使ってはならない,ということを意味するものでは
\emph on
ありません
\emph default
-。モジュールには、すべてのレイアウトタグを使用することができます)。
+.モジュールには,すべてのレイアウトタグを使用することができます).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この文書クラスがXHTMLに出力されるときに、
+ この文書クラスがXHTMLに出力されるときに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックに追加出力される情報です。典型的には、これはCSSスタイル情報を出力するのに用いられますが、
+ブロックに追加出力される情報です.典型的には,これはCSSスタイル情報を出力するのに用いられますが,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に出力するものであれば、何でも使用することができます。「
+に出力するものであれば,何でも使用することができます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 文書プリアンブルに書き加えられる情報です。「
+ 文書プリアンブルに書き加えられる情報です.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 書誌情報の表示に使う書式を定義します。詳細については、
+ 書誌情報の表示に使う書式を定義します.詳細については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:引用書式指定"
\end_inset
-をご覧ください。「
+をご覧ください.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 文書クラスがサポートする様々な大域オプションを記します。説明は、
+ 文書クラスがサポートする様々な大域オプションを記します.説明は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:ClassOptions"
\end_inset
-を参照してください。「
+を参照してください.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 文書クラスが既定で1段組か2段組かを指定します。
+] 文書クラスが既定で1段組か2段組かを指定します.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで変更することができます。
+ダイアログで変更することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この部分はカウンタの特性を定義します。カウンタがまだ存在していなければ、生成されます。もし存在しなければ修正されます。「
+] この部分はカウンタの特性を定義します.カウンタがまだ存在していなければ,生成されます.もし存在しなければ修正されます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-カウンタについての詳細は、
+カウンタについての詳細は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:カウンタ"
\end_inset
-を参照してください。
+を参照してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 文書を表示するのに用いられる既定フォントを設定します。フォントの宣言の仕方については、
+ 文書を表示するのに用いられる既定フォントを設定します.フォントの宣言の仕方については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-を参照してください。「
+を参照してください.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この文書クラスに、既定で取り込むモジュールを指定します。モジュールは、
+] この文書クラスに,既定で取り込むモジュールを指定します.モジュールは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を除いたファイル名で指定します。ユーザはこのモジュールを除外することができますが、当初は有効の状態になっています(これは新しいファイルが作成されたときや、
-既存の文書にこの文書クラスが選択したときのみ該当します)。
+拡張子を除いたファイル名で指定します.ユーザはこのモジュールを除外することができますが,当初は有効の状態になっています(これは新しいファイルが作成されたときや,
+既存の文書にこの文書クラスが選択したときのみ該当します).
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-これは新規段落に割り当てられる様式であり、通常は
+これは新規段落に割り当てられる様式であり,通常は
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-です。もしこれを指定しなければ、最初に定義される様式がこれに割り当てられるようにはなっていますが、このディレクティブを使用することが推奨されます。
+です.もしこれを指定しなければ,最初に定義される様式がこれに割り当てられるようにはなっていますが,このディレクティブを使用することが推奨されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このタグは、指定されたモジュール—
+] このタグは,指定されたモジュール—
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を除いたファイル名で指定します—が、この文書クラスでは使用できないように設定します。これはたとえば、特定の学術誌用レイアウトファイルの中で、定理番号を節毎
+拡張子を除いたファイル名で指定します—が,この文書クラスでは使用できないように設定します.これはたとえば,特定の学術誌用レイアウトファイルの中で,定理番号を節毎
に振る
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-モジュールが使用されるのを防ぐために用いたりすることができます。このタグは、モジュール内で
+モジュールが使用されるのを防ぐために用いたりすることができます.このタグは,モジュール内で
\emph on
使用してはいけません
\emph default
-。モジュールは、他のモジュールを排除する独自の枠組みがあります(
+.モジュールは,他のモジュールを排除する独自の枠組みがあります(
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:レイアウトモジュール"
\end_inset
-参照)。
+参照).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- フロートを新規に定義します。詳細は、
+ フロートを新規に定義します.詳細は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フロート"
\end_inset
-を参照してください。「
+を参照してください.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この文書クラスがXHTMLに出力されるときに、
+ この文書クラスがXHTMLに出力されるときに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックに出力される情報です。これより前に出現した
+ブロックに出力される情報です.これより前に出現した
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言は、すべて完全に上書きされることに注意してください(プリアンブルに何かを追加したい時には、
+宣言は,すべて完全に上書きされることに注意してください(プリアンブルに何かを追加したい時には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください)。これは「
+を使用してください).これは「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 文書がHTMLに出力されるときに、目次や書誌情報などに使用されるレイアウトです。articleの場合には、これは通常「節」であり、bookの場合は「章」です
-。これを指定しない場合には、\SpecialChar LyX
-はどのレイアウトを使用するべきか、解析しようと試みます。
+] 文書がHTMLに出力されるときに,目次や書誌情報などに使用されるレイアウトです.articleの場合には,これは通常「節」であり,bookの場合は「章」です
+.これを指定しない場合には,\SpecialChar LyX
+はどのレイアウトを使用するべきか,解析しようと試みます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 与えられたカウンタの特性を修正します。カウンタが存在しない場合には、この節は無視されます。「
+] 与えられたカウンタの特性を修正します.カウンタが存在しない場合には,この節は無視されます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-カウンタについての詳細は、
+カウンタについての詳細は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:カウンタ"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 与えられた段落様式の特性を修正します。様式が存在しない場合には、この節は無視されます。「
+] 与えられた段落様式の特性を修正します.様式が存在しない場合には,この節は無視されます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-名称の指し示すように、このコマンドは、同じコマンドを何度も指定せずに済むように、別のレイアウト定義ファイルを取り込ませます。よく使われる例は、基本的なレイアウト
+名称の指し示すように,このコマンドは,同じコマンドを何度も指定せずに済むように,別のレイアウト定義ファイルを取り込ませます.よく使われる例は,基本的なレイアウト
のほとんどを収録している
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような標準レイアウトファイルです。
+のような標準レイアウトファイルです.
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-このセクションは、差込枠のレイアウトを定義(再定義)します。これは、既存の差込枠にも、新しい文字様式のような新規のユーザ定義差込枠にも使用することができます。「
+このセクションは,差込枠のレイアウトを定義(再定義)します.これは,既存の差込枠にも,新しい文字様式のような新規のユーザ定義差込枠にも使用することができます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-詳しい情報は、
+詳しい情報は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:任意設定差込枠"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 画面上の左余白の幅を指示する文字列。例:「
+] 画面上の左余白の幅を指示する文字列.例:「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」。(これは、「2ex」のような「長さ」ではないことに注意してください。)
+」.(これは,「2ex」のような「長さ」ではないことに注意してください.)
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このコマンドは、既存のカウンタ(通常インクルードファイル内で定義されたもの)を削除します。
+] このコマンドは,既存のカウンタ(通常インクルードファイル内で定義されたもの)を削除します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このコマンドは既存のフロートを削除します。これは特に、Inputで取り込んだファイルに定義されていたフロートを抑制するのに便利です。
+] このコマンドは既存のフロートを削除します.これは特に,Inputで取り込んだファイルに定義されていたフロートを抑制するのに便利です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このコマンドは既存の様式を削除します。これは特に、Inputで取り込んだファイルに定義されていた様式を抑制するのに便利です。
+] このコマンドは既存の様式を削除します.これは特に,Inputで取り込んだファイルに定義されていた様式を抑制するのに便利です.
\end_layout
\begin_layout Description
\family sans
設定
\family default
-ダイアログで定義される形のもの)。おもに、
+ダイアログで定義される形のもの).おもに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-になっていて、新しい型のliterate文書を定義したい時に便利です。対応する
+になっていて,新しい型のliterate文書を定義したい時に便利です.対応する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-パラメーターに遭遇したときには、この文字列は、「
+パラメーターに遭遇したときには,この文字列は,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」のいずれかにリセットされます。
+」のいずれかにリセットされます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このクラスを使用する文書がどのような種類の出力をするかを示す文字列。現在のところ、取り得る値は「docbook」・「latex」・「literate」です。
+] このクラスを使用する文書がどのような種類の出力をするかを示す文字列.現在のところ,取り得る値は「docbook」・「latex」・「literate」です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 第1文字列で指定したパッケージ用のオプションを第2文字列で指定します。例えば、「
+] 第1文字列で指定したパッケージ用のオプションを第2文字列で指定します.例えば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」とすると、
+」とすると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
オプションとともに読み込みます(\SpecialChar TeX
-perts向けに述べると、これは、
+perts向けに述べると,これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を読み込む前に、\SpecialChar LyX
+を読み込む前に,\SpecialChar LyX
に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を出力させます)。
+を出力させます).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 既定ページ様式。
+] 既定ページ様式.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで変更することができます。
+ダイアログで変更することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
\SpecialChar LaTeX
-文書のプリアンブルを設定します。前に行った
+文書のプリアンブルを設定します.前に行った
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言は、すべて上書きされてしまうので注意してください。(プリアンブルに何かを追加したい時には、
+宣言は,すべて上書きされてしまうので注意してください.(プリアンブルに何かを追加したい時には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください。)「
+を使用してください.)「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で示される機能を既に提供しているかどうかを示します。機能は、一般的にパッケージ名(
+で示される機能を既に提供しているかどうかを示します.機能は,一般的にパッケージ名(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
・\SpecialChar ldots
-)です。機能一覧については、
+)です.機能一覧については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "chap:関数一覧"
\end_inset
-を参照。
+を参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で表されているモジュールの機能を提供することを示し、
+で表されているモジュールの機能を提供することを示し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を除いたファイル名で指定します。
+拡張子を除いたファイル名で指定します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグを使用すると、モジュールを使用しなくてはならないことを示しますが、このタグは主に、このレイアウトがモジュールを直接取り込んでしまっていることを示すのに用いら
-れます。同じ機能を別に実装しているモジュール中で使用するなどすることもできます。
+タグを使用すると,モジュールを使用しなくてはならないことを示しますが,このタグは主に,このレイアウトがモジュールを直接取り込んでしまっていることを示すのに用いら
+れます.同じ機能を別に実装しているモジュール中で使用するなどすることもできます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で表されている機能を要求することを示します。機能が複数ある場合には、コンマで区切らなくてはなりません。サポートされている機能以外は要求できないことに注意してくだ
+で表されている機能を要求することを示します.機能が複数ある場合には,コンマで区切らなくてはなりません.サポートされている機能以外は要求できないことに注意してくだ
さい(機能一覧については
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
\end_inset
-を参照)。特定のオプションをとるパッケージを要求する場合、
+を参照).特定のオプションをとるパッケージを要求する場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を追加して使うことができます。
+を追加して使うことができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 画面上の右余白の幅を指示する文字列。例:「
+] 画面上の右余白の幅を指示する文字列.例:「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」。
+」.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] どの節区切りまで連番を振るかを指定します。\SpecialChar LaTeX
+] どの節区切りまで連番を振るかを指定します.\SpecialChar LaTeX
における
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-カウンタに対応します。
+カウンタに対応します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] クラスの既定値として、用紙の片面に印字するか両面に印字するかを指定します。
+] クラスの既定値として,用紙の片面に印字するか両面に印字するかを指定します.
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで変更することができます。
+ダイアログで変更することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-この部分は段落様式を定義します。様式がまだ存在していなければ、生成されます。既に存在していれば、そのパラメータが修正されます。「
+この部分は段落様式を定義します.様式がまだ存在していなければ,生成されます.既に存在していれば,そのパラメータが修正されます.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-段落様式に関する詳細は、
+段落様式に関する詳細は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式-XHTML"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で使用すべきコマンド名あるいは環境名。The name of the command or environment to be used with
+で使用すべきコマンド名あるいは環境名.The name of the command or environment to be used with
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-] 文書のタイトルを定義するのに、どのようなマークアップを使用するのかを示します。
+] 文書のタイトルを定義するのに,どのようなマークアップを使用するのかを示します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、「
+は,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」が指定されている最後のレイアウトの後に、
+」が指定されている最後のレイアウトの後に,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指定したマクロ名を挿入することを意味します。
+で指定したマクロ名を挿入することを意味します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、「
+は,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指定した環境でくるむ場合に対応します。
+で指定した環境でくるむ場合に対応します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] どの節区切りまで目次に取り込むかを指定します。\SpecialChar LaTeX
+] どの節区切りまで目次に取り込むかを指定します.\SpecialChar LaTeX
の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-カウンタに対応します。
+カウンタに対応します.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
-部は、以下の項目を取り得ます。
+部は,以下の項目を取り得ます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 文書のメインフォントが使用できるフォント寸法の一覧です。「
+] 文書のメインフォントが使用できるフォント寸法の一覧です.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で区切ります。
+」で区切ります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- XMLベースの出力クラスで、DTD行を設定するのに使用されます。例:PUBLIC
+ XMLベースの出力クラスで,DTD行を設定するのに使用されます.例:PUBLIC
\begin_inset Quotes eld
\end_inset
\end_inset
-] 使用できるページ様式の一覧です。「
+] 使用できるページ様式の一覧です.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で区切ります。
+」で区切ります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-コマンドの非必須パラメータとして付け加える文書クラスオプションです。コンマで区切ります。
+コマンドの非必須パラメータとして付け加える文書クラスオプションです.コンマで区切ります.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-段落様式の記述は、以下のようになります
+段落様式の記述は,以下のようになります
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-これは新しいレイアウトを定義するか、既存のレイアウトを修正することになることに注意してください。
+これは新しいレイアウトを定義するか,既存のレイアウトを修正することになることに注意してください.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここでは、以下のコマンドを使用することができます。
+ここでは,以下のコマンドを使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落の揃え。
+] 段落の揃え.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] 使用できる揃えのコンマ区切りリスト(\SpecialChar LaTeX
-スタイルには、意味を成さない一部の揃えが禁じられているものがあります。たとえば、連番箇条書きを右揃えや中央揃えにすること
-はできません)。
+スタイルには,意味を成さない一部の揃えが禁じられているものがあります.たとえば,連番箇条書きを右揃えや中央揃えにすること
+はできません).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 現在の様式に関連付けられたコマンドまたは環境の引数番号<整数>を定義します。これは、節見出しのようなものに便利で、また\SpecialChar LaTeX
-でのみ意味を持ちます。コマンドまたは環
-境の引数は全て–段落の内容自身に関連付けられた必須引数を除き、必須・非必須を問わず–、別の場所で定義され、引数番号はその順序を表します。定義は
+] 現在の様式に関連付けられたコマンドまたは環境の引数番号<整数>を定義します.これは,節見出しのようなものに便利で,また\SpecialChar LaTeX
+でのみ意味を持ちます.コマンドまたは環
+境の引数は全て–段落の内容自身に関連付けられた必須引数を除き,必須・非必須を問わず–,別の場所で定義され,引数番号はその順序を表します.定義は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で閉じなくてはなりません。非必須引数が2つあるコマンドの場合は、以下のようになります。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+で閉じなくてはなりません.非必須引数が2つあるコマンドの場合は,以下のようになります.
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
-定義内部では、以下の指定をすることができます。
+定義内部では,以下の指定をすることができます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を指定した場合を除く)。メニューには、後ろに「|」で区切った文字を置くことでアクセラレーターを定義することができます(例:
+を指定した場合を除く).メニューには,後ろに「|」で区切った文字を置くことでアクセラレーターを定義することができます(例:
\begin_inset space \space{}
\end_inset
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-)。
+).
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- メニュー単独用の文字列。後ろに「|」で区切った文字を置くことでアクセラレーターを定義することができます(例:
+ メニュー単独用の文字列.後ろに「|」で区切った文字を置くことでアクセラレーターを定義することができます(例:
\begin_inset space \space{}
\end_inset
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-)。この指定は必須ではありません。指定しない場合には、代わりに
+).この指定は必須ではありません.指定しない場合には,代わりに
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-がメニューに用いられます。
+がメニューに用いられます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- 引数差込枠にマウスをかざしたときに現れるツールチップに表示される長めの説明文。
+ 引数差込枠にマウスをかざしたときに現れるツールチップに表示される長めの説明文.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-] これが必須の引数なのか(1)非必須の引数なのか(0)を宣言します。必須引数は、与えられなければ空の出力を行いますが、非必須引数の場合はそもそも出力されません
-。既定では、必須引数は
+] これが必須の引数なのか(1)非必須の引数なのか(0)を宣言します.必須引数は,与えられなければ空の出力を行いますが,非必須引数の場合はそもそも出力されません
+.既定では,必須引数は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で区切られ、非必須引数は
+で区切られ,非必須引数は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で区切られます。
+で区切られます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- この引数が出力されるとき、必要となる別の引数を(番号によって)指定します。例えば、\SpecialChar LaTeX
-コマンドでは、
+ この引数が出力されるとき,必要となる別の引数を(番号によって)指定します.例えば,\SpecialChar LaTeX
+コマンドでは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のように、前に(少なくとも空の)別の非必須引数を要求する非必須引数があります。これは、
+のように,前に(少なくとも空の)別の非必須引数を要求する非必須引数があります.これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ステートメントを置くことで実現できます。
+ステートメントを置くことで実現できます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-ではない)ユーザー定義の左区切りを定義します。出力中の改行は
+ではない)ユーザー定義の左区切りを定義します.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-ではない)ユーザー定義の右区切りを定義します。出力中の改行は
+ではない)ユーザー定義の右区切りを定義します.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- ユーザー指定引数が与えられなかったとき、すなわち引数差込枠が挿入されなかったときに限り、挿入される引数を定義します(空の引数差込枠が挿入されてもDefault
-Argは無効になることに注意してください)。引数が複数のときはコンマで区切る必要があります。
+ ユーザー指定引数が与えられなかったとき,すなわち引数差込枠が挿入されなかったときに限り,挿入される引数を定義します(空の引数差込枠が挿入されてもDefault
+Argは無効になることに注意してください).引数が複数のときはコンマで区切る必要があります.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- どのような場合にも(単独もしくはユーザー定義引数とともに)挿入される引数を定義します。引数が複数のときはコンマで区切る必要があります。
+ どのような場合にも(単独もしくはユーザー定義引数とともに)挿入される引数を定義します.引数が複数のときはコンマで区切る必要があります.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- 引数の内容に用いられるフォント。
+ 引数の内容に用いられるフォント.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
- ラベルに用いられるフォント。
+ ラベルに用いられるフォント.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-] 差込枠の枠とボタンに用いられる装飾様式。
+] 差込枠の枠とボタンに用いられる装飾様式.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-に設定されると、各様式が選択されたときに、この引数が自動的に挿入されます。現在のところ、様式・レイアウト毎に1変数のみ自動挿入することができます。
+に設定されると,各様式が選択されたときに,この引数が自動的に挿入されます.現在のところ,様式・レイアウト毎に1変数のみ自動挿入することができます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-に設定されると、この引数は、副文(選択した文ないしは段落全体)のコピーを内容にとって挿入されます。
+に設定されると,この引数は,副文(選択した文ないしは段落全体)のコピーを内容にとって挿入されます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\family default
\SpecialChar LaTeX
-が要求する特別な翻訳は抜きにして、生の形で出力されるべき各文字を定義します。PassThruとは違って、引数用に、これは明示的に定義されなくてはなりません。つま
-り、引数は、親差込枠や親レイアウトからPassThruCharsを継承しません。
+が要求する特別な翻訳は抜きにして,生の形で出力されるべき各文字を定義します.PassThruとは違って,引数用に,これは明示的に定義されなくてはなりません.つま
+り,引数は,親差込枠や親レイアウトからPassThruCharsを継承しません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-既定では、
+既定では,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のとき、各レイアウトで\SpecialChar LyX
-作業領域に入力した文字列は、コマンドの最後の(必須)引数になります。しかしながら、前置句
+のとき,各レイアウトで\SpecialChar LyX
+作業領域に入力した文字列は,コマンドの最後の(必須)引数になります.しかしながら,前置句
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を付けた文字列は、この作業領域引数の後に出力されます。後置引数の番号は1から振られ直されますので、作業領域引数の後の最初の引数は
+を付けた文字列は,この作業領域引数の後に出力されます.後置引数の番号は1から振られ直されますので,作業領域引数の後の最初の引数は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-となります。後置引数は、
+となります.後置引数は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-では無視されます。
+では無視されます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-の引数は、前置句
+の引数は,前置句
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)。
+).
\end_layout
\end_deeper
\end_inset
- これは、前に現れたこの様式の
+ これは,前に現れたこの様式の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言をすべて、完全に上書きしますので注意してください。「
+宣言をすべて,完全に上書きしますので注意してください.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。これの利用法についての詳細は、第
+」で閉じる必要があります.これの利用法についての詳細は,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式の国際化"
\end_inset
-節をご覧ください。
+節をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-ここで「浮動小数点型」とは1.5のような実数を指します。
+ここで「浮動小数点型」とは1.5のような実数を指します.
\end_layout
\end_inset
- このレイアウト型の段落塊の最後の段落と、次の段落とを分離する垂直空白。次の段落が別のレイアウト型である場合、分離幅は足し上げられるのではなく、最大値がとられま
-す。
+ このレイアウト型の段落塊の最後の段落と,次の段落とを分離する垂直空白.次の段落が別のレイアウト型である場合,分離幅は足し上げられるのではなく,最大値がとられま
+す.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この様式のカテゴリです。これは、ツールバーのレイアウト・コンボボックスで関連した様式をグループ化するのに用いられます。任意の文字列を使用することができますが
-、作成した様式に既存のカテゴリを使用したいと思うことが多いでしょう。
+] この様式のカテゴリです.これは,ツールバーのレイアウト・コンボボックスで関連した様式をグループ化するのに用いられます.任意の文字列を使用することができますが
+,作成した様式に既存のカテゴリを使用したいと思うことが多いでしょう.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- XMLコマンドの深度。XML型の書式でのみ使用されます。
+ XMLコマンドの深度.XML型の書式でのみ使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 既存の様式から、すべての機能を現在の様式にコピーします。
+] 既存の様式から,すべての機能を現在の様式にコピーします.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph on
前に
\emph default
-プリアンブルを出力させる様式名。マクロ定義がお互いに依存関係にある場合に、プリアンブルの断片の順序を確実にするためのものです
+プリアンブルを出力させる様式名.マクロ定義がお互いに依存関係にある場合に,プリアンブルの断片の順序を確実にするためのものです
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-この機能以外には、プリアンブルの順序を確定する方法はないことに注意してください。\SpecialChar LyX
-の特定のバージョンで観察された順序は、将来のバージョンで警告なしに変わる可能性が
-あります。
+この機能以外には,プリアンブルの順序を確定する方法はないことに注意してください.\SpecialChar LyX
+の特定のバージョンで観察された順序は,将来のバージョンで警告なしに変わる可能性が
+あります.
\end_layout
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-が、
+が,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のいずれかの場合は、段落群の最後)に置くラベル。
+のいずれかの場合は,段落群の最後)に置くラベル.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の場合は「何もない」ことを指し、
+の場合は「何もない」ことを指し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)の場合は、証明終了マーカ用の白い箱型(あるいは黒い箱型)を指し、
+)の場合は,証明終了マーカ用の白い箱型(あるいは黒い箱型)を指し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は明示したテキスト文字列を指します。
+は明示したテキスト文字列を指します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-のラベルで用いる文字列。
+のラベルで用いる文字列.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph on
両方で
\emph default
-用いられるフォント。第
+用いられるフォント.第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-節を参照。このフォントを定義すると、自動的に
+節を参照.このフォントを定義すると,自動的に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-も同じ値で定義されることに注意してください。したがって、
+も同じ値で定義されることに注意してください.したがって,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-も同時に定義したい場合には、これを先に定義してください。
+も同時に定義したい場合には,これを先に定義してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] 新しい様式を\SpecialChar LyX
-安定版にバックポートするのに用いられます。このタグを最初にサポートした安定版は\SpecialChar LyX
- 2.1.0です。引数は数字で、0・-1・1以上の任意の数をとることが
-できます。様式の
+安定版にバックポートするのに用いられます.このタグを最初にサポートした安定版は\SpecialChar LyX
+ 2.1.0です.引数は数字で,0・-1・1以上の任意の数をとることが
+できます.様式の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-フラグが1以上ならば、これは常に文書ヘッダに書き込まれます。.lyxファイルが読み込まれると、文書ヘッダからの様式定義が文書クラスに追加されます。したがって、古い
+フラグが1以上ならば,これは常に文書ヘッダに書き込まれます..lyxファイルが読み込まれると,文書ヘッダからの様式定義が文書クラスに追加されます.したがって,古い
版の\SpecialChar LyX
-もこの様式を取り扱えるようになります。
+もこの様式を取り扱えるようになります.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の引数は版数です。様式が読み込まれたときに、文書クラス中の既存の様式の版数よりも小さいと、新しい様式は無視されます。版数が大きいと、既存の様式に代わって新しい様
-式が用いられます。値-1は無限大の版数を意味し、この様式が常に用いられることになります。
+の引数は版数です.様式が読み込まれたときに,文書クラス中の既存の様式の版数よりも小さいと,新しい様式は無視されます.版数が大きいと,既存の様式に代わって新しい様
+式が用いられます.値-1は無限大の版数を意味し,この様式が常に用いられることになります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] \SpecialChar LyX
-は、空白をそれ自体文字や記号ではなく、2つの単語の間の分割子として捉えているため、単語間に2つ以上の空白を入れることは、通常許可していません。これ自体はとて
-も素晴らしいことですが、たとえばプログラムコードや生の\SpecialChar LaTeX
-コードを入力しようとするときなどに、煩わしくなることがあります。このことから、
+は,空白をそれ自体文字や記号ではなく,2つの単語の間の分割子として捉えているため,単語間に2つ以上の空白を入れることは,通常許可していません.これ自体はとて
+も素晴らしいことですが,たとえばプログラムコードや生の\SpecialChar LaTeX
+コードを入力しようとするときなどに,煩わしくなることがあります.このことから,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を有効にすることが認められています。\SpecialChar LyX
-は、\SpecialChar LaTeX
-モード以外では2つめ以降の空白には、保護された空白を使用することに注意してください。
+を有効にすることが認められています.\SpecialChar LyX
+は,\SpecialChar LaTeX
+モード以外では2つめ以降の空白には,保護された空白を使用することに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- これらのタグは、XHTML出力で使用されます。第
+ これらのタグは,XHTML出力で使用されます.第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式-XHTML"
\end_inset
-節をご覧ください。
+節をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- [[FIXME]] (XML型書式でのみ使用されます。)
+ [[FIXME]] (XML型書式でのみ使用されます.)
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の場合、様式が文書本体ではなく、文書プリアンブルにインクルードされるようにします。これは、タイトルや著者の情報をプリアンブルで設定する必要のある文書クラスに便利
-です。これは、
+の場合,様式が文書本体ではなく,文書プリアンブルにインクルードされるようにします.これは,タイトルや著者の情報をプリアンブルで設定する必要のある文書クラスに便利
+です.これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の様式に対してのみ動作します。
+の様式に対してのみ動作します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の場合、このレイアウトをタイトルブロックの一部としてマークします(大域項目の
+の場合,このレイアウトをタイトルブロックの一部としてマークします(大域項目の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-も参照)。
+も参照).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] 箇条書きの項目を宣言する\SpecialChar LaTeX
-コマンド。コマンドは、前置されるバックスラッシュを除いた部分で定義されます(既定値は「item」です。これは、\SpecialChar LaTeX
+コマンド.コマンドは,前置されるバックスラッシュを除いた部分で定義されます(既定値は「item」です.これは,\SpecialChar LaTeX
出力中では
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-となります)。
+となります).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] これは、同じレイアウトを持つ段落群の間に追加する空白を与えるものです。複数のレイアウトを一つの環境に入れると、それぞれのレイアウトは、その環境の
+] これは,同じレイアウトを持つ段落群の間に追加する空白を与えるものです.複数のレイアウトを一つの環境に入れると,それぞれのレイアウトは,その環境の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-だけ分離されます。しかし、その環境の項目全体は、さらにこの
+だけ分離されます.しかし,その環境の項目全体は,さらにこの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-分だけ離されます。これは
+分だけ離されます.これは
\emph on
乗数
\emph default
-であることに注意してください。
+であることに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- [[FIXME]] (XML型書式でのみ使用されます。)
+ [[FIXME]] (XML型書式でのみ使用されます.)
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落を空のままにすると、\SpecialChar LaTeX
-出力が空になってしまうので、通常、\SpecialChar LyX
-は段落を空にすることを許可しません。しかしながら、これを無効にすることが望ましい場合が存在します。
-たとえば、書簡のひな型では、必須フィールドを人々が忘れないように、空のフィールドのまま提供する手もあります。特別なクラスにおいては、レイアウトを実際には文章を含
-まないある種の改行として使用することもあります。
+] 段落を空のままにすると,\SpecialChar LaTeX
+出力が空になってしまうので,通常,\SpecialChar LyX
+は段落を空にすることを許可しません.しかしながら,これを無効にすることが望ましい場合が存在します.
+たとえば,書簡のひな型では,必須フィールドを人々が忘れないように,空のフィールドのまま提供する手もあります.特別なクラスにおいては,レイアウトを実際には文章を含
+まないある種の改行として使用することもあります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] ラベルと本文テキストとの間の垂直余白。本文テキストの上に来るラベルにのみ使用されます(
+] ラベルと本文テキストとの間の垂直余白.本文テキストの上に来るラベルにのみ使用されます(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)。
+).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-節参照)。カウンタがラベル中に表示されるようにするためには、
+節参照).カウンタがラベル中に表示されるようにするためには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-中で参照する必要があります。これは、少なくとも
+中で参照する必要があります.これは,少なくとも
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で動作します。
+で動作します.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-また、
+また,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-型のときにも、若干複雑にはなりますが、本項目を使うことができます。たとえば、「
+型のときにも,若干複雑にはなりますが,本項目を使うことができます.たとえば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」と宣言したものとしましょう。すると、\SpecialChar LaTeX
-におけるのと同様、実際に使われるカウンタは、
+」と宣言したものとしましょう.すると,\SpecialChar LaTeX
+におけるのと同様,実際に使われるカウンタは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のようになります。これらのカウンタは、全て別々に宣言されなくてはなりません。
+のようになります.これらのカウンタは,全て別々に宣言されなくてはなりません.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-カウンタの詳細については、
+カウンタの詳細については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:カウンタ"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- ラベルに使用されるフォント。
+ ラベルに使用されるフォント.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-を参照。
+を参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] ラベルをどれくらい行頭下げすべきかを示す文字列。
+] ラベルをどれくらい行頭下げすべきかを示す文字列.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] ラベルと本文テキストの間の水平余白の大きさを表す文字列。本文テキストの上に来ないラベルにのみ使用されます。
+] ラベルと本文テキストの間の水平余白の大きさを表す文字列.本文テキストの上に来ないラベルにのみ使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-ラベル型でラベルに使用する文字列。
+ラベル型でラベルに使用する文字列.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を設定している場合、
+を設定している場合,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:カウンタ"
\end_inset
-に述べられている特別な整形コマンドを含めることができます。
+に述べられている特別な整形コマンドを含めることができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の代わりに用いられます。各
+の代わりに用いられます.各
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ステートメントは、
+ステートメントは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-をもリセットすることに注意してください。
+をもリセットすることに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- [FIXME] (XML型書式でのみ使用されます。)
+ [FIXME] (XML型書式でのみ使用されます.)
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
]
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
- は、ラベルが最初の単語(最初の本当の空白まで)であることを示します。ラベルに2単語以上使用したいときは、保護された空白を使用してください。
+ は,ラベルが最初の単語(最初の本当の空白まで)であることを示します.ラベルに2単語以上使用したいときは,保護された空白を使用してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、ラベルが
+ は,ラベルが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で宣言したものであることを示します。これは段落冒頭の「行中」に表示されます。
+で宣言したものであることを示します.これは段落冒頭の「行中」に表示されます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のときは、連続する同じ
+のときは,連続する同じ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の段落中、最初の段落にのみ表示されます。
+の段落中,最初の段落にのみ表示されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の特別な場合です。ラベルは段落の上部に行頭か中央揃えで印字されます。
+の特別な場合です.ラベルは段落の上部に行頭か中央揃えで印字されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- はキャプションラベルの「図」や「表」の特別な場合です。
+ はキャプションラベルの「図」や「表」の特別な場合です.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、(ハードコードされた)ラベル文字列がフロートの種類に依存することを示します。これは、フロートに関連付けられたカウンタの値がNであるものとすると、「Float
-Type N」にハードコードされています。キャプションがフロートの外に挿入されると、
+は,(ハードコードされた)ラベル文字列がフロートの種類に依存することを示します.これは,フロートに関連付けられたカウンタの値がNであるものとすると,「Float
+Type N」にハードコードされています.キャプションがフロートの外に挿入されると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は「意味を成しません!」と表示されます。
+は「意味を成しません!」と表示されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、通常の連番ラベルを生成します。現在のところ、これは、第4階層まで順に、アラビア数字・小文字・小文字ローマ数字・大文字を使用するようにハードコードされていま
-す。
+ は,通常の連番ラベルを生成します.現在のところ,これは,第4階層まで順に,アラビア数字・小文字・小文字ローマ数字・大文字を使用するようにハードコードされていま
+す.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、各階層でさまざまなブリットを生成します。これもハードコードされています。
+ は,各階層でさまざまなブリットを生成します.これもハードコードされています.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-とともにのみ使用されます。
+とともにのみ使用されます.
\end_layout
\end_deeper
\end_inset
- これは、この様式で既に出現した
+ これは,この様式で既に出現した
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言をすべて、完全に上書きしますので、注意してください。使用法についての詳細は、
+宣言をすべて,完全に上書きしますので,注意してください.使用法についての詳細は,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式の国際化"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] 対応する\SpecialChar LaTeX
-の名称です。環境名かコマンド名を指します。
+の名称です.環境名かコマンド名を指します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の非必須パラメータです。このパラメータは、\SpecialChar LyX
+の非必須パラメータです.このパラメータは,\SpecialChar LyX
内部から変更することはできません(変更可能なパラメータには
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください)。これは、全ての\SpecialChar LaTeX
+を使用してください).これは,全ての\SpecialChar LaTeX
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の後にそのままの形で出力されます。
+の後にそのままの形で出力されます.
\end_layout
\begin_layout Description
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-これらのルールはSGMLクラスにも適用されるので、
+これらのルールはSGMLクラスにも適用されるので,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の名称は、少しミスリーディングかもしれません。特定の例については、SGMLクラスファイル(ファイル名
+の名称は,少しミスリーディングかもしれません.特定の例については,SGMLクラスファイル(ファイル名
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)を見てください。
+)を見てください.
\end_layout
\end_inset
-。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+.
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
- は、何も特別なことは意味しません。
+ は,何も特別なことは意味しません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を意味します。
+を意味します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を意味します。
+を意味します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-と同じですが、
+と同じですが,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-がこの環境のすべての段落に付けられるところだけが異なっています。
+がこの環境のすべての段落に付けられるところだけが異なっています.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-と同じですが、
+と同じですが,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が環境の引数として渡されるところだけが異なっています。
+が環境の引数として渡されるところだけが異なっています.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、
+は,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで定義することができます。
+ダイアログで定義することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-に似ていますが、以下のように、書誌情報環境のbeginステートメントに必須引数(最長ラベル)を追記します。
+に似ていますが,以下のように,書誌情報環境のbeginステートメントに必須引数(最長ラベル)を追記します.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-したがって、これは書誌情報環境にのみ有用です。既定の最長ラベル「99」は、書誌情報項目の段落設定で、ユーザーが変更することができます。
+したがって,これは書誌情報環境にのみ有用です.既定の最長ラベル「99」は,書誌情報項目の段落設定で,ユーザーが変更することができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-上記最後のいくつかをまとめると、\SpecialChar LaTeX
-出力は、\SpecialChar LaTeX
+上記最後のいくつかをまとめると,\SpecialChar LaTeX
+出力は,\SpecialChar LaTeX
型に依存して
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-のようになるか、
+のようになるか,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-となります。
+となります.
\end_layout
\end_deeper
\end_inset
-] 様式の内容の最初に置かれる文字列。出力中の改行は
+] 様式の内容の最初に置かれる文字列.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] レイアウトを環境の中に入れた場合、左余白は単純に加えられるのではなく、因子
+] レイアウトを環境の中に入れた場合,左余白は単純に加えられるのではなく,因子
\begin_inset Formula $\frac{4}{\mathrm{depth}+4}$
\end_inset
-をかけて加えられます。このパラメータは、
+をかけて加えられます.このパラメータは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に設定されているときにも用いられることに注意してください。その場合には、これは手動設定余白または動的設定余白に加えられることに注意してください。
+に設定されているときにも用いられることに注意してください.その場合には,これは手動設定余白または動的設定余白に加えられることに注意してください.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\end_inset
-」と指定すると、段落を通常フォントの「
+」と指定すると,段落を通常フォントの「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」の幅だけ行頭下げを行います。文字列の前に「
+」の幅だけ行頭下げを行います.文字列の前に「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」を付けると、負の幅を与えることができます。この方法が採用されたのは、どの画面フォントでも見かけが同じになるようにするためです。
+」を付けると,負の幅を与えることができます.この方法が採用されたのは,どの画面フォントでも見かけが同じになるようにするためです.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-このレイアウトの左余白の種類です。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+このレイアウトの左余白の種類です.
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
- は固定余白を示します。
+ は固定余白を示します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、左余白が
+ は,左余白が
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログで入力した文字列によって決められることを示します。これは、タブを用いずに整った一覧表を組むのに使用されます。
+ダイアログで入力した文字列によって決められることを示します.これは,タブを用いずに整った一覧表を組むのに使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、余白がラベルの大きさに依存することを示します。これは、自動連番の見出しに使用されます。「5.4.3.2.1 非常に長い見出し」という見出し行が、「3.2
- 非常に長い見出し」よりも広い左余白(5.4.3.2.1足す空白と同じ幅)を必要とすることは明らかでしょう(標準的「ワープロ」はこんなことはやってくれませんが)。
+ は,余白がラベルの大きさに依存することを示します.これは,自動連番の見出しに使用されます.「5.4.3.2.1 非常に長い見出し」という見出し行が,「3.2
+ 非常に長い見出し」よりも広い左余白(5.4.3.2.1足す空白と同じ幅)を必要とすることは明らかでしょう(標準的「ワープロ」はこんなことはやってくれませんが).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は似ていますが、段落の最初の行だけがDynamicでその他の行はStaticです。これは、たとえば、箇条書き(記述)に使用されます。
+ は似ていますが,段落の最初の行だけがDynamicでその他の行はStaticです.これは,たとえば,箇条書き(記述)に使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、段落中、最も長い行が右余白に合うように余白を選択します。これは、ページの右端に住所を組版するのに用いられます。
+ は,段落中,最も長い行が右余白に合うように余白を選択します.これは,ページの右端に住所を組版するのに用いられます.
\end_layout
\end_deeper
\emph on
ありません
\emph default
-)。
+).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-)に変換するか否か。\SpecialChar LyX
+)に変換するか否か.\SpecialChar LyX
中で\SpecialChar LaTeX
-編集をやりやすくするために、変換は無効にすることができます。
+編集をやりやすくするために,変換は無効にすることができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 真に設定すると、
+] 真に設定すると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)段落が行頭下げになっている場合でも、この型の段落に続くそれらの段落は、字下げされません(逆に言えば,既定でない段落には影響を与えません)。
+)段落が行頭下げになっている場合でも,この型の段落に続くそれらの段落は,字下げされません(逆に言えば,既定でない段落には影響を与えません).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このレイアウトが置き換えられたレイアウト名。これは、後方互換性を維持しながら、レイアウトの名称を変更するのに使用されます。
+] このレイアウトが置き換えられたレイアウト名.これは,後方互換性を維持しながら,レイアウトの名称を変更するのに使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 同じ型の段落が引き続く場合、同じ段落として取り扱うか否かを決定します。これは、そのような連続グループに対して、
+] 同じ型の段落が引き続く場合,同じ段落として取り扱うか否かを決定します.これは,そのような連続グループに対して,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が一度だけ出力される効果があります。既定では、
+が一度だけ出力される効果があります.既定では,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-、
+,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
- については有効であり、他の型すべてについて無効になっています。
+ については有効であり,他の型すべてについて無効になっています.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] \SpecialChar LaTeX
-出力中で、段落を空行ではなく、改行で区切るよう指定します。
+出力中で,段落を空行ではなく,改行で区切るよう指定します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-と併用すれば、(\SpecialChar TeX
-コードを使用したときのように)テキストエディタをエミュレートすることができます。
+と併用すれば,(\SpecialChar TeX
+コードを使用したときのように)テキストエディタをエミュレートすることができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落の最初の行の行頭下げ。レイアウトによっては
+] 段落の最初の行の行頭下げ.レイアウトによっては
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は固定されています。例外には標準レイアウトがあり、標準レイアウトの段落の行頭下げは、
+は固定されています.例外には標準レイアウトがあり,標準レイアウトの段落の行頭下げは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で禁止することができるようになっています。また、環境中の標準レイアウト段落は、当該段落の
+で禁止することができるようになっています.また,環境中の標準レイアウト段落は,当該段落の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ではなく、この環境の
+ではなく,この環境の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用します。たとえば、箇条書き(連番)内の標準段落は、行頭下げされません。
+を使用します.たとえば,箇条書き(連番)内の標準段落は,行頭下げされません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このレイアウトの2段落間の垂直余白。
+] このレイアウトの2段落間の垂直余白.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] \SpecialChar LyX
-では、文書を組版するのに、ユーザが「行頭下げ」か「スキップ」を選ぶことができます。「行頭下げ」を選択した際には、この値は完全に無視されます。「スキップ」を選
-択した際には、\SpecialChar LaTeX
+では,文書を組版するのに,ユーザが「行頭下げ」か「スキップ」を選ぶことができます.「行頭下げ」を選択した際には,この値は完全に無視されます.「スキップ」を選
+択した際には,\SpecialChar LaTeX
型「段落」レイアウトの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は無視され、すべての段落はこの
+は無視され,すべての段落はこの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-引数分だけ引き離されます。垂直余白は、
+引数分だけ引き離されます.垂直余白は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を標準フォントでの1行の高さとすると、
+を標準フォントでの1行の高さとすると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-によって計算されます。このようにして、画面フォントを変更しても同じように表示されるのです。
+によって計算されます.このようにして,画面フォントを変更しても同じように表示されるのです.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この段落の内容が、\SpecialChar LaTeX
-が必要とするような特別な変換を行わずに、生の形で出力されるべきかどうか。
+] この段落の内容が,\SpecialChar LaTeX
+が必要とするような特別な変換を行わずに,生の形で出力されるべきかどうか.
\end_layout
\begin_layout Description
\family default
\SpecialChar LaTeX
-が要請する特別な翻訳なしで。生の形で出力されるべき、それぞれの文字を定義します。
+が要請する特別な翻訳なしで.生の形で出力されるべき,それぞれの文字を定義します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この様式が使用されたときに、\SpecialChar LaTeX
-プリアンブルに付け加えるべき情報。この特定の様式が要求するマクロを定義したり、パッケージを読み込んだりと言ったことに使用します。「
+ この様式が使用されたときに,\SpecialChar LaTeX
+プリアンブルに付け加えるべき情報.この特定の様式が要求するマクロを定義したり,パッケージを読み込んだりと言ったことに使用します.「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で閉じる必要があります。
+」で閉じる必要があります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この型の段落を参照する際、生成されるラベルに使用する前置句。これによって、整形参照を使用することができるようになります。
+] この型の段落を参照する際,生成されるラベルに使用する前置句.これによって,整形参照を使用することができるようになります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-を必要とするかどうか(機能詳細については、第
+を必要とするかどうか(機能詳細については,第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "chap:関数一覧"
\end_inset
-節参照)。特定のオプションをとるパッケージを要求する場合、
+節参照).特定のオプションをとるパッケージを要求する場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を参照)。
+を参照).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
タグで定義された)この様式の\SpecialChar LaTeX
-引数をリセットします。これは、様式を
+引数をリセットします.これは,様式を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-でコピーし、その(必須及び非必須)引数は継承したくない場合に便利です。
+でコピーし,その(必須及び非必須)引数は継承したくない場合に便利です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 様式の内容の最後に置かれる文字列。出力中の改行は
+] 様式の内容の最後に置かれる文字列.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-に同様。
+に同様.
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-これはレイアウト中の既定の行間をどうすべきか定義するものです。引数の
+これはレイアウト中の既定の行間をどうすべきか定義するものです.引数の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、それぞれ乗数1・1.25・1.667に対応します。引数
+は,それぞれ乗数1・1.25・1.667に対応します.引数
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を指定した場合には、実際の乗数値も引数として指定しなくてはなりません。他のパラメータと違って
+を指定した場合には,実際の乗数値も引数として指定しなくてはなりません.他のパラメータと違って
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、\SpecialChar LaTeX
+は,\SpecialChar LaTeX
パッケージ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-パッケージを使用した、限定的な\SpecialChar LaTeX
-コードを生成することを意味することにご注意ください。
+パッケージを使用した,限定的な\SpecialChar LaTeX
+コードを生成することを意味することにご注意ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この様式の段落をスペルチェックするか否か。既定値は真です。
+] この様式の段落をスペルチェックするか否か.既定値は真です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 本文に使うフォント。
+ 本文に使うフォント.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 目次中でのこの様式の階層。これは、節見出しの自動連番に使用されます。
+] 目次中でのこの様式の階層.これは,節見出しの自動連番に使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このタグは、この段落の1行目の行頭下げが、段落設定ダイアログで切り替えられるかどうかを決めます。
+] このタグは,この段落の1行目の行頭下げが,段落設定ダイアログで切り替えられるかどうかを決めます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が指定されると、文書設定が「行頭下げ」段落様式を使用しているときに、行頭下げを変更することができます。
+が指定されると,文書設定が「行頭下げ」段落様式を使用しているときに,行頭下げを変更することができます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、文書設定にかかわらず変更することができ、
+は,文書設定にかかわらず変更することができ,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、どのような場合でも変更することができません。
+は,どのような場合でも変更することができません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このレイアウトを持つ一連の段落群の最初の段落と、その前の段落の間の垂直余白。前の段落が別のレイアウトを持っていれば、余白は単純に追加されるのではなく、それら
-の最大値がとられます。
+] このレイアウトを持つ一連の段落群の最初の段落と,その前の段落の間の垂直余白.前の段落が別のレイアウトを持っていれば,余白は単純に追加されるのではなく,それら
+の最大値がとられます.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-は、長きにわたってレイアウト情報の国際化をサポートしてきましたが、第2.0版までは、これは操作画面にのみ適用されるものであって、たとえばPDF出力には適用されませ
-んでした。たとえば、フランスの著者が、「Theorem 1」の代わりに「
+は,長きにわたってレイアウト情報の国際化をサポートしてきましたが,第2.0版までは,これは操作画面にのみ適用されるものであって,たとえばPDF出力には適用されませ
+んでした.たとえば,フランスの著者が,「Theorem 1」の代わりに「
\lang french
Théorème
\lang japanese
- 1」としたければ、醜いハックに頼るしかありませんでした。Georg Baumのおかげで、これは解消されました。
+ 1」としたければ,醜いハックに頼るしかありませんでした.Georg Baumのおかげで,これは解消されました.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-が、組版文書に出力される文字列を定義するのであれば、非英語文書や複数言語文書をサポートするために、
+が,組版文書に出力される文字列を定義するのであれば,非英語文書や複数言語文書をサポートするために,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-を使用することができます。以下の抜粋(
+を使用することができます.以下の抜粋(
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-より)は、これがどう動作するかを示すものです。
+より)は,これがどう動作するかを示すものです.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
Preamble
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
\end_layout
\begin_deeper
\end_deeper
\begin_layout Standard
-原則として、
+原則として,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-タグ内には、有効な\SpecialChar LaTeX
-コードはすべて用いることができますが、実際においては、ここで典型的に示したような形になるでしょう。組版文字列が正しく翻訳されるための鍵となるの
-は、\SpecialChar LaTeX
+タグ内には,有効な\SpecialChar LaTeX
+コードはすべて用いることができますが,実際においては,ここで典型的に示したような形になるでしょう.組版文字列が正しく翻訳されるための鍵となるの
+は,\SpecialChar LaTeX
コマンド
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-中での用い方です。
+中での用い方です.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-タグは、文書全体の言語に基づいた国際化を提供します。タグの内容は、
+タグは,文書全体の言語に基づいた国際化を提供します.タグの内容は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグと同様、プリアンブルに置かれるのですが、これを特別なものにしているのは、「関数」
+タグと同様,プリアンブルに置かれるのですが,これを特別なものにしているのは,「関数」
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が使用されていることです。これは、\SpecialChar LyX
+が使用されていることです.これは,\SpecialChar LyX
が\SpecialChar LaTeX
-出力を生成する際、その引数を文書言語に翻訳したもので置き換えられます。
+出力を生成する際,その引数を文書言語に翻訳したもので置き換えられます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-タグは、複数言語文書をサポートし、
+タグは,複数言語文書をサポートし,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-パッケージへのインタフェースを提供することを意図しているので、もう少し複雑です。その内容は、文書に現れる言語それぞれについて一度、プリアンブルに追加されます。こ
-の場合には、
+パッケージへのインタフェースを提供することを意図しているので,もう少し複雑です.その内容は,文書に現れる言語それぞれについて一度,プリアンブルに追加されます.こ
+の場合には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の引数は、その当該言語への翻訳で置き換えられ、
+の引数は,その当該言語への翻訳で置き換えられ,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は言語名(babelパッケージで使用されるもの)で置き換えられます。
+は言語名(babelパッケージで使用されるもの)で置き換えられます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-したがって、フランス語のセクションを持つドイツ語文書では、以下のような内容がプリアンブルに追加されます
+したがって,フランス語のセクションを持つドイツ語文書では,以下のような内容がプリアンブルに追加されます
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-それから、\SpecialChar LaTeX
+それから,\SpecialChar LaTeX
と
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は協力して、出力に正しい文字列を生成します。
+は協力して,出力に正しい文字列を生成します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここで注意しておくべき一つの重要な点は、翻訳は、
+ここで注意しておくべき一つの重要な点は,翻訳は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルを通じて、\SpecialChar LyX
-自身によって提供されるということです。つまり、ユーザー作成のレイアウトファイルに入力された文字列は、
+ファイルを通じて,\SpecialChar LyX
+自身によって提供されるということです.つまり,ユーザー作成のレイアウトファイルに入力された文字列は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルをそれに応じて変更しない限り、\SpecialChar LyX
-の国際化ルーチンでは取り扱われないので、
+ファイルをそれに応じて変更しない限り,\SpecialChar LyX
+の国際化ルーチンでは取り扱われないので,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-は、事実上、\SpecialChar LyX
-とともに提供されるレイアウトファイルでのみ、使うことができるということを意味します。とはいえ、こういうことでありますので、将来的に\SpecialChar LyX
+は,事実上,\SpecialChar LyX
+とともに提供されるレイアウトファイルでのみ,使うことができるということを意味します.とはいえ,こういうことでありますので,将来的に\SpecialChar LyX
に同梱させようとい
-う意図を以て作成されたレイアウトは、適切なところではすべて、これらのタグを使用するべきです。\SpecialChar LyX
-が提供する段落様式の翻訳は、マイナー更新(例えば2.1.x版から2.1.y版
-)では変更されないことに注意してください。しかしながら、メジャー更新(例えば2.0.x版から2.1.y版)では、新しい翻訳や修正が導入される可能性は大いにあります。
+う意図を以て作成されたレイアウトは,適切なところではすべて,これらのタグを使用するべきです.\SpecialChar LyX
+が提供する段落様式の翻訳は,マイナー更新(例えば2.1.x版から2.1.y版
+)では変更されないことに注意してください.しかしながら,メジャー更新(例えば2.0.x版から2.1.y版)では,新しい翻訳や修正が導入される可能性は大いにあります.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-第1.3.0版以来、テキストクラス自体の中でフロート(
+第1.3.0版以来,テキストクラス自体の中でフロート(
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
・\SpecialChar ldots
-)を定義することが可能となり、かつ必要となりました。標準的なフロートは
+)を定義することが可能となり,かつ必要となりました.標準的なフロートは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルに含まれているので、作業中のレイアウトファイルに
+ファイルに含まれているので,作業中のレイアウトファイルに
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-と加えるだけで済むことも多いでしょう。\SpecialChar LyX
-に同梱されているAGUクラスのように、それ以外のフロート型を提供するテキストクラスを実装するには、以下の情報が役立つであり
-ましょう。
+と加えるだけで済むことも多いでしょう.\SpecialChar LyX
+に同梱されているAGUクラスのように,それ以外のフロート型を提供するテキストクラスを実装するには,以下の情報が役立つであり
+ましょう.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-=!htbpH] このフロート型に許可された配置用の選択肢。値は、配置文字からなる文字列です。使用できる文字には、
+=!htbpH] このフロート型に許可された配置用の選択肢.値は,配置文字からなる文字列です.使用できる文字には,
\emph on
h
\emph default
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-)があります。文字列中の文字の順序は関係ありません。配置の選択肢を与えない場合には、文字列として
+)があります.文字列中の文字の順序は関係ありません.配置の選択肢を与えない場合には,文字列として
\emph on
none
\emph default
-を与えてください。
+を与えてください.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph default
-] フロートを、\SpecialChar LaTeX
+] フロートを,\SpecialChar LaTeX
パッケージの
\family typewriter
rotfloat
\family default
- (横向きフロート)を使って回転させることを許可するか否かを指定。フロートにこの機能をサポートさせないときには、
+ (横向きフロート)を使って回転させることを許可するか否かを指定.フロートにこの機能をサポートさせないときには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を指定してください。
+を指定してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph default
-] このフロートに、二段組段落において段落をまたぐ、星付き版があるか否かを定義。フロートにこの機能をサポートさせないときには、
+] このフロートに,二段組段落において段落をまたぐ,星付き版があるか否かを定義.フロートにこの機能をサポートさせないときには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を指定してください。
+を指定してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] 図などのリストを含む外部ファイルのファイル拡張子名。\SpecialChar LaTeX
-がキャプションを書き込むファイルです。
+] 図などのリストを含む外部ファイルのファイル拡張子名.\SpecialChar LaTeX
+がキャプションを書き込むファイルです.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] メニューとキャプションに使用される文字列。babelが使用される場合には、これは現在の言語に翻訳されます。
+] メニューとキャプションに使用される文字列.babelが使用される場合には,これは現在の言語に翻訳されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- これらは、XHTML出力で使用されます。
+ これらは,XHTML出力で使用されます.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:XHTML出力のタグ"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] フロートがドキュメントクラス中に既に定義されているのか、あるいは\SpecialChar LaTeX
+] フロートがドキュメントクラス中に既に定義されているのか,あるいは\SpecialChar LaTeX
パッケージ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を読み込む必要があり、そのファイル内のものを使用して、オン・ザ・フライで定義するかを示します。既定は
+を読み込む必要があり,そのファイル内のものを使用して,オン・ザ・フライで定義するかを示します.既定は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で、この場合
+で,この場合
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用します。\SpecialChar LaTeX
-ドキュメントクラス中に既に定義されているときには、
+を使用します.\SpecialChar LaTeX
+ドキュメントクラス中に既に定義されているときには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に設定しなくてはなりません。
+に設定しなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] この型のフロートの一覧を生成するのに使用するコマンド。頭部の「
+] この型のフロートの一覧を生成するのに使用するコマンド.頭部の「
\backslash
-」は書きません。
+」は書きません.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が偽の時には、このコマンドを生成する標準的な方法はないので、これは
+が偽の時には,このコマンドを生成する標準的な方法はないので,これは
\emph on
必ず
\emph default
-指定しなくてはなりません。
+指定しなくてはなりません.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が真の時は、標準的な方法が存在するので、これは無視されます。
+が真の時は,標準的な方法が存在するので,これは無視されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] この種類のフロート一覧(図一覧・表一覧など)に使用される見出し。\SpecialChar LyX
-中では、これは画面上のラベルとして使用されます。また、見出しとして使用するために、La\SpecialChar TeX
+] この種類のフロート一覧(図一覧・表一覧など)に使用される見出し.\SpecialChar LyX
+中では,これは画面上のラベルとして使用されます.また,見出しとして使用するために,La\SpecialChar TeX
に渡さ
-れ、XHTML出力でも見出しとして使用されます。これは、文書言語に翻訳されます。
+れ,XHTML出力でも見出しとして使用されます.これは,文書言語に翻訳されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] この(非必須の)引数は、このクラスのフロートが文書中のある節単位ごとに番号を振り直されるべきかどうかを規定します。例えば、
+] この(非必須の)引数は,このクラスのフロートが文書中のある節単位ごとに番号を振り直されるべきかどうかを規定します.例えば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」に指定されていれば、フロートは章ごとに番号が振り直されます。
+」に指定されていれば,フロートは章ごとに番号が振り直されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] このクラスのフロートの既定の配置法。文字列は、標準的な\SpecialChar LaTeX
-表記に従い、
+] このクラスのフロートの既定の配置法.文字列は,標準的な\SpecialChar LaTeX
+表記に従い,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ならば上部(top)、
+ならば上部(top),
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ならば下部(bottom)、
+ならば下部(bottom),
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ならばページ(page)、
+ならばページ(page),
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
\SpecialChar LaTeX
-同様、文字列中でのこれらの文字の順序は関係ありません。
+同様,文字列中でのこれらの文字の順序は関係ありません.
\end_layout
\end_inset
-。これらの他に新しい型
+.これらの他に新しい型
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-があり、これはフロートを「ここ」に置いていいけれども他の場所はだめ、というものなので、本当はフロートにあるものではありません。しかし、
+があり,これはフロートを「ここ」に置いていいけれども他の場所はだめ,というものなので,本当はフロートにあるものではありません.しかし,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-指定子は特別なものであり、その細かい実装上の理由で、組み込み以外のフロート型では使用することができません。これが何を意味するかおわかりにならない場合には、代わり
+指定子は特別なものであり,その細かい実装上の理由で,組み込み以外のフロート型では使用することができません.これが何を意味するかおわかりにならない場合には,代わり
に「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」を指定してください。
+」を指定してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この型のフロートを参照する際、生成されるラベルに使用する前置句。これによって、整形参照を使用することができるようになります。コピーした様式が設定した
+] この型のフロートを参照する際,生成されるラベルに使用する前置句.これによって,整形参照を使用することができるようになります.コピーした様式が設定した
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、特別な文字列「OFF」(すべて大文字)を使えば、いつでも削除することができます。
+は,特別な文字列「OFF」(すべて大文字)を使えば,いつでも削除することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-を使用してフロートを定義する際に使用される様式。
+を使用してフロートを定義する際に使用される様式.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] プログラムやアルゴリズムのような、フロートの新しいクラス「型」。適切な
+] プログラムやアルゴリズムのような,フロートの新しいクラス「型」.適切な
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の後で、
+の後で,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-といったコマンドが利用できます。
+といったコマンドが利用できます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このフロートが、クラスファイルやパッケージ中で、\SpecialChar LaTeX
+] このフロートが,クラスファイルやパッケージ中で,\SpecialChar LaTeX
パッケージ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が提供しているものを使用して定義されているのか、\SpecialChar LyX
-自身がオン・ザ・フライで定義しているのかを示します。
+が提供しているものを使用して定義されているのか,\SpecialChar LyX
+自身がオン・ザ・フライで定義しているのかを示します.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-型のフロートを定義すると、自動的に
+型のフロートを定義すると,自動的に
\emph on
対応する
\emph default
\end_inset
-名カウンタが定義されます。
+名カウンタが定義されます.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-自由差込枠には次の3種類があります。
+自由差込枠には次の3種類があります.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-)。これは、
+).これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
などの\SpecialChar LaTeX
-コマンドに対応した意味論的マークアップを定義するものです。
+コマンドに対応した意味論的マークアップを定義するものです.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-)。これは、\SpecialChar TeX
-コードや脚註などに似たユーザ設定の折りたたみ式差込枠を定義するのに使用することができます。わかりやすい例はendnote差込枠で、これは
+).これは,\SpecialChar TeX
+コードや脚註などに似たユーザ設定の折りたたみ式差込枠を定義するのに使用することができます.わかりやすい例はendnote差込枠で,これは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-モジュール中で定義されています。
+モジュール中で定義されています.
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-)。DocBookクラスで使用するものです。
+).DocBookクラスで使用するものです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-自由差込枠は、以下で説明する
+自由差込枠は,以下で説明する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグを使用して定義されます。
+タグを使用して定義されます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-タグは、もう一つ別の機能も提供します。これを使えば、いろいろな種類の差込枠全体のレイアウトを設定するのに使用することができるのです。現在のところ、
+タグは,もう一つ別の機能も提供します.これを使えば,いろいろな種類の差込枠全体のレイアウトを設定するのに使用することができるのです.現在のところ,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は自由差込枠を定義することの他に、脚註・傍註・註釈差込枠・\SpecialChar TeX
+は自由差込枠を定義することの他に,脚註・傍註・註釈差込枠・\SpecialChar TeX
コード(ERT)差込枠・派生枝・リスト・索引・ボックス・表・アルゴリズム・URL・キャプションをユーザ
-ー定義するのに使用されます。
+ー定義するのに使用されます.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-定義は以下の形の行では始まらなくてはなりません。
+定義は以下の形の行では始まらなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_inset
-は、レイアウトを定義しようとしている差込枠を指し、4つの場合があります。
+は,レイアウトを定義しようとしている差込枠を指し,4つの場合があります.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-既存の差込枠のレイアウトを変更する場合。この場合、
+既存の差込枠のレイアウトを変更する場合.この場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-自由差込枠のレイアウトを定義する場合。この場合、
+自由差込枠のレイアウトを定義する場合.この場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の形でなくてはなりません。ここで、
+の形でなくてはなりません.ここで,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、既存の自由差込枠で使用されていない有効な識別子であれば、何でも構いません。識別子には空白を入れることもできますが、この場合には全体を引用符で囲まなくてはなり
-ません。自由差込枠の定義には、この定義がどの差込枠型なのか宣言するために、
+は,既存の自由差込枠で使用されていない有効な識別子であれば,何でも構いません.識別子には空白を入れることもできますが,この場合には全体を引用符で囲まなくてはなり
+ません.自由差込枠の定義には,この定義がどの差込枠型なのか宣言するために,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-項目が含まれていなくてはならないことに注意してください。
+項目が含まれていなくてはならないことに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-ユーザー定義派生枝を定義する場合。この場合、
+ユーザー定義派生枝を定義する場合.この場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」の形でなくてはなりません。ここで、
+」の形でなくてはなりません.ここで,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、ユーザーの文書で定義されている有効な派生枝名です。派生枝名には空白を入れても構いませんが、その場合は派生枝全体を引用符で囲まなくてはなりません。この機能の主
-な目的は、ユーザーの必要に応じて、特定の派生枝を\SpecialChar LaTeX
-がくるむことができるようにすることです。
+は,ユーザーの文書で定義されている有効な派生枝名です.派生枝名には空白を入れても構いませんが,その場合は派生枝全体を引用符で囲まなくてはなりません.この機能の主
+な目的は,ユーザーの必要に応じて,特定の派生枝を\SpecialChar LaTeX
+がくるむことができるようにすることです.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-ユーザー(またはクラス)定義のキャプションを定義する場合。この場合、
+ユーザー(またはクラス)定義のキャプションを定義する場合.この場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」の形でなくてはなりません。ここで、
+」の形でなくてはなりません.ここで,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、メニューに表示されるキャプション名です。応用例については、標準キャプション(
+は,メニューに表示されるキャプション名です.応用例については,標準キャプション(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)、若しくはKOMA-Scriptクラスのクラス定義キャプション(
+),若しくはKOMA-Scriptクラスのクラス定義キャプション(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)、
+),
\family sans
多言語キャプション
\family default
\end_inset
-)をご覧ください。
+)をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-定義には以下の項目を入れることができます。
+定義には以下の項目を入れることができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 現在のレイアウトに関連付けられたコマンドまたは環境の引数番号を定義します。定義は
+] 現在のレイアウトに関連付けられたコマンドまたは環境の引数番号を定義します.定義は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で閉じなくてはなりません。詳細は
+で閉じなくてはなりません.詳細は
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 言語コマンドを変更するプリアンブル。
+ 言語コマンドを変更するプリアンブル.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式の国際化"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 差込枠の背景色。使用できる色名一覧は
+] 差込枠の背景色.使用できる色名一覧は
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "chap:色名"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 差込枠を閉じた際、差込枠の内容をラベルとして使用するか否か。既定値は偽です。
+] 差込枠を閉じた際,差込枠の内容をラベルとして使用するか否か.既定値は偽です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- [<型>] 段落様式と同様です。
+ [<型>] 段落様式と同様です.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照のこと。完全な型を指定する必要があることに注意してください。例:
+参照のこと.完全な型を指定する必要があることに注意してください.例:
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-。
+.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落を設定するのに、段落設定ダイアログをユーザが使えるかどうかを指定します。
+] 段落を設定するのに,段落設定ダイアログをユーザが使えるかどうかを指定します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 差込枠の枠とボタンをレンダリングするのに使用する様式を指定するもので、
+ 差込枠の枠とボタンをレンダリングするのに使用する様式を指定するもので,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のいずれかを指定することができます。脚註は通常
+のいずれかを指定することができます.脚註は通常
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用し、\SpecialChar TeX
+を使用し,\SpecialChar TeX
コード差込枠は通常
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-、文字様式は
+,文字様式は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用します。
+を使用します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の時のみ意味をもちます。環境を、出力中で独立して出力させるか、周囲のテキストとインラインで出力させるかを示します。偽にすると、\SpecialChar LaTeX
-環境は、
+の時のみ意味をもちます.環境を,出力中で独立して出力させるか,周囲のテキストとインラインで出力させるかを示します.偽にすると,\SpecialChar LaTeX
+環境は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグの後の空白(改行文字を含む)を無視するものと仮定します。
+タグの後の空白(改行文字を含む)を無視するものと仮定します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-宣言を閉じるのに必要です。
+宣言を閉じるのに必要です.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph on
両方に
\emph default
-使用されるフォントです。
+使用されるフォントです.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-を参照。このフォントを定義すると自動的に
+を参照.このフォントを定義すると自動的に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-も同じ値に定義されるので、これらを別々の値にしたいときは、これを先に定義してから後に
+も同じ値に定義されるので,これらを別々の値にしたいときは,これを先に定義してから後に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を定義しなくてはならないことに注意してください。
+を定義しなくてはならないことに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-コードの訳出後の内容が固定幅エンコーディングを持つように強制するか否か。これは、
+コードの訳出後の内容が固定幅エンコーディングを持つように強制するか否か.これは,
\family typewriter
listings
\family default
-のように、
+のように,
\family sans
utf8
\family default
などの可変幅エンコーディングでは機能しない特殊な\SpecialChar LaTeX
-パッケージのために必要です。この設定は、Xe\SpecialChar TeX
+パッケージのために必要です.この設定は,Xe\SpecialChar TeX
やLua\SpecialChar TeX
のようなUnicodeを完全に解する\SpecialChar LaTeX
バックエンドを使用してい
-る場合には、無視されます。
+る場合には,無視されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] babel使用時に、常にローカルフォント切替(
+] babel使用時に,常にローカルフォント切替(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)を使い、グローバル切替(
+)を使い,グローバル切替(
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-など)は使わない。
+など)は使わない.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] たとえば\SpecialChar TeX
-コードやURLで「latex」言語が「左から右」(ラテン式)出力になるように強制します。うまく機能しません。
+コードやURLで「latex」言語が「左から右」(ラテン式)出力になるように強制します.うまく機能しません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] \SpecialChar LaTeX
-出力において、この差込枠が開始する前と終了する後に、改行を強制します。これは、解析上の目的のために、差込枠が単独行に出力されるように保証します。
+出力において,この差込枠が開始する前と終了する後に,改行を強制します.これは,解析上の目的のために,差込枠が単独行に出力されるように保証します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] PlainLayoutを使用するべきなのか、それともユーザが差込枠で使用されている段落様式を変更できるのかを指定します。既定値は偽です。
+] PlainLayoutを使用するべきなのか,それともユーザが差込枠で使用されている段落様式を変更できるのかを指定します.既定値は偽です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落様式と同様。
+] 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- これらは、XHTML出力で使用されます。
+ これらは,XHTML出力で使用されます.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:XHTML出力のタグ"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 「文書構造」ペイン用に出力される文字列に、この差込枠の内容を含めるかどうか。たとえば、節見出しの脚註の内容が、文書構造の目次に表示されることは望まないでしょ
-うが、通常、文字様式の内容は表示されることを望むでしょう。既定値は偽、すなわち含めません。
+] 「文書構造」ペイン用に出力される文字列に,この差込枠の内容を含めるかどうか.たとえば,節見出しの脚註の内容が,文書構造の目次に表示されることは望まないでしょ
+うが,通常,文字様式の内容は表示されることを望むでしょう.既定値は偽,すなわち含めません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落様式と同様。
+] 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- ラベルに使用されるフォント。第
+ ラベルに使用されるフォント.第
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-節を参照。非効率を回避するため、この定義は
+節を参照.非効率を回避するため,この定義は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の前には決して現れてはなりません。
+の前には決して現れてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\lang english
\lang japanese
-ボタンなどに差込枠のラベルとして表示されるもの。差込枠型によっては(\SpecialChar TeX
-コードや派生枝)、ラベルが動的に変更されます。
+ボタンなどに差込枠のラベルとして表示されるもの.差込枠型によっては(\SpecialChar TeX
+コードや派生枝),ラベルが動的に変更されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 言語依存のプリアンブル。
+ 言語依存のプリアンブル.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式の国際化"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
] 対応する\SpecialChar LaTeX
-関連物の名称。環境名ないしはコマンド名。
+関連物の名称.環境名ないしはコマンド名.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-関連物の非必須パラメータ。
+関連物の非必須パラメータ.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のような括弧対を含む。このパラメータは\SpecialChar LyX
+のような括弧対を含む.このパラメータは\SpecialChar LyX
内部から変更することはできません(変更可能なパラメータには
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください)。これは、全ての\SpecialChar LaTeX
+を使用してください).これは,全ての\SpecialChar LaTeX
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の後にそのままの形で出力されます。
+の後にそのままの形で出力されます.
\end_layout
\begin_layout Description
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-これらのルールはSGMLクラスにも適用されるので、
+これらのルールはSGMLクラスにも適用されるので,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の名称は、少しミスリーディングかもしれません。特定の例については、SGMLクラスファイルを見てください。
+の名称は,少しミスリーディングかもしれません.特定の例については,SGMLクラスファイルを見てください.
\end_layout
\end_inset
-。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+.
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
- は、何も特別なことは意味しません
+ は,何も特別なことは意味しません
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
- は、
+ は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_layout
\begin_layout Standard
-上記最後のいくつかをまとめると、\SpecialChar LaTeX
-出力は、\SpecialChar LaTeX
+上記最後のいくつかをまとめると,\SpecialChar LaTeX
+出力は,\SpecialChar LaTeX
型に依存して
\end_layout
\end_layout
\begin_layout Standard
-のようになるか、
+のようになるか,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-となります。
+となります.
\end_layout
\end_deeper
\end_inset
-] 様式の内容の最初に置かれる文字列。出力中の改行は
+] 様式の内容の最初に置かれる文字列.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-(charstyleの定義の終わりなどを示すダミー定義)の各値を取ることができます。この項目は、自由差込枠に必須であり、かつ自由差込枠でしか意味を持ちません。こ
-の項目は、就中、差込枠がどのメニューに表示されるかを決定します。
+(charstyleの定義の終わりなどを示すダミー定義)の各値を取ることができます.この項目は,自由差込枠に必須であり,かつ自由差込枠でしか意味を持ちません.こ
+の項目は,就中,差込枠がどのメニューに表示されるかを決定します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-LyXType
+LyxType
\end_layout
\end_inset
\end_inset
-に設定すると、
+に設定すると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が偽に設定されます。文字様式差込枠で
+が偽に設定されます
+\lang english
+ and
+\lang japanese
+
+\begin_inset Flex Code
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+ForcePlain
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+
+\lang english
+ to true
+\lang japanese
+.文字様式差込枠で
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を真にしたい時には、
+を真にしたい時には
+\lang english
+, or
+\lang japanese
+
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-LyXType
+ForcePlain
+\end_layout
+
+\end_inset
+
+
+\lang english
+ to false
+\lang japanese
+,
+\begin_inset Flex Code
+status collapsed
+
+\begin_layout Plain Layout
+LyxType
\end_layout
\end_inset
\emph on
後に
\emph default
-設定すれば、真に設定することができます。
+設定すれば,真に設定することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この差込枠中に複数の段落を入れることができるかどうか。これは同時に、
+] この差込枠中に複数の段落を入れることができるかどうか.これは同時に,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を同じ値に設定し、
+を同じ値に設定し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を逆の値に設定します。これらは、
+を逆の値に設定します.これらは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\emph on
後に
\emph default
-指定されれば、他の値に指定し直すことができます。既定値は真です。
+指定されれば,他の値に指定し直すことができます.既定値は真です.
\end_layout
\begin_layout Description
\emph on
ありません
\emph default
-)。既定値は偽です。
+).既定値は偽です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-を削除します。
+を削除します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-の名称。これは、
+の名称.これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の改名を、後方互換性を維持しながら行うために用いられます。
+の改名を,後方互換性を維持しながら行うために用いられます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落様式と同様。
+] 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落様式と同様。
+] 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 段落様式と同様。
+ 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この型の差込枠を参照する際、生成されるラベルに使用する前置句。これによって、整形参照を使用することができるようになります。
+] この型の差込枠を参照する際,生成されるラベルに使用する前置句.これによって,整形参照を使用することができるようになります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落様式と同様。
+] 段落様式と同様.
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:段落様式"
\end_inset
-参照。
+参照.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
タグで定義された)この様式の\SpecialChar LaTeX
-引数をリセットします。これは、様式を
+引数をリセットします.これは,様式を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-でコピーし、その(必須及び非必須)引数は継承したくない場合に便利です。
+でコピーし,その(必須及び非必須)引数は継承したくない場合に便利です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この差込枠が周囲の環境と同じフォントを用いるか、独自のフォントを用いるか。既定値は真、すなわち独自のフォントを用います。
+] この差込枠が周囲の環境と同じフォントを用いるか,独自のフォントを用いるか.既定値は真,すなわち独自のフォントを用います.
\begin_inset Note Note
status open
\end_inset
-] 様式の内容の最後に置かれる文字列。出力中の改行は
+] 様式の内容の最後に置かれる文字列.出力中の改行は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で指示できます。
+で指示できます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この差込枠の内容をスペルチェックするか否か。既定値は真です。
+] この差込枠の内容をスペルチェックするか否か.既定値は真です.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-テキストクラスには、カウンタ(
+テキストクラスには,カウンタ(
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
・\SpecialChar ldots
-)を定義することが必要です。標準的なカウンタは
+)を定義することが必要です.標準的なカウンタは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルに含まれているので、作業中のレイアウトファイルに
+ファイルに含まれているので,作業中のレイアウトファイルに
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-と加えるだけで済むことも多いでしょう。しかし自製カウンタを定義したければ、そうすることもできます。カウンタ宣言は、
+と加えるだけで済むことも多いでしょう.しかし自製カウンタを定義したければ,そうすることもできます.カウンタ宣言は,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-で始まらなくてはなりません。ここで「
+で始まらなくてはなりません.ここで「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」は、実際のカウンタ名で置き換えます。また、宣言は「
+」は,実際のカウンタ名で置き換えます.また,宣言は「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」で終わらなくてはなりません。
+」で終わらなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下のパラメータを使用することができます。
+以下のパラメータを使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] カウンタの初期値を設定します。リセットの度にカウンタはこの値に戻ります。通常、既定値1のままで充分でしょう。
+] カウンタの初期値を設定します.リセットの度にカウンタはこの値に戻ります.通常,既定値1のままで充分でしょう.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 定義されていると、ここで指定した文字列がカウンタの表示の仕方を定義します。この値を指定すると、
+ 定義されていると,ここで指定した文字列がカウンタの表示の仕方を定義します.この値を指定すると,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-も同じ値に設定されます。文字列中では、以下の構成要素を使用することができます。
-\begin_inset Separator parbreak
-\end_inset
-
-
+も同じ値に設定されます.文字列中では,以下の構成要素を使用することができます.
\end_layout
\begin_deeper
\end_inset
-は、カウンタ
+は,カウンタ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-)を展開したもので置き換えられます。
+)を展開したもので置き換えられます.
\end_layout
\begin_layout Itemize
-カウンタ値は、\SpecialChar LaTeX
+カウンタ値は,\SpecialChar LaTeX
型マクロ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を用いて表現することができます。ここで
+を用いて表現することができます.ここで
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は以下のいずれかです。
+は以下のいずれかです.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
:I, II, III\SpecialChar ldots
-(大文字ローマ数字)。
+(大文字ローマ数字).
\end_layout
\end_deeper
\end_inset
-が定義されていないときは、既定値は以下のように組み立てられます。このカウンタに親カウンタ
+が定義されていないときは,既定値は以下のように組み立てられます.このカウンタに親カウンタ
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で定義)があるときには、文字列
+で定義)があるときには,文字列
\begin_inset Newline linebreak
\end_inset
\end_inset
-が使用されます。それ以外の場合は、
+が使用されます.それ以外の場合は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が使用されます。
+が使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-と同様ですが、付録で使用するためのものです。
+と同様ですが,付録で使用するためのものです.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] このカウンタの整形参照で使用する書式。たとえば、節番号への参照を「Section
+] このカウンタの整形参照で使用する書式.たとえば,節番号への参照を「Section
\begin_inset space ~
\end_inset
-2.4」のように表示させたい場合には、文字列に「##」を含めます。これは、カウンタ番号で置換されます。したがって、節の場合には「Section ##」のようにしま
-す。
+2.4」のように表示させたい場合には,文字列に「##」を含めます.これは,カウンタ番号で置換されます.したがって,節の場合には「Section ##」のようにしま
+す.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
-] これを別のカウンタ名に設定すると、現在のカウンタは、別のカウンタが増加する毎にリセットされます。たとえば、
+] これを別のカウンタ名に設定すると,現在のカウンタは,別のカウンタが増加する毎にリセットされます.たとえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-毎に番号がリセットされます。
+毎に番号がリセットされます.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-フォント指定は、以下のような形を取ります。
+フォント指定は,以下のような形を取ります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下のコマンドを使用することができます。
+以下のコマンドを使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 有効な引数は、
+] 有効な引数は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。それぞれ、対応する属性を有効にしたり無効にしたりします。
+です.それぞれ,対応する属性を有効にしたり無効にしたりします.
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-たとえば、
+たとえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は強調を有効にし、
+は強調を有効にし,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-はそれを無効にします。もし後者がわかりにくければ、現在のコンテクストのフォント設定は、一般的に周囲のコンテクストから継承していることを思い出してください。ですか
+はそれを無効にします.もし後者がわかりにくければ,現在のコンテクストのフォント設定は,一般的に周囲のコンテクストから継承していることを思い出してください.ですか
ら
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、たとえば定理環境で、何をせずとも有効となっている強調を無効にするのです。
+は,たとえば定理環境で,何をせずとも有効となっている強調を無効にするのです.
\end_layout
\begin_layout Description
\begin_layout Standard
(引用ダイアログやツールチップなどの)\SpecialChar LyX
-内部やXHTML出力において、書誌情報をどのように表示するべきかの叙述には、
+内部やXHTML出力において,書誌情報をどのように表示するべきかの叙述には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックが使用されています。このブロックは、以下のような形をしています。
+ブロックが使用されています.このブロックは,以下のような形をしています.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-上記の各行は、それぞれarticleやbookに関連付けられた書誌情報をどのように表示するべきかを定義するものですが、このような定義は、Bib\SpecialChar TeX
+上記の各行は,それぞれarticleやbookに関連付けられた書誌情報をどのように表示するべきかを定義するものですが,このような定義は,Bib\SpecialChar TeX
ファイル中に存在し
-うる「項目型」すべてについて与えることができます。特定の定義が与えられなければ、\SpecialChar LyX
-は、ソースコード中に定義されている既定書式を使用します。\SpecialChar LyX
-は、いくつかの書式を
+うる「項目型」すべてについて与えることができます.特定の定義が与えられなければ,\SpecialChar LyX
+は,ソースコード中に定義されている既定書式を使用します.\SpecialChar LyX
+は,いくつかの書式を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルで事前定義しており、これはほとんどの\SpecialChar LyX
-文書クラスにインクルードされています。
+ファイルで事前定義しており,これはほとんどの\SpecialChar LyX
+文書クラスにインクルードされています.
\end_layout
\begin_layout Standard
-この定義は、Bib\SpecialChar TeX
-キーをその値で置換できる機能を持った、簡単な言語を使用しています。キーは、
+この定義は,Bib\SpecialChar TeX
+キーをその値で置換できる機能を持った,簡単な言語を使用しています.キーは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-記号でくくらなくてはなりません。したがって、簡単な定義は以下のようになります。
+記号でくくらなくてはなりません.したがって,簡単な定義は以下のようになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、「著者名・コンマ・引用に囲まれたタイトル・終止符」を出力します。
+これは,「著者名・コンマ・引用に囲まれたタイトル・終止符」を出力します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もちろん、キーが存在するときのみ、キーを出力したい時があるはずです。このようなときには
+もちろん,キーが存在するときのみ,キーを出力したい時があるはずです.このようなときには
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のように、条件付きの構成を使用することができます。これは、
+のように,条件付きの構成を使用することができます.これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\begin_inset space ~
\end_inset
-」とvolumeキーを出力するという意味です。また、
+」とvolumeキーを出力するという意味です.また,
\begin_inset Newline newline
\end_inset
\begin_inset Newline newline
\end_inset
-のように、条件の中にelse節を含めることも可能です。ここでは、もし
+のように,条件の中にelse節を含めることも可能です.ここでは,もし
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーが存在するならば出力され、そうでなければeditorキーと「,
+キーが存在するならば出力され,そうでなければeditorキーと「,
\begin_inset space ~
\end_inset
-ed.」が出力されます。ここでもキーは、
+ed.」が出力されます.ここでもキーは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-記号でくくられていることに注意してください。条件全体は、波括弧で囲まれています。if節およびelse節は、「
+記号でくくられていることに注意してください.条件全体は,波括弧で囲まれています.if節およびelse節は,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」の二重角括弧で囲まれています。これらすべてのあいだには,空白は入ってはなりません。
+」の二重角括弧で囲まれています.これらすべてのあいだには,空白は入ってはなりません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-もう一つ、定義中で使用することのできる文法として、
+もう一つ,定義中で使用することのできる文法として,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-という形をしたものがあります。これは、「リッチテキスト」を生成するときに使われる整形情報を定義するものです。当然のことながら、平文を書き出すときには、HTMLタ
-グを出力させたくはありませんから、HTMLタグは「
+という形をしたものがあります.これは,「リッチテキスト」を生成するときに使われる整形情報を定義するものです.当然のことながら,平文を書き出すときには,HTMLタ
+グを出力させたくはありませんから,HTMLタグは「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」でくるんでやらなくてはならないのです。
+」でくるんでやらなくてはならないのです.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-ブロックでは、他に2つの特殊な定義が可能です。一つめの例としては、
+ブロックでは,他に2つの特殊な定義が可能です.一つめの例としては,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-といった例が挙げられます。これは、短縮形ないしはマクロであり、
+といった例が挙げられます.これは,短縮形ないしはマクロであり,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のように、これがキーであるかのように扱って使用することができます。\SpecialChar LyX
-は、
+のように,これがキーであるかのように扱って使用することができます.\SpecialChar LyX
+は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を、そこで定義されているものを扱う場合と同じように取り扱います。ですから、明白な警告を敢えてさせて頂くと、
+を,そこで定義されているものを扱う場合と同じように取り扱います.ですから,明白な警告を敢えてさせて頂くと,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-のようなことはしないでください。\SpecialChar LyX
-は、無限ループに陥るようなことはありませんが、諦めるまでに長いループに入るかもしれません。
+のようなことはしないでください.\SpecialChar LyX
+は,無限ループに陥るようなことはありませんが,諦めるまでに長いループに入るかもしれません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-特殊な定義の二つめは、
+特殊な定義の二つめは,
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-のようなものです。これは、文字列の翻訳可能な部分を定義するもので、書誌情報中の関連部分が翻訳されるようにすることができます。
+のようなものです.これは,文字列の翻訳可能な部分を定義するもので,書誌情報中の関連部分が翻訳されるようにすることができます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のように、これをキーとして扱って、定義の中に入れることもできます。これらのうちいくつかは、
+のように,これをキーとして扱って,定義の中に入れることもできます.これらのうちいくつかは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-中に事前定義されています。これは、上記で述べたような意味でのマクロではないことに注意してください。
+中に事前定義されています.これは,上記で述べたような意味でのマクロではないことに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-以下は、これらの機能を全て使った例です。
+以下は,これらの機能を全て使った例です.
\begin_inset VSpace defskip
\end_inset
\begin_inset VSpace defskip
\end_inset
-これは、
+これは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーが定義されているならば、著者とコンマを出力し、
+キーが定義されているならば,著者とコンマを出力し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーが定義されておらず、
+キーが定義されておらず,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-キーが定義されているならば、編集者名の後に
+キーが定義されているならば,編集者名の後に
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ないしはその翻訳(既定では「ed.」)を出力します。これは実は
+ないしはその翻訳(既定では「ed.」)を出力します.これは実は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の中で定義されていますので、このファイルをまず読みこめば、ご自身の定義ないしは再定義の中で使用することができます。
+の中で定義されていますので,このファイルをまず読みこめば,ご自身の定義ないしは再定義の中で使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Section
\begin_layout Standard
\SpecialChar LaTeX
-やDocBookと同様、\SpecialChar LyX
-のXHTML出力の書式も、レイアウト情報によって制御することができます。一般的に、\SpecialChar LyX
-は適切な既定値を提供し、前述したように、他のレイアウト
-タグに基づいて、既定のCSSスタイルの構成まで行ないます。たとえば、章見出しを適切に整形するためのCSSを書き出すために、\SpecialChar LyX
-は、章様式の
+やDocBookと同様,\SpecialChar LyX
+のXHTML出力の書式も,レイアウト情報によって制御することができます.一般的に,\SpecialChar LyX
+は適切な既定値を提供し,前述したように,他のレイアウト
+タグに基づいて,既定のCSSスタイルの構成まで行ないます.たとえば,章見出しを適切に整形するためのCSSを書き出すために,\SpecialChar LyX
+は,章様式の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-宣言で提供されている情報を利用しようと試みます。
+宣言で提供されている情報を利用しようと試みます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-したがって、多くの場合、使いたい環境やユーザ設定差込枠などのために満足のいくXHTML出力を得るために、まったく何もしなくてよいことになるでしょう。しかしながら
-、これが必要になる場合もあるので、\SpecialChar LyX
-は、生成されるXHTMLやCSSをカスタマイズするために使用できるレイアウトタグを、たくさん提供しています。
+したがって,多くの場合,使いたい環境やユーザ設定差込枠などのために満足のいくXHTML出力を得るために,まったく何もしなくてよいことになるでしょう.しかしながら
+,これが必要になる場合もあるので,\SpecialChar LyX
+は,生成されるXHTMLやCSSをカスタマイズするために使用できるレイアウトタグを,たくさん提供しています.
\end_layout
\begin_layout Standard
-様式宣言や差込枠宣言の外で使用することができるタグに、
+様式宣言や差込枠宣言の外で使用することができるタグに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の2つがあることに注意してください。これらの詳細については、
+の2つがあることに注意してください.これらの詳細については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:汎用テキストクラスパラメータ"
\end_inset
-をご覧ください。
+をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-が段落のために出力するXHTMLの種類は、通常の段落を取り扱っているのか、コマンドを取り扱っているのか、あるいは環境を取り扱っているのかに依存し、これは対応する
+が段落のために出力するXHTMLの種類は,通常の段落を取り扱っているのか,コマンドを取り扱っているのか,あるいは環境を取り扱っているのかに依存し,これは対応する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグの内容によって決定されます。
+タグの内容によって決定されます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-コマンドや通常の段落の場合には、XHTML出力は以下の形になります。
+コマンドや通常の段落の場合には,XHTML出力は以下の形になります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-もちろん、段落にラベルがなければ、ラベルタグは省略することができます。
+もちろん,段落にラベルがなければ,ラベルタグは省略することができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-環境のうち、リストの変種でないものに関しては、XHTMLは以下の形を取ります。
+環境のうち,リストの変種でないものに関しては,XHTMLは以下の形を取ります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
->環境ラベル</labeltag>最初の段落。
+>環境ラベル</labeltag>最初の段落.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
-<itemtag>二つめの段落。</itemtag>
+<itemtag>二つめの段落.</itemtag>
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ラベルは、たとえば定理の場合にそうであるように、最初の段落にだけ出力されることに注意してください。
+ラベルは,たとえば定理の場合にそうであるように,最初の段落にだけ出力されることに注意してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-リストに関しては、次のような形になります。
+リストに関しては,次のような形になります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
->リストのラベル</labeltag>最初の項目。</itemtag>
+>リストのラベル</labeltag>最初の項目.</itemtag>
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
->リストのラベル</labeltag>二つめの項目。</itemtag>
+>リストのラベル</labeltag>二つめの項目.</itemtag>
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
->最初の項目。</itemtag>
+>最初の項目.</itemtag>
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_inset
-の順序が違っていることに注意してください。どちらの順序になるかは、
+の順序が違っていることに注意してください.どちらの順序になるかは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の設定に依存します。もし
+の設定に依存します.もし
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が偽であれば(既定値)、最初のケースのようになり、これが真であれば、二番めのケースのように、labelがitemの外側に来るようになります。
+が偽であれば(既定値),最初のケースのようになり,これが真であれば,二番めのケースのように,labelがitemの外側に来るようになります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-各段落の特定のタグ出力や属性出力は、以下に述べるようなレイアウトタグを使って制御することができます。しかしながら、前述のように、多くの場合、\SpecialChar LyX
+各段落の特定のタグ出力や属性出力は,以下に述べるようなレイアウトタグを使って制御することができます.しかしながら,前述のように,多くの場合,\SpecialChar LyX
は適切な既定値を生成
-するので、たいしたことをしなくても、望ましいXHTML出力を得ることができるということになるはずです。ここで利用出来るタグは、自分の好みにあわせて微調整する目的
-でここにあるものと考えてください。
+するので,たいしたことをしなくても,望ましいXHTML出力を得ることができるということになるはずです.ここで利用出来るタグは,自分の好みにあわせて微調整する目的
+でここにあるものと考えてください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します。たとえば、「
+] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します.たとえば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」のようなものです。既定においては、\SpecialChar LyX
+」のようなものです.既定においては,\SpecialChar LyX
は「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」と出力します。ここで
+」と出力します.ここで
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、レイアウトの\SpecialChar LyX
-名であり、chapterのように小文字で記述します。
+は,レイアウトの\SpecialChar LyX
+名であり,chapterのように小文字で記述します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で追加情報が明示的に与えられているときでも、\SpecialChar LyX
-がこのレイアウト用に生成する既定CSS情報を出力するか否か。これを
+で追加情報が明示的に与えられているときでも,\SpecialChar LyX
+がこのレイアウト用に生成する既定CSS情報を出力するか否か.これを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-にすると、生成されたCSSを完全に上書きする代わりに、変更したり追加したりすることができます。既定値は
+にすると,生成されたCSSを完全に上書きする代わりに,変更したり追加したりすることができます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 環境の段落に使用されるタグ。上記各例の
+] 環境の段落に使用されるタグ.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。既定値は
+を置き換えます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] itemタグの属性。既定値は
+] itemタグの属性.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。ここには、様式情報は含まれては
+です.ここには,様式情報は含まれては
\emph on
なりません
\emph default
-。その目的のためには、
+.その目的のためには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください。
+を使用してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 段落と項目ラベルに使用されるタグ。上記各例の
+] 段落と項目ラベルに使用されるタグ.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。
+を置き換えます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の時は、既定値は
+の時は,既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ですが、それ以外の時の既定値は
+ですが,それ以外の時の既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] labelタグの属性。既定値は
+] labelタグの属性.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。ここには、様式情報は含まれては
+です.ここには,様式情報は含まれては
\emph on
なりません
\emph default
-。その目的のためには、
+.その目的のためには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用してください。
+を使用してください.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このタグは、リスト関係環境でのみ意味を持ち、labelタグが、itemタグの前に出力されるか、中に出力されるかを制御します。これは、たとえば、descrip
-tion環境の中で、
+] このタグは,リスト関係環境でのみ意味を持ち,labelタグが,itemタグの前に出力されるか,中に出力されるかを制御します.これは,たとえば,descrip
+tion環境の中で,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-という形を得るために使用されます。既定値は
+という形を得るために使用されます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で、labelタグはitemタグの中に出力されます。
+で,labelタグはitemタグの中に出力されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この様式が使用されたときに、
+ この様式が使用されたときに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-セクションに出力される情報。これは、たとえば、
+セクションに出力される情報.これは,たとえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックをインクルードするのに使用することができます。
+ブロックをインクルードするのに使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この様式が使用されたときに、インクルードするCSSスタイル情報。これは、レイアウトが生成する
+ この様式が使用されたときに,インクルードするCSSスタイル情報.これは,レイアウトが生成する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックで自動的に包まれますので、CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です。
+ブロックで自動的に包まれますので,CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で閉じなくてはなりません。
+で閉じなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 主幹ラベルに使用されるタグ。上記各例の
+] 主幹ラベルに使用されるタグ.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。既定値は
+を置き換えます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この様式が、XHTMLファイルの
+] この様式が,XHTMLファイルの
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-タグを生成するのに使用する様式であるという印をつけます。既定値は偽です。
+タグを生成するのに使用する様式であるという印をつけます.既定値は偽です.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルでは、
+ファイルでは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-環境のこの項目を真に設定しています。
+環境のこの項目を真に設定しています.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-差込枠のXHTML出力も、レイアウトファイル内の情報によって制御することができます
+差込枠のXHTML出力も,レイアウトファイル内の情報によって制御することができます
\begin_inset Foot
status collapsed
\begin_layout Plain Layout
-現在のところ、これは「テキスト」差込枠(中に書き込みができる差込枠)にのみ有効で、「コマンド」差込枠(ダイアログボックスに関連付けられた差込枠)には適用されませ
-ん。
+現在のところ,これは「テキスト」差込枠(中に書き込みができる差込枠)にのみ有効で,「コマンド」差込枠(ダイアログボックスに関連付けられた差込枠)には適用されませ
+ん.
\end_layout
\end_inset
-。ここでも、\SpecialChar LyX
-は適切な既定値を提供しようと試み、既定のCSS様式を構成します。しかし、すべてカスタマイズ可能です。
+.ここでも,\SpecialChar LyX
+は適切な既定値を提供しようと試み,既定のCSS様式を構成します.しかし,すべてカスタマイズ可能です.
\end_layout
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-が差込枠用に出力するXHTMLは、以下の形を取ります。
+が差込枠用に出力するXHTMLは,以下の形を取ります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\begin_inset Quotes erd
\end_inset
->差込枠の内容。</innertag>
+>差込枠の内容.</innertag>
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_inset
-が真—ならば、差込枠の内容は、それ自身段落として出力され、それらの段落に用いられる様式(標準、引用など)を用いて整形されます。もちろん、段落にラベルがなければ、
-labelタグは省略され、ラベルがあれば、現在のところ、つねに
+が真—ならば,差込枠の内容は,それ自身段落として出力され,それらの段落に用いられる様式(標準,引用など)を用いて整形されます.もちろん,段落にラベルがなければ,
+labelタグは省略され,ラベルがあれば,現在のところ,つねに
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-が用いられます。innerタグは非必須であり、既定では出力されません。各差込枠用に出力される特定のタグや属性は、以下のレイアウトタグによって制御することができま
-す。
+が用いられます.innerタグは非必須であり,既定では出力されません.各差込枠用に出力される特定のタグや属性は,以下のレイアウトタグによって制御することができま
+す.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します。たとえば、「
+] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します.たとえば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」のようなものです。既定においては、\SpecialChar LyX
+」のようなものです.既定においては,\SpecialChar LyX
は「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」と出力します。ここで
+」と出力します.ここで
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、差込枠の\SpecialChar LyX
-名であり、小文字で記述します。アルファベットや数字以外の文字は、アンダースコアに置き換えられます。
+は,差込枠の\SpecialChar LyX
+名であり,小文字で記述します.アルファベットや数字以外の文字は,アンダースコアに置き換えられます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-で追加情報が明示的に与えられているときでも、\SpecialChar LyX
-がこのレイアウト用に生成する既定CSS情報を出力するか否か。これを
+で追加情報が明示的に与えられているときでも,\SpecialChar LyX
+がこのレイアウト用に生成する既定CSS情報を出力するか否か.これを
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-にすると、生成されたCSSを完全に上書きする代わりに、変更したり追加したりすることができます。既定値は
+にすると,生成されたCSSを完全に上書きする代わりに,変更したり追加したりすることができます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] innerタグの属性。既定値は
+] innerタグの属性.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] innerタグです。上記各例の
+] innerタグです.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。既定値はなしです。
+を置き換えます.既定値はなしです.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] この差込枠が(脚註のように)独立した文字列ブロックを表すのか、それとも、(派生枝のように)周囲の文字列の中に取り込まれる素材を表すのか。既定値は1です。
+] この差込枠が(脚註のように)独立した文字列ブロックを表すのか,それとも,(派生枝のように)周囲の文字列の中に取り込まれる素材を表すのか.既定値は1です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 場合によっては、カウンタへの参照を含む、この差込枠のラベル。たとえば、脚註用には
+] 場合によっては,カウンタへの参照を含む,この差込枠のラベル.たとえば,脚註用には
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-など。これは非必須であり、既定値はありません。
+など.これは非必須であり,既定値はありません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この様式が使用されたときに、
+ この様式が使用されたときに,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-セクションに出力される情報。これは、たとえば、
+セクションに出力される情報.これは,たとえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックをインクルードするのに使用することができます。
+ブロックをインクルードするのに使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この様式が使用されたときに、インクルードするCSSスタイル情報。これは、レイアウトが生成する
+ この様式が使用されたときに,インクルードするCSSスタイル情報.これは,レイアウトが生成する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックで自動的に包まれますので、CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です。
+ブロックで自動的に包まれますので,CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 主幹ラベルに使用されるタグ。上記各例の
+] 主幹ラベルに使用されるタグ.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。既定値は
+を置き換えます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-の設定に依存し、
+の設定に依存し,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-、偽ならば
+,偽ならば
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-です。
+です.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-フロートのXHTML出力も、レイアウトファイル内の情報によって制御することができます。出力は、以下の形を取ります。
+フロートのXHTML出力も,レイアウトファイル内の情報によって制御することができます.出力は,以下の形を取ります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
-フロートの内容。
+フロートの内容.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-キャプションは、存在している場合には、独立した差込枠となり、そのような形で出力されます。その外観は、キャプション差込枠のInsetLayoutで制御することがで
-きます。
+キャプションは,存在している場合には,独立した差込枠となり,そのような形で出力されます.その外観は,キャプション差込枠のInsetLayoutで制御することがで
+きます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します。たとえば、「
+] 主幹タグと共に出力される属性情報を指定します.たとえば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」のようなものです。既定においては、\SpecialChar LyX
+」のようなものです.既定においては,\SpecialChar LyX
は「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」と出力します。ここで
+」と出力します.ここで
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-は、フロート宣言で定義された(
+は,フロート宣言で定義された(
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フロート"
\end_inset
-参照)、この型のフロートの\SpecialChar LyX
-名です。ただし、これは小文字に変換され、アルファベットや数字でない文字はアンダースコアに変換されます。例:float-table。
+参照),この型のフロートの\SpecialChar LyX
+名です.ただし,これは小文字に変換され,アルファベットや数字でない文字はアンダースコアに変換されます.例:float-table.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このフロートが使用されたときに、インクルードするCSSスタイル情報。これは、レイアウトが生成する
+ このフロートが使用されたときに,インクルードするCSSスタイル情報.これは,レイアウトが生成する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックで自動的に包まれますので、CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です。
+ブロックで自動的に包まれますので,CSS自体をインクルードするだけで大丈夫です.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
-] このフロートに使用されるタグ。上記各例の
+] このフロートに使用されるタグ.上記各例の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を置き換えます。既定値は
+を置き換えます.既定値は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-であり、ほとんどの場合変更する必要はありません。
+であり,ほとんどの場合変更する必要はありません.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-書誌情報は、
+書誌情報は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ブロックを使用して整形することができます。詳細については、
+ブロックを使用して整形することができます.詳細については,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:引用書式指定"
\end_inset
-を参照してください。
+を参照してください.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-は、提供されている他のレイアウト情報に基づいて、差込枠と段落様式の両方の既定CSS様式ルールを生成ということすることを、これまでに何度か触れました。この節では、\SpecialChar LyX
+は,提供されている他のレイアウト情報に基づいて,差込枠と段落様式の両方の既定CSS様式ルールを生成ということすることを,これまでに何度か触れました.この節では,\SpecialChar LyX
-がどのレイアウト情報を、どのように使うのか、ひとこと述べておきたいと思います。
+がどのレイアウト情報を,どのように使うのか,ひとこと述べておきたいと思います.
\end_layout
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-は、現在のところ、
+は,現在のところ,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を利用して、フォント情報についてのみCSSを自動生成します(
+を利用して,フォント情報についてのみCSSを自動生成します(
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "subsec:フォント指定"
\end_inset
-を参照)。この変換は、きわめて分かりやすく自明です。たとえば、「
+を参照).この変換は,きわめて分かりやすく自明です.たとえば,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」になります。\SpecialChar LyX
-の寸法とCSSの寸法のあいだの対応は、少し複雑ですが、それでも直感的に分かります。詳細については、
+」になります.\SpecialChar LyX
+の寸法とCSSの寸法のあいだの対応は,少し複雑ですが,それでも直感的に分かります.詳細については,
\begin_inset Flex URL
status collapsed
\end_inset
-関数をご覧ください。
+関数をご覧ください.
\end_layout
\begin_layout Chapter
status open
\begin_layout Plain Layout
-【警告】本説明書のこの部分は、しばらく更新されていません。もちろんまだ正確であることを期待していますが、保証の限りではありません。
+【警告】本説明書のこの部分は,しばらく更新されていません.もちろんまだ正確であることを期待していますが,保証の限りではありません.
\end_layout
\end_inset
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-外部のソースから素材を使用する方法は、取扱説明書『
+外部のソースから素材を使用する方法は,取扱説明書『
\emph on
埋込オブジェクト篇
\emph default
-』で詳細にカバーされています。本章は、新種の素材を取り込む際に、舞台裏で何をする必要があるかをカバーします。
+』で詳細にカバーされています.本章は,新種の素材を取り込む際に,舞台裏で何をする必要があるかをカバーします.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-外部素材の機能は、ひな型の概念に基づいています。ひな型は、\SpecialChar LyX
-がある型の素材とどのように橋渡しをするべきかを指定するものです。同梱物として、\SpecialChar LyX
-は、Xfigの図や、様々
-なラスター形式画像、チェス棋譜、LilyPond楽譜用のひな型を事前に定義されたものとして含んでいます。実際に何が入っているかは、
+外部素材の機能は,ひな型の概念に基づいています.ひな型は,\SpecialChar LyX
+がある型の素材とどのように橋渡しをするべきかを指定するものです.同梱物として,\SpecialChar LyX
+は,Xfigの図や,様々
+なラスター形式画像,チェス棋譜,LilyPond楽譜用のひな型を事前に定義されたものとして含んでいます.実際に何が入っているかは,
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-メニューで見ることができます。さらに、特定の型の素材をサポートするのに、自分自身のひな型を作成することも可能です。後でどのようなことをすればいいか詳細に説明しま
-すが、できればあなたが作ったすべてのひな型を投稿して、我々が\SpecialChar LyX
-の後の版に取り込むことができるようにしてくださることを希望します。
+メニューで見ることができます.さらに,特定の型の素材をサポートするのに,自分自身のひな型を作成することも可能です.後でどのようなことをすればいいか詳細に説明しま
+すが,できればあなたが作ったすべてのひな型を投稿して,我々が\SpecialChar LyX
+の後の版に取り込むことができるようにしてくださることを希望します.
\end_layout
\begin_layout Standard
-外部素材の機能におけるもう一つの基本的な発想は、最終素材の元となるオリジナルファイルと、書き出された文書や印刷された文書に取り込むための生成ファイルとを区別して
-いることです。たとえば、
+外部素材の機能におけるもう一つの基本的な発想は,最終素材の元となるオリジナルファイルと,書き出された文書や印刷された文書に取り込むための生成ファイルとを区別して
+いることです.たとえば,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で作成した図の場合を考えてみましょう。Xfigアプリケーション自体は、
+で作成した図の場合を考えてみましょう.Xfigアプリケーション自体は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-拡張子を持つオリジナルファイルを操作します。Xfigで図を作成したり変更したりして、作業が終われば
+拡張子を持つオリジナルファイルを操作します.Xfigで図を作成したり変更したりして,作業が終われば
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルに保存します。この図をお使いの文書に取り込みたいときには、\SpecialChar LaTeX
-ファイルにそのままインクルードできるように、
+ファイルに保存します.この図をお使いの文書に取り込みたいときには,\SpecialChar LaTeX
+ファイルにそのままインクルードできるように,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を呼び出してPostScriptファイルを生成します。この場合には、
+を呼び出してPostScriptファイルを生成します.この場合には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルがオリジナルファイルであり、PostScriptファイルが生成ファイルになります。
+ファイルがオリジナルファイルであり,PostScriptファイルが生成ファイルになります.
\end_layout
\begin_layout Standard
-この区別は、文書を執筆している最中に、素材を更新することができるようにするために重要です。さらに、これによって、複数の書き出し書式をサポートするために必要な柔軟
-性が提供されます。たとえば、平文テキストファイルの場合には、図を生のPostScriptファイルとして取り込むのは、とても褒められた発想とはいえません。むしろ、
-その図への参照だけを含めるか、最終出力が実際の画像に近いものとなるように画像からASCIIへの変換子を呼び出したいと考えることでしょう。\SpecialChar LyX
+この区別は,文書を執筆している最中に,素材を更新することができるようにするために重要です.さらに,これによって,複数の書き出し書式をサポートするために必要な柔軟
+性が提供されます.たとえば,平文テキストファイルの場合には,図を生のPostScriptファイルとして取り込むのは,とても褒められた発想とはいえません.むしろ,
+その図への参照だけを含めるか,最終出力が実際の画像に近いものとなるように画像からASCIIへの変換子を呼び出したいと考えることでしょう.\SpecialChar LyX
の外部素材マネジメントは
-、\SpecialChar LyX
-がサポートする各書き出し書式別に仕分けしているので、ユーザがこれを行うことが可能となっています。
+,\SpecialChar LyX
+がサポートする各書き出し書式別に仕分けしているので,ユーザがこれを行うことが可能となっています.
\end_layout
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-の外部素材マネジメントは、書き出し書式によって異なる生成物をサポートすることの他に、編集・閲覧アプリケーションを緊密に統合することもサポートします。Xfigの図
-の場合には、\SpecialChar LyX
-の外部素材ダイアログからシングルクリックでオリジナルファイルをXfigで開くことができ、ダブルクリックすることで生成されたPostScriptファイ
-ルをGhostviewで閲覧することができます。もうコマンドラインをもてあそんだり、オリジナルファイルや生成ファイルがどこにあるか探したり変更を加えるためにファ
-イルブラウザをいじくり回す必要はないのです。このようにして、文書を執筆する際に必要となる多くのアプリケーションを最大限に利用し、最終的により生産性を上げることが
-できるようになるのです。
+の外部素材マネジメントは,書き出し書式によって異なる生成物をサポートすることの他に,編集・閲覧アプリケーションを緊密に統合することもサポートします.Xfigの図
+の場合には,\SpecialChar LyX
+の外部素材ダイアログからシングルクリックでオリジナルファイルをXfigで開くことができ,ダブルクリックすることで生成されたPostScriptファイ
+ルをGhostviewで閲覧することができます.もうコマンドラインをもてあそんだり,オリジナルファイルや生成ファイルがどこにあるか探したり変更を加えるためにファ
+イルブラウザをいじくり回す必要はないのです.このようにして,文書を執筆する際に必要となる多くのアプリケーションを最大限に利用し,最終的により生産性を上げることが
+できるようになるのです.
\end_layout
\begin_layout Section
\begin_layout Standard
\SpecialChar LyX
-に自製の外用ひな型を付け加えるのは、比較的簡単です。しかしながら、これを不用心に行ってしまうと、たいていの場合、簡単に濫用されてしまうようなセキュリティホールを
-作ってしまいがちであることを心に留めておいてください。したがって、これを実行に移す前に、
+に自製の外用ひな型を付け加えるのは,比較的簡単です.しかしながら,これを不用心に行ってしまうと,たいていの場合,簡単に濫用されてしまうようなセキュリティホールを
+作ってしまいがちであることを心に留めておいてください.したがって,これを実行に移す前に,
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
reference "sec:セキュリティに関する論点"
\end_inset
-のセキュリティに関する議論を読んでおいてください。
+のセキュリティに関する議論を読んでおいてください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-このことに言及した上で、あなたが作成した面白いひな型は、ぜひ投稿してください。
+このことに言及した上で,あなたが作成した面白いひな型は,ぜひ投稿してください.
\end_layout
\begin_layout Standard
-外用ひな型は、
+外用ひな型は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルで定義されています。自分用の版を
+ファイルで定義されています.自分用の版を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に置くこともできます。
+に置くこともできます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-典型的なひな型は以下のようになります。
+典型的なひな型は以下のようになります.
\end_layout
\begin_layout LyX-Code
\end_layout
\begin_layout Standard
-ご覧の通り、ひな型は
+ご覧の通り,ひな型は
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で閉じられます。ひな型には、一般的な設定を行うヘッダ部と、サポートされている主要な文書ファイル形式の設定を行う
+で閉じられます.ひな型には,一般的な設定を行うヘッダ部と,サポートされている主要な文書ファイル形式の設定を行う
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-部があります。
+部があります.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
このひな型で扱うファイルを\SpecialChar LyX
-が生成しなくてはならないか否か。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。
+が生成しなくてはならないか否か.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 望むファイル群を表示するために、ファイルダイアログで使用するフィルタ用globパターン。2つ以上のファイル拡張子があり得る場合(たとえば、tgifには
+ 望むファイル群を表示するために,ファイルダイアログで使用するフィルタ用globパターン.2つ以上のファイル拡張子があり得る場合(たとえば,tgifには
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-があります)、「
+があります),「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」の様なパターンを使用してください。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。
+」の様なパターンを使用してください.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- この文字列はボタン上に表示されます。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。
+ この文字列はボタン上に表示されます.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 外部素材ダイアログで使用されるヘルプ文。このひな型がユーザに何を提供できるのか、ユーザに説明するのに十分な情報を盛り込んでください。このコマンドは、一度だけ必
-ず現れなくてはなりません。
+ 外部素材ダイアログで使用されるヘルプ文.このひな型がユーザに何を提供できるのか,ユーザに説明するのに十分な情報を盛り込んでください.このコマンドは,一度だけ必
+ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- オリジナルファイルのファイル形式。これは、\SpecialChar LyX
+ オリジナルファイルのファイル形式.これは,\SpecialChar LyX
が知っている書式名でなくてはなりません(
\begin_inset CommandInset ref
LatexCommand ref
\end_inset
-参照)。このひな型が、2つ以上の書式のオリジナルファイルを取り扱える場合は、「
+参照).このひな型が,2つ以上の書式のオリジナルファイルを取り扱える場合は,「
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-」を使用してください。この場合、\SpecialChar LyX
-はファイル形式を推定するために、ファイル自体に詮索を試みます。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。
+」を使用してください.この場合,\SpecialChar LyX
+はファイル形式を推定するために,ファイル自体に詮索を試みます.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このひな型の(他と重複しない)名称。代入マクロを含めてはなりません(下記参照)。
+ このひな型の(他と重複しない)名称.代入マクロを含めてはなりません(下記参照).
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、このひな型がどのような変換をサポートしているかを指定します。これは全く登場しなくても1回以上現れても構いません。このコマンドは、外部素材ダイア
-ログ中の対応するタブを使用可能にします。
+ このコマンドは,このひな型がどのような変換をサポートしているかを指定します.これは全く登場しなくても1回以上現れても構いません.このコマンドは,外部素材ダイア
+ログ中の対応するタブを使用可能にします.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンド一つずつに応じて、
+コマンド一つずつに応じて,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-部に、対応する
+部に,対応する
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドを置かなくてはなりません。これを行わないと、この書式での変換はサポートされません。
+コマンドを置かなくてはなりません.これを行わないと,この書式での変換はサポートされません.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_inset
- この書式定義が定める主要な文書ファイル形式。すべてのひな型が、全文書ファイル形式に対して意味のある表示ができるわけではありません。それでも、全書式に対して
+ この書式定義が定める主要な文書ファイル形式.すべてのひな型が,全文書ファイル形式に対して意味のある表示ができるわけではありません.それでも,全書式に対して
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-部を定義してください。表示する方法がないときは、ダミーテキストを使用してください。これによって、書き出した文書内で、少なくとも外部素材への参照を見ることができる
-ようになります。
+部を定義してください.表示する方法がないときは,ダミーテキストを使用してください.これによって,書き出した文書内で,少なくとも外部素材への参照を見ることができる
+ようになります.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、
+ このコマンドは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を新たに定義します。
+を新たに定義します.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-自体にも代入マクロを使うことができます。
+自体にも代入マクロを使うことができます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を直接使用するよりも優れた点は、
+を直接使用するよりも優れた点は,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-に代入された値が、その文書書式で有効な非必須引数となるように健全化されることです。このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません。
+に代入された値が,その文書書式で有効な非必須引数となるように健全化されることです.このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 書き出された文書に挿入される文。実のところ、これが最も重要なコマンドであり、とても複雑になることがあります。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません
-。
+ 書き出された文書に挿入される文.実のところ,これが最も重要なコマンドであり,とても複雑になることがあります.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません
+.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、\SpecialChar LaTeX
-プリアンブルに入れるプリアンブル片を指定します。これは
+ このコマンドは,\SpecialChar LaTeX
+プリアンブルに入れるプリアンブル片を指定します.これは
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使用して定義しなくてはなりません。このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません。
+を使用して定義しなくてはなりません.このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、変換過程で生成され、特定の書き出し書式に必要とされるファイルを示します。ファイル名が相対パスである場合には、親文書に対する相対パスとして解釈さ
-れます。このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません。
+ このコマンドは,変換過程で生成され,特定の書き出し書式に必要とされるファイルを示します.ファイル名が相対パスである場合には,親文書に対する相対パスとして解釈さ
+れます.このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
必要とされる\SpecialChar LaTeX
-パッケージ名。パッケージは、\SpecialChar LaTeX
+パッケージ名.パッケージは,\SpecialChar LaTeX
プリアンブル中で
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使って取り込まれます。このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません。
+を使って取り込まれます.このコマンドは全く登場しなくても1回以上現れても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、回転用に、組み込みの\SpecialChar LaTeX
-コマンドを使用するように指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,回転用に,組み込みの\SpecialChar LaTeX
+コマンドを使用するように指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、伸縮用に、組み込みの\SpecialChar LaTeX
-コマンドを使用するように指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,伸縮用に,組み込みの\SpecialChar LaTeX
+コマンドを使用するように指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、回転が非必須引数を通じて行われるように指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,回転が非必須引数を通じて行われるように指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、伸縮が非必須引数を通じて行われるように指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,伸縮が非必須引数を通じて行われるように指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、切り抜きが非必須引数を通じて行われるように指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,切り抜きが非必須引数を通じて行われるように指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このコマンドは、追加の非必須引数を使用することを指定します。このコマンドは、1回現れても全く現れなくても構いません。
+ このコマンドは,追加の非必須引数を使用することを指定します.このコマンドは,1回現れても全く現れなくても構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 変換されたファイルのファイル形式。これは、\SpecialChar LyX
+ 変換されたファイルのファイル形式.これは,\SpecialChar LyX
が知っている書式名でなくてはなりません(
\begin_inset Flex MenuItem
status collapsed
\end_inset
-ダイアログを参照)。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。得られるファイル形式がPDFの場合、書式
+ダイアログを参照).このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.得られるファイル形式がPDFの場合,書式
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を指定する必要があります。これは画像取り込みに用いられるPDF計四機です。他の定義済みPDF形式は文書書き出し用のものです。
+を指定する必要があります.これは画像取り込みに用いられるPDF計四機です.他の定義済みPDF形式は文書書き出し用のものです.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 変換されたファイルのファイル名。ファイル名は絶対パスでなくてはなりません。このコマンドは、一度だけ必ず現れなくてはなりません。
+ 変換されたファイルのファイル名.ファイル名は絶対パスでなくてはなりません.このコマンドは,一度だけ必ず現れなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Subsection
\end_layout
\begin_layout Standard
-外用ひな型設定ファイルには、
+外用ひな型設定ファイルには,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-で囲んだプリアンブル定義を追加することができます。これらの定義は、ひな型の
+で囲んだプリアンブル定義を追加することができます.これらの定義は,ひな型の
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-部で使用することができます。
+部で使用することができます.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-外部素材機構が外部プログラムを呼び出すときには、ひな型設定ファイルで定義されたコマンドにしたがって行われます。これらのコマンドには、実行前に展開されるマクロをい
-ろいろ入れることができます。実行は、つねに元の文書があるディレクトリで行われます。
+外部素材機構が外部プログラムを呼び出すときには,ひな型設定ファイルで定義されたコマンドにしたがって行われます.これらのコマンドには,実行前に展開されるマクロをい
+ろいろ入れることができます.実行は,つねに元の文書があるディレクトリで行われます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-また、外部素材が表示されるときにはいつでも、その名称は代入機構によって組み立てられ、ひな型定義中の他のほとんどのコマンドも代入をサポートしています。
+また,外部素材が表示されるときにはいつでも,その名称は代入機構によって組み立てられ,ひな型定義中の他のほとんどのコマンドも代入をサポートしています.
\end_layout
\begin_layout Standard
-使用できるマクロは以下の通りです。
+使用できるマクロは以下の通りです.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このマクロは、
+ このマクロは,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-と云う名のファイルの中身を展開します。
+と云う名のファイルの中身を展開します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- これは、ファイルがJPEG形式の場合は、文字列「jpg」となり、それ以外では文字列「png」となります。これは、PNG形式とJPEG形式の両方をサポートする出
-力形式に対して、不必要な変換を行うことを避けるのに役立ちます。事前設定されているラスター画像ひな形は、pdf\SpecialChar TeX
-出力形式に対してこのマクロを使用します。
+ これは,ファイルがJPEG形式の場合は,文字列「jpg」となり,それ以外では文字列「png」となります.これは,PNG形式とJPEG形式の両方をサポートする出
+力形式に対して,不必要な変換を行うことを避けるのに役立ちます.事前設定されているラスター画像ひな形は,pdf\SpecialChar TeX
+出力形式に対してこのマクロを使用します.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 外部素材ダイアログで指定されたファイルのファイル名。これは\SpecialChar LyX
-文書への絶対パスでも良いですし、相対パスでも構いません。
+ 外部素材ダイアログで指定されたファイルのファイル名.これは\SpecialChar LyX
+文書への絶対パスでも良いですし,相対パスでも構いません.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- このマクロは、システムディレクトリの絶対パスを展開します。これは、典型的には、\SpecialChar LyX
-に同梱されているヘルパースクリプト群を示したりするのに使用されます。
+ このマクロは,システムディレクトリの絶対パスを展開します.これは,典型的には,\SpecialChar LyX
+に同梱されているヘルパースクリプト群を示したりするのに使用されます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 元の文書が閉じられたり、挿入されていた外部素材が削除されたりすると自動的に削除される一時ファイルのフルパスとファイル名。
+ 元の文書が閉じられたり,挿入されていた外部素材が削除されたりすると自動的に削除される一時ファイルのフルパスとファイル名.
\end_layout
\begin_layout Standard
-パスを示すマクロはすべて最後のディレクトリ区切りも含んでいますので、たとえば絶対パスのファイル名を
+パスを示すマクロはすべて最後のディレクトリ区切りも含んでいますので,たとえば絶対パスのファイル名を
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-のようにして作ることができます。
+のようにして作ることができます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-上記マクロは、特記しない限りはすべてのコマンドで代入が行われます。
+上記マクロは,特記しない限りはすべてのコマンドで代入が行われます.
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドが有効にされている場合、
+コマンドが有効にされている場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドは、これらに加えて以下の代入もサポートします。
+コマンドは,これらに加えて以下の代入もサポートします.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 伸縮コマンドの前置部。
+ 伸縮コマンドの前置部.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 伸縮コマンドの後置部。
+ 伸縮コマンドの後置部.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 回転コマンドの前置部。
+ 回転コマンドの前置部.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 回転コマンドの後置部。
+ 回転コマンドの後置部.
\end_layout
\begin_layout Standard
\end_inset
-コマンドの値に入れる文字列では、
+コマンドの値に入れる文字列では,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-コマンドが有効にされていれば、以下の代入もサポートされます。
+コマンドが有効にされていれば,以下の代入もサポートされます.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 切り抜きオプション。
+ 切り抜きオプション.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 追加オプション。
+ 追加オプション.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 伸縮オプション。
+ 伸縮オプション.
\end_layout
\begin_layout Description
\end_inset
- 回転オプション。
+ 回転オプション.
\end_layout
\begin_layout Standard
-どうしてこんなに多くのパス関連マクロがあるのか不思議に思われるかもしれません。主に以下の二つの理由があります。
+どうしてこんなに多くのパス関連マクロがあるのか不思議に思われるかもしれません.主に以下の二つの理由があります.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
-相対ファイル名と絶対ファイル名は、それぞれ相対的あるいは絶対的なままで維持されなくてはなりません。ユーザにはどちらかの形を好む理由があるのかもしれません。たとえ
-ば相対名は、いろいろなマシンで作業をする持ち運び用の文書で役立ちます。絶対名は、プログラムによっては必要とされることがあり得ます。
+相対ファイル名と絶対ファイル名は,それぞれ相対的あるいは絶対的なままで維持されなくてはなりません.ユーザにはどちらかの形を好む理由があるのかもしれません.たとえ
+ば相対名は,いろいろなマシンで作業をする持ち運び用の文書で役立ちます.絶対名は,プログラムによっては必要とされることがあり得ます.
\end_layout
\begin_layout Enumerate
\SpecialChar LaTeX
-は、相対ファイル名に関して、\SpecialChar LyX
-や入れ子にした取り込みファイル中の他のプログラムとは異なった取り扱いを行います。\SpecialChar LyX
-にとって相対ファイル名とは、常にこのファイル名が書か
-れている文書に対して相対的なものになります。\SpecialChar LaTeX
-にとっての相対ファイル名は、常に親文書に対するものになります。これら二つの定義は、一つの文書しかないときには同じです
-が、部分文書を含む親文書があるときには異なったものとなってきます。つまり、相対ファイル名は、\SpecialChar LaTeX
-に提示されるときに変換されなくてはならないのです。幸い、正しいマクロ
-を選びさえすれば、これは\SpecialChar LyX
-が自動的に行ってくれます。
+は,相対ファイル名に関して,\SpecialChar LyX
+や入れ子にした取り込みファイル中の他のプログラムとは異なった取り扱いを行います.\SpecialChar LyX
+にとって相対ファイル名とは,常にこのファイル名が書か
+れている文書に対して相対的なものになります.\SpecialChar LaTeX
+にとっての相対ファイル名は,常に親文書に対するものになります.これら二つの定義は,一つの文書しかないときには同じです
+が,部分文書を含む親文書があるときには異なったものとなってきます.つまり,相対ファイル名は,\SpecialChar LaTeX
+に提示されるときに変換されなくてはならないのです.幸い,正しいマクロ
+を選びさえすれば,これは\SpecialChar LyX
+が自動的に行ってくれます.
\end_layout
\begin_layout Standard
-すると、新しく作ったひな型定義では、どのパス関連マクロを使うべきでしょうか。このルールは難しくありません。つまり、
+すると,新しく作ったひな型定義では,どのパス関連マクロを使うべきでしょうか.このルールは難しくありません.つまり,
\end_layout
\begin_layout Itemize
\end_inset
-を使う。
+を使う.
\end_layout
\begin_layout Itemize
-代入された文字列が、\SpecialChar LaTeX
-インプットの一種である場合には、
+代入された文字列が,\SpecialChar LaTeX
+インプットの一種である場合には,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使う。
+を使う.
\end_layout
\begin_layout Itemize
-それ以外ならば、ユーザの選択を尊重するために
+それ以外ならば,ユーザの選択を尊重するために
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-を使う。
+を使う.
\end_layout
\begin_layout Standard
-このルールが機能せずに、たとえば相対名が必要となる特殊な場合もありますが、通常、上記でうまく動作します。特殊例の例としては、上述のXFigひな型での
+このルールが機能せずに,たとえば相対名が必要となる特殊な場合もありますが,通常,上記でうまく動作します.特殊例の例としては,上述のXFigひな型での
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-というコマンドがあります。この場合、
+というコマンドがあります.この場合,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-ファイルの複写子は、ファイル内容を書き換えるのに相対名を必要とするために、絶対名を使用することができないのです。
+ファイルの複写子は,ファイル内容を書き換えるのに相対名を必要とするために,絶対名を使用することができないのです.
\end_layout
\begin_layout Section
\end_layout
\begin_layout Standard
-外部素材機能は、多くの外部プログラムとの橋渡しをし、しかもそれを自動的に行うので、そのセキュリティ面での帰結を考慮しなくてはなりません。特に、ユーザは好きなファ
-イル名やパラメータ文字列を含めることが許されていて、しかもそれらがコマンドに展開されるので、ユーザが文書を閲覧したり印刷したりしたときに、任意のコマンドを実行す
-ることができるような悪意ある文書を作成することが可能となりましょう。これは、我々がぜひとも避けたいことなのです。
+外部素材機能は,多くの外部プログラムとの橋渡しをし,しかもそれを自動的に行うので,そのセキュリティ面での帰結を考慮しなくてはなりません.特に,ユーザは好きなファ
+イル名やパラメータ文字列を含めることが許されていて,しかもそれらがコマンドに展開されるので,ユーザが文書を閲覧したり印刷したりしたときに,任意のコマンドを実行す
+ることができるような悪意ある文書を作成することが可能となりましょう.これは,我々がぜひとも避けたいことなのです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-しかしながら、外部プログラムコマンドはひな型設定ファイルでのみ指定されているので、\SpecialChar LyX
-が安全なひな型でのみ適切に設定されているならば、セキュリティ上の問題は発生しま
-せん。これは、外部プログラムが
+しかしながら,外部プログラムコマンドはひな型設定ファイルでのみ指定されているので,\SpecialChar LyX
+が安全なひな型でのみ適切に設定されているならば,セキュリティ上の問題は発生しま
+せん.これは,外部プログラムが
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-システムコールではなく、
+システムコールではなく,
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-システムコールで呼び出されているため、ファイル名やパラメータ部からシェル経由で任意のコマンドを実行することはできないためです。
+システムコールで呼び出されているため,ファイル名やパラメータ部からシェル経由で任意のコマンドを実行することはできないためです.
\end_layout
\begin_layout Standard
-これは、外部素材ひな型でどのようなコマンド文字列を使用することのできるかについて、制限があることを意味します。特に、パイプやリダイレクトはそのまま使用することは
-できません。これは、\SpecialChar LyX
-の安全性を維持するためにそうしなくてはならないのです。もしシェル機能の一部を使用したいとすると、これを完全に統御の下においたまま行う安全なス
-クリプトを書いた上で、このスクリプトをコマンド文字列から呼び出すようにしなくてはなりません。
+これは,外部素材ひな型でどのようなコマンド文字列を使用することのできるかについて,制限があることを意味します.特に,パイプやリダイレクトはそのまま使用することは
+できません.これは,\SpecialChar LyX
+の安全性を維持するためにそうしなくてはならないのです.もしシェル機能の一部を使用したいとすると,これを完全に統御の下においたまま行う安全なス
+クリプトを書いた上で,このスクリプトをコマンド文字列から呼び出すようにしなくてはなりません.
\end_layout
\begin_layout Standard
-シェルと直接やりとりするひな型を設計することは可能ではありますが、悪意のあるユーザが狡猾なファイル名やパラメータを書くことによって、任意のコマンドを実行できるよ
-うになるため、一般的には、統御下に置いた状態で
+シェルと直接やりとりするひな型を設計することは可能ではありますが,悪意のあるユーザが狡猾なファイル名やパラメータを書くことによって,任意のコマンドを実行できるよ
+うになるため,一般的には,統御下に置いた状態で
\begin_inset Flex Code
status collapsed
\end_inset
-システムコールを使用する安全なスクリプトのみを使用することをお勧めします。確かに、管理された環境下で使用する分には、通常のシェルスクリプトを使用する方に流れる誘
-惑はあります。そうした場合には、お使いのシステムに簡単に濫用することのできるセキュリティホールを、
+システムコールを使用する安全なスクリプトのみを使用することをお勧めします.確かに,管理された環境下で使用する分には,通常のシェルスクリプトを使用する方に流れる誘
+惑はあります.そうした場合には,お使いのシステムに簡単に濫用することのできるセキュリティホールを,
\emph on
間違いなく
\emph default
-導入することを理解しておいてください。オープンソースの伝統に従って、私たちは人々に新しいひな型を投稿してくれるよう促していますが、そのような安全でないひな型はL
-yXの標準頒布版には取り入れるべきでないとすることには当然の正当性があります。公式の頒布チャンネルから出荷されている\SpecialChar LyX
-には、安全でないひな型は決して入っていません
-。
+導入することを理解しておいてください.オープンソースの伝統に従って,私たちは人々に新しいひな型を投稿してくれるよう促していますが,そのような安全でないひな型はL
+yXの標準頒布版には取り入れるべきでないとすることには当然の正当性があります.公式の頒布チャンネルから出荷されている\SpecialChar LyX
+には,安全でないひな型は決して入っていません
+.
\end_layout
\begin_layout Standard
-外部素材を含めることで強力な力を手に入れることができますが、この力とともにセキュリティ上の危険を導入してしまわないように気をつける必要があります。無防備なスクリ
-プトのたった一行に入り込んだ、ちょっとしたエラーが、巨大なセキュリティ上の問題に扉を開きうるのです。したがって、もしこの問題を完全に理解していないならば、特定の
-ひな型が安全であるかどうか疑問がある際には、知識豊富なセキュリティの専門家か、\SpecialChar LyX
-開発チームに相談してみてください。そしてこの相談は、管理されていない環境下でこれを
-使用する前に、行うようにしてください。
+外部素材を含めることで強力な力を手に入れることができますが,この力とともにセキュリティ上の危険を導入してしまわないように気をつける必要があります.無防備なスクリ
+プトのたった一行に入り込んだ,ちょっとしたエラーが,巨大なセキュリティ上の問題に扉を開きうるのです.したがって,もしこの問題を完全に理解していないならば,特定の
+ひな型が安全であるかどうか疑問がある際には,知識豊富なセキュリティの専門家か,\SpecialChar LyX
+開発チームに相談してみてください.そしてこの相談は,管理されていない環境下でこれを
+使用する前に,行うようにしてください.
\end_layout
\begin_layout Chapter
\end_layout
\begin_layout Standard
-ここに列挙されている色は標準色であり、\SpecialChar LyX
-設定で調整できるものです。
+ここに列挙されている色は標準色であり,\SpecialChar LyX
+設定で調整できるものです.
\end_layout
\begin_layout Description